上 下
980 / 1,299

第908回。リアルバースデーの過ごし方

しおりを挟む
というわけで7月18日はお誕生日でした。
お誕生日当日に公開される記事を事前に書いてしまい、お誕生日に書いている記事が後日公開される。そんなエッセイ。
しょーがないじゃん小説家になろう、公開しちゃった記事の入れ替えとか大変なんだもん。あっちをコピペしてこっちに移して、こっちを移してコピペして。
なんか
コピペ
っていうタイトルの歌、あったよね。何年か前に馬鹿力で流してたのを今なんとなく思い出した。誰のどんな曲だったかは忘れてしまった。

さてお誕生日当日。
フツーに仕事、それも9月20日までの引継ぎ開始3日目。まず朝6時半に出社して早出するぶんの作業を済ませる。2件配達。
その後、いったん帰社して2年か3年にいっぺんしかない注文を寄越す、どえらい狭いとこを入ってく客のところへ行くことに。まだあまりよく知らない人の事なのでどうしようかと思っているところだったけど、すれ違いどころか横幅ギリギリの狭い道を、ダッシュで先まで見に行って合図で誘導してくれたりするのでちょっと安心。向こうは歩み寄ってくれているのかも知れない。まあ、この段階で遠ざかられても困るけど…。
自分も10年ぐらい前に、えっちらおっちらこの仕事を始めていたので最初はこんなものだっただろうと思えば別に驚かないけど、やっぱりこれから自分も勝手の違うところへ行くと思うと、むしろ今こうやって仕事を覚えて貰う立場でいることが不思議でならない。いい気になってないで、むしろ初心を思い出して頑張らねば。
と殊勝なことを言ってみる。
そんなわけであまりスマホを触らずに過ごしているけど、お祝いのDMやライン、リプライにメールを頂いております。
ありがとうございました。
朝と夜に、あくまでさりげなくツイートしたところ沢山のリプライを頂きまして。嬉しい限りです。
メキシコ時代の先輩、プロレスラーの松山勘十郎座長からもお祝いの連絡をいただきました。そしてさらにその大先輩からも粋なメッセージが…さすが男(セニョール)は多くを語らない。
ケーキの絵文字がひとつ。
空の勇者、かっこいーーー!!グアポスグアポス。
ありがとうございました。

コレを書いている間にも沢山お寄せいただきまして。
お返事を書きながらコレを書いております。
一年で今日くらいは、そんな贅沢な嬉しい日があってもいいかなと思いますし、また来年もあったらいいなと思うので来年までは生きようと思います。

家に帰る時間になって雨が降り出して、そのままなし崩し的に土砂降りに。なんでしょうね、なんかこう飲んでたりご飯食べ行ったり、もしくはどっちかの家に遊びに行ったら両方ともなんとなく満更じゃないんだけどウダウダしてるあいだになし崩し的セックス、みたいな。そんで燃えちゃったみたいな。そういう土砂降り。
家に帰ると湿度が凄い。家のなかを泳いでいるぐらい、お風呂場との空気感がシームレス。むしろスチーム増す。
んで遂にエアコンを稼働させる。確か先月の初めだったか5月末ぐらいの、やたらめったら暑かった時にちょっと入れたっきりどうにか使わなかったエアコン。
今年も解禁されました。我が家では。
涼しいのなんの。というか湿度が下がって快適快適。

そういえば高度2000メートルの、乾季でカラッとしてるナウカルパンから帰国してきた次の日。時差ぼけ(と他いろいろなキモチ)で一睡もできずに家の前の自販機でジュース買おうと思って玄関を出たときにも
うわっ泳いでるみてえだ
と思うような、まとわりつくような湿気を感じたなあ。
ちょうど13年前の今頃の時期だったな。
いや、今年で14年前になったんだっけ。

クレイジーケンバンドのィ横山剣さんの話の中に、よく香港や東南アジアの国に降り立った瞬間の描写があるけども。椎名誠さんの旅行記にも書いてあった。
とにかくアジアの空気は湿度。まとわりつくような湿気があるのだそうな。
そりゃそうだろうな、今だってそうなんだもん。
もっと暑くて、もっと雨の多い場所じゃ猶更だろう。雨と湿度の多い暑い国の匂い。一度嗅いでみたいものだ。香港とかプサンとか行ってみたい。現実には名古屋とか大阪行くのもひと苦労だから、もう少し生活の質を上げなくてはならないけど。海外旅行と現実逃避は、なかなか両立しないな。

メキシコからすれば日本も十分そんな感じなんだろうな。そう考えると校長は毎回、どんな感じで帰国の肌触りを感じていらっしゃるんだろう。あんなにアチコチ行っているとわかるようになるのか、それともわからなくなるのか。大した差はない、どこも同じ地球だ、みたいに思うんだろうか。
フツーに昨日までメキシコにいて次の日にイタリアで試合して、東京を経由してメキシコに「戻ってくる」という凄いスケジュールだったなあ。
19の夏からそろそろ倍近く生きているけど、今年は沢山お祝いをして頂けたし、何年か前に生きるのまでやめてなくて良かったなとひそかに思っております。
明日もバカエッセイ書きます。
晩ご飯は久しぶりに煮魚でした。
エッセイ書いてたら雨がやみました。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい

白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。 私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。 「あの人、私が

生意気な女の子久しぶりのお仕置き

恩知らずなわんこ
現代文学
久しくお仕置きを受けていなかった女の子彩花はすっかり調子に乗っていた。そんな彩花はある事から久しぶりに厳しいお仕置きを受けてしまう。

JKがいつもしていること

フルーツパフェ
大衆娯楽
平凡な女子高生達の日常を描く日常の叙事詩。 挿絵から御察しの通り、それ以外、言いようがありません。

♡蜜壺に指を滑り込ませて蜜をクチュクチュ♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショート♡年末まで毎日5本投稿中!!

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

勝負に勝ったので委員長におっぱいを見せてもらった

矢木羽研
青春
優等生の委員長と「勝ったほうが言うことを聞く」という賭けをしたので、「おっぱい見せて」と頼んでみたら……青春寸止めストーリー。

13歳女子は男友達のためヌードモデルになる

矢木羽研
青春
写真が趣味の男の子への「プレゼント」として、自らを被写体にする女の子の決意。「脱ぐ」までの過程の描写に力を入れました。裸体描写を含むのでR15にしましたが、性的な接触はありません。

処理中です...