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第824回。#いいねの数だけ好きなキャラを言う見た人もやりましょう拒否権はない
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8いいねありがとうございます!!
ざっくばらんに申し上げます。
1
プリズ魔
正確には光怪獣プリズ魔。ウルトラ怪獣シリーズにおける芸術品ともいえるデザイン。
アーーーーーーアーーーー
というなんだか物悲しい鳴き声?
あの回そのものも大好きだけど、とにかく私はプリズ魔が好き!
見たことない人に説明するのがちょっと難しいというか、そんなの怪獣なの?と思う人も多いんじゃないか。フツー怪獣ったらゴジラみてえな二足歩行、アンギラスみてえな四足歩行、モチーフも恐竜とかクジラとかゴリラとかトカゲとか…ちょっとひねって植物の怪獣、昆虫やアリ、クモといった虫なんてのがわかりやすい。サボテンの怪獣とかいるし。カニやタコの怪獣なんてのもいる。
が、このプリズ魔は光怪獣といって、本当に光が怪獣になっちゃったものなのだ。ざっくり言うとあんまり凝縮されて濃くなりすぎた光が実体を持ち、光のエネルギーを求めて暴走を始めたのが光怪獣プリズ魔なのだ。だから昼間になると光が満ちるので消えてしまい、夜になると光を求めてどこからともなく出現し、目の前にあるものを片っ端から結晶化光線で光に変えて吸収してしまう。
人間でもコレを浴びると結晶体で体が覆われてやがて消えてしまう。恐ろしいやつだ。
しかし私は何故かコイツが好きで、何度見ても面白い。
姿は超巨大な結晶体そのもので、非常に簡単だ。白い半透明っぽい四角がいくつか積みあがった、バカの遊んだテトリスとかレゴ、もしくはナタデココみたいな感じ。かじると固そうだ。
帰ってきたウルトラマンは他にも前衛的で実験的で、なんとも不思議な魅力にあふれた怪獣がいっぱい出てくるので大好きだ。その話を始めると8つ全部帰りマンの怪獣で終わっちゃうので、とりあえずプリズ魔!
2
巨大魚怪獣ムルチ!!!!
もうこの時点で突っ込みの入らない奴は置いていく。
これも帰りマンの怪獣だからだ。
お話の重さとテーマはさておき、戦うシチュエーションが最高。文句なし。
ムルチという怪獣が非常に魅力的で記憶に残る怪獣なのは、このシチュエーションによるところが大きい。
土砂降りの雨の中、燃え上がる街。
炎の中でギャーーーーッと吠えるムルチ。
そこに現れて(紆余曲折あったので…)何かを吹っ切るように飛びかかるウルトラマン。
鳴り響くワンダバコーラス。
なんの明るさも救いもない、ウルトラマンらしくないウルトラマン。
いつもの爽快なマーチではなく、重厚なワンダバコーラスが流れたということは、このとき戦っているのは見た目はウルトラマンでも郷秀樹だったのではないだろうか。
見る側がお迎えに行って解釈する部分が多分にあるのだが、それに十分値する。
真っ赤な目玉、雨に濡れてぬらぬら鈍く光るボディ、確かに古代魚みたいなフォルム。
何よりあの鳴き声。
このお話に出てくる怪獣は、このムルチでなくてはならなかった気がしてならない。
3
アーマロイド・レディ
寺沢武一先生のコブラに登場するロボットヒロイン。
正確にはライブ・メタル(生命金属。古代火星文明の遺物を応用した超技術で作られた超合金)のボディを持つ女性型アーマロイド、ってことらしい。
賢くて度胸が据わってて洒落が通じるイキな女性(ひと)だ。
アニメ版では出番も多いし、コブラとの小粋なやり取りも堪能できる。最初はコブラが自らの記憶を封印して暮らしているため、ベンという安物のお手伝いロボットとして登場。それをあのレディがやってたと思うと滑稽というか愛おしいというか。
コブラがジェーンや他の女性にどんなに色目を使っても、またどんな女性がコブラに言い寄ってきても動じないどころか
アラアラ、
と余裕の振る舞いを見せる。さすが本妻である。
しかし怒ると怖くて強い。タートル号をはじめ色んなメカの操縦も出来るし、コブラを助けに来てくれることもしばしば。
冷たいボディに熱いハートを持つ理想の女性だ。
4
松山ポンポン選手。
一緒に居たことは無いけど、私の先輩でもあるプロレスラー、ヤマダマンポンド選手の松山座での姿。
実は初めて言うけど、というか偉そうにこんなこと言うのもちょっと気が引けてたんだけど、
松山ポンポン選手は松山座の最高傑作
ではないかと思っているのです。
奇妙奇天烈摩訶不思議、なんとも掴みどころのない表情と見た目だが動くと素早く力強い。
私が元々そういうスタイルを好むというのもあるけれど、初めてプロレスを見た人にもわかりやすく覚えやすい名前と見た目をしているし、実際に動いているところを見たら絶対に覚えて帰ると思う。
単なる怪奇派、イロモノではないのはメキシコや各団体で培った技能とセンスが物語っている。他に誰かお目当ての選手がいたとして、その選手の対戦相手が松山ポンポン選手だった場合。
間違いなくポンポン選手の方も強く刻まれること請け合いなのです。
私は「松山勘十郎という男」つまりプロレスラーでありプロデューサーであり総合演出、総監督を務めるという意味も含めての
松山勘十郎座長
を全面的に信頼しきっていて、自分じゃ全然想像もつかないカード、展開が読めないようなカードでも
座長が組んだということは何かある
座長には何かが見えている
と瞬時に思考を切り替えることができる。
そのカードの中に、また毎回の公演の出演者のなかに松山ポンポン選手が入っていれば、それ即ち鉄板で面白いということだ。暴れてよし、狂ってよし、の松山ポンポン選手には皆様も是非ご注目頂きたい。
あっ!もう2000文字とっくに超えてら!
続きは明日!!
ざっくばらんに申し上げます。
1
プリズ魔
正確には光怪獣プリズ魔。ウルトラ怪獣シリーズにおける芸術品ともいえるデザイン。
アーーーーーーアーーーー
というなんだか物悲しい鳴き声?
あの回そのものも大好きだけど、とにかく私はプリズ魔が好き!
見たことない人に説明するのがちょっと難しいというか、そんなの怪獣なの?と思う人も多いんじゃないか。フツー怪獣ったらゴジラみてえな二足歩行、アンギラスみてえな四足歩行、モチーフも恐竜とかクジラとかゴリラとかトカゲとか…ちょっとひねって植物の怪獣、昆虫やアリ、クモといった虫なんてのがわかりやすい。サボテンの怪獣とかいるし。カニやタコの怪獣なんてのもいる。
が、このプリズ魔は光怪獣といって、本当に光が怪獣になっちゃったものなのだ。ざっくり言うとあんまり凝縮されて濃くなりすぎた光が実体を持ち、光のエネルギーを求めて暴走を始めたのが光怪獣プリズ魔なのだ。だから昼間になると光が満ちるので消えてしまい、夜になると光を求めてどこからともなく出現し、目の前にあるものを片っ端から結晶化光線で光に変えて吸収してしまう。
人間でもコレを浴びると結晶体で体が覆われてやがて消えてしまう。恐ろしいやつだ。
しかし私は何故かコイツが好きで、何度見ても面白い。
姿は超巨大な結晶体そのもので、非常に簡単だ。白い半透明っぽい四角がいくつか積みあがった、バカの遊んだテトリスとかレゴ、もしくはナタデココみたいな感じ。かじると固そうだ。
帰ってきたウルトラマンは他にも前衛的で実験的で、なんとも不思議な魅力にあふれた怪獣がいっぱい出てくるので大好きだ。その話を始めると8つ全部帰りマンの怪獣で終わっちゃうので、とりあえずプリズ魔!
2
巨大魚怪獣ムルチ!!!!
もうこの時点で突っ込みの入らない奴は置いていく。
これも帰りマンの怪獣だからだ。
お話の重さとテーマはさておき、戦うシチュエーションが最高。文句なし。
ムルチという怪獣が非常に魅力的で記憶に残る怪獣なのは、このシチュエーションによるところが大きい。
土砂降りの雨の中、燃え上がる街。
炎の中でギャーーーーッと吠えるムルチ。
そこに現れて(紆余曲折あったので…)何かを吹っ切るように飛びかかるウルトラマン。
鳴り響くワンダバコーラス。
なんの明るさも救いもない、ウルトラマンらしくないウルトラマン。
いつもの爽快なマーチではなく、重厚なワンダバコーラスが流れたということは、このとき戦っているのは見た目はウルトラマンでも郷秀樹だったのではないだろうか。
見る側がお迎えに行って解釈する部分が多分にあるのだが、それに十分値する。
真っ赤な目玉、雨に濡れてぬらぬら鈍く光るボディ、確かに古代魚みたいなフォルム。
何よりあの鳴き声。
このお話に出てくる怪獣は、このムルチでなくてはならなかった気がしてならない。
3
アーマロイド・レディ
寺沢武一先生のコブラに登場するロボットヒロイン。
正確にはライブ・メタル(生命金属。古代火星文明の遺物を応用した超技術で作られた超合金)のボディを持つ女性型アーマロイド、ってことらしい。
賢くて度胸が据わってて洒落が通じるイキな女性(ひと)だ。
アニメ版では出番も多いし、コブラとの小粋なやり取りも堪能できる。最初はコブラが自らの記憶を封印して暮らしているため、ベンという安物のお手伝いロボットとして登場。それをあのレディがやってたと思うと滑稽というか愛おしいというか。
コブラがジェーンや他の女性にどんなに色目を使っても、またどんな女性がコブラに言い寄ってきても動じないどころか
アラアラ、
と余裕の振る舞いを見せる。さすが本妻である。
しかし怒ると怖くて強い。タートル号をはじめ色んなメカの操縦も出来るし、コブラを助けに来てくれることもしばしば。
冷たいボディに熱いハートを持つ理想の女性だ。
4
松山ポンポン選手。
一緒に居たことは無いけど、私の先輩でもあるプロレスラー、ヤマダマンポンド選手の松山座での姿。
実は初めて言うけど、というか偉そうにこんなこと言うのもちょっと気が引けてたんだけど、
松山ポンポン選手は松山座の最高傑作
ではないかと思っているのです。
奇妙奇天烈摩訶不思議、なんとも掴みどころのない表情と見た目だが動くと素早く力強い。
私が元々そういうスタイルを好むというのもあるけれど、初めてプロレスを見た人にもわかりやすく覚えやすい名前と見た目をしているし、実際に動いているところを見たら絶対に覚えて帰ると思う。
単なる怪奇派、イロモノではないのはメキシコや各団体で培った技能とセンスが物語っている。他に誰かお目当ての選手がいたとして、その選手の対戦相手が松山ポンポン選手だった場合。
間違いなくポンポン選手の方も強く刻まれること請け合いなのです。
私は「松山勘十郎という男」つまりプロレスラーでありプロデューサーであり総合演出、総監督を務めるという意味も含めての
松山勘十郎座長
を全面的に信頼しきっていて、自分じゃ全然想像もつかないカード、展開が読めないようなカードでも
座長が組んだということは何かある
座長には何かが見えている
と瞬時に思考を切り替えることができる。
そのカードの中に、また毎回の公演の出演者のなかに松山ポンポン選手が入っていれば、それ即ち鉄板で面白いということだ。暴れてよし、狂ってよし、の松山ポンポン選手には皆様も是非ご注目頂きたい。
あっ!もう2000文字とっくに超えてら!
続きは明日!!
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