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第751回。#リプで来たものについて語る ベースギターと私
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ベースギターが好きだ。
元々バンド、ロック、メタル、フォーク、なんでもいいから音楽は沢山聴いてきた。
ダンスとかユーロビートとかよりは、バンド組んでやる方が好みにはフィットしていた。うちの母がそうだったから、その影響を多分に受けている。あと私が生まれる前に亡くなってしまった母方の伯父もバンド組んでて、母のレコード収集や音楽的な趣味もそこからだというので私のまだ見ぬ源流もそこにあると思われる。どんな人だったのか生きてたら話をしてみたかった。
プロレスや特撮が好きで、そこから音楽にも興味を持ち始めた。
特にウルトラマンレオは主題歌(前期)がカッコよくて好きだったし、プロレスも選手の入場曲にシビれて楽曲のデータを調べるようにもなっていった。
そうしたら元々好きでロイヤルハントの別のアルバムに、蝶野正洋さんの入場曲が収録されていた(曲名は違っててマーシャルアーツ、って書いてあった)りして。
そこでプロレスとバンド、音楽というものが完全に合致した。
プロレスの入場曲はロックが多い。そして私の趣味もそっちが多い。
中学生のガキがバンドにハマると、あとは弾けもしないギターを弾く真似をしながら寝るぐらいだが、私はそれがベースだった。理由はベーシストに私好みのカッコイイ人が多かったから。
世界で最も演奏が上手いとか技術が優れているとかいうのは意見が分かれるところだろうが(私はDreamTheaterのマイアングかな…と思う)
世界で一番サイコーなベーシスト
ならダントツでジーン・シモンズ御大だ。これは譲らない。
日本人なら廣瀬洋一さんだ。理由は両方同じで、サイコーだから!
シモンズ御大の方がややジャリっとしててザラついているのに対して、廣瀬洋一オヤビンの音色は非常にコシが強く粘っこい色気がある。この辺はやっていることの違いもあるのだろうけど、こうした差だとか良さについて滅多に語らないつもりの私でもこのぐらいはわかるつもりだ。
なぜ語らないか、語るほどの含蓄も技術も経験もないからだ。それなのに一人前に語るだけ語ってるとかダッセエじゃん。
アマチュア創作なんかやってると用語だけ一人前のを使ってるけど、お前、別に頼まれて書いてお金もらってるわけじゃねえじゃん!ってことあってさ。それはまあバンドやっててもそうで。
私はメキシコから帰って来ちゃって、やること無いんでプラプラしてた時に友達が誘ってくれてベーシストとして全くの未経験どころかベースも持ってない状態で加入させてもらった。これでオレもバンドマンだ、と思って色々言うものの行動や知識が伴わないから今になって思い出すとダッセエことこの上ないんだよな。
で、この時に買ったベースはアイバニーズ。初心者向けセットで小さなアンプやソフトケース、ピックとあと何かついててお買い得だったうえ、ネックが細いんで弾きやすかった。これで一生懸命練習したし、楽しくスタジオ練習やライブ出演もさせてもらった。最終的には練習用になったのだけれど、ミクシィで知り合った奴にあげてしまった。約束して5分ぐらいでそいつがミクシィボイス(うわ懐かしい機能だな)
「5分でタダでベースを手に入れる方法wwww」
とか呟いててちょっとカチンときたけど時すでに遅し。渡さなきゃよかったと今でも口惜しい。
で次に買ったのがミュージックマンのスターリンというやつ。
いよいよジーン・シモンズ御大と同じミュージックマンだ。
MxPxのマイク様も使っているミュージックマン。
お値段なんと30万円ちょいちょい。
が!なんとお店が移転するんで閉店セールで半額。お店のお兄さん(セックスマシンガンズのAnchangさんに似ている)が、正直コレは赤字だ、と言っていた。迷わず買ったね。
ついでにシールドもモンスターケーブルというのに変えた。
アンプはアンペグのが好きだった。エフェクターも買ったけど、ミュージックマンのは生音のが好きだった。
バンドを初めて2年ぐらい経ってた。
色んなバンドを見に行ったり、仲良くなったり、可愛がってもらったり、ダイナマイト・キッドという名前を(勝手に)名乗る切っ掛けもライブハウスだったし、ベースを持った、バンドに入ったというだけで生まれた切っ掛けも無数にあった。名古屋でフリーペーパーに載せてもらって音源も録らせてもらったりした。
なんでだかわからないけどベースが好きだったんだよ。子供のころから強烈なベースをちゃんと浴びてたからだろうか。下手したら胎教がなされていた可能性もある。だったらもっと上達してくれても良さそうなもんだったがそれは仕方がない。
元々好きだったのがベースを弾くようになって、指先がちょっと痛かったり硬くなって来たりするのが嬉しくなって、音楽を聴く時に意識してベースを聞くようにもなった。
リズムについても変拍子とか好きだけどよくわかんないし、自分で出来るとはあんま思わない。音色にしたってコシがあるとか色気がどうしたとかまでは思わないものの、やっぱりゼノン和尚のベースはいいなあ、とか、イアン・グルーシュカはカッコイイなあ、とかそんな程度の感想を抱きつつ、また楽器やるならベースがいいな、と思っています。
元々バンド、ロック、メタル、フォーク、なんでもいいから音楽は沢山聴いてきた。
ダンスとかユーロビートとかよりは、バンド組んでやる方が好みにはフィットしていた。うちの母がそうだったから、その影響を多分に受けている。あと私が生まれる前に亡くなってしまった母方の伯父もバンド組んでて、母のレコード収集や音楽的な趣味もそこからだというので私のまだ見ぬ源流もそこにあると思われる。どんな人だったのか生きてたら話をしてみたかった。
プロレスや特撮が好きで、そこから音楽にも興味を持ち始めた。
特にウルトラマンレオは主題歌(前期)がカッコよくて好きだったし、プロレスも選手の入場曲にシビれて楽曲のデータを調べるようにもなっていった。
そうしたら元々好きでロイヤルハントの別のアルバムに、蝶野正洋さんの入場曲が収録されていた(曲名は違っててマーシャルアーツ、って書いてあった)りして。
そこでプロレスとバンド、音楽というものが完全に合致した。
プロレスの入場曲はロックが多い。そして私の趣味もそっちが多い。
中学生のガキがバンドにハマると、あとは弾けもしないギターを弾く真似をしながら寝るぐらいだが、私はそれがベースだった。理由はベーシストに私好みのカッコイイ人が多かったから。
世界で最も演奏が上手いとか技術が優れているとかいうのは意見が分かれるところだろうが(私はDreamTheaterのマイアングかな…と思う)
世界で一番サイコーなベーシスト
ならダントツでジーン・シモンズ御大だ。これは譲らない。
日本人なら廣瀬洋一さんだ。理由は両方同じで、サイコーだから!
シモンズ御大の方がややジャリっとしててザラついているのに対して、廣瀬洋一オヤビンの音色は非常にコシが強く粘っこい色気がある。この辺はやっていることの違いもあるのだろうけど、こうした差だとか良さについて滅多に語らないつもりの私でもこのぐらいはわかるつもりだ。
なぜ語らないか、語るほどの含蓄も技術も経験もないからだ。それなのに一人前に語るだけ語ってるとかダッセエじゃん。
アマチュア創作なんかやってると用語だけ一人前のを使ってるけど、お前、別に頼まれて書いてお金もらってるわけじゃねえじゃん!ってことあってさ。それはまあバンドやっててもそうで。
私はメキシコから帰って来ちゃって、やること無いんでプラプラしてた時に友達が誘ってくれてベーシストとして全くの未経験どころかベースも持ってない状態で加入させてもらった。これでオレもバンドマンだ、と思って色々言うものの行動や知識が伴わないから今になって思い出すとダッセエことこの上ないんだよな。
で、この時に買ったベースはアイバニーズ。初心者向けセットで小さなアンプやソフトケース、ピックとあと何かついててお買い得だったうえ、ネックが細いんで弾きやすかった。これで一生懸命練習したし、楽しくスタジオ練習やライブ出演もさせてもらった。最終的には練習用になったのだけれど、ミクシィで知り合った奴にあげてしまった。約束して5分ぐらいでそいつがミクシィボイス(うわ懐かしい機能だな)
「5分でタダでベースを手に入れる方法wwww」
とか呟いててちょっとカチンときたけど時すでに遅し。渡さなきゃよかったと今でも口惜しい。
で次に買ったのがミュージックマンのスターリンというやつ。
いよいよジーン・シモンズ御大と同じミュージックマンだ。
MxPxのマイク様も使っているミュージックマン。
お値段なんと30万円ちょいちょい。
が!なんとお店が移転するんで閉店セールで半額。お店のお兄さん(セックスマシンガンズのAnchangさんに似ている)が、正直コレは赤字だ、と言っていた。迷わず買ったね。
ついでにシールドもモンスターケーブルというのに変えた。
アンプはアンペグのが好きだった。エフェクターも買ったけど、ミュージックマンのは生音のが好きだった。
バンドを初めて2年ぐらい経ってた。
色んなバンドを見に行ったり、仲良くなったり、可愛がってもらったり、ダイナマイト・キッドという名前を(勝手に)名乗る切っ掛けもライブハウスだったし、ベースを持った、バンドに入ったというだけで生まれた切っ掛けも無数にあった。名古屋でフリーペーパーに載せてもらって音源も録らせてもらったりした。
なんでだかわからないけどベースが好きだったんだよ。子供のころから強烈なベースをちゃんと浴びてたからだろうか。下手したら胎教がなされていた可能性もある。だったらもっと上達してくれても良さそうなもんだったがそれは仕方がない。
元々好きだったのがベースを弾くようになって、指先がちょっと痛かったり硬くなって来たりするのが嬉しくなって、音楽を聴く時に意識してベースを聞くようにもなった。
リズムについても変拍子とか好きだけどよくわかんないし、自分で出来るとはあんま思わない。音色にしたってコシがあるとか色気がどうしたとかまでは思わないものの、やっぱりゼノン和尚のベースはいいなあ、とか、イアン・グルーシュカはカッコイイなあ、とかそんな程度の感想を抱きつつ、また楽器やるならベースがいいな、と思っています。
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