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心の整理
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2019年10月で5年半ぐらい勤めた会社を辞めた
端的に言えば家から遠くて休みが少ないから
まあ細かいこと言えばもっとある
で、転職をした
けど、聞いてたよりも思ってたよりも給料がドン安ということで悩んでいた
家のリフォーム工事にも思った以上の費用がかかることになり、月給はドン減りしたのに生活費は嵩む一方で増えると言っても恐らく微々たるもの
・ポルキー母港へ帰る
だけど、その転職した会社は今から13年ぐらい前に勤めていた現場の関係で、知っている人も多いし母の長年の友達が勤めていることもあって話を通してくれていたりする。さらに言えば私のことを覚えていてくれた人や、新しく配属された部署でも歓迎してくれて、この3日ほどでも非常に可愛がっていただいている
見た目はおっかなくて派手なお兄さん、おじさんばかりだけど心根の優しい人が多いみたいだ
まあ中にはよくわからないのに、コイツみんなからイジられてんなってので一緒になってなんか言うオッサンもいるけど、まあそういう場所なのだ
ああいう現場のバカヤローコノヤローなんて方言みたいなもんだ
それに今度の作業は13年前にも違う現場でやっていたものと同じことがいくつかある。ブランクは長いけど、一応経験者ということで見てもらえたし、それでこのご時世でもスンナリ通してくれたというのもあると思う
で実際にやってみたら、まだまだ勝手が違ったり久しぶり過ぎてついていけてない部分も多いけれど一番基本の動作だけは何とか身に染みていたらしくこなすことが出来た
現場で会う他の会社の作業員さんも良い人が多いし、親切にしてくれている。だから頑張りたいとは思う
でも流石に給料が安すぎて、本当にどうしようと思ってもいる
ダメもとで大手の工場に書類審査だけでも通ればめっけもん、ぐらいで応募してみてもいいんじゃなかったかなあ
とか思っている。今も
・スモーク オン ザ ウォーター
そのダメ元でも諦めたような大手の工場が、いま自分のいる現場の向こう岸で今日も元気にモクモクと煙を吐いている。そしてその海面に工場の建物と、空と太陽が反射してギラギラと輝いている
スモーク・オン・ザ・ウォーターを地で行く風景だ
そっちに入れてれば少なくとも未知の世界であるが、待遇は天と地の差があった
でも、縁ある世界を選んだのも自分だ
面談で給与の書かれた紙を見て絶句した
向こうもこっちも安いのは重々承知だった
まあ、どこも最初はそんなふうというか、この会社を変わるとキャリアがゼロになる慣習なんとかならねえかなとは正直思う
別の現場でバリバリやっててこっちに移っても同じかどうか、確かめる術はないけれども
少なくとも人手不足ですぐ欲しい!と言っているわりに、32歳(2019年4月度時点)でコレしか出せない…とか言うなら、お前そりゃ来ねえよ!と
まあ来たんだけど私が。ノコノコと
そういうわけで、来年はリアルに
働けど働けどなお我が暮らし…
になるのが確定してしまっている
勿論、残業でも休日出勤でもして少しでも稼ぎを上げたいとは思っている
でもそれは家からは近いかもしれないけど、まあ今までとそんな変わらんな
土曜日の休みもあるけど月に1回だけだし
正直言えば今回も転職する前に入った会社に不義理をしてしまってでも、一旦やめてハローワークで手続きをして手当をもらった方が得だった
そして今回も、3年ぐらい頑張ってから会社が潰れてくれた方が得ではある
そうなってほしい、とは思わない
3年も安月給で頑張ってるかもわからない
首吊ってるかもしれないし
でも、そういう側面もあるのに頑張るのも、なんだかおかしな話だ
みんな優しいし、歓迎して励ましてくれたから、頑張ろうと思えたし、私は今の会社の作業がキライではないから、それもある
なんとか文章を書き続けて、また浮上して行きたいとも思っている
でも、そんな心の余裕もなくこの数日間を過ごしてきていた
何をしていても、思考が砂の運河に引きずられて行って沈んでゆく
また顔を上げてもそこは呆然の砂漠で砂嵐
その繰り返しで、すっかり疲れていた
そういう時に、政治ネタツイートなんか見ると引きずられちゃうし自分でも言い出したら危ないサインだと思う
今の世の中が暮らしやすいとはとても言えないが、少なくとも自分の場合は自分のせいだから。それを政治や景気や世相といった答えと責任の所在が出ないもののせいにし出したら、危ないよと
来年は苦しい一年になるかもしれない
けど、なんとか立ち向かって建て直していきたいね
そういう心の整理を、なんとかつけていきたい
ホントに、もうなんにも文章なんか書けなくて溜め息つくかツイッター見るくらいで…
そういう時にこそ、なんかトチ狂っててどうかした文章も書けるのかもしれない
そっちが一つでもイイのが書けたら、まあめっけもん、ぐらいで思ってもいいかもね
端的に言えば家から遠くて休みが少ないから
まあ細かいこと言えばもっとある
で、転職をした
けど、聞いてたよりも思ってたよりも給料がドン安ということで悩んでいた
家のリフォーム工事にも思った以上の費用がかかることになり、月給はドン減りしたのに生活費は嵩む一方で増えると言っても恐らく微々たるもの
・ポルキー母港へ帰る
だけど、その転職した会社は今から13年ぐらい前に勤めていた現場の関係で、知っている人も多いし母の長年の友達が勤めていることもあって話を通してくれていたりする。さらに言えば私のことを覚えていてくれた人や、新しく配属された部署でも歓迎してくれて、この3日ほどでも非常に可愛がっていただいている
見た目はおっかなくて派手なお兄さん、おじさんばかりだけど心根の優しい人が多いみたいだ
まあ中にはよくわからないのに、コイツみんなからイジられてんなってので一緒になってなんか言うオッサンもいるけど、まあそういう場所なのだ
ああいう現場のバカヤローコノヤローなんて方言みたいなもんだ
それに今度の作業は13年前にも違う現場でやっていたものと同じことがいくつかある。ブランクは長いけど、一応経験者ということで見てもらえたし、それでこのご時世でもスンナリ通してくれたというのもあると思う
で実際にやってみたら、まだまだ勝手が違ったり久しぶり過ぎてついていけてない部分も多いけれど一番基本の動作だけは何とか身に染みていたらしくこなすことが出来た
現場で会う他の会社の作業員さんも良い人が多いし、親切にしてくれている。だから頑張りたいとは思う
でも流石に給料が安すぎて、本当にどうしようと思ってもいる
ダメもとで大手の工場に書類審査だけでも通ればめっけもん、ぐらいで応募してみてもいいんじゃなかったかなあ
とか思っている。今も
・スモーク オン ザ ウォーター
そのダメ元でも諦めたような大手の工場が、いま自分のいる現場の向こう岸で今日も元気にモクモクと煙を吐いている。そしてその海面に工場の建物と、空と太陽が反射してギラギラと輝いている
スモーク・オン・ザ・ウォーターを地で行く風景だ
そっちに入れてれば少なくとも未知の世界であるが、待遇は天と地の差があった
でも、縁ある世界を選んだのも自分だ
面談で給与の書かれた紙を見て絶句した
向こうもこっちも安いのは重々承知だった
まあ、どこも最初はそんなふうというか、この会社を変わるとキャリアがゼロになる慣習なんとかならねえかなとは正直思う
別の現場でバリバリやっててこっちに移っても同じかどうか、確かめる術はないけれども
少なくとも人手不足ですぐ欲しい!と言っているわりに、32歳(2019年4月度時点)でコレしか出せない…とか言うなら、お前そりゃ来ねえよ!と
まあ来たんだけど私が。ノコノコと
そういうわけで、来年はリアルに
働けど働けどなお我が暮らし…
になるのが確定してしまっている
勿論、残業でも休日出勤でもして少しでも稼ぎを上げたいとは思っている
でもそれは家からは近いかもしれないけど、まあ今までとそんな変わらんな
土曜日の休みもあるけど月に1回だけだし
正直言えば今回も転職する前に入った会社に不義理をしてしまってでも、一旦やめてハローワークで手続きをして手当をもらった方が得だった
そして今回も、3年ぐらい頑張ってから会社が潰れてくれた方が得ではある
そうなってほしい、とは思わない
3年も安月給で頑張ってるかもわからない
首吊ってるかもしれないし
でも、そういう側面もあるのに頑張るのも、なんだかおかしな話だ
みんな優しいし、歓迎して励ましてくれたから、頑張ろうと思えたし、私は今の会社の作業がキライではないから、それもある
なんとか文章を書き続けて、また浮上して行きたいとも思っている
でも、そんな心の余裕もなくこの数日間を過ごしてきていた
何をしていても、思考が砂の運河に引きずられて行って沈んでゆく
また顔を上げてもそこは呆然の砂漠で砂嵐
その繰り返しで、すっかり疲れていた
そういう時に、政治ネタツイートなんか見ると引きずられちゃうし自分でも言い出したら危ないサインだと思う
今の世の中が暮らしやすいとはとても言えないが、少なくとも自分の場合は自分のせいだから。それを政治や景気や世相といった答えと責任の所在が出ないもののせいにし出したら、危ないよと
来年は苦しい一年になるかもしれない
けど、なんとか立ち向かって建て直していきたいね
そういう心の整理を、なんとかつけていきたい
ホントに、もうなんにも文章なんか書けなくて溜め息つくかツイッター見るくらいで…
そういう時にこそ、なんかトチ狂っててどうかした文章も書けるのかもしれない
そっちが一つでもイイのが書けたら、まあめっけもん、ぐらいで思ってもいいかもね
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