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第679回。インドのとなり
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昔、近所にそういうカレー屋さんが雨後の筍みたいに出来て数年で全部なくなっちゃった。
というわけで今日はカレー屋さんのはなし。
最近、増えたよね。
小さい学習塾、マッサージ屋さん、カレー屋さん。
コンビニとか飲食店の居抜き物件が埋まったなと思ったらまずこのどれかだった時期があった。
あと老人ホームとかケアハウスみたいなの。
インドのとなりはココ壱番屋が増えて、我が町にもいくつか定着したあとから増えてきていた。
ココ壱番屋は今でも同じお店がずーっと営業しているので、どこで明暗が分かれたのか。
インドのとなりはココ壱番屋に比べて、内装とかメニューがよりインドっぽかった。
パキスタンとかバングラデシュ料理のお店ではなく、れっきとしたカレー屋さんなんだけどね。まあパキスタンとかバングラデシュにもカレーっぽい料理あるかもだけど。
私が初めてナンを食べたのは、このインドのとなりだったと思う。
うちの母が名古屋にしょっちゅう通って紅茶の葉っぱとかスパイスを買い込んでは手料理に使っていたので子供のころから色んな香辛料が身近にあったし、今でも大好きだ。
母が作るチャイが美味しくて、いつも飲んでいた。子供のことなのでやがて飽きてしまったけど、その後もバナナとかオレンジとか、私が花粉症の時期にはミントティーもいち早く取り入れていた。
その後、そこいら中にインド料理屋さん、インドの人がやってるカレー屋さんがポコポコ出来てきて。我が家のすぐ近所にも
モティ・マハールさん
というお店が出来た。元はステーキ屋さんか何かだった建物にいつの間にか入っていた。
ちょうど流水りんこさんのマンガ(流水さんの旦那様がインドの人で、日本に引っ越してインド料理店を開くまでのエッセイマンガ)を読んでインド料理が食べたくなっていた私は早速足を運んでみた。
すると、流水さんとこのケララ・バワンさんは南インド料理。こちらのモティ・マハールさんは北インドとネパール方面の料理のお店だという違いがあった。
カレーがドロっとして濃いのだ。これはこれで濃密で、しかもやっぱりスパイスたっぷりで美味しい!
ネパールの国旗やヒマラヤ山脈の写真なんかも飾ってあって、聞いてみるとそこのお兄さんがネパールの人だった。
このネパールのお兄さんは古株で今もお店を切り盛りしていて、以前は女将さん(この人は日本人)も店に出ていたけど今は見かけなくなった。のれん分けしてもらったりしたのかな…?
ネパールのお兄さんは記憶力とかサービス精神がとても良くて、たまにしか行けなくても顔を覚えてくれて、お持ち帰りを頼むと待っている間に一杯だけサービスでラッシーを出してくれたりする。
もう10年近くになるけど、全然顔が変わらないのも凄い。流石は悠久の国からやってきたお兄さんである。
メニューは豊富だけどたまに売り切れちゃってるのもあって、無難に量が多くてお得なランチやディナーを頼むことが多い。バイキング方式でナンもお代わり自由ときて、近所に大学があったりするんで夜行くとそこの人が結構いる。プレーンナンが巨大で甘くて美味しいのだが、丸いピザみたいな形になったハニーチーズナンがお気に入りだ。他にも色んな種類を日夜開発しているそうで、AK〇48ナン、てなものもあった。今でもある。一体どんなナンなんだろう。ナンなんなんだ。
斎藤清六さんかお前は。
さて。こうしてインド料理店が増えるとまた次々とお店が出来てきて。最近こっちで増えているのが
ポカラさん
である。似たようなお店とか、同じ名前のお店がちょっと遠くへ行くとあったりするけど、こっちのポカラさんはロゴマークがあるので一目瞭然だ。
ここも最初は一つか二つだったのが、今じゃあちこちにある。
ナンハウスもこないだ豊橋に出来てたしインド料理店も大変だ。
こないだ友達とポカラさんに行ってきたら、メニューも新しくなってたし相変わらず美味しかった。昼ちょっと前から結構混んでたし。
私はマトンカレーとシナモンバターナンのセットと、冷たいチャイを頼んだ。デザートにはココナツミルクをかけたアイス。
これが美味しいのって、マトンの臭みや脂っこさは全然感じないし普通に美味しいカレーなんだけど、肉を噛むとマトンのうまみと風味が
じわっ
と口の中で広がるのである。これがスパイスの効いたカレーに実によく合う!
シナモンバターナンも、シナモンが好きな人にはたまらない。バターのあまじょっぱいのとシナモンも風味が絶妙に絡み合うのだ。
チャイは別途ガムシロップがついてきたので???と思っていると、飲んでビックリ。甘くない!
これは美味しい。このままだとちょっとスパイスがエグいな、という人はガムシロップを入れて調節するという寸法で。
そこいらのお店でチャイを頼むと甘いし、如何にも「チャイってこんなん」な味がするんでちょっと残念だったんだけどここのは美味しかったわ。
私はこのぐらい甘くないチャイが好きだ。
まあしかしこうしてシナモンだのカレーだのチャイだのやってると、スパイスを食う虫みてえだな…ウルトラマンにカカオ豆ばっかり食うトカゲか何かが巨大化したゲスラって怪獣が居たなあ。
なんか、そんな気分のランチでした。
一緒に行った友達が頼んでたチーズフェアのチーズづくしのカレーセットも美味しそうだったなー。
ひとくち貰えばよかった。
というわけで今日はカレー屋さんのはなし。
最近、増えたよね。
小さい学習塾、マッサージ屋さん、カレー屋さん。
コンビニとか飲食店の居抜き物件が埋まったなと思ったらまずこのどれかだった時期があった。
あと老人ホームとかケアハウスみたいなの。
インドのとなりはココ壱番屋が増えて、我が町にもいくつか定着したあとから増えてきていた。
ココ壱番屋は今でも同じお店がずーっと営業しているので、どこで明暗が分かれたのか。
インドのとなりはココ壱番屋に比べて、内装とかメニューがよりインドっぽかった。
パキスタンとかバングラデシュ料理のお店ではなく、れっきとしたカレー屋さんなんだけどね。まあパキスタンとかバングラデシュにもカレーっぽい料理あるかもだけど。
私が初めてナンを食べたのは、このインドのとなりだったと思う。
うちの母が名古屋にしょっちゅう通って紅茶の葉っぱとかスパイスを買い込んでは手料理に使っていたので子供のころから色んな香辛料が身近にあったし、今でも大好きだ。
母が作るチャイが美味しくて、いつも飲んでいた。子供のことなのでやがて飽きてしまったけど、その後もバナナとかオレンジとか、私が花粉症の時期にはミントティーもいち早く取り入れていた。
その後、そこいら中にインド料理屋さん、インドの人がやってるカレー屋さんがポコポコ出来てきて。我が家のすぐ近所にも
モティ・マハールさん
というお店が出来た。元はステーキ屋さんか何かだった建物にいつの間にか入っていた。
ちょうど流水りんこさんのマンガ(流水さんの旦那様がインドの人で、日本に引っ越してインド料理店を開くまでのエッセイマンガ)を読んでインド料理が食べたくなっていた私は早速足を運んでみた。
すると、流水さんとこのケララ・バワンさんは南インド料理。こちらのモティ・マハールさんは北インドとネパール方面の料理のお店だという違いがあった。
カレーがドロっとして濃いのだ。これはこれで濃密で、しかもやっぱりスパイスたっぷりで美味しい!
ネパールの国旗やヒマラヤ山脈の写真なんかも飾ってあって、聞いてみるとそこのお兄さんがネパールの人だった。
このネパールのお兄さんは古株で今もお店を切り盛りしていて、以前は女将さん(この人は日本人)も店に出ていたけど今は見かけなくなった。のれん分けしてもらったりしたのかな…?
ネパールのお兄さんは記憶力とかサービス精神がとても良くて、たまにしか行けなくても顔を覚えてくれて、お持ち帰りを頼むと待っている間に一杯だけサービスでラッシーを出してくれたりする。
もう10年近くになるけど、全然顔が変わらないのも凄い。流石は悠久の国からやってきたお兄さんである。
メニューは豊富だけどたまに売り切れちゃってるのもあって、無難に量が多くてお得なランチやディナーを頼むことが多い。バイキング方式でナンもお代わり自由ときて、近所に大学があったりするんで夜行くとそこの人が結構いる。プレーンナンが巨大で甘くて美味しいのだが、丸いピザみたいな形になったハニーチーズナンがお気に入りだ。他にも色んな種類を日夜開発しているそうで、AK〇48ナン、てなものもあった。今でもある。一体どんなナンなんだろう。ナンなんなんだ。
斎藤清六さんかお前は。
さて。こうしてインド料理店が増えるとまた次々とお店が出来てきて。最近こっちで増えているのが
ポカラさん
である。似たようなお店とか、同じ名前のお店がちょっと遠くへ行くとあったりするけど、こっちのポカラさんはロゴマークがあるので一目瞭然だ。
ここも最初は一つか二つだったのが、今じゃあちこちにある。
ナンハウスもこないだ豊橋に出来てたしインド料理店も大変だ。
こないだ友達とポカラさんに行ってきたら、メニューも新しくなってたし相変わらず美味しかった。昼ちょっと前から結構混んでたし。
私はマトンカレーとシナモンバターナンのセットと、冷たいチャイを頼んだ。デザートにはココナツミルクをかけたアイス。
これが美味しいのって、マトンの臭みや脂っこさは全然感じないし普通に美味しいカレーなんだけど、肉を噛むとマトンのうまみと風味が
じわっ
と口の中で広がるのである。これがスパイスの効いたカレーに実によく合う!
シナモンバターナンも、シナモンが好きな人にはたまらない。バターのあまじょっぱいのとシナモンも風味が絶妙に絡み合うのだ。
チャイは別途ガムシロップがついてきたので???と思っていると、飲んでビックリ。甘くない!
これは美味しい。このままだとちょっとスパイスがエグいな、という人はガムシロップを入れて調節するという寸法で。
そこいらのお店でチャイを頼むと甘いし、如何にも「チャイってこんなん」な味がするんでちょっと残念だったんだけどここのは美味しかったわ。
私はこのぐらい甘くないチャイが好きだ。
まあしかしこうしてシナモンだのカレーだのチャイだのやってると、スパイスを食う虫みてえだな…ウルトラマンにカカオ豆ばっかり食うトカゲか何かが巨大化したゲスラって怪獣が居たなあ。
なんか、そんな気分のランチでした。
一緒に行った友達が頼んでたチーズフェアのチーズづくしのカレーセットも美味しそうだったなー。
ひとくち貰えばよかった。
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