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第664回。好きなキノコ。
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皆さんこんばんは!!
ダイナマイト・キッドです。
キノコ、お好きですか?
キッドさんは大好きです。見るのも食べるのも探すのも。
キノコって楽しくね?
なんでこんな形でこんなもんが急にポコっと生えたりワッサーって一面に生い茂ったりするんだって考えるだけで、なんかすげえなって。
ひとくちにキノコと言っても色々で、形から生える場所から味から毒から…なんかちょっと前までは食べても良いと言われてたけど、最近になってコレ毒じゃん!って食べられないキノコに分類されたものもあるんだよね。
私は幼稚園の頃、毎月買うんだか配るんだかしてもらえる子供向けの写真やイラストがふんだんに載った図鑑でキノコのがあって、それを読んで以来ハマって。
だいたい男の子なんか電車でも車でも飛行機でもウルトラマンでも名前と色形を覚えたがるもんじゃん。電車のマークとか駅名とか。で幼稚園にもツキヨタケとかホコリタケとか生えてると、それを見つけちゃ若くて美人で怒ると怖いナカムラ先生に教えて上げたりするとさ
「わあーカズヤ君はキノコ博士だね!」
なんて言われて、まあそれでいい気になってさ。先生、今なら違うキノコも…とか当時は言わないじゃん5歳ぐらいだし。32歳にもなって言い出すのもどうかと思うよ?思うけどさ。でも美人で当時たぶん22歳かそこらなんだよナカムラマサヨ先生ったかな。マサミだったかな、マサエ…?まあいいや。
その先生に己のキノコを見せつけ…じゃなかったキノコ知識を褒められて嬉しくってさ。
そっからずっとキノコが好きなんだよ。
食べるのはもちろん、探して調べてコレは〇〇タケ、なんてのがわかるのも楽しい。
見れば見るほど不思議だしな、植物なんだけど植物っぽくなくてさ。
当然、動物でもなんでもない。
菌類になるのか、なんなのか。
よくわからないのがいいよな。
だいたい日本人がキノコを身近に感じてるのなんか六割ぐらいがニンテンドーの手柄だろ。
残りの四割は明治製菓か。
あんな何が何だかわからない、どこからどんな形と色をしたモノが生えてくるかわからない植物のような菌類のような物体、ってよく考えたら怖くすらあるな。でも、なんか、憎めないカタチしてるんだよな。
ドクツルタケとか物凄い猛毒で恐ろしいことこの上ないけどな。
おじいちゃんに聞いた話じゃ、ベニテングダケの幻覚作用にハマったお殿様がアレばっかり食いまくって遂に狂い死にした、なんてこともあったらしいじゃん。
麻薬とか覚せい剤なんか一生懸命作ったり持ち込んだり売ったり買ったりどせいさんですしてるけどさ(とんだ風評被害だなどせいさんも)、そんなことしなくてもベニテングダケなんか条件さえ合えばそこら辺に生えてるんだからな。しかも普通は死ぬほどのこともなく、食用にする地域があったり幸福を呼ぶキノコとか呼ばれてたりもするし。
温暖な愛知じゃ滅多に見れないけど、私、むかーしいっぺんだけ見た。
当時ティーボールだかティーバックだかギルガメッシュないとだか、ピッチャーのいない少年野球のさらに優しいやつに参加したキッドさん。結局カントクやってた息のくさいオッサンが大嫌いですぐ辞めちゃったんだけど、その数少ない公式戦出場の日。
豊橋でもだいぶ山の方にあるグラウンドで試合をやって、終わってみんなで周りを探索してたんだ。
そしたらさ、そのグラウンドなんてのも野球場こそあの青い粒の細かい砂利みてえなの敷いてあるけど後はほとんど草っぱらでさ。その草っぱらの片隅の、もう隣の畑と境界線なんかとっくに曖昧でなんだったらちょっと畑の土が混じっちゃってるぐらいのところにニョッキリ生えてたんだ。
ベニテングダケ。
あれは北欧とかシベリアが原産で、普通は標高の高いシラカバの林なんかに生えるって書いてあったと思うんだけど、確かにあの時あの場所に生えてたのはベニテングダケだった。
みんなあんなゴツくて紅いキノコ見たこと無いからちょっとした騒ぎになってて。他所の学校の奴とかもいるからみんなして遠巻きに突いたりキャーキャーはしゃいでたんだ。
そこへこの小学生にしてはガラの大きい奴が来て
ベニテングダケだ!
なんて言ってコーフンしてるんで、まあ引くわな。最初は知ってるの!?とか言ってた連中も。
んで気が付いたら一人、草っぱらに這いつくばって人生初のベニテングダケを食い入るように見つめていた。
あれは本当に赤じゃなくて紅(べに)だね。深くて凄く綺麗な色してるんだ。
昔ベニテングダケでトレインスポッティングした殿様は、一体どうやって食べたんだろうな。
最初は煮たり焼いたり煎じたりしてたけど、最後は丸かじりだったと思うな。
それでスーパーマリオよろしく右手にぎゅっと握りしめてひと口でっかくかじったのが口いっぱいに詰まったまま白眼剥いてぶっ倒れててほしいな。
あのごつくて美しくて不気味で妖しいキノコは、つい食っちゃうのもわかる。なんか赤くて美味しそうに見えなくもない。フェアリーリングと言ってベニテングダケが丸く輪になって生えてる真ん中に座ると妖精に連れてかれて帰って来れなくなる、って言い伝えがあったと思うけど、あれ食ったんだろうな。
私も食ってみようか。
ダイナマイト・キッドです。
キノコ、お好きですか?
キッドさんは大好きです。見るのも食べるのも探すのも。
キノコって楽しくね?
なんでこんな形でこんなもんが急にポコっと生えたりワッサーって一面に生い茂ったりするんだって考えるだけで、なんかすげえなって。
ひとくちにキノコと言っても色々で、形から生える場所から味から毒から…なんかちょっと前までは食べても良いと言われてたけど、最近になってコレ毒じゃん!って食べられないキノコに分類されたものもあるんだよね。
私は幼稚園の頃、毎月買うんだか配るんだかしてもらえる子供向けの写真やイラストがふんだんに載った図鑑でキノコのがあって、それを読んで以来ハマって。
だいたい男の子なんか電車でも車でも飛行機でもウルトラマンでも名前と色形を覚えたがるもんじゃん。電車のマークとか駅名とか。で幼稚園にもツキヨタケとかホコリタケとか生えてると、それを見つけちゃ若くて美人で怒ると怖いナカムラ先生に教えて上げたりするとさ
「わあーカズヤ君はキノコ博士だね!」
なんて言われて、まあそれでいい気になってさ。先生、今なら違うキノコも…とか当時は言わないじゃん5歳ぐらいだし。32歳にもなって言い出すのもどうかと思うよ?思うけどさ。でも美人で当時たぶん22歳かそこらなんだよナカムラマサヨ先生ったかな。マサミだったかな、マサエ…?まあいいや。
その先生に己のキノコを見せつけ…じゃなかったキノコ知識を褒められて嬉しくってさ。
そっからずっとキノコが好きなんだよ。
食べるのはもちろん、探して調べてコレは〇〇タケ、なんてのがわかるのも楽しい。
見れば見るほど不思議だしな、植物なんだけど植物っぽくなくてさ。
当然、動物でもなんでもない。
菌類になるのか、なんなのか。
よくわからないのがいいよな。
だいたい日本人がキノコを身近に感じてるのなんか六割ぐらいがニンテンドーの手柄だろ。
残りの四割は明治製菓か。
あんな何が何だかわからない、どこからどんな形と色をしたモノが生えてくるかわからない植物のような菌類のような物体、ってよく考えたら怖くすらあるな。でも、なんか、憎めないカタチしてるんだよな。
ドクツルタケとか物凄い猛毒で恐ろしいことこの上ないけどな。
おじいちゃんに聞いた話じゃ、ベニテングダケの幻覚作用にハマったお殿様がアレばっかり食いまくって遂に狂い死にした、なんてこともあったらしいじゃん。
麻薬とか覚せい剤なんか一生懸命作ったり持ち込んだり売ったり買ったりどせいさんですしてるけどさ(とんだ風評被害だなどせいさんも)、そんなことしなくてもベニテングダケなんか条件さえ合えばそこら辺に生えてるんだからな。しかも普通は死ぬほどのこともなく、食用にする地域があったり幸福を呼ぶキノコとか呼ばれてたりもするし。
温暖な愛知じゃ滅多に見れないけど、私、むかーしいっぺんだけ見た。
当時ティーボールだかティーバックだかギルガメッシュないとだか、ピッチャーのいない少年野球のさらに優しいやつに参加したキッドさん。結局カントクやってた息のくさいオッサンが大嫌いですぐ辞めちゃったんだけど、その数少ない公式戦出場の日。
豊橋でもだいぶ山の方にあるグラウンドで試合をやって、終わってみんなで周りを探索してたんだ。
そしたらさ、そのグラウンドなんてのも野球場こそあの青い粒の細かい砂利みてえなの敷いてあるけど後はほとんど草っぱらでさ。その草っぱらの片隅の、もう隣の畑と境界線なんかとっくに曖昧でなんだったらちょっと畑の土が混じっちゃってるぐらいのところにニョッキリ生えてたんだ。
ベニテングダケ。
あれは北欧とかシベリアが原産で、普通は標高の高いシラカバの林なんかに生えるって書いてあったと思うんだけど、確かにあの時あの場所に生えてたのはベニテングダケだった。
みんなあんなゴツくて紅いキノコ見たこと無いからちょっとした騒ぎになってて。他所の学校の奴とかもいるからみんなして遠巻きに突いたりキャーキャーはしゃいでたんだ。
そこへこの小学生にしてはガラの大きい奴が来て
ベニテングダケだ!
なんて言ってコーフンしてるんで、まあ引くわな。最初は知ってるの!?とか言ってた連中も。
んで気が付いたら一人、草っぱらに這いつくばって人生初のベニテングダケを食い入るように見つめていた。
あれは本当に赤じゃなくて紅(べに)だね。深くて凄く綺麗な色してるんだ。
昔ベニテングダケでトレインスポッティングした殿様は、一体どうやって食べたんだろうな。
最初は煮たり焼いたり煎じたりしてたけど、最後は丸かじりだったと思うな。
それでスーパーマリオよろしく右手にぎゅっと握りしめてひと口でっかくかじったのが口いっぱいに詰まったまま白眼剥いてぶっ倒れててほしいな。
あのごつくて美しくて不気味で妖しいキノコは、つい食っちゃうのもわかる。なんか赤くて美味しそうに見えなくもない。フェアリーリングと言ってベニテングダケが丸く輪になって生えてる真ん中に座ると妖精に連れてかれて帰って来れなくなる、って言い伝えがあったと思うけど、あれ食ったんだろうな。
私も食ってみようか。
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