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第550回。#プロレスリングWAVEが熱い
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表題の通り、プロレスリングWAVEさんは熱かった。
勢いに任せて思いついたことだけ書きなぐってしまったので、ココでもう少し補足を…。
8月5日、日曜。
大阪はアゼリア大正で昼夜興行として行われた
WAVE夏フェスタ'18 ZENとKOUのうち、実はZENの第一試合を見逃してしまいました。
理由は電車を乗り間違えたから。
環状線だから乗ってりゃ着いたんだろうけどねえ…どっちが早かったかと言えばやっぱ戻った方が早かったとは思う。
そんなわけで会場に着いてすぐ始まった試合が
昭和枯れススキ軍vs平成異心軍~完全決着~仁義無き闘い
と銘打たれた5対5の対抗戦。全てシングルマッチ10分一本勝負で次々に試合が行われる形式だ。
まず初めは平成軍団から日本初ジェンダーレスレスラー、朱崇花(あすか)選手。
日本で初めて性同一性障害を公表した選手で、男性として出生したが女子選手として活躍しているとのこと。WAVEさんだからこそ生まれた選手なのかもしれない。この団体は時々物凄い幅の広さを見せてくれるから好きだ。
そんな朱崇花選手、運動神経は抜群で手足も長く、何よりデビュー当時よりぐっと綺麗になっていた。
まだ19歳とのことで将来有望である。
対する昭和軍団は都会の妖怪ことチェリー選手。最近はスピリチュアル方面にも開花し益々神秘的な美しさを身に着けている…本当にずーーーっと老けない不思議な選手。
顔だけじゃなく、体つきや肌のツヤまでグッドコンディションをキープ。
この若々しさ、いやそもそも若い肉体と精神は、これからの現代中年男女の星である。
しかし試合になれば大先輩チェリー選手を容赦なく罵倒する朱崇花選手。
クソババア!
はまだ可愛い方で、
枯れすすき!
なんてのも。
これには若干参ってしまうチェリー選手だったが、若さを若さと老獪さでかわし攻め込むも引き分け。
10分間という短い中でのらりくらりかわしたかと思えば勝負所は攻めるメリハリの利いた試合でベテランの仕事人ぶりを見せるものの、リアルの若さに押し切られてしまった感じか。
次に行われたのが大畠美咲選手と青木いつ希選手の試合。
何度も書くけど青木いつ希選手はぐっと素敵になって魅力を増していて、大畠美咲選手にも臆することなく、むしろ大声を張り上げて堂々と向かっていった姿が素晴らしかった。
青木いつ希選手の魅力の一つに、その散りっぷりがある。
壮絶にブチ当たって、全力の全力、その向こう側に向かって突っ走る。
それは32歳の私にとっては当たり前の事なようで、もう中々に難しくなってしまった。
そんな自分を恥じる前に、今そうして走っている人の背中を追いかければいいじゃないか。それは年齢や職業や性別なんかカンケーない。目の前にいるあの人が素敵だから、私も頑張ろうって思う。
その素敵な青木いつ希選手の試合。
大畠美咲選手はプロ意識の塊のような選手。
プロなんだから当たり前、と涼しく険しい顔をして、たぶん誰よりも泥臭くて人に見えない、報われない汗を流してきた選手なんじゃないかと思う。特にWAVEさんに所属してからは、大畠美咲選手がいなければ成り立たなかった局面も沢山あったと思う。歯を食いしばって、目を閉じることなく、常に自分の内側と外側に対して戦い続けてきた一人の戦士の背中は大きくたくましい。
決して体は大きくない。でも、その体ひとつでキャリアの上下を問わず戦ってきた。
今回のように若手選手でも、同じく活躍する同年代の選手でも、そしてもっと上の選手とも。
誰と戦ってもハズレがない。誰と戦っても逃げない。
技を受け止めて
グエッ!
と腹の底に響き渡るような声を漏らすこともある。それでも前を向いて戦ってきた。
青木選手はこの試合で、勝ち負けはもちろんそんな大畠選手の生き様を感じ取れたのではないだろうか。
プロレスラーの在り方。その一つの答えがここにあったと思う。
私が初めて青木選手を見た松本浩代選手との試合。
その松本浩代選手と大畠選手は同年代で、いま第一線で戦っている選手だ。
いつか青木選手も第一線に躍り出て、かつての自分のように若さでブチ当たってくる選手を迎え撃つとき。今日(こんにち)の戦いを思い出したりするのかな、とちょっと考えた。
勿論その時は、その若手選手のファンに憎まれてもいいので私は青木選手を応援するのだ。
次!
これが野崎渚選手と宮崎有妃選手の元NEO対決。
二人ともクセ者で、タッグを組んでも第21代WAVE認定タッグ王座を獲得するなどチームワークも良好。それゆえに手の内は知り尽くしているわけで、大変高度な試合が期待された。
宮崎選手は重量級ながら動けるタイプ。そして時折見せるお下劣殺法も見逃せない。
この日もパートナーであり美人の野崎選手を逃すはずがなく序盤から恥ずかし固めを狙ってゆく。
それがどんな技なのかはココじゃ書けないので各自調べて、なるほど、と思ってください。
愛知県出身の宮崎選手を応援したいが、野崎選手は美人だし…迷っているうちに戦局が目まぐるしく入れ替わる。攻めてると思えば切り返され、丸め込まれる。
野崎選手のフロントキック、宮崎選手のトラースキックが何度も炸裂する。
最後は宮崎選手が外道クラッチでグイっと丸め込んで勝利。
この辺りは昭和軍の年の功、だろうか。見事な名人芸でした。
おっともう2000文字か。続きは明日!
勢いに任せて思いついたことだけ書きなぐってしまったので、ココでもう少し補足を…。
8月5日、日曜。
大阪はアゼリア大正で昼夜興行として行われた
WAVE夏フェスタ'18 ZENとKOUのうち、実はZENの第一試合を見逃してしまいました。
理由は電車を乗り間違えたから。
環状線だから乗ってりゃ着いたんだろうけどねえ…どっちが早かったかと言えばやっぱ戻った方が早かったとは思う。
そんなわけで会場に着いてすぐ始まった試合が
昭和枯れススキ軍vs平成異心軍~完全決着~仁義無き闘い
と銘打たれた5対5の対抗戦。全てシングルマッチ10分一本勝負で次々に試合が行われる形式だ。
まず初めは平成軍団から日本初ジェンダーレスレスラー、朱崇花(あすか)選手。
日本で初めて性同一性障害を公表した選手で、男性として出生したが女子選手として活躍しているとのこと。WAVEさんだからこそ生まれた選手なのかもしれない。この団体は時々物凄い幅の広さを見せてくれるから好きだ。
そんな朱崇花選手、運動神経は抜群で手足も長く、何よりデビュー当時よりぐっと綺麗になっていた。
まだ19歳とのことで将来有望である。
対する昭和軍団は都会の妖怪ことチェリー選手。最近はスピリチュアル方面にも開花し益々神秘的な美しさを身に着けている…本当にずーーーっと老けない不思議な選手。
顔だけじゃなく、体つきや肌のツヤまでグッドコンディションをキープ。
この若々しさ、いやそもそも若い肉体と精神は、これからの現代中年男女の星である。
しかし試合になれば大先輩チェリー選手を容赦なく罵倒する朱崇花選手。
クソババア!
はまだ可愛い方で、
枯れすすき!
なんてのも。
これには若干参ってしまうチェリー選手だったが、若さを若さと老獪さでかわし攻め込むも引き分け。
10分間という短い中でのらりくらりかわしたかと思えば勝負所は攻めるメリハリの利いた試合でベテランの仕事人ぶりを見せるものの、リアルの若さに押し切られてしまった感じか。
次に行われたのが大畠美咲選手と青木いつ希選手の試合。
何度も書くけど青木いつ希選手はぐっと素敵になって魅力を増していて、大畠美咲選手にも臆することなく、むしろ大声を張り上げて堂々と向かっていった姿が素晴らしかった。
青木いつ希選手の魅力の一つに、その散りっぷりがある。
壮絶にブチ当たって、全力の全力、その向こう側に向かって突っ走る。
それは32歳の私にとっては当たり前の事なようで、もう中々に難しくなってしまった。
そんな自分を恥じる前に、今そうして走っている人の背中を追いかければいいじゃないか。それは年齢や職業や性別なんかカンケーない。目の前にいるあの人が素敵だから、私も頑張ろうって思う。
その素敵な青木いつ希選手の試合。
大畠美咲選手はプロ意識の塊のような選手。
プロなんだから当たり前、と涼しく険しい顔をして、たぶん誰よりも泥臭くて人に見えない、報われない汗を流してきた選手なんじゃないかと思う。特にWAVEさんに所属してからは、大畠美咲選手がいなければ成り立たなかった局面も沢山あったと思う。歯を食いしばって、目を閉じることなく、常に自分の内側と外側に対して戦い続けてきた一人の戦士の背中は大きくたくましい。
決して体は大きくない。でも、その体ひとつでキャリアの上下を問わず戦ってきた。
今回のように若手選手でも、同じく活躍する同年代の選手でも、そしてもっと上の選手とも。
誰と戦ってもハズレがない。誰と戦っても逃げない。
技を受け止めて
グエッ!
と腹の底に響き渡るような声を漏らすこともある。それでも前を向いて戦ってきた。
青木選手はこの試合で、勝ち負けはもちろんそんな大畠選手の生き様を感じ取れたのではないだろうか。
プロレスラーの在り方。その一つの答えがここにあったと思う。
私が初めて青木選手を見た松本浩代選手との試合。
その松本浩代選手と大畠選手は同年代で、いま第一線で戦っている選手だ。
いつか青木選手も第一線に躍り出て、かつての自分のように若さでブチ当たってくる選手を迎え撃つとき。今日(こんにち)の戦いを思い出したりするのかな、とちょっと考えた。
勿論その時は、その若手選手のファンに憎まれてもいいので私は青木選手を応援するのだ。
次!
これが野崎渚選手と宮崎有妃選手の元NEO対決。
二人ともクセ者で、タッグを組んでも第21代WAVE認定タッグ王座を獲得するなどチームワークも良好。それゆえに手の内は知り尽くしているわけで、大変高度な試合が期待された。
宮崎選手は重量級ながら動けるタイプ。そして時折見せるお下劣殺法も見逃せない。
この日もパートナーであり美人の野崎選手を逃すはずがなく序盤から恥ずかし固めを狙ってゆく。
それがどんな技なのかはココじゃ書けないので各自調べて、なるほど、と思ってください。
愛知県出身の宮崎選手を応援したいが、野崎選手は美人だし…迷っているうちに戦局が目まぐるしく入れ替わる。攻めてると思えば切り返され、丸め込まれる。
野崎選手のフロントキック、宮崎選手のトラースキックが何度も炸裂する。
最後は宮崎選手が外道クラッチでグイっと丸め込んで勝利。
この辺りは昭和軍の年の功、だろうか。見事な名人芸でした。
おっともう2000文字か。続きは明日!
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