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第484回。テリーギリギリ
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伊集院さんのラジオで話してたVRのこと。
私は未だに家ではパソコンにDVDを入れて見るぐらい遅れている生活をしているんだけれども。
伊集院さんはかなり早くからVRに注目していて、実際にラジオでも都度体験した話を語ってくれていた。
オキュラスリフトの開発者の人との話とか傑作だった。
それもご自分で普通に興味を持って、アポを取って、取材とかじゃなく普通に会いに行くっていうのがいい。なんか、そういうところに伊集院光と言う男の矜持を感じるのだ。
仕事だけ、上辺だけじゃないんだ、コレが本当に好きなんだ、という熱意。
それはともすればファンとの信頼関係を犠牲にしてまで作られることすらある芸能の世界にあって(ステマとかそういうものは昔っからあるんだろうし、それを信じる信じない・是か非かは別問題として)自らの信頼性をどうやってリスナーに証し、共有していくことが出来るのかを真摯に考えてくれているのだと思う。
毎回ホントに思うけど、フリートークっていうより伊集院さんのはやっぱ
噺
であって、ただ喋ってるだけのようでもそのうちに
あっ、あの話また聞きてえな
って思うんだよな。
私が落語のなんたるかを知ってるってんじゃなくてさ。
たとえば大好きな、お気に入りの伊集院さんのトークってあって。
益子焼を買いに雨の中自転車を漕いでいった話
新大久保の韓国料理屋さんとか昔の食堂の話。
酒乱で鶏が大好きな田中しんのすけさんの話。
真冬の名古屋で路上で寝てしまい危うく凍死しかけた話。
防音室を作りたくて業者さんを尋ねたら、そのショールームの防音室で業者さんが泣きながら何事か絶叫してた話。
こうして思い出すと、どんどん出てくる。
そしてVRの話。
ゲラゲラ笑いながら、へえーっと感心しながら聞いているとあっという間にコマーシャル、曲、コーナーが始まる。
ヤフー糞袋は相変わらずサイコーだし、かるた合戦では最近めっきり読まれなくなってしまったしネタの投稿もしばらく止まってしまっていた。
たまに思い出したように空脳をしたり、少し面白い、あの歌、と聞いていると午前3時を迎えたらしく番組は終わってしまいまた来週。
そうして、あの時ラジオの前で自分なりに感じていたことをやっと思い出す。
書こう、書こうと思っていても言葉がまとまらない。
伊集院さんのトークは伊集院さんの言葉でしかまとまらないのだ。
脳汁の管理人さんには失礼を承知で、他の書き起こしサイトの人にも申し訳ないけど、私はそう思う。
あの人の「噺」を、あの人以外が触ることで、もう別物になってしまうと思う。
今回ここでやり玉に…いや話題に挙げているVRについても、あの時トークを聞きながら色んなことを思いうかべたり考えてたりしたはずなんだ。だけど、全然思い出せない。
メールに残っているメモは
テリーギリギリ
VR
幻想空間
デヴィッド・リンチ
帰ってこれない
と、ある。テリー・ギリアムやデヴィッド・リンチが作ったVR映像があれば私も見てみたいと思っていたし、あの鯨に飲まれてケツから出たと思ったらオレなんだよ。わかるか?
愛なんだよ!
っていう、あの映像、デヴィッド・リンチかよ!って思ってたらホントに伊集院さんもそう言ったもんだから、妙に嬉しかった。その感覚は残っている。
当たり前なんだけどな、伊集院さんの影響でテリー・ギリアムもデヴィッド・リンチも知って映画見て私もガツーンと影響受けたわけだし。
12モンキーズや未来世紀ブラジル、ローズ・イン・タイドランドなんかもいいけど…VRでならやっぱ
ラスベガスをやっつけろ!
かねえテリー・ギリアム。
デヴィッド・リンチは、イレイザーヘッドとか?
デューンをもう一回キッチリばっちり気が済むまで作り込んで欲しいってのもある。
アラン・スミシーからあの映画を取り戻すにはVRが最適なのでは!?
デヴィッド・リンチもテリー・ギリアムも老齢に差し掛かり、死生観や終焉について思うことも恐らくあると思うんだよ。
故・立川談志家元は自伝の中で老齢に差し掛かった自分を
「エゴの塊のような気狂いが老いた」
と書いた。
リンチ、ギリアム両名はどうだろうか。
今こそ、ジジイになった天才・奇才・鬼才のキレッキレの精神世界を思う存分に開放してはくれまいか。だったら私もVR買う。
痴女ナースが何万人出てこようが、昔好きだった人の思い出をスキャンして好き放題させてくれるアプリが出ようが逆に大嫌いなアイツとコイツとあのバカとこのクソをどんだけでもブチ殺せる精神世界に入れたとしても、バスタブに繋げた装置から自らのトラウマの蠢く世界でやがてバケモノになってしまったとしても(おっ、サイコブレイクゥー!)きっとVRを買うには及ぶまい。
…いやかなり欲しいけど。
でも、やっぱり、あの伊集院さんのトークに出てきた幻想的な広がりを見せるバーチャルリアリティーの世界。あの日、あの時、私の、そしてリスナーの皆様の頭の中、目の前、耳の奥、脳のどこかに思い浮かべた、伊集院さんのトークを注入した結果浮かび上がった景色の中に入り込んでしまえるのならば。
VR万歳、だと思うのだ。
そしてどんなバーチャルリアリティー、最新機器、最高の手淫よりも何よりも、やっぱ伊集院さんのトークはサイコーだな!と思うのです。
また頑張ってネタを送ろう…伊集院さんの口から
ペンネーム、ダイナマイト・キッド!
って、また読んで(呼んで)欲しいもん。
私は未だに家ではパソコンにDVDを入れて見るぐらい遅れている生活をしているんだけれども。
伊集院さんはかなり早くからVRに注目していて、実際にラジオでも都度体験した話を語ってくれていた。
オキュラスリフトの開発者の人との話とか傑作だった。
それもご自分で普通に興味を持って、アポを取って、取材とかじゃなく普通に会いに行くっていうのがいい。なんか、そういうところに伊集院光と言う男の矜持を感じるのだ。
仕事だけ、上辺だけじゃないんだ、コレが本当に好きなんだ、という熱意。
それはともすればファンとの信頼関係を犠牲にしてまで作られることすらある芸能の世界にあって(ステマとかそういうものは昔っからあるんだろうし、それを信じる信じない・是か非かは別問題として)自らの信頼性をどうやってリスナーに証し、共有していくことが出来るのかを真摯に考えてくれているのだと思う。
毎回ホントに思うけど、フリートークっていうより伊集院さんのはやっぱ
噺
であって、ただ喋ってるだけのようでもそのうちに
あっ、あの話また聞きてえな
って思うんだよな。
私が落語のなんたるかを知ってるってんじゃなくてさ。
たとえば大好きな、お気に入りの伊集院さんのトークってあって。
益子焼を買いに雨の中自転車を漕いでいった話
新大久保の韓国料理屋さんとか昔の食堂の話。
酒乱で鶏が大好きな田中しんのすけさんの話。
真冬の名古屋で路上で寝てしまい危うく凍死しかけた話。
防音室を作りたくて業者さんを尋ねたら、そのショールームの防音室で業者さんが泣きながら何事か絶叫してた話。
こうして思い出すと、どんどん出てくる。
そしてVRの話。
ゲラゲラ笑いながら、へえーっと感心しながら聞いているとあっという間にコマーシャル、曲、コーナーが始まる。
ヤフー糞袋は相変わらずサイコーだし、かるた合戦では最近めっきり読まれなくなってしまったしネタの投稿もしばらく止まってしまっていた。
たまに思い出したように空脳をしたり、少し面白い、あの歌、と聞いていると午前3時を迎えたらしく番組は終わってしまいまた来週。
そうして、あの時ラジオの前で自分なりに感じていたことをやっと思い出す。
書こう、書こうと思っていても言葉がまとまらない。
伊集院さんのトークは伊集院さんの言葉でしかまとまらないのだ。
脳汁の管理人さんには失礼を承知で、他の書き起こしサイトの人にも申し訳ないけど、私はそう思う。
あの人の「噺」を、あの人以外が触ることで、もう別物になってしまうと思う。
今回ここでやり玉に…いや話題に挙げているVRについても、あの時トークを聞きながら色んなことを思いうかべたり考えてたりしたはずなんだ。だけど、全然思い出せない。
メールに残っているメモは
テリーギリギリ
VR
幻想空間
デヴィッド・リンチ
帰ってこれない
と、ある。テリー・ギリアムやデヴィッド・リンチが作ったVR映像があれば私も見てみたいと思っていたし、あの鯨に飲まれてケツから出たと思ったらオレなんだよ。わかるか?
愛なんだよ!
っていう、あの映像、デヴィッド・リンチかよ!って思ってたらホントに伊集院さんもそう言ったもんだから、妙に嬉しかった。その感覚は残っている。
当たり前なんだけどな、伊集院さんの影響でテリー・ギリアムもデヴィッド・リンチも知って映画見て私もガツーンと影響受けたわけだし。
12モンキーズや未来世紀ブラジル、ローズ・イン・タイドランドなんかもいいけど…VRでならやっぱ
ラスベガスをやっつけろ!
かねえテリー・ギリアム。
デヴィッド・リンチは、イレイザーヘッドとか?
デューンをもう一回キッチリばっちり気が済むまで作り込んで欲しいってのもある。
アラン・スミシーからあの映画を取り戻すにはVRが最適なのでは!?
デヴィッド・リンチもテリー・ギリアムも老齢に差し掛かり、死生観や終焉について思うことも恐らくあると思うんだよ。
故・立川談志家元は自伝の中で老齢に差し掛かった自分を
「エゴの塊のような気狂いが老いた」
と書いた。
リンチ、ギリアム両名はどうだろうか。
今こそ、ジジイになった天才・奇才・鬼才のキレッキレの精神世界を思う存分に開放してはくれまいか。だったら私もVR買う。
痴女ナースが何万人出てこようが、昔好きだった人の思い出をスキャンして好き放題させてくれるアプリが出ようが逆に大嫌いなアイツとコイツとあのバカとこのクソをどんだけでもブチ殺せる精神世界に入れたとしても、バスタブに繋げた装置から自らのトラウマの蠢く世界でやがてバケモノになってしまったとしても(おっ、サイコブレイクゥー!)きっとVRを買うには及ぶまい。
…いやかなり欲しいけど。
でも、やっぱり、あの伊集院さんのトークに出てきた幻想的な広がりを見せるバーチャルリアリティーの世界。あの日、あの時、私の、そしてリスナーの皆様の頭の中、目の前、耳の奥、脳のどこかに思い浮かべた、伊集院さんのトークを注入した結果浮かび上がった景色の中に入り込んでしまえるのならば。
VR万歳、だと思うのだ。
そしてどんなバーチャルリアリティー、最新機器、最高の手淫よりも何よりも、やっぱ伊集院さんのトークはサイコーだな!と思うのです。
また頑張ってネタを送ろう…伊集院さんの口から
ペンネーム、ダイナマイト・キッド!
って、また読んで(呼んで)欲しいもん。
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