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第390回。カサディエッロで昼食を
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2月24日土曜は、大阪は生野区桃谷駅直結の桃谷商店街でみんなとランチ。
思えば11月ぐらいに
「2月にも大阪行くから昼飯食おうぜ!」
と言い出したら、津々浦々から集まってくれたみんな。
控えめに言ってサイコーかよと思いながら当日を迎えました。
前日…というか当日の朝3時ぐらいまで宗右衛門町で飲んでいたので起きれるのか不安だったけど、なんとかなりました。
桃谷駅に着くと、みんなは駅構内にできたスタバに集まっているという。
私はスタバに用が無いので迷惑になるだろうと元の集合場所に来てもらって一路お店へ。
JR桃谷駅は最近工事をして綺麗になったのとお店屋さんが増えて。
昔ながらの小さな、いいダシ出まくってる喫茶店さんが沢山残っているところにスタバて!
なんだか節操がないなと思ったな。そして結局そこでスタバを選ぶやつは喫茶店に行きたいわけじゃないんだよな。
案の定、通路側を向いている座席が案の定な連中の案の定なポーズで満たされていて。
お前らコーヒー買うお金でオナホ買ってるのと同じことしてるぞ!!!!!
と思いつつ、いつも前を通っています。
みんなが好きそうな洒落た喫茶店も沢山あると思ってたけど、まあ結局スタバになるわな。
そこをその辺のお店にフラっと入ってこその文学ごっこだと思うので、スタバの軽薄さに毒されてたまるかと31歳根に持っております。
恐らく親族が今でも小さな喫茶店を経営しているので、ずっと馴染みある形の喫茶店という概念に囚われていたいのだと思います。そこでスタバ入ったら台無しじゃねえの???っていう。
ピストル持って覆面かぶった銀行強盗が実は全裸だった、みてえな。それは違うか。
見慣れた商店街。
だけど傍らには初対面の仲間たち。
ほとんど年下、一人だけ同年代。
30歳っていいなと思う。
20歳ぐらいの10歳も年下の子に遊んでもらえて、同年代やもっと年上の人にも可愛がってもらえる。
30代前半は人間が一番楽しい時期なのかもしれない。
20代そこそこで死にたくなってる時期ってあるもんだけど、生き延びたらちょっといいことあるかもよ?
まあ、死んだって勝手だけどさ。その時いらないと思ったから手放したってんなら。それで。
私はそうやって20代のいい時期を挫折や怠惰で埋め尽くしてしまった。
だから、いまほっといても自分よりいい暮らしできそうなのにウダウダ言ってる人が居ると、自分と仲がいいほど腹立つし、そういう人と本当は友達になりたいし、もっと話がしたいし、自分の失敗や経験を聞いて欲しいし、早い話が羨ましいんだと思う。だから、とっとと立ち直って自分なんかの見えないくらい高いところに行ってしまえばいい。
ただ今回それを伝えるにはあまりに時間が短すぎるし、初対面でこんな事言い出す奴は高確率で水やツボを持ち出すので、そのツボに水をなみなみ注いで頭を日馬富士すればいい。
そんなわけで心の水瓶にヘドロを注いだ暗黒汚泥フラペチーノが名物のスターファックスコーヒーに灯油をまいて火を放ち、キッドさんご一行が到着したのは
ピッツェリアカフェ CASATIELLOさん
@CasatielloKeiji
ホンモノの石窯で焼くピザは、どれを食べても絶品。
水牛モッツァレラ最高でした。
みんなで思い思いのピザを頼んで分け合って食う。
イタリア映画の大学生か!!!
と思ったけど、イタリア映画の大学生ってティント・ブラスのトンデモ映画でしか知らないから、それを思うとちょっとアレなので訂正します。
青春か!!!
20代の頃やりたいけど出来なかった、ちっぽけな何かが邪魔していた自分が欲しかったものをピザと一緒に運んできてもらったような、幸せな時間でした。
ピザをきゃいきゃいしながら選んで、来たピザから分け合って、みんなの大好物や苦手なものを知って、合間合間に映画の話や女の子の話をして。
あぶくになるのを指くわえて見てるくらいなら、自分でつついてあぶくになったあとも、その子のことを思い出してはため息をついて、そのあぶくが水面に上がっていくのを見上げる人生であっても構わない。と思う私と、あぶくになっちゃうからネ、見守るだけネ。で済んでるっぽい人との深い溝からゴボリと沸く暗黒フラペチーノを掬い取って、また水瓶が満ちてゆく。
優しい店員さんと暖かな雰囲気。
ピザの生地回しを見せてくれたり、それに挑戦させてくれたり。
みんなに囃されておっかなびっくり生地を持つ姿をウットリ眺めてる視線に気付いたり。
愛されてる人が愛されてる人と交わす楽しいひととき。
会えてよかった。
お話をしてみたい人ばかりだったし、中にはお会いしたことある子も居た。
逆に逢えなくなっちゃった子や、来られなかった人も居て。
でも東京の文フリで会えたらいいな、と思った自分を鏡で見て、ああ私まだ生きるつもりでいるんだと自覚したりして。
私は私の道を行くし、みんながみんなの道を行く旅の途中で、頭を突きあわせて話が出来るってことだけでも物凄い奇跡だと思うし、その幸運に預かれたことに感謝しています。
みんなみんなありがとう。
感謝や配慮や思いやりや労いや愛情・友情・仕事も勉強も心の休憩も体の不調も。
全部、その反対側にあるのは当然の二文字で。
前提であり当然であるというのなら、その一番ベースの部分に感謝や愛情があるべきだし、それがない当然の前提ってのは、それは我儘だったり独りよがりだったりするんであって。
自分は、そうならないようにしようと思うし、そう思える人たちが居ることが今とても幸せです。
昔の自分に教えてあげよう。
お前、あったかい幸せのまあるいピザを、いま仲間たちと分け合って食べているぞ。
思えば11月ぐらいに
「2月にも大阪行くから昼飯食おうぜ!」
と言い出したら、津々浦々から集まってくれたみんな。
控えめに言ってサイコーかよと思いながら当日を迎えました。
前日…というか当日の朝3時ぐらいまで宗右衛門町で飲んでいたので起きれるのか不安だったけど、なんとかなりました。
桃谷駅に着くと、みんなは駅構内にできたスタバに集まっているという。
私はスタバに用が無いので迷惑になるだろうと元の集合場所に来てもらって一路お店へ。
JR桃谷駅は最近工事をして綺麗になったのとお店屋さんが増えて。
昔ながらの小さな、いいダシ出まくってる喫茶店さんが沢山残っているところにスタバて!
なんだか節操がないなと思ったな。そして結局そこでスタバを選ぶやつは喫茶店に行きたいわけじゃないんだよな。
案の定、通路側を向いている座席が案の定な連中の案の定なポーズで満たされていて。
お前らコーヒー買うお金でオナホ買ってるのと同じことしてるぞ!!!!!
と思いつつ、いつも前を通っています。
みんなが好きそうな洒落た喫茶店も沢山あると思ってたけど、まあ結局スタバになるわな。
そこをその辺のお店にフラっと入ってこその文学ごっこだと思うので、スタバの軽薄さに毒されてたまるかと31歳根に持っております。
恐らく親族が今でも小さな喫茶店を経営しているので、ずっと馴染みある形の喫茶店という概念に囚われていたいのだと思います。そこでスタバ入ったら台無しじゃねえの???っていう。
ピストル持って覆面かぶった銀行強盗が実は全裸だった、みてえな。それは違うか。
見慣れた商店街。
だけど傍らには初対面の仲間たち。
ほとんど年下、一人だけ同年代。
30歳っていいなと思う。
20歳ぐらいの10歳も年下の子に遊んでもらえて、同年代やもっと年上の人にも可愛がってもらえる。
30代前半は人間が一番楽しい時期なのかもしれない。
20代そこそこで死にたくなってる時期ってあるもんだけど、生き延びたらちょっといいことあるかもよ?
まあ、死んだって勝手だけどさ。その時いらないと思ったから手放したってんなら。それで。
私はそうやって20代のいい時期を挫折や怠惰で埋め尽くしてしまった。
だから、いまほっといても自分よりいい暮らしできそうなのにウダウダ言ってる人が居ると、自分と仲がいいほど腹立つし、そういう人と本当は友達になりたいし、もっと話がしたいし、自分の失敗や経験を聞いて欲しいし、早い話が羨ましいんだと思う。だから、とっとと立ち直って自分なんかの見えないくらい高いところに行ってしまえばいい。
ただ今回それを伝えるにはあまりに時間が短すぎるし、初対面でこんな事言い出す奴は高確率で水やツボを持ち出すので、そのツボに水をなみなみ注いで頭を日馬富士すればいい。
そんなわけで心の水瓶にヘドロを注いだ暗黒汚泥フラペチーノが名物のスターファックスコーヒーに灯油をまいて火を放ち、キッドさんご一行が到着したのは
ピッツェリアカフェ CASATIELLOさん
@CasatielloKeiji
ホンモノの石窯で焼くピザは、どれを食べても絶品。
水牛モッツァレラ最高でした。
みんなで思い思いのピザを頼んで分け合って食う。
イタリア映画の大学生か!!!
と思ったけど、イタリア映画の大学生ってティント・ブラスのトンデモ映画でしか知らないから、それを思うとちょっとアレなので訂正します。
青春か!!!
20代の頃やりたいけど出来なかった、ちっぽけな何かが邪魔していた自分が欲しかったものをピザと一緒に運んできてもらったような、幸せな時間でした。
ピザをきゃいきゃいしながら選んで、来たピザから分け合って、みんなの大好物や苦手なものを知って、合間合間に映画の話や女の子の話をして。
あぶくになるのを指くわえて見てるくらいなら、自分でつついてあぶくになったあとも、その子のことを思い出してはため息をついて、そのあぶくが水面に上がっていくのを見上げる人生であっても構わない。と思う私と、あぶくになっちゃうからネ、見守るだけネ。で済んでるっぽい人との深い溝からゴボリと沸く暗黒フラペチーノを掬い取って、また水瓶が満ちてゆく。
優しい店員さんと暖かな雰囲気。
ピザの生地回しを見せてくれたり、それに挑戦させてくれたり。
みんなに囃されておっかなびっくり生地を持つ姿をウットリ眺めてる視線に気付いたり。
愛されてる人が愛されてる人と交わす楽しいひととき。
会えてよかった。
お話をしてみたい人ばかりだったし、中にはお会いしたことある子も居た。
逆に逢えなくなっちゃった子や、来られなかった人も居て。
でも東京の文フリで会えたらいいな、と思った自分を鏡で見て、ああ私まだ生きるつもりでいるんだと自覚したりして。
私は私の道を行くし、みんながみんなの道を行く旅の途中で、頭を突きあわせて話が出来るってことだけでも物凄い奇跡だと思うし、その幸運に預かれたことに感謝しています。
みんなみんなありがとう。
感謝や配慮や思いやりや労いや愛情・友情・仕事も勉強も心の休憩も体の不調も。
全部、その反対側にあるのは当然の二文字で。
前提であり当然であるというのなら、その一番ベースの部分に感謝や愛情があるべきだし、それがない当然の前提ってのは、それは我儘だったり独りよがりだったりするんであって。
自分は、そうならないようにしようと思うし、そう思える人たちが居ることが今とても幸せです。
昔の自分に教えてあげよう。
お前、あったかい幸せのまあるいピザを、いま仲間たちと分け合って食べているぞ。
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