不定期エッセイ キッドさんといっしょ。

フォークリフトの資格を取りに行ったので日記を書きました。１日目

フォークリフトの免許を取ってきました。正確には
フォークリフト運転技能講習
を受けて、修了証を貰ってきました。免許じゃないんでフォークリフトの免許、とは言わないんだってさ。
申し込んだのは名古屋運搬機械化協会というところ。実はその前に別のとこでネットから申し込んだんだけど返信が来ない。その教習所に何度電話しても誰も出ないし折り返しても来ない。本部のコールセンターに繋いでやっと話が出来るという体たらく。他にも聞きたい事があったのに、相変わらず電話は繋がらないし仕方がないんで直接尋ねたら事務所も受け付けもなく、声をかけても誰も出てこない。
ので、名運協さんに切り替えた。一般社団法人という法人がやっているからなのか、その安かった民間の教習所よりさらに安くて対応もすこぶる親切だった。電話で申し込みが１０月ギリギリだったので振り込みや申込書の郵送が間に合わないかもしれないよ、と言ってくれたので１１月半ばの方を申し込むことに。
振込み期限も余裕をもって決めてくれたし、申込書はすぐ送ってくれて手続きに関しては向こうで話を付けておいてくれた、とのこと。至れり尽くせりでした。
初めからコッチ受けておけば良かった。

ただし教習自体は結構なストロングぶりの４日間ぶっ続け開催で、初日は朝から夕方まで学科講習。これも商工会議所の会議室を１日借りて行うのでそれ自体は快適でした。トイレもあるし、近所にお店もあるし。
ただこの学科、９時前に始めて１０分ずつ休憩を入れながら１７時過ぎまでみっちり、これにはさすがにグッタリ。
久しぶりに机の前に座るどころか丸一日くぎ付けだもん。
こちとら気の毒なお受験キッズじゃねえってんだ。
駅前の学習塾なんか前を通るとハチマキして気勢をあげてたりするんで、いやむしろそーゆーバカみたいな体育会のノリがヤで一生懸命勉強してる子もいるだろうに、そもそも心霊療法の儀式みたいのをオトナが学習商売で同じようにやってるんだろうに、もう全部気の毒でねえ…ああいう経験して受験に受かった奴が大人になっても、その次の世代の子供に同じ事させるのは受験に受からなかった大人なんだろうなあ。そんだけいい大学受かるんなら、あのエイエイオーがクソの役にも立たないとわかってるはずだろうし…まあどんなバカみたいな政治家だっていい大学出てるから何とも言えねえけど。

何の話だっけ、そうフォークリフト。
学科の科目は三つで一つは忘れた。もう一つは力学。んで最後が法令。
午前中いっぱい使って色んなフォークリフトの仕組みや操縦法を学びます。講師が結構聞きやすい話をする人なんで助かった。
高圧ガスで似たような講習なんか受けに行くと、ひっどいのいたから…
人前でしゃべるのが仕事じゃないにしても、それ以前の問題だろっていう。あれは人選に誤りがあったと認めて早いとこ代わりを見つけてやらないと可哀そうだ。あのレベルでしゃべらされる本人が。
んで力学。力道山とか長州力についての「力」なら自主的に学んだけど、力の学問と言われるとチンプンカンプン。理系の話はわからんちん。
試験に出る、と言うところだけテキストに線を引いたり丸で囲んだりしておいた。
で法令。法律と命令、で法令。
まあ難しいことを簡単に話してくれて、こちらも聞きやすい授業でした。
正直、力学の前半くらい眠くて仕方なかったけど…
何しろ久しぶりのお勉強なもんで脳がストライキしかかってたんだよね。佐野だし、私。
ああいうバカな経営者にならんためにも学校のお勉強と人情（社会勉強）はクリアしておかないといかんね…。
で、試験は当日のラストに。ぶっちゃけその日の朝やったところなんか線が引いてあっても、なんでそこ線引いた？ってもうわかんなくなってるんだけどテキストを読み返したり線引いた単語をブツブツ暗記したりで試験開始。
合否は翌日の実技講習前に監督員から申し渡される、とのこと。

実技講習は商工会議所からほど近いフォークリフトの修理工場の敷地内で行われることに。長年そうしているらしく、その日は出勤している人も少なく屋外のヤードにカラーコーンや教習用のリフトが並んでいる。
が、今度は屋根がないうえにその日は快晴であったため日差しがきつくて、顔だけずいぶん焼けてしまった。じりじり照りっぱなしでみんな再びグッタリ。
おまけに休憩時間もなく、昼休憩は３０分くらいだけ。
幾ら待ってる間は座ってるとはいえパイプ椅子にそう長く座っていられるはずもなく。
けど、考えてみたらそれ以外はタバコ吸ってる人もいるし、自販機で飲み物買っていいし、トイレも一応あるから自由な教習だよな。スマホは禁止されてたけど。当たり前か。
さて、この理不尽大王ならぬ不器用大王キッドさん。フォークリフトなんて絶対乗せちゃダメだろってぐらいの不器用さは自覚しているつもりだ。でも要るんだもん。というわけでリフトに乗る。

長くなったので、次回に続く！！