不定期エッセイ キッドさんといっしょ。

ジャコデスさんに再チャレンジです

こないだ知多半島に遊びに行ったとき、臨時休業だったジャコデスさんにまた行ってきました。
今回はバイパスで西尾まで行って、そのまま海底トンネルまで真っすぐ走るルート。便利になりました。
私が自動車免許を取ったときなんて、まだ豊橋はバイパス全然繋がってなくて豊川橋は有料でその下の交差点が大渋滞。
神野新田と豊橋港インターも大渋滞。
バイパスなのに一車線しかないから降りるときに下の信号機で詰まるとそのままバイパスも詰まるって言うクソ仕様。しかも信号機は分離式じゃないからいつまで経っても右折が出来ず詰まったまんま。対向車線と青信号ずらしたりとか未だにしてないよなあの交差点。
交通違反を取り締まる気は満々だけど事故を減らす気は一切ない愛知県の警察と、右折も割り込みも絶対許さないマンがいっぱいいる道路。
マッドマックス怒りのデスロードか愛知県の大きい道路か。
まあ本当にマッドで理由もなく怒りがマックスな運転する奴ホント多いからデスロードと呼ばれても納得するしかない。
浜名バイパスに接続するどころかその随分手前でブッツリ終わるバイパス。
住宅地やデカい社宅はいっぱいあるんで交通量の多い大清水、大崎インターは未だに結構詰まってる。
ここ10年で随分便利になりました。大崎から前芝までは二車線になったし、豊川橋も無料化＆高架が繋がったし。それでも混むけどホントにマシになったな、と思いつつ、あの蒲郡んとこ走るのも早いとこなんとかならねえかなーとも思う。
でも、先祖代々の土地だったりせっかくのミカン畑や緑のお山が切り崩されるのも忍びないし、難しいところだよな。

いつも通り海底トンネルを抜けたら県道52号線で半田・武豊の市街地を避けて工業団地を南下する。このご時世に凄い乱暴で自分勝手な運転をする高そうなベンツ。本当にああいう奴に限って捕まらないよな。憎まれっ子世に憚るとは言ったもので。まあ捕まったところで改めることもないんだろうが。

美浜に近づくと海が見えてくる。少し荒れて曇天の下、いつもより高い波が寄せては返す。窓を開けると濃い潮の匂い。
河和から大井、師崎ときて、お昼ちょっと前にジャコデスさんに着く。
今日は元気に営業中。良かった。
じゃこソフトと、じゃこコロッケを注文。
ソフトクリームを食べてる間にコロッケを揚げてくれるとのこと。

このじゃこソフトが絶品で、新鮮でむちむちしてるじゃこを濃厚な、
ちゃんとした
ソフトクリームに乗せたものを、はむっ、といっぺんに食うのが美味しい。
じゃこの塩気と、濃厚なソフトクリームの甘さが絶妙に混じりあうのだ。
ゴーフレットよろしくチーズケーキ型にカットされたエビせんべいが刺さっているので、それでソフトクリームをすくって食べるのも美味しい。
塩気、香ばしさと甘さのコンビネーション。
私の家の近所にも昔あった、そして今は減った気がする、
濃くて重くてもっちょりした、ちゃんとしたソフトクリームを使っているので本当に美味しい。
別にどこでも食べられるあのカパっと入れるソフトクリームを下に見るわけじゃないけど、やっぱり私は、あの濃くて重くてもっちょりしたやつが好きなのだ。

コロッケは揚げたてなのでサクサクのホックホク。
やわらかいジャガイモのコロッケにじゃこが入ってる。
何もつけなくても、じゃこの塩気とジャガイモの甘味と衣の香ばしさでそのままサクサク食べられる。
アッツアツだけどきっと冷めても全然美味しいと思う。オカズにもツマミにもきっといいね。冷凍のも売ってるのでご家庭でも是非。

そのまま豊浜まで足を延ばし（車なら5分くらい）て豊浜魚ひろばでお昼ご飯。
市場食堂さんで海鮮丼。
お味噌汁もダシが効いてて美味しいし、付け合わせに乗ってた白身魚のフライも美味しい。海鮮丼は刺身が分厚くてご飯も結構盛ってある。
グーグルを見たら愛想がないようなこと書かれてたけど、漁村のお姉さんてあんな感じじゃない？観光地でお店かもしれないけど、あくまで向こうの生活にこっちがお邪魔してるんで過度な期待とお前らの大好きな
お・も・て・な・し
を求める方がおかしいよ。
ちなみに市場食堂さんの美人は二人いて、親子かしら。
明るい茶髪で若い女の人と、緑に染めたロングヘアーをなびかせているそのお母さんらしき女性。
グーグルに書かれてたのはお母さんの方だと思う。でも私も注文を聞いてくれたのは緑のお母さんだけど、別に問題なかったけどなー。

こないだ干物を買って大正解だった丸勘商店さんに今回も立ち寄りました。
そして太刀魚の干物を買いました。
これも美味かったねえ、家で軽くあぶって頂いたけども。
何もつけなくて、そのままでちょうどいい。
無限に飯が食える可能性がある。

それと今回は
おわせ川栄さん
で海苔の佃煮も買いました。海苔の中にワカメも入っててコリッコリしてて美味しいのだ。
これも地物で、ここで作っているから新鮮。
おじいちゃんにもお土産に買ってきました。

帰り道には飴文老舗さんで大砲巻きも買ってきました。
これも毎回、前を通るたびに気になってたので…
お店は江戸時代に飴づくりを始めたというホントに老舗。
カウンターにいたお姉さんがツンとした眼差しに柔らかな物腰で、慣れてるけど軽くない、とても感じのいいひとでした。てかマジで美人で可愛いタイプの人でお菓子の老舗らしく和服だったのもサイコーで、また行こうとその時点で思ってました。
大砲巻きはマジでながーいお菓子、あんこや抹茶あん、栗きんとん、芋あんなどを生地でまいたものなんですがそれのハーフサイズ3本セット（味いろ）を買ってきまして。今度は大砲巻き一本行こうと思います。

あとほら、出来れば違う大砲も、こう、ね
うるせえぞ14センチ。

たっぷり買い物して、潮風を浴びて、雨が降るなか帰ってきました。
いいお出かけでした。
知多半島、まだまだ美味しいぞ。