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第218回。なーーんも思いつかない日。

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掲載日2017年 09月10日 01時00分

そんな日もある。

けど、今コレを書いている9月5日はちょっと異常なくらい何も思いつかない。
ここ数日とくにぼんやりしていて、些細な打ち間違いを繰り返しては舌打ちをして寝転び、そのまま1時間か2時間ぐらい寝ちゃうこともあって。家に帰って来てから何かする体力があまりない。

ちょいと出かけて遊歩道を歩いたり、ドライブをしてみたりしたけれど…。
コレと言ってなにも降りてこなかったしなあ。なんだろうこれは。
体の内外に半透明の何かがまとわりついてて、気分と内臓を逆撫でにされているような。
何をしていてもしっくりこない。

こういう時は、きっと体が浮腫んでいるのだ。
私の場合の肥満は浮腫みであり、漢方の考えではこれらはすべて余計な水ということになる。
なので発散すると良いのだということでジムに行ったり、仕事が終わってヒマだとダンベルを上げ下げしている。
小説とか作詞とかに行き詰ったときもスクワットしたり腕立て伏せしたりしている。

こういうことを書くと書いたことで満足してカッコも付くんでやらなくなっちゃうんだけど、もう腕立て伏せもスクワットも習慣なもので…大したことはして無いけど、やっぱり
やった
と思うことが大事なんだな。

あとは食べ過ぎないようにしているんでそれもだろうなあ。
食いたいときに食えないのはストレスたまるよな。
かといって好き放題に間食するとそれはそれで浮腫みが加速してロクなことがない。
バランスが難しいが、もう31歳。考えても悔やんでも戻れないほうが多いんだから。
慎重にならなくちゃ

死んでもイイやうるせえや
が交錯する。

格闘技者として、競技者として頑張ってた時期なんてとっくに過ぎているのに、それが心の奥底に染みついた拠り所であることにさらに縋りついている。だから食いたいだけ食ったり、なんかこうどっかで尋常じゃない振る舞いをしたいらしい。
そういうときって無いですか?

埋もれる恐怖というか。
ああ自分はこのままなのか、と。
それが怖いのと、今日オヤツを我慢することは別な気もするけど…。

でも、なんか、全部どっかで繋がってるんだよね。
合気道の呼吸法が何をするにも応用出来て、そういえば昔ちょっと少林寺拳法でもかじったな、頭に血が上るってのは呼吸が乱れて臍下丹田に呼気を集中できてない、腰が据わっていない状態なんだな、と。

ここまでは理解も出来るしそれは素晴らしい事だけど、たまにしんどくて、プッツンしないと持たないときってあるじゃん。こう、自分が我慢することが急に馬鹿らしくなる瞬間ってあって。
結局私は我慢してるだけで優しくも寛容でも無いんだなって。だから、どっかで平常心や鍛錬が単なる我慢にすり替わっちゃうんだろうな。

そんな風にグルグル考えていると、どっかでブレーキがかかるのかリミッターが仕込んであるのか、何かしらの作品になってポロっと出てきたりする。
昔、駄菓子屋の店先にあって10円入れるとガムが出てくるやつみたいに。
ガムの色によって金券になるんだアレは。
赤が100円、オレンジが80円、黄色が50円、黄緑が30円、青が10円だったかな…。
なんか結構細かかった気がするのと、赤が出たためしがなかったのを覚えている。

鬱屈とした何か渦巻いて凝り固まっていったものが10円玉の代わりに何かの機械を動かして、その結果として生み出される何か。
これが絵だったり文章だったり写真だったり音楽だったり映像だったりするんだろう。
最近ツイッターで見た「ハムスターの息子に生まれて良かった」さん(そういうお名前なのだ)のイラストは素晴らしくて、特にトイレっていう作品とか、あとは名前はわからないけどなんかすごい絵を描くんだ。この人、何をどう抱えているんだろうって。作者に触れることと作品への理解は無関係で逆効果ですらあるって何となくわかってるんだけど、どうにもこうにもわからない。この人の凄さ。
コミティア行きてえなー、一度お会いしてみたい。

他にもいろんな凄い人がたくさんいて、でもツイッターでアマチュアやってると、みんな日常に折り合いつけてやってるんであって、どうやってるんだろう、と。
別にいい年こいた無職でツイッターに張り付いて創作創作ってわめいてりゃお金もらえるなら私だってそうするけど、そんな人は居ないわけで。

これまでの自分と、これからの自分との折り合いがたまにつかなくって、その揺れ幅がデカいほどキツイ。そういうときに、体を動かすっていうメソッドをひとつ持っていることは幸運だったなと思う。
それ以外にも、毎日色んな人とお話してもらったり、こうしてここに思ったことを書かせてもらってたりするのが凄く大きい。

やっぱり誰かと話をしなければ持たないし、一人で煮詰まってても自己満足と自己解決の結果では他人様が読んでくれても面白くないんだろうな。自分の中で完結して成立している世界であることは大前提で合って、それでも面白いかどうかが大事で。
デヴィッド・リンチなんか、それすら破綻しきっているけど、それでも面白いといえるパワーが渦巻いているわけだし。

上手くまとまらないけど、私にはココがあって本当に良かったと思うわけだ。

そんなネタ切れというか、思考のエアポケットみたいな状況をそのまま書いてみました。
決して無理やり続けているわけでは無く、ホントに書きたくなかったり、書くことが無くなったら急に休みます。そういうもんだと思っていただければ…。

いつもご覧くださって、ツイッターや勝手にランキングでご協力くださっている皆さん有難う御座います。感謝の気持ちを国道沿いの美味くもねえくせにやたらうるせえだけのラーメン屋の看板みてえな言葉で表したいのですが、生憎そういう店に行く事は、その壁の馬鹿ポエムも肯定することになるので行ったこともロクに読んだこともありません。
なので、とりあえず明日も頑張ります。
あとCAPSLOCKとInsertのキーを考えて実装した奴の家の下水がちょっとだけ詰まって雨の日とかドブ臭くなりますように。
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