不定期エッセイ キッドさんといっしょ。

第９４回。リクエストアワー「小説を書き始めた動機」

掲載日2017年 05月10日 01時00分

いえーーーい！
小説書いてるかーーーーーーい！？
アリーナーーーーーー！？
２階は元気かーーーーー！？

２階席の人は小説書いてなくてもいいんだ。

キッドさんこと私こと佐野さん（本名）が小説というものを書き始めた動機！

ない。
多分、強いてあげるとすれば椎名誠さんに憧れて、中学の柔道部の面々と自転車で旅に出て、その行状をルーズリーフの大学ノートに一人一人の色を決めてカラーペンでセリフを入れつつ書いたのが最初だったと思う。
それが、当時大好きだった３組のＭさんに好評で。
そっから調子に乗ってノート３冊書いた。Ｍさんには中３の夏に振られた。
最初のノートは返してもらえないままだ。まだＭさん家にあるといいな…家が火事になっちゃうか。ノートだけ燃やしといてくれ。燃え尽きた恋の思い出だから…。

さあカッコつけてないで話の続きだ。

その後、高校生の頃は作詞がメインだったけど（曲は書けないが歌詞の体裁だと言葉がよく出てきた。今じゃ読めたもんじゃない）たまに小説も書いた。原稿用紙じゃなくワードが使えるようになったんで、便利になったと喜んでいた。読まされた方はたまったもんじゃなかっただろうな。

その後、一旦メキシコに行ったりバイトが忙しかったり心に風邪を引いたり無職だったりして…この無職の頃に知り合った作詞仲間に誘われてミクシィに。でそのミクシィで知り合った雪菜ちゃんが私の書いた蠅。という小説を読んでくれて
「コレ面白いよ！」
と言ってくれたので、今日までこうして文章を書いています。

私は女の子が切っ掛けじゃないと何もしない人みたいじゃないか！
その通りです。美人も男子も老いも若きも男も女も…応援よろしくお願いします。
そんなわけで、皆さんの何気ない一言が、こんな男を奮い立たせてくれてたりもします。
倉橋ヨエコさんの歌にもあったじゃない。
あなたの一言で生きてる人も居て、
あなたの一言で変われる人も居る。
そう言う事なのです…良くも悪くも。

なので、私としては書いてる以上は卑下したり謙遜せずに、これからもなるべくなら沢山の方に見て頂いて、ご意見ご感想も出来れば頂戴したいと思っている次第で御座います。

キッドは女の子に言わせれば何でも聞くぞ、という認識を持ったそこのあなた！
正解。