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第74回。「自分の中に、もう存在しないもの」のはなし。
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(@kidsousakuにて受付中!無茶な事は言わないでね!絶対だよ!!!)
「自分の中に、もう存在しないもの」
というテーマを頂きました。
うーーーーん…。
そんな風になったものを思い出せるのだろうか。という「そもそも論」が頭をよぎる。
けれど、キッドさんは意外と小さなことをくよくよ悩むので、探せば見つかるかな。
このエッセイのアタマの方にも書いてあるように、アタマの中をカパッと開いてみてみよう。
例えば昔好きだったおもちゃとかは、自分の中、記憶の中からも消えてしまっていたのだろうな。
いま思い出せるのはウルトラ怪獣のソフビ人形や、ジェットマンに出てきたロボット。
ジェットガルーダが好きで、長い事大事に遊んでいた。ついに左腕がモッキリ取れてしまってお役御免になるまでお世話になったなあ。
気持ちとか心の問題ではどうか。
あの頃はこう思ってたけど、今はそうでもない。
なんてな事は色々ある。食べ物から宗教、政治、スポーツ、なんでもそうだが好みなんて変わるもの。
同じ美人でも、昔は金髪ガイジン大好きだったけど、今は黒髪メガネ色白の女の子が大好きだ。
ああそうだ、そういう美人さんを見ても、なんだか自分から凄く遠い人だと感じて一人で勝手に悲しくなることが減ったな(まだあるんじゃねえか)そういえば。
昔から、好きだった女の子がいずれ誰かと結婚したり妊娠したりする事実に、頭がくらくらしていた。
それは街中を歩いてる、全然知らない子連れの若いお母さんを見てもそれを自分の身近な世界に当て込んで
(ああああああああ…死のう)
ってなってたから重症だ。
そういう、無駄なemotionがなくなったと言えば、無くなったかも知れない。
無くなった方が楽ではあるが、街ゆく人に何も思わなくなるのはちょっと寂しいな。
そういう切なさ、寂寥感に依存しているのは決して健康的であるとは言えないけれど。
人を思わずに生きられるならさぞかし楽だろう。
って、倉橋ヨエコさんも歌ってるし。
少しは心が軽くなったかな、と思い返す30歳の春。
(@kidsousakuにて受付中!無茶な事は言わないでね!絶対だよ!!!)
「自分の中に、もう存在しないもの」
というテーマを頂きました。
うーーーーん…。
そんな風になったものを思い出せるのだろうか。という「そもそも論」が頭をよぎる。
けれど、キッドさんは意外と小さなことをくよくよ悩むので、探せば見つかるかな。
このエッセイのアタマの方にも書いてあるように、アタマの中をカパッと開いてみてみよう。
例えば昔好きだったおもちゃとかは、自分の中、記憶の中からも消えてしまっていたのだろうな。
いま思い出せるのはウルトラ怪獣のソフビ人形や、ジェットマンに出てきたロボット。
ジェットガルーダが好きで、長い事大事に遊んでいた。ついに左腕がモッキリ取れてしまってお役御免になるまでお世話になったなあ。
気持ちとか心の問題ではどうか。
あの頃はこう思ってたけど、今はそうでもない。
なんてな事は色々ある。食べ物から宗教、政治、スポーツ、なんでもそうだが好みなんて変わるもの。
同じ美人でも、昔は金髪ガイジン大好きだったけど、今は黒髪メガネ色白の女の子が大好きだ。
ああそうだ、そういう美人さんを見ても、なんだか自分から凄く遠い人だと感じて一人で勝手に悲しくなることが減ったな(まだあるんじゃねえか)そういえば。
昔から、好きだった女の子がいずれ誰かと結婚したり妊娠したりする事実に、頭がくらくらしていた。
それは街中を歩いてる、全然知らない子連れの若いお母さんを見てもそれを自分の身近な世界に当て込んで
(ああああああああ…死のう)
ってなってたから重症だ。
そういう、無駄なemotionがなくなったと言えば、無くなったかも知れない。
無くなった方が楽ではあるが、街ゆく人に何も思わなくなるのはちょっと寂しいな。
そういう切なさ、寂寥感に依存しているのは決して健康的であるとは言えないけれど。
人を思わずに生きられるならさぞかし楽だろう。
って、倉橋ヨエコさんも歌ってるし。
少しは心が軽くなったかな、と思い返す30歳の春。
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