23 / 24
23、斜陽万里
しおりを挟む
心配した私が馬鹿だった。
外務省を辞めた戸部典子は、碧海作戦についての本を出版した。これが、大ヒットになった。中国語や英語にも翻訳され、世界中で評判になっていた。織田信長の鉄砲隊の映像のおかげで、戦国武将は世界的なブームになっていたのだ。
私も戸部典子の本を読んで見たのだが、「伊達政宗君のヒミツ」とか「島津義弘君の魅力は?」という腐った内容だ。しかも戸部典子のお絵描きしたイラストまでついている。どうやら世界中に腐った女たちがいるらしい。
テレビにも毎日出演している。肩書は「戦国武将評論家」らしい。
戸部典子はあの日の参考人招致に関しては何も語らない。そのかわり、なんでもかんでも戦国武将に例えて話すロジックは冴えに冴えていた。
馬鹿だけど、頭はいいのだ。
彼女の口癖である「なり」とか「のだー」は流行語になり、幼稚園児からおっさんまでが真似をしていた、
私も参考人招致のため帰国した際、実家に立ち寄ったのだが、
「よく帰ったなりな。」
と、親爺の口からその言葉が出て、驚いた。
その年の流行語大賞には、戸部典子の「卑怯なり」が選ばれたが、その授賞式に彼女の姿はなかった。
彼女は北京にいたのだ。
戸部典子は碧海作戦の研究室に戻ってきた。今度は中国政府に雇われたらしい。
いつも中国をあしざまに非難する山内議員をやっつけたことで、彼女は中国でも有名人になっていたのだ。
「戸部典子、ただ今帰還しましたなり。」
彼女は私にふざけて敬礼した。
驚いたことに人民解放軍の諸君が直立不動の姿勢をとり、彼女に敬礼した。
戸部典子は中国ではヒロインである。
おいおい、こいつは国会で徴兵制を訴えた再軍備主義者なのだぞ。
陳博士、李博士をはじめとした研究者たちは戸部典子を拍手で迎えた。
「出戻り娘なりー。」
と、戸部典子は照れている。
碧海作戦はまもなく十七世紀の生成を始める。
信長が築いた東アジア海洋帝国は平和で活気に満ちている。
そうだ、行こうではないか。十六世紀の東アジアの海へ。
中国政府は約束を守ってくれた。歴史介入実験チームの視察旅行というわけだ。もちろん陳博士も李博士も同行する。戸部典子も中国政府と交渉して強引について来るらしい。
私はその日から髪を伸ばしはじめた。少々薄くなりかけていた額をきれいに剃り上げ月代を作った。長く伸ばした髪を結い上げ丁髷(ちょんまげ)にした。
李博士は無礼にも爆笑をもって答えた。
「丁髷も素敵だと言ったのを忘れたか!」
タイムマシンで十六世紀へ向かった。一六○○年、十六世紀最後の年だ。場所は上海である。
私のいでたちは肩衣に袴姿である。腰に大小の刀をたばさんで街を闊歩した。
「コスプレ、コスプレ」と、
陳博士は覚えたてのオタク用語で私をからかったが、そんなことはおかまいなしさ。
陳博士は粗末な儒服を身に着けている。ただでさえ人目をひく色男なのだ。目立たないようにという方針は分かるのだが、私は陳博士の見事な士大夫ぶりが見たかったのだ。
「好好!」
李博士は赤いチャイナドレスではないか。正確にいうとチャイナドレスの原型となった満州族の女性用の胡服である。
李博士がこんなにも素敵な体の線をしていたことに今まで気付かなかった。残念ながらスリットから覗く脚には白いズボンをはいている。あのエッチなスリットは騎乗のためのもので、決して足をなまめかしく見せるためのものではない。満州族は中華文明のなかに、この偉大な遺産を残し、男たちを悩殺し続けるのである。
戸部典子は若侍のコスプレをしているのだが、全く似合っていない。こんなへらへらした若侍はいない。それにきょろきょろして挙動不審だ。地毛でポニーテールにしたのだが、若侍の髷にしてはなんか寸足らずなのだ。刀は竹みつにしておいた。こいつが刀なんか振り回しら危ないことこの上ない。
街は華やいでいる。様々な民族がそれぞれの衣装を競うように往来していた。東アジアの民族はもとより、ヨーロッバ人やアラブ人もいる。肌の黄色いもの、白いもの、黒いのもいるぞ。
街のあちこちでは槌音が響いている。上海は未だ建設中の都である。上海はまぎれもなく世界の首都になるであろう。
戸部典子が私の背中を叩いた。
「さっきの商人、徳川家康君じゃないなりか?」
他人の空似だろう。
街ではときどき戦国武将たちの姿を見かけた。みんなお忍びで上海を楽しんでいるのだ。
「伊達政宗君なり!」
そのたびに戸部典子が駆け寄ろうとする。
私は戸部典子のポニーテールを引っ張った。
「何するのだ! 痛いなり!」
勝手な事をするな。これは学術調査だ。
「学術的に伊達政宗君を調査するなり。」
再び政宗に近づこうとする戸部典子だったが、後ろ髪引いてやる。
「痛いなりぃー。」
このポニーテールは便利でいい。
私たちの滞在中に織田信長の喪が発せられた。庶民には一日だけ喪に服するようにとの御触れがあった。
「一日だけ喪に服し、あとはさっさと働けという信長様のありがたいご遺言なりね。」
そういうことだ。儒教の教えに従って何年も喪に服していては、近代的な時間の感覚に取り残されてしまう。
船に乗れるという。日本の平戸行きの商船だ。
夢が叶う。
上海市街を流れる黄浦江の港から私たちの乗る船は出航した。黄浦江はやがて長江の河口に合流する。
河口には無数の船が行き交っていた。
南蛮から来た商船は、長い旅のうちに傷だらけになり、ようやく目的地に辿りつこうとしている。
日本から来た船は小ぶりながら見事な操船で波を切っている。
長江を遡らんとしている船は重い荷を積んでいるらしく、船体を深く水面下に沈めている。
海に向かって舳先を並べる船団は未知の世界へ憧れ出ようとして、激しく帆を動かしている。
私たちの船は外洋に出た。風は順風、帆は美しい曲線を描いて膨らんでいる。日はゆっくりと傾き、海はどこまでも碧い。私は十六世紀の風に吹かれている。
陳博士が筆を取り出し懐紙にさらさらと何事かを書き付けている。
私が覗き込むと、李博士も覗き込んだ。李博士の顔が近い。いいにおいもする。
陳博士はその懐紙を私に手渡した。読めるか? ということらしい。
「この漢詩はよく知っているなり。」
私の手元を覗き込んだ戸部典子が、ひょいと懐紙を取り上げた。
「たしか『海市』という題名なり。」
「海市」の七言絶句は、私もよく知っている
海市とは蜃気楼のことだ。北宋の大詩人、蘇東坡の作である。
漢詩にはめずらしく海に題材をとっている。
中国人にも海に対するこんなにも豊かな感性があったことに私はあらためて敬服した。
戸部典子が朗々と、日本語で読み下した。
斜陽万里、孤鳥没す
但見る、碧海の青銅を磨けるを
蜃気楼のような歴史の海を眺めながら、もう何も想うことは無い。
<了>
外務省を辞めた戸部典子は、碧海作戦についての本を出版した。これが、大ヒットになった。中国語や英語にも翻訳され、世界中で評判になっていた。織田信長の鉄砲隊の映像のおかげで、戦国武将は世界的なブームになっていたのだ。
私も戸部典子の本を読んで見たのだが、「伊達政宗君のヒミツ」とか「島津義弘君の魅力は?」という腐った内容だ。しかも戸部典子のお絵描きしたイラストまでついている。どうやら世界中に腐った女たちがいるらしい。
テレビにも毎日出演している。肩書は「戦国武将評論家」らしい。
戸部典子はあの日の参考人招致に関しては何も語らない。そのかわり、なんでもかんでも戦国武将に例えて話すロジックは冴えに冴えていた。
馬鹿だけど、頭はいいのだ。
彼女の口癖である「なり」とか「のだー」は流行語になり、幼稚園児からおっさんまでが真似をしていた、
私も参考人招致のため帰国した際、実家に立ち寄ったのだが、
「よく帰ったなりな。」
と、親爺の口からその言葉が出て、驚いた。
その年の流行語大賞には、戸部典子の「卑怯なり」が選ばれたが、その授賞式に彼女の姿はなかった。
彼女は北京にいたのだ。
戸部典子は碧海作戦の研究室に戻ってきた。今度は中国政府に雇われたらしい。
いつも中国をあしざまに非難する山内議員をやっつけたことで、彼女は中国でも有名人になっていたのだ。
「戸部典子、ただ今帰還しましたなり。」
彼女は私にふざけて敬礼した。
驚いたことに人民解放軍の諸君が直立不動の姿勢をとり、彼女に敬礼した。
戸部典子は中国ではヒロインである。
おいおい、こいつは国会で徴兵制を訴えた再軍備主義者なのだぞ。
陳博士、李博士をはじめとした研究者たちは戸部典子を拍手で迎えた。
「出戻り娘なりー。」
と、戸部典子は照れている。
碧海作戦はまもなく十七世紀の生成を始める。
信長が築いた東アジア海洋帝国は平和で活気に満ちている。
そうだ、行こうではないか。十六世紀の東アジアの海へ。
中国政府は約束を守ってくれた。歴史介入実験チームの視察旅行というわけだ。もちろん陳博士も李博士も同行する。戸部典子も中国政府と交渉して強引について来るらしい。
私はその日から髪を伸ばしはじめた。少々薄くなりかけていた額をきれいに剃り上げ月代を作った。長く伸ばした髪を結い上げ丁髷(ちょんまげ)にした。
李博士は無礼にも爆笑をもって答えた。
「丁髷も素敵だと言ったのを忘れたか!」
タイムマシンで十六世紀へ向かった。一六○○年、十六世紀最後の年だ。場所は上海である。
私のいでたちは肩衣に袴姿である。腰に大小の刀をたばさんで街を闊歩した。
「コスプレ、コスプレ」と、
陳博士は覚えたてのオタク用語で私をからかったが、そんなことはおかまいなしさ。
陳博士は粗末な儒服を身に着けている。ただでさえ人目をひく色男なのだ。目立たないようにという方針は分かるのだが、私は陳博士の見事な士大夫ぶりが見たかったのだ。
「好好!」
李博士は赤いチャイナドレスではないか。正確にいうとチャイナドレスの原型となった満州族の女性用の胡服である。
李博士がこんなにも素敵な体の線をしていたことに今まで気付かなかった。残念ながらスリットから覗く脚には白いズボンをはいている。あのエッチなスリットは騎乗のためのもので、決して足をなまめかしく見せるためのものではない。満州族は中華文明のなかに、この偉大な遺産を残し、男たちを悩殺し続けるのである。
戸部典子は若侍のコスプレをしているのだが、全く似合っていない。こんなへらへらした若侍はいない。それにきょろきょろして挙動不審だ。地毛でポニーテールにしたのだが、若侍の髷にしてはなんか寸足らずなのだ。刀は竹みつにしておいた。こいつが刀なんか振り回しら危ないことこの上ない。
街は華やいでいる。様々な民族がそれぞれの衣装を競うように往来していた。東アジアの民族はもとより、ヨーロッバ人やアラブ人もいる。肌の黄色いもの、白いもの、黒いのもいるぞ。
街のあちこちでは槌音が響いている。上海は未だ建設中の都である。上海はまぎれもなく世界の首都になるであろう。
戸部典子が私の背中を叩いた。
「さっきの商人、徳川家康君じゃないなりか?」
他人の空似だろう。
街ではときどき戦国武将たちの姿を見かけた。みんなお忍びで上海を楽しんでいるのだ。
「伊達政宗君なり!」
そのたびに戸部典子が駆け寄ろうとする。
私は戸部典子のポニーテールを引っ張った。
「何するのだ! 痛いなり!」
勝手な事をするな。これは学術調査だ。
「学術的に伊達政宗君を調査するなり。」
再び政宗に近づこうとする戸部典子だったが、後ろ髪引いてやる。
「痛いなりぃー。」
このポニーテールは便利でいい。
私たちの滞在中に織田信長の喪が発せられた。庶民には一日だけ喪に服するようにとの御触れがあった。
「一日だけ喪に服し、あとはさっさと働けという信長様のありがたいご遺言なりね。」
そういうことだ。儒教の教えに従って何年も喪に服していては、近代的な時間の感覚に取り残されてしまう。
船に乗れるという。日本の平戸行きの商船だ。
夢が叶う。
上海市街を流れる黄浦江の港から私たちの乗る船は出航した。黄浦江はやがて長江の河口に合流する。
河口には無数の船が行き交っていた。
南蛮から来た商船は、長い旅のうちに傷だらけになり、ようやく目的地に辿りつこうとしている。
日本から来た船は小ぶりながら見事な操船で波を切っている。
長江を遡らんとしている船は重い荷を積んでいるらしく、船体を深く水面下に沈めている。
海に向かって舳先を並べる船団は未知の世界へ憧れ出ようとして、激しく帆を動かしている。
私たちの船は外洋に出た。風は順風、帆は美しい曲線を描いて膨らんでいる。日はゆっくりと傾き、海はどこまでも碧い。私は十六世紀の風に吹かれている。
陳博士が筆を取り出し懐紙にさらさらと何事かを書き付けている。
私が覗き込むと、李博士も覗き込んだ。李博士の顔が近い。いいにおいもする。
陳博士はその懐紙を私に手渡した。読めるか? ということらしい。
「この漢詩はよく知っているなり。」
私の手元を覗き込んだ戸部典子が、ひょいと懐紙を取り上げた。
「たしか『海市』という題名なり。」
「海市」の七言絶句は、私もよく知っている
海市とは蜃気楼のことだ。北宋の大詩人、蘇東坡の作である。
漢詩にはめずらしく海に題材をとっている。
中国人にも海に対するこんなにも豊かな感性があったことに私はあらためて敬服した。
戸部典子が朗々と、日本語で読み下した。
斜陽万里、孤鳥没す
但見る、碧海の青銅を磨けるを
蜃気楼のような歴史の海を眺めながら、もう何も想うことは無い。
<了>
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
戦艦大和、時空往復激闘戦記!(おーぷん2ちゃんねるSS出展)
俊也
SF
1945年4月、敗色濃厚の日本海軍戦艦、大和は残りわずかな艦隊と共に二度と還れぬ最後の決戦に赴く。
だが、その途上、謎の天変地異に巻き込まれ、大和一隻のみが遥かな未来、令和の日本へと転送されてしまい…。
また、おーぷん2ちゃんねるにいわゆるSS形式で投稿したものですので読みづらい面もあるかもですが、お付き合いいただけますと幸いです。
姉妹作「新訳零戦戦記」「信長2030」
共々宜しくお願い致しますm(_ _)m
本能寺から始める異世界天下布武 ~転生した信長は第六天魔王になって異世界に君臨します~
朝日カヲル
ファンタジー
本能寺で死んだ織田信長は、小姓の蘭丸兄弟達と21世紀の日本に子供として転生してしまった。
そして、いつか戦国の世に戻れることを信じて、役に立ちそうな技術を片っ端から習得する。
火薬や製鉄冶金、農業技術や経済など、幅の広い知識を蓄え10年が過ぎた頃、蘭丸兄弟と同級生の女子高生「細川ガラシャ」と一緒になぜか異世界に転移させられてしまう。
そして、その世界を管理する神を名乗る者から、平和と安定をもたらして欲しいと懇願されてしまった。
その世界では、魔力をほとんど持たない非力な人族が、魔力や体力のある他の種族達から奴隷のような扱いを受けている過酷な世界だったのだ。
魔力を与えられた信長は第六天魔王を名乗り、魔法と科学を融合させた今までに無い強力な魔法を次々に生み出す。
そして、人族を虐げていた他種族の戦士を倒していく。
しかし、信長達がどんなに強くても国家には勝てないと悟り、一緒に異世界に来た蘭丸や細川達を四天王として率い、人族の王国を乗っ取ることにした。
そして、今まで多種族にこびへつらい奴隷根性の染みついていた人族に希望を与え、21世紀の内政チートで国力を増強し軍隊を強化する、そして世界を相手に大戦争を起こし、異世界で天下布武を実現する物語。
そして天下布武を実現した信長は、人族が虐げられていたこの世界の秘密に迫っていく。
登場および関連人物
織田信長・森蘭丸・力丸・坊丸・細川ガラシャ・帰蝶・明智光秀
大日本帝国領ハワイから始まる太平洋戦争〜真珠湾攻撃?そんなの知りません!〜
雨宮 徹
歴史・時代
1898年アメリカはスペインと戦争に敗れる。本来、アメリカが支配下に置くはずだったハワイを、大日本帝国は手中に収めることに成功する。
そして、時は1941年。太平洋戦争が始まると、大日本帝国はハワイを起点に太平洋全域への攻撃を開始する。
これは、史実とは異なる太平洋戦争の物語。
主要登場人物……山本五十六、南雲忠一、井上成美
※歴史考証は皆無です。中には現実性のない作戦もあります。ぶっ飛んだ物語をお楽しみください。
※根本から史実と異なるため、艦隊の動き、編成などは史実と大きく異なります。
※歴史初心者にも分かりやすいように、言葉などを現代風にしています。
「死の力学」の兵法家・呉起
城 作也
歴史・時代
呉起は、呉子とも呼ばれ、孫子と並んで中国古代の兵法家として名高い。
しかし誰も、彼のように生きたいとは思わないであろう。
生まれるのが早すぎた天才と、世は彼を評す。
全ての悩みを解決した先に
夢破れる
SF
「もし59歳の自分が、30年前の自分に人生の答えを教えられるとしたら――」
成功者となった未来の自分が、悩める過去の自分を救うために時を超えて出会う、
新しい形の自分探しストーリー。
GAME CHANGER 日本帝国1945からの逆襲
俊也
歴史・時代
時は1945年3月、敗色濃厚の日本軍。
今まさに沖縄に侵攻せんとする圧倒的戦力のアメリカ陸海軍を前に、日本の指導者達は若者達による航空機の自爆攻撃…特攻 で事態を打開しようとしていた。
「バカかお前ら、本当に戦争に勝つ気があるのか!?」
その男はただの学徒兵にも関わらず、平然とそう言い放ち特攻出撃を拒否した。
当初は困惑し怒り狂う日本海軍上層部であったが…!?
姉妹作「新訳 零戦戦記」共々宜しくお願い致します。
共に
第8回歴史時代小説参加しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる