22 / 96
第二章 リュータと不思議な他種族
第二十二話 リュータの機転と結末と
しおりを挟む
「これで、最後だ!」
「ギャウン!」
恐るべし、納豆パワー。
「ほんたらリュータは、恐ろしげなもんを考えるさな」
褒めても何も出ませんよ?
「いやいや、これは悪魔の所業じゃて。落とし穴掘って、下にはくっさいナットー。落ちてきたサーベルタイガーがあれほど哀れに見えた事は、なか」
「んだんだ」
「リュータは敵に回しちゃなんねーべ」
おういえ。それ、褒めていませんよね?
と言う訳で、最後のサーベルタイガーも無事に討伐したのですが、何をしたかと言えば簡単です。
獣人王国側から上に向かって穴をL字に掘ってもらう。そして落ちてきたサーベルタイガーを一匹ずつ処理。
穴に落ちた仲間を確認したいのかいちいち覗いて、一匹ずつ落ちてくるんだよね。
「以上」
「どうした、リュータ」
「ケントさん、まだここにいたの!? いいから早くミレイさんの所に行ってあげなさい!」
「あ、ああ。すまない。それと、感謝する。里を救ってくれたことも、あの時俺を止めてくれた事も」
「いいよいいよ。でも、思いが色あせないうちに、早く言うべきだよ?」
「そうだな。俺の思い、伝えてくる!」
本当にもう、世話がやけるんだから。
「あどっこいしょういちっとな」
「手を貸そう」
「ありが・・・なんでミレイさん、ここにいんの?」
穴から這い出てきたら、ミレイさんが待ち構えておりました。
いや待って、さっきケントさん、向こう行っちゃったよ!?
折角キメ顔で走り去っていったのに、これは切ない。
「今回、皆が無事だったのは、君のお陰だって聞いてね。いてもたってもいられなくなったんだ」
やめて! その乙女な表情、やめて!!
ケントさん、泣いちゃうよ!
俺ももらい泣きする、絶対する!
「ほっほ。さすがリュータじゃ。ワシが見込んだだけの事はあるのぉ」
「シルちゃん! 無事だったんだね!」
「おうおう、無事じゃよ。腰がちょっと痛いがのぉ」
いや、こんな所でお年寄りっぽさを発揮されても困るわー。
「でも良かった。誰も犠牲にならなく・・・」
待て。待てよ俺。
「ちょっと待って。まだ何かあるかもしれない。警戒して!!」
「何を言っているんだ。もう全部終わっただろう?」
「リュータよ、まだ何かあるか?」
分からない。
でも、あの石碑がここにある。
もしここが、オープン型のダンジョンだとしたら・・・
絶対に、最後に性悪な事が起こる!
「全力引く1の、『調査』!!」
周囲のマッピングがされる。
いや、その機能、知らないんだけど。
普段『鑑定』ばかりしているからすっかり存在を忘れかけていたし、ロクに検証もしていなかったけど、これはすごい。忍者、もういらない。
「って、いた! 最後の一匹!」
森の中の一角に、おそらく魔人の生き残り。
「なんじゃと! 全員、追撃じゃ! 魔人を討ち倒すのじゃ!」
「「「う、うおおおおおおお!!」」」
しゅぱんしゅぱんしゅぱん、ガンガンガンガン・・・・・・
キャウーン。
なお使用した納豆はきちんと袋に入れていたので、後でおいしくいただきました。
***
さすがに狩猟民族の方々は違いました。
1 対 200くらいの数の暴力で蹂躙です。
一切の手加減なく魂を込めた一撃一撃でした。
「自分含めて、犠牲無しで乗り切ったのは初めてかも」
思わずそんな事を呟いてしまった。
「そうかそうか。リュータは若いのに、思いのほか、多くの修羅場をくぐってきておるようじゃのぉ」
「シルちゃん、頭撫でるの、恥ずかしいんですけど」
でも、もっとやって!!
美少女だけど、おばあちゃんのナデナデ。最高じゃん!!
「ほっほ。良きかな良きかな」
「ま、そうですね。無事に終わってよかったですよ」
見れば、エルフの男女が抱き合って生還を喜び合っている。
そうだよね、あれだけの事態だったんだ。誰もが必死で、誰もがあがいて、誰もが大切な人の顔を思い浮かべたはずだ。
それはポっと出の俺じゃなくて、もっと身近にいた、大切な人。
あの戦いは、そんな思いを呼び起こしてくれたんだ。
「リュータ、ミレイを・・・見なかったか・・・?」
「え? ミレイさんならあそこにいるでしょ」
「おお、そうか・・・里を一周しても見当たらなかったのでな・・・」
な、なんて間の悪い。
ケントさん、がんばれ、超がんばれ!!
***
「行ってしまうのかぇ」
「ええ、俺には帰りを待つ人たちが、たぶん、それなりに、きっと、うーん、いると、思う?」
「なんじゃ、歯切れが悪いのぉ」
「どちらかと言うと俺が詫びないといけない人たちなんで」
サーベルタイガー襲撃から一週間経ち、獣人王国のジュークの街とエルフの里との共同祭みたいなものも終了し、そのタイミングで俺は旅に出る決意をした。
ワーム車もシルちゃんが格安で用意してくれた。お値段なんと50万円。稼ぎがほぼ全部消えました。
「もう行ってしまうのか?」
「ミレイさん」
「気を付けてな」
「ケントさんも! 改めて、おめでとうございます。お二人とも、お幸せに」
「「ありがとう!」」
ケントさんと握手を交わす。
細いけど、しっかりとした働き者の手だった。
顔がいかにイケていても、スラっと八頭身でも、やはり土をいじる人は強い。
そう感じさせる、力強い握手だった。T〇KIOっぽい。
「カリーナさんも、旦那さんとヨリを戻せて良かったですね」
「まったくね。今度こそ離さないわ。胃袋を掴んだから、ね」
「ははは、そうなっては逃げられませんよ」
そう、あれからエルフの女性たちは料理の大切さを学び、実践してきた。
まだ一週間やそこらなので、完全にモノに出来た人はいないけど、それでも今までとは異なりすごい進歩を遂げている。
その一つに、獣人王国との国交を開いたのも理由に挙げられるだろう。
その橋渡しとなったのは、当然、男性エルフたち。
「俺たちも、今までのような軟弱者と言われないように、得意分野で頑張るからな!」
「ええ、ない物ねだりするよりもずっといいです。そして、お互いのいいところを認め合う。いいですね、夫婦って」
「まぁ、な」
鼻の頭をポリポリと掻く姿も、やだ、イケメン。
エルフって、生まれながらの勝ち組だわー。
「間に合ったか! リュータよ、これを持っていけ!」
「え? あ、棍!?」
「サーベルタイガーの大牙から削り出したんだ。特注さ!」
すごい。
見事な円柱だ!
「いや、これ原形留めていませんよね?」
「大変だったんだぞ。熱して叩くことで形を整えて」
「削ってない!?」
「尖った部分を丸くするのに苦労してな」
異世界の鍛冶屋パワー恐るべし。
まさか牙を鍛冶して形を変えるとは・・・、ゲームじゃないんだからさ!
でも
「ありがとう! 大事にします」
「おうよ。また、落ち着いたら来いよ?」
「はい!」
名も知らぬ鍛冶屋の人、本当にありがとう!!
「出発しまーす」
「はい。それでは皆さん」
シルちゃん、ミレイさん、ケントさん
以下略。
「お達者で!!」
そして俺を乗せたワーム車は走り出した。
超、高速で。
「あびゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
ちなみにワーム車とは、ワームが引く馬車のようなものではなく、四つ足のトカゲのようなものが引く馬車のようなものです。
何故ワーム車なのかと言えば、地中と言えばワームだろうと言う考えだそうです。訳分からん。
「ギャウン!」
恐るべし、納豆パワー。
「ほんたらリュータは、恐ろしげなもんを考えるさな」
褒めても何も出ませんよ?
「いやいや、これは悪魔の所業じゃて。落とし穴掘って、下にはくっさいナットー。落ちてきたサーベルタイガーがあれほど哀れに見えた事は、なか」
「んだんだ」
「リュータは敵に回しちゃなんねーべ」
おういえ。それ、褒めていませんよね?
と言う訳で、最後のサーベルタイガーも無事に討伐したのですが、何をしたかと言えば簡単です。
獣人王国側から上に向かって穴をL字に掘ってもらう。そして落ちてきたサーベルタイガーを一匹ずつ処理。
穴に落ちた仲間を確認したいのかいちいち覗いて、一匹ずつ落ちてくるんだよね。
「以上」
「どうした、リュータ」
「ケントさん、まだここにいたの!? いいから早くミレイさんの所に行ってあげなさい!」
「あ、ああ。すまない。それと、感謝する。里を救ってくれたことも、あの時俺を止めてくれた事も」
「いいよいいよ。でも、思いが色あせないうちに、早く言うべきだよ?」
「そうだな。俺の思い、伝えてくる!」
本当にもう、世話がやけるんだから。
「あどっこいしょういちっとな」
「手を貸そう」
「ありが・・・なんでミレイさん、ここにいんの?」
穴から這い出てきたら、ミレイさんが待ち構えておりました。
いや待って、さっきケントさん、向こう行っちゃったよ!?
折角キメ顔で走り去っていったのに、これは切ない。
「今回、皆が無事だったのは、君のお陰だって聞いてね。いてもたってもいられなくなったんだ」
やめて! その乙女な表情、やめて!!
ケントさん、泣いちゃうよ!
俺ももらい泣きする、絶対する!
「ほっほ。さすがリュータじゃ。ワシが見込んだだけの事はあるのぉ」
「シルちゃん! 無事だったんだね!」
「おうおう、無事じゃよ。腰がちょっと痛いがのぉ」
いや、こんな所でお年寄りっぽさを発揮されても困るわー。
「でも良かった。誰も犠牲にならなく・・・」
待て。待てよ俺。
「ちょっと待って。まだ何かあるかもしれない。警戒して!!」
「何を言っているんだ。もう全部終わっただろう?」
「リュータよ、まだ何かあるか?」
分からない。
でも、あの石碑がここにある。
もしここが、オープン型のダンジョンだとしたら・・・
絶対に、最後に性悪な事が起こる!
「全力引く1の、『調査』!!」
周囲のマッピングがされる。
いや、その機能、知らないんだけど。
普段『鑑定』ばかりしているからすっかり存在を忘れかけていたし、ロクに検証もしていなかったけど、これはすごい。忍者、もういらない。
「って、いた! 最後の一匹!」
森の中の一角に、おそらく魔人の生き残り。
「なんじゃと! 全員、追撃じゃ! 魔人を討ち倒すのじゃ!」
「「「う、うおおおおおおお!!」」」
しゅぱんしゅぱんしゅぱん、ガンガンガンガン・・・・・・
キャウーン。
なお使用した納豆はきちんと袋に入れていたので、後でおいしくいただきました。
***
さすがに狩猟民族の方々は違いました。
1 対 200くらいの数の暴力で蹂躙です。
一切の手加減なく魂を込めた一撃一撃でした。
「自分含めて、犠牲無しで乗り切ったのは初めてかも」
思わずそんな事を呟いてしまった。
「そうかそうか。リュータは若いのに、思いのほか、多くの修羅場をくぐってきておるようじゃのぉ」
「シルちゃん、頭撫でるの、恥ずかしいんですけど」
でも、もっとやって!!
美少女だけど、おばあちゃんのナデナデ。最高じゃん!!
「ほっほ。良きかな良きかな」
「ま、そうですね。無事に終わってよかったですよ」
見れば、エルフの男女が抱き合って生還を喜び合っている。
そうだよね、あれだけの事態だったんだ。誰もが必死で、誰もがあがいて、誰もが大切な人の顔を思い浮かべたはずだ。
それはポっと出の俺じゃなくて、もっと身近にいた、大切な人。
あの戦いは、そんな思いを呼び起こしてくれたんだ。
「リュータ、ミレイを・・・見なかったか・・・?」
「え? ミレイさんならあそこにいるでしょ」
「おお、そうか・・・里を一周しても見当たらなかったのでな・・・」
な、なんて間の悪い。
ケントさん、がんばれ、超がんばれ!!
***
「行ってしまうのかぇ」
「ええ、俺には帰りを待つ人たちが、たぶん、それなりに、きっと、うーん、いると、思う?」
「なんじゃ、歯切れが悪いのぉ」
「どちらかと言うと俺が詫びないといけない人たちなんで」
サーベルタイガー襲撃から一週間経ち、獣人王国のジュークの街とエルフの里との共同祭みたいなものも終了し、そのタイミングで俺は旅に出る決意をした。
ワーム車もシルちゃんが格安で用意してくれた。お値段なんと50万円。稼ぎがほぼ全部消えました。
「もう行ってしまうのか?」
「ミレイさん」
「気を付けてな」
「ケントさんも! 改めて、おめでとうございます。お二人とも、お幸せに」
「「ありがとう!」」
ケントさんと握手を交わす。
細いけど、しっかりとした働き者の手だった。
顔がいかにイケていても、スラっと八頭身でも、やはり土をいじる人は強い。
そう感じさせる、力強い握手だった。T〇KIOっぽい。
「カリーナさんも、旦那さんとヨリを戻せて良かったですね」
「まったくね。今度こそ離さないわ。胃袋を掴んだから、ね」
「ははは、そうなっては逃げられませんよ」
そう、あれからエルフの女性たちは料理の大切さを学び、実践してきた。
まだ一週間やそこらなので、完全にモノに出来た人はいないけど、それでも今までとは異なりすごい進歩を遂げている。
その一つに、獣人王国との国交を開いたのも理由に挙げられるだろう。
その橋渡しとなったのは、当然、男性エルフたち。
「俺たちも、今までのような軟弱者と言われないように、得意分野で頑張るからな!」
「ええ、ない物ねだりするよりもずっといいです。そして、お互いのいいところを認め合う。いいですね、夫婦って」
「まぁ、な」
鼻の頭をポリポリと掻く姿も、やだ、イケメン。
エルフって、生まれながらの勝ち組だわー。
「間に合ったか! リュータよ、これを持っていけ!」
「え? あ、棍!?」
「サーベルタイガーの大牙から削り出したんだ。特注さ!」
すごい。
見事な円柱だ!
「いや、これ原形留めていませんよね?」
「大変だったんだぞ。熱して叩くことで形を整えて」
「削ってない!?」
「尖った部分を丸くするのに苦労してな」
異世界の鍛冶屋パワー恐るべし。
まさか牙を鍛冶して形を変えるとは・・・、ゲームじゃないんだからさ!
でも
「ありがとう! 大事にします」
「おうよ。また、落ち着いたら来いよ?」
「はい!」
名も知らぬ鍛冶屋の人、本当にありがとう!!
「出発しまーす」
「はい。それでは皆さん」
シルちゃん、ミレイさん、ケントさん
以下略。
「お達者で!!」
そして俺を乗せたワーム車は走り出した。
超、高速で。
「あびゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
ちなみにワーム車とは、ワームが引く馬車のようなものではなく、四つ足のトカゲのようなものが引く馬車のようなものです。
何故ワーム車なのかと言えば、地中と言えばワームだろうと言う考えだそうです。訳分からん。
12
お気に入りに追加
2,021
あなたにおすすめの小説
転生令嬢の食いしん坊万罪!
ねこたま本店
ファンタジー
訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズとして転生した、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、自分に無関心なバカ父が後妻に迎えた、典型的なシンデレラ系継母と、我が儘で性格の悪い妹にイビられたり、事故物件王太子の中継ぎ婚約者にされたりつつも、しぶとく図太く生きていた。
そんなある日、プリムローズは王侯貴族の子女が6~10歳の間に受ける『スキル鑑定の儀』の際、邪悪とされる大罪系スキルの所有者であると判定されてしまう。
プリムローズはその日のうちに、同じ判定を受けた唯一の友人、美少女と見まごうばかりの気弱な第二王子・リトス共々捕えられた挙句、国境近くの山中に捨てられてしまうのだった。
しかし、中身が元ヤンアラサー女の図太い少女は諦めない。
プリムローズは時に気弱な友の手を引き、時に引いたその手を勢い余ってブン回しながらも、邪悪と断じられたスキルを駆使して生き残りを図っていく。
これは、図太くて口の悪い、ちょっと(?)食いしん坊な転生令嬢が、自分なりの幸せを自分の力で掴み取るまでの物語。
こちらの作品は、2023年12月28日から、カクヨム様でも掲載を開始しました。
今後、カクヨム様掲載用にほんのちょっとだけ内容を手直しし、1話ごとの文章量を増やす事でトータルの話数を減らした改訂版を、1日に2回のペースで投稿していく予定です。多量の加筆修正はしておりませんが、もしよろしければ、カクヨム版の方もご笑覧下さい。
※作者が適当にでっち上げた、完全ご都合主義的世界です。細かいツッコミはご遠慮頂ければ幸いです。もし、目に余るような誤字脱字を発見された際には、コメント欄などで優しく教えてやって下さい。
※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
薄幸召喚士令嬢もふもふの霊獣の未来予知で破滅フラグをへし折ります
盛平
ファンタジー
レティシアは薄幸な少女だった。亡くなった母の再婚相手に辛く当たられ、使用人のように働かされていた。そんなレティシアにも幸せになれるかもしれないチャンスがおとずれた。亡くなった母の遺言で、十八歳になったら召喚の儀式をするようにといわれていたのだ。レティシアが召喚の儀式をすると、可愛いシマリスの霊獣があらわれた。これから幸せがおとずれると思っていた矢先、レティシアはハンサムな王子からプロポーズされた。だがこれは、レティシアの契約霊獣の力を手に入れるための結婚だった。レティシアは冷血王子の策略により、無惨に殺される運命にあった。レティシアは霊獣の力で、未来の夢を視ていたのだ。最悪の未来を変えるため、レティシアは剣を取り戦う道を選んだ。
悪役令嬢になるのも面倒なので、冒険にでかけます
綾月百花
ファンタジー
リリーには幼い頃に決められた王子の婚約者がいたが、その婚約者の誕生日パーティーで婚約者はミーネと入場し挨拶して歩きファーストダンスまで踊る始末。国王と王妃に謝られ、贈り物も準備されていると宥められるが、その贈り物のドレスまでミーネが着ていた。リリーは怒ってワインボトルを持ち、美しいドレスをワイン色に染め上げるが、ミーネもリリーのドレスの裾を踏みつけ、ワインボトルからボトボトと頭から濡らされた。相手は子爵令嬢、リリーは伯爵令嬢、位の違いに国王も黙ってはいられない。婚約者はそれでも、リリーの肩を持たず、リリーは国王に婚約破棄をして欲しいと直訴する。それ受け入れられ、リリーは清々した。婚約破棄が完全に決まった後、リリーは深夜に家を飛び出し笛を吹く。会いたかったビエントに会えた。過ごすうちもっと好きになる。必死で練習した飛行魔法とささやかな攻撃魔法を身につけ、リリーは今度は自分からビエントに会いに行こうと家出をして旅を始めた。旅の途中の魔物の森で魔物に襲われ、リリーは自分の未熟さに気付き、国営の騎士団に入り、魔物狩りを始めた。最終目的はダンジョンの攻略。悪役令嬢と魔物退治、ダンジョン攻略等を混ぜてみました。メインはリリーが王妃になるまでのシンデレラストーリーです。
転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!
魔法のせいだからって許せるわけがない
ユウユウ
ファンタジー
私は魅了魔法にかけられ、婚約者を裏切って、婚約破棄を宣言してしまった。同じように魔法にかけられても婚約者を強く愛していた者は魔法に抵抗したらしい。
すべてが明るみになり、魅了がとけた私は婚約者に謝罪してやり直そうと懇願したが、彼女はけして私を許さなかった。
【完結】元婚約者であって家族ではありません。もう赤の他人なんですよ?
つくも茄子
ファンタジー
私、ヘスティア・スタンリー公爵令嬢は今日長年の婚約者であったヴィラン・ヤルコポル伯爵子息と婚約解消をいたしました。理由?相手の不貞行為です。婿入りの分際で愛人を連れ込もうとしたのですから当然です。幼馴染で家族同然だった相手に裏切られてショックだというのに相手は斜め上の思考回路。は!?自分が次期公爵?何の冗談です?家から出て行かない?ここは私の家です!貴男はもう赤の他人なんです!
文句があるなら法廷で決着をつけようではありませんか!
結果は当然、公爵家の圧勝。ヤルコポル伯爵家は御家断絶で一家離散。主犯のヴィランは怪しい研究施設でモルモットとしいて短い生涯を終える……はずでした。なのに何故か薬の副作用で強靭化してしまった。化け物のような『力』を手にしたヴィランは王都を襲い私達一家もそのまま儚く……にはならなかった。
目を覚ましたら幼い自分の姿が……。
何故か十二歳に巻き戻っていたのです。
最悪な未来を回避するためにヴィランとの婚約解消を!と拳を握りしめるものの婚約は継続。仕方なくヴィランの再教育を伯爵家に依頼する事に。
そこから新たな事実が出てくるのですが……本当に婚約は解消できるのでしょうか?
他サイトにも公開中。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる