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第一三章 武士妖怪対獣

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 Ⅰ

 鎌鼬かまいたちの声を振り払い、吟は悲鳴の元へと足を急ぐ。風を切り裂き、目にも留まらぬ速さで、屋根の上を駆けて行く。足を止めることなく、様子を窺うように視線を周囲に走らせるが、砂煙が立っているからか詳細は分からない。ただ、耳には風が乗せてくる十人十色の悲鳴がひたすらに届く。たまに聞こえてくる何かが激突するようなドンッという音が、吟の足をさらに速めた。
 吟は思わず舌打ちをする。敵の狙いは分からないが、自身が動いたためにセレーナを危険に遭わせたとおもえば自身の行動を悔いるとというもの。
 だが、吟の中で少しばかり引っかかることがあった。
 ……先ほどとは違う気配。
 吟は目を細める。
 先ほどの気配は普段見つけられず、不可思議で分かりにくく、怪しげなもの。嫌な気配だと一言で告げられるものだった。
 だが、今回の気配は荒々しく暴れ回り、存在を確かにしている。まるで――。

 ――そう、獣のような……。

 吟はそう考えつつ、悲鳴の元へと急ぐ。悲鳴の上がっていた場所は、セレーナたちがいる寮の建物で。吟は屋根から地上へと躊躇うことなく飛び降りる。着地と同時に駆け出し、目的の人物を探し出す。
 寮の周囲にある森へと足を向ければ、前方に見慣れた、目的の人物の背中があって。
「――セレーナ殿」
 吟は息一つ乱さず、セレーナの前に進み出る。彼女を背後に庇うようにして立ち、刀の鍔に親指をかけた。いつでも刀が抜けるような状態にして、目前の敵もとい砂煙を睨みつける。
 背後でセレーナが声を上げる。その後ろではさらにほかの生徒たちの声が上がり、吟は注目の的となっていた。
「ウタ様!」
 吟はチラリと視線をセレーナへ向ける。砂煙が起こっているからか、多少砂を被っているものの、傷一つない姿に安堵する。
 吟は視線を前に戻して問いかける。
「状況は」
「分かりません。私たちも外に出たらこの状況で……。どうやら、モンスターが迷い込み、喧嘩しているとの噂ですが……」
「もんすたー……」
 聞き慣れない言葉に、吟は眉を寄せる。神鹿で相棒の要がいたのであれば、即座に質問していたことだろうが、今は隣にいない。ここでセレーナに聞き返すのも視線が集まっていて難しいだろう。
 妖怪、とは違うのだろう……。もんすたー、なんて呼び方を聞いたことはないが……。
 吟の前世にはそう呼ばれる存在はいなかった。妖怪でも、妖でも、お化けでもなく、さらに言えば動物たちの存在とも違うのだろうと予測する。だが、予測したところで、姿形は分からないため、それ以上の判断のしようがなかった。
 吟は砂煙が晴れるのを待ち、自身の敵となり得るものに視線を凝らす。刀はまだ抜かない。いや、抜けないが正しかった。間合いも分からないし、ましてや敵であるかどうかも判明していないのだ。自らわざわざ敵意を向けることはないだろうと判断した結果である。
 すると、背後から別の生徒たちの声がヒソヒソと聞こえてきた。
「おい、あの姿って……!」
「や、やべえよ……」
 砂煙が少しずつ晴れてきたことによって、その姿の影が見えてくる。どうやら、皆異変を感じ取ったからなのか、それとも興味本位でなのか、人が集まりつつあるらしい。先ほどよりも人の声が多く、気配も集まりつつある。なんと言っても、セレーナたちが生活している寮に近いのだ、気になる者が多くてもおかしくはない。
 おそらく、誰もかれもが不安なのだろう。
 吟はそう判断して、生徒たちの声に耳を傾ける。生徒たちがモンスターの姿を知っているというなら、情報が集まると思ったのだ。反応を示している生徒たちの声を拾い、自身の目の前にいる存在を見極めようとする。

 そして、その場にいたのは――。

「――や、やっぱり、キメラだあああ!」
「な、なんでこんなところに……!」
「いいから、逃げよう!」
 口々に生徒が声を上げて逃げ出す中、吟はキメラと呼ばれた存在へと目を向ける。
 ようやく晴れた砂煙の中から姿を現したのは、自身の倍以上の身長を持つもので。前方には獅子、真ん中には牡山羊、後方には大蛇と見たこともない姿のものがそこにはいた。
「……あれが、きめらとやらか」
 なんとも異様な……。
 吟が今まで見てきた中で、特に変わった姿だと思う。妖怪の中でも変わった姿のものはいた。だが、ここまでいくつかの種類が統合した存在など、今までに見たことがあろうか。否、ないだろう。
「ウタ様、逃げましょう!」
 セレーナが吟の着物をクイッと引っ張る。
 だが、吟はセレーナのその声にすぐには反応を示さなかった。気になっていることがあるからだ。
 奴の視線が、こちらを向いていない……。
 吟たちはキメラと呼ばれるモンスターの近くにいる。気配を消している者はほとんどいないため、モンスターもその気配は感じ取っているはずだ。だというのに、吟たちには一切視線を向けず、キメラからみて前方にしか視線を向けていない。
 確かに、気配はある……。
 吟は感じ取っていた。キメラの他に、別の気配があることを。だが、その気配もおそらくはキメラと同様、モンスターと呼ばれる存在なのだろうと予想していた。もう一つある気配も、荒々しく暴れ回っているものだったからであった。反対側はまだ砂煙で満ちており、対峙しているモンスターの姿はまだ把握できない。
「……セレーナ殿、少し待たれよ」
「で、ですが……!」
「奴の目には、我らの存在は映っておらぬ。奴の目に映っておるのは……」
 吟は目を細める。ようやく反対側も砂煙が晴れてきた。

 現れたその姿は――。

「……!    何故……」



 Ⅱ

 吟が驚きの声を上げて様子を見ていれば、その声にセレーナが反応を示す。
「ウタ様?」
「……奴が狙っていたのは、波山はさんだったのか」
「……ハ、サン?」
 セレーナが分からずに首を傾げていると、そこに寮長であるグロリアたちが姿を現す。
「ウタ殿、セレーナ!」
「お二人とも、無事ですか?」
「問題ない」
 グロリアとアルフレッドに吟は淡々と返答し、再度視線をキメラたちに戻す。
 セレーナもグロリアたちに頷いてみせる。
 グロリアたちはそれを見てから、視線をキメラへと向けた。
「まさか、キメラがここにいるとは……」
「討伐、なんて簡単にできるものではないですよね……」
「いや、おそらくは倒せると思うのだが……。それよりも」
「それよりも!?    ウタ殿、サラッと凄いことを言わないでくれるか!」
 グロリアとアルフレッドの言葉に再度淡々と返した吟だったが、今回ばかりはグロリアに強く言い返される。
 吟がそれに肩を竦めていれば、セレーナがおずおずと口を開く。
「ウタ様、先ほどお話に出てきた、ハサンとは一体……?」
 セレーナの言葉に、吟は頷く。
「うむ、キメラとやらに対峙しているのが波山だ。奴は妖鳥と呼ばれている。そして、奴こそが――妖怪の一種なのだ」
 吟の説明にセレーナたちは驚きの声を上げた。

 ――波山。
 伊予国――現代の日本の愛媛県――の伝承で、口から炎を吹く鶏のこと。竹藪に住み、深夜に村に現れると、翼をバサバサと鳴らすと言われている。

 吟は波山のことを説明する。吟がいた日本の事などは伏せて説明したが、とりあえずセレーナたちに理解して貰えたようだ。それから、吟はそのまま言葉を続ける。
「我はキメラと呼ばれるものに詳しくはないが、波山――妖怪であれば別だ。……どういった経緯があるのかは分からぬが、何やら妖怪がこの世界に集いつつあるというのも一つの真実。その理由とやらを探さねばなるまいな」
「ちょっと待て、ウタ殿!    何が何だか……、そもそも妖怪とやらが集まっているというのは――」
「説明はすべて後だ、グロリア殿。とりあえずは双方を止めるべきよ。……それと、一つ確認しておきたいのだが」
 吟がグロリアとアルフレッドを見ると、二人は不思議そうに見てくる。
 そんな二人に吟は問いかけた。
「キメラとやらは倒しても問題ないのだな」
「簡単に言うものだな!」
「いくらウタさんでも、さすがにキメラは……」
 グロリアとアルフレッドの言葉に、吟は淡々と返すだけである。
「知れたこと。首をすべて落とせば問題あるまい」
「だから、簡単に言い過ぎだ!」
「あ、倒すのは問題ないので」
「承知した」
 グロリアとアルフレッドが口々に言う中、吟は聞きたかったことを聞いてようやく二体と対峙する。吟はゆっくりと刀を引き抜きつつ、両者の間に歩み寄って行く。
「双方、待たれよ」
 吟の声に、一体のモンスターと一体の妖怪がジロリと鋭い視線を吟に向ける。吟はその視線を受け止めつつも、気圧されることなく続けた。
「これ以上、ここで暴れられたら困る。双方、共に一時ひととき我に預けて貰おう。でなければ、我も加減せずに向かわせていただく」
 吟が断言すれば、二体の視線がさらに鋭くなる。吟もまけじと睨み返すのであった。



 Ⅲ

 先に口を開いたのは、波山であった。口を開いたかと思えば、間髪入れずに炎が口から吐き出される。
 吟はその炎を迷わずに切り裂いた。
 波山、お主に我は分からぬか……。
 無理もない。吟の姿形はほとんど変わらないとはいえ、転生前とは気配が違う。夜刀神やとのかみという名の妖怪だった頃と、人間である今では根本的に違うのだ。
 できれば、鎌鼬の話もある。波山には協力の申し出をしたい。
 吟は上空へと飛び跳ねる。すると、今度はそこにキメラの手が迫っていた。鋭い爪がギラリと光り、なんならそれに噛み付こうと鋭い牙も吟に差し迫っている。
 吟はそれをひらりと避け、キメラの身体に着地する。それと同時に、キメラの獅子の顔が斬り落とされた。紅が飛び散り、大きな音を立てて首が地に落ちる。獣の咆哮なのか、悲鳴なのか、何やら大きな声が上がり、辺り一面に響き渡っていく。
 セレーナやグロリアたち、逃げ始めていた生徒たちまでもが足を止めてあんぐりと口を開いている。
 吟は何も気にすることなく、ただキメラを見下ろして口を開いた。
「お主に恨みはないが、これも我の仕事故。手加減はせぬ」
 吟は暴れるキメラの背中から飛び降りた。それと同時に、今度は大蛇が地に落ちていく。
 キメラはついに力尽きたようで、地面に大きな音を立てながら倒れた。ピク、ピクと身体が痙攣しているのは、吟の恐ろしさなのか、それとも最後の抵抗なのか。真意は分からない。
 吟が周囲を見渡せば、先の波山の炎で森が焼けつつあった。
 通りで気温が上がっているのか……。
 さすがにこのままでは良くないか、そう思った吟は波山よりも先に消火活動へと切り替えようとする。
 だが、そんな吟の前に旋風が巻き起こった。
「吟様!」
 旋風が消えてぴょこんと現れたのは、つい先ほどまで共にいた、鎌鼬で。吟と別れて追いかけてきたのだろう、吟の元に来て指示を待っているかのように見上げている。
 吟はふむと頷いた。
「……鎌鼬よ、お主に森の消火を頼みたい。お主ほどの強い風を巻き起こせるなら可能だろう」
 波山の炎で、今も尚森は焼かれている。だが、鎌鼬は旋風を起こせる妖怪、しかもその旋風は威力の限界を知らない。
 この鎌鼬なら、消火できるだろうと吟は考えたのである。
 吟が指示を出せば、それを待っていたかのように、鎌鼬は二つ返事で了承した。
「お任せ下さい!」
 吟は消火を鎌鼬に任せ、波山へと向き直る。だが、ふと思い出した。
 波山の炎に焼かれては困るか……。
 もう口元を布で隠す必要もないのだが、長年こうして布を巻いていたからか、なくなると変な感じがしてしまう。しかも、吟はこの布一枚しか持っていないため、これがなくなってしまったら口元を隠す布の代わりはないということ。さすがにそれは困ると考えたのである。
 吟は一度セレーナたちの元へと足を運ぶ。ついでとばかりに、グロリアとアルフレッドに指示を出した。
「キメラに関しては問題ないだろう。波山のことは我に任せよ。森の消火に関しては、鎌鼬に一任している。グロリア殿たちは避難指示を頼む」
 すると、淡々と指示を出す吟とは違い、グロリアは待たをかけた。
「いやいや、待て待て!    この状況に頭が追いつかん!    さっきのが、カマイタチと言う奴なのか!?    そもそも、奴は何なんだ!?」
 だが、吟はそれに対しても冷静に返した。
「それも後ほど。……セレーナ殿」
「は、はいっ!?」
 急に吟が呼んだからか、セレーナは声を裏返しながら返事をする。
 セレーナが何事かと目を瞬いていれば、吟はそれをじっと見つめた。それから、ゆっくりと首に巻いていた布を解く。皆が呆然とその姿を見守っていれば、吟はそれをセレーナの首に巻いた。
「……へ」
 セレーナの口から、間の抜けた声が零れ落ちる。セレーナの思考は停止していた。
 吟はセレーナの首に巻いてから、ゆっくりと口を開いた。
「避けられるとは思っているのだが、万が一、波山の炎に焼かれてしまっては堪らぬ。しばし預かっていて欲しい。……後は頼む」
 吟はそれだけ告げると、誰の声も返事も聞くことなく、迷いなく地面を蹴った。そして、炎を吐く波山へと斬りかかる。
 セレーナたちからは炎で戦況が見えにくいものの、おそらく吟は優勢なのだろう。皆、そう信じて疑わなかった。

 ただ一人――。

「はう……」
 ――セレーナだけが、戦況のことも、森の消火についても、何一つ頭に入ってくることなく全身を真っ赤にして顔を覆い隠す。
 その細い肩に、グロリアたちが意味深に手を乗せていたことなど、吟には知る由もなかった。



 IV

 波山との決着自体も、すぐに終止符が打たれた。
 キメラはすでに再起不能、鎌鼬の消火も無事に済んでいた。生徒たちもほとんど怪我もなく、砂煙で多少汚れたぐらいで済んだのである。
 吟は地に波山を伏せる。波山が呻く中、吟はそれを見下ろしつつも、敵意のない視線であった。刀を鞘に納め、吟は口を開く。
「……波山よ」
 吟が口を開けば、波山はゆっくりと目だけを動かす。その目に、吟の姿が映りこんだ。
 吟は波山に手を伸ばし、その頭をゆっくりと撫でる。波山が警戒するも、吟に牙を剥くことはなかった。いや、抵抗する力がないのだろう。
 吟はそれに気が付きつつも、波山に触れる。
「手荒な真似をしてすまなかった。……我は生前、夜刀神と呼ばれていた。今は人間の姿となり、吟と名乗っている」
 吟が告げると、波山の目が大きく見開かれた。鎌鼬とは違い、言葉を交わすことができないようだが、吟の言葉は理解できているらしい。反応を示している限り、吟のことにも覚えがあるのかもしれなかった。
 吟はさらに続ける。
「……この世界で、妖怪が集いしあると噂を耳にした。我はその原因を突き止めたい。他にもやらねばならぬことがある故、お主の力を借りたいのだ。……波山よ、我に力を貸してはくれぬか」
 吟が波山に声をかけ、ゆっくりと撫でていれば、その手に波山が擦り寄る。どうやら、了承を得られたようだ。
 波山がゆっくりと地面から頭を起こし、吟の顔に自身の嘴を近付ける。
 吟はそれを受け入れつつ、波山へと言葉を紡ぐ。
「感謝する、波山」
 波山が暴れないことを遠目から見ていたセレーナたちは、ホッと胸を撫で下ろす。それから、セレーナやグロリアたちは吟に駆け寄った。


 ――その瞬間、生徒たちからの大きな歓声に辺り一帯が包まれたのは、言うまでもない。
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