28 / 403
第1章 伏龍
第28話 蜜飼
しおりを挟む
今は9時を少し回ったぐらいの時間だ。司書長へは重ねてお礼を伝え、昼の再会の約束をする。
とりあえず畑へ戻ろう。コルンキントを戻さなきゃいけないしな。
本人はキラキラした目で物珍しそうに辺りを見回している。
精霊とコルンキントの事だが、コルンキントはパオラさんとレオさんには見えているが、他の人間には見えていない。
そして精霊はパオラさん以外の人間には見えていない。
レオさんが俺に許可を取ってすれ違う人間に確認していた。
そしてエルフにはどちらも見えている。コルンキントはずいぶん珍しがられた。
エルフは事情を知っている為か、パオラさんと精霊が契約ができたと思われて、パオラさんが祝福されていた。
なんかすまん! パオラさん。
俺が契約者だと知ると驚いた後、訳知り顔で頷いていた。
するとそのエルフの男性は呟いた。
さすが御使い様だ………と。
――なぬ?
聞きなれぬ単語? ……ミツカイ? 蜜買いか? 蜜飼い? 密会? う~ん?
エルフと別れたあとパオラさんに聞いてみる。
「ミツカイってどう言う意味ですかね?」
パオラさんはニコニコ笑って答えない。
「そんな事よりも、精霊様と妖精くんのお名前はどうするの?」
「う~ん。青・緑・小人でどうでしょう」
青が俺の頭をスパンッと通り過ぎる。音はいいのに痛くない。プロ仕様のヤツだ。
質量があるのか? お前。
「え~? 可哀そうよ。クモにも名前付けたんでしょ?」
「なんか。心がいっぱいで余裕がないといいますか………」
「それならゆっくり考えればいいわよ。可愛い名前考えてあげてね」
「ネーミングセンスないんですよ私。一緒に考えてくれませんかね」
むしろ決めてくれませんかね。パオラさん。
「だ~め! 正式な儀式の一環だからノアくんが考えないと。おねぇさんはノアくんのセンスを楽しみにしています」
エッヘンとばかりに胸を張る。パオラさんの素敵なものが押し出される。
俺はそれを見ないように視線を外し畑へと向かった。
へたれ?
なんだと! このスットコドッコイ!
すまん。言いたいだけだ。
◇
畑に付くとコルンキントは急にショボショボと目を擦り、バイバイと手を振ると消えていった。
よくわからんが生まれたばかりだし寝るのかね。
一応おれも手を振り返す。
パオラさんはブンブン振っている。
体操のお兄さんバリだ。
俺が小人呼ばわりしているコルンキントだが、小人というと7人組を思い浮かべるかもしれないが全く見た目が違う。
見た目は十歳いかないかな? くらいの子供の風貌だ。
身長は50cmほどだが細身で華奢だ。
本当に畑で役に立つのかと思うほどの細腕だ。
性別があるかは不明。
触ってあったらあったで微妙な気分になるので確認していない。
肩車した感じでは無し? かな?
まぁ。正直それはどうでも良い。
スズピヨ達は今日はいない。
餌台に餌をぶち込み今日も放置。
(また会いましたねダンナ。おかわりねぇですかい)
ツンツクが話しかけて来た。
(こんちは! 朝はありがとね。ちょっと混乱してて挨拶もできず悪かったね)
(いやいやそんな。あっしも驚きやした。まさか………神様の生まれる瞬間に立ち会えるとは)
(んっ? 神様っ? なんのこと)
(先ほどダンナが連れ帰って来たお方でさぁ。あっしも旅の途中に何度かご挨拶に上がった事がありやす。あのお方は土地神様でやしょう? その土地、土地を治めている。生まれたばかりであの神々しさってぇことは格がどんどん上がりそうだぁ)
(ツンツクあの子は妖精だよ。神様じゃない)
(へい。土地神様は聖獣だとか神獣だとか妖精だとか神々しい方が務めるもんでやす)
会話が成り立ってないがまぁ良いか、なんか疲れたし。
今朝からの短時間では、流石に畑の野菜も変わりがない。
今の生長速度で野菜の仕立はどうするかが一番の悩みだな。
どのくらいの生長スピードか分からないが、トマトの芽かきが一番問題かな。
あいつら阿保ほど出てくるからな。
芽かきを怠ると樹勢も落ちるし果実にも影響がでる。
夜も生長するとしても付きっきりでは見てられないしな。
光反応でちゃんと昼に花咲くよな。
昼じゃないと昆虫受粉できなくなるしな。
トウモロコシは風受粉だからいいけど。
早く育つのって良いことがないような………。
うんうんうなっている俺に話しかける意思があった。
辺りを窺う。
――ハチだな!
ちょっと大きめのミツバチみたいなヤツだな。
(ハチさんなんか御用ですか?)
ブブブブッて感じでいい住処が欲しい。蜜を集められるよって感じかな
う~ん。さすがの俺も養蜂はしたことが無い。
映像を見た程度の知識しか無いが養蜂資材は知っている。
アピの養蜂巣箱だ。
木立の中の日陰の場所に雨が降っても大丈夫なように台を錬金召喚してその上に巣箱を同じく錬金召喚して置いた。
巣脾とよばれる巣作りの補助となる板が七枚入り、巣のなかで栄養が取れるミツバチ専用の木製の給餌板が一枚の計八枚の巣箱だ。
ハチは中に入ると確認し出てくる。
内見の結果はどうだい? なになにちょっと手狭な感じ。
じゃあ巣脾減らそうか? 隙間が広くなるよ。
なになに幅じゃなく広さだと?
それならばと継箱を錬金召喚し、初めに出した巣箱を上にして二段に重ねて広さを出した。
継箱は巣脾が八枚入っている。
これでどうだいハチさんや。
すっごい素敵! と感謝の感情が伝わって来た。
まぁ。もののついでだ。騒ぎ立てるほどの事もない。
昼までまだ時間があるので魔道具店へ顔を出そう。
野菜の収穫が前倒しになりそうなので、色々早めてもらおう。
俺はパオラさんを連れ立ってメイリン魔道具店へ向かった
とりあえず畑へ戻ろう。コルンキントを戻さなきゃいけないしな。
本人はキラキラした目で物珍しそうに辺りを見回している。
精霊とコルンキントの事だが、コルンキントはパオラさんとレオさんには見えているが、他の人間には見えていない。
そして精霊はパオラさん以外の人間には見えていない。
レオさんが俺に許可を取ってすれ違う人間に確認していた。
そしてエルフにはどちらも見えている。コルンキントはずいぶん珍しがられた。
エルフは事情を知っている為か、パオラさんと精霊が契約ができたと思われて、パオラさんが祝福されていた。
なんかすまん! パオラさん。
俺が契約者だと知ると驚いた後、訳知り顔で頷いていた。
するとそのエルフの男性は呟いた。
さすが御使い様だ………と。
――なぬ?
聞きなれぬ単語? ……ミツカイ? 蜜買いか? 蜜飼い? 密会? う~ん?
エルフと別れたあとパオラさんに聞いてみる。
「ミツカイってどう言う意味ですかね?」
パオラさんはニコニコ笑って答えない。
「そんな事よりも、精霊様と妖精くんのお名前はどうするの?」
「う~ん。青・緑・小人でどうでしょう」
青が俺の頭をスパンッと通り過ぎる。音はいいのに痛くない。プロ仕様のヤツだ。
質量があるのか? お前。
「え~? 可哀そうよ。クモにも名前付けたんでしょ?」
「なんか。心がいっぱいで余裕がないといいますか………」
「それならゆっくり考えればいいわよ。可愛い名前考えてあげてね」
「ネーミングセンスないんですよ私。一緒に考えてくれませんかね」
むしろ決めてくれませんかね。パオラさん。
「だ~め! 正式な儀式の一環だからノアくんが考えないと。おねぇさんはノアくんのセンスを楽しみにしています」
エッヘンとばかりに胸を張る。パオラさんの素敵なものが押し出される。
俺はそれを見ないように視線を外し畑へと向かった。
へたれ?
なんだと! このスットコドッコイ!
すまん。言いたいだけだ。
◇
畑に付くとコルンキントは急にショボショボと目を擦り、バイバイと手を振ると消えていった。
よくわからんが生まれたばかりだし寝るのかね。
一応おれも手を振り返す。
パオラさんはブンブン振っている。
体操のお兄さんバリだ。
俺が小人呼ばわりしているコルンキントだが、小人というと7人組を思い浮かべるかもしれないが全く見た目が違う。
見た目は十歳いかないかな? くらいの子供の風貌だ。
身長は50cmほどだが細身で華奢だ。
本当に畑で役に立つのかと思うほどの細腕だ。
性別があるかは不明。
触ってあったらあったで微妙な気分になるので確認していない。
肩車した感じでは無し? かな?
まぁ。正直それはどうでも良い。
スズピヨ達は今日はいない。
餌台に餌をぶち込み今日も放置。
(また会いましたねダンナ。おかわりねぇですかい)
ツンツクが話しかけて来た。
(こんちは! 朝はありがとね。ちょっと混乱してて挨拶もできず悪かったね)
(いやいやそんな。あっしも驚きやした。まさか………神様の生まれる瞬間に立ち会えるとは)
(んっ? 神様っ? なんのこと)
(先ほどダンナが連れ帰って来たお方でさぁ。あっしも旅の途中に何度かご挨拶に上がった事がありやす。あのお方は土地神様でやしょう? その土地、土地を治めている。生まれたばかりであの神々しさってぇことは格がどんどん上がりそうだぁ)
(ツンツクあの子は妖精だよ。神様じゃない)
(へい。土地神様は聖獣だとか神獣だとか妖精だとか神々しい方が務めるもんでやす)
会話が成り立ってないがまぁ良いか、なんか疲れたし。
今朝からの短時間では、流石に畑の野菜も変わりがない。
今の生長速度で野菜の仕立はどうするかが一番の悩みだな。
どのくらいの生長スピードか分からないが、トマトの芽かきが一番問題かな。
あいつら阿保ほど出てくるからな。
芽かきを怠ると樹勢も落ちるし果実にも影響がでる。
夜も生長するとしても付きっきりでは見てられないしな。
光反応でちゃんと昼に花咲くよな。
昼じゃないと昆虫受粉できなくなるしな。
トウモロコシは風受粉だからいいけど。
早く育つのって良いことがないような………。
うんうんうなっている俺に話しかける意思があった。
辺りを窺う。
――ハチだな!
ちょっと大きめのミツバチみたいなヤツだな。
(ハチさんなんか御用ですか?)
ブブブブッて感じでいい住処が欲しい。蜜を集められるよって感じかな
う~ん。さすがの俺も養蜂はしたことが無い。
映像を見た程度の知識しか無いが養蜂資材は知っている。
アピの養蜂巣箱だ。
木立の中の日陰の場所に雨が降っても大丈夫なように台を錬金召喚してその上に巣箱を同じく錬金召喚して置いた。
巣脾とよばれる巣作りの補助となる板が七枚入り、巣のなかで栄養が取れるミツバチ専用の木製の給餌板が一枚の計八枚の巣箱だ。
ハチは中に入ると確認し出てくる。
内見の結果はどうだい? なになにちょっと手狭な感じ。
じゃあ巣脾減らそうか? 隙間が広くなるよ。
なになに幅じゃなく広さだと?
それならばと継箱を錬金召喚し、初めに出した巣箱を上にして二段に重ねて広さを出した。
継箱は巣脾が八枚入っている。
これでどうだいハチさんや。
すっごい素敵! と感謝の感情が伝わって来た。
まぁ。もののついでだ。騒ぎ立てるほどの事もない。
昼までまだ時間があるので魔道具店へ顔を出そう。
野菜の収穫が前倒しになりそうなので、色々早めてもらおう。
俺はパオラさんを連れ立ってメイリン魔道具店へ向かった
0
お気に入りに追加
1,587
あなたにおすすめの小説
余りモノ異世界人の自由生活~勇者じゃないので勝手にやらせてもらいます~
藤森フクロウ
ファンタジー
相良真一(サガラシンイチ)は社畜ブラックの企業戦士だった。
悪夢のような連勤を乗り越え、漸く帰れるとバスに乗り込んだらまさかの異世界転移。
そこには土下座する幼女女神がいた。
『ごめんなさあああい!!!』
最初っからギャン泣きクライマックス。
社畜が呼び出した国からサクッと逃げ出し、自由を求めて旅立ちます。
真一からシンに名前を改め、別の国に移り住みスローライフ……と思ったら馬鹿王子の世話をする羽目になったり、狩りや採取に精を出したり、馬鹿王子に暴言を吐いたり、冒険者ランクを上げたり、女神の愚痴を聞いたり、馬鹿王子を躾けたり、社会貢献したり……
そんなまったり異世界生活がはじまる――かも?
ブックマーク30000件突破ありがとうございます!!
第13回ファンタジー小説大賞にて、特別賞を頂き書籍化しております。
♦お知らせ♦
余りモノ異世界人の自由生活、コミックス3巻が発売しました!
漫画は村松麻由先生が担当してくださっています。
よかったらお手に取っていただければ幸いです。
書籍のイラストは万冬しま先生が担当してくださっています。
7巻は6月17日に発送です。地域によって異なりますが、早ければ当日夕方、遅くても2~3日後に書店にお届けになるかと思います。
今回は夏休み帰郷編、ちょっとバトル入りです。
コミカライズの連載は毎月第二水曜に更新となります。
漫画は村松麻由先生が担当してくださいます。
※基本予約投稿が多いです。
たまに失敗してトチ狂ったことになっています。
原稿作業中は、不規則になったり更新が遅れる可能性があります。
現在原稿作業と、私生活のいろいろで感想にはお返事しておりません。
錬金術師が不遇なのってお前らだけの常識じゃん。
いいたか
ファンタジー
小説家になろうにて130万PVを達成!
この世界『アレスディア』には天職と呼ばれる物がある。
戦闘に秀でていて他を寄せ付けない程の力を持つ剣士や戦士などの戦闘系の天職や、鑑定士や聖女など様々な助けを担ってくれる補助系の天職、様々な天職の中にはこの『アストレア王国』をはじめ、いくつもの国では不遇とされ虐げられてきた鍛冶師や錬金術師などと言った生産系天職がある。
これは、そんな『アストレア王国』で不遇な天職を賜ってしまった違う世界『地球』の前世の記憶を蘇らせてしまった一人の少年の物語である。
彼の行く先は天国か?それとも...?
誤字報告は訂正後削除させていただきます。ありがとうございます。
小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで連載中!
現在アルファポリス版は5話まで改稿中です。
怠惰生活希望の第六王子~悪徳領主を目指してるのに、なぜか名君呼ばわりされているんですが~
服田 晃和
ファンタジー
ブラック企業に勤めていた男──久岡達夫は、同僚の尻拭いによる三十連勤に体が耐え切れず、その短い人生を過労死という形で終えることとなった。
最悪な人生を送った彼に、神が与えてくれた二度目の人生。
今度は自由気ままな生活をしようと決意するも、彼が生まれ変わった先は一国の第六王子──アルス・ドステニアだった。当初は魔法と剣のファンタジー世界に転生した事に興奮し、何でも思い通りに出来る王子という立場も気に入っていた。
しかし年が経つにつれて、激化していく兄達の跡目争いに巻き込まれそうになる。
どうにか政戦から逃れようにも、王子という立場がそれを許さない。
また俺は辛い人生を送る羽目になるのかと頭を抱えた時、アルスの頭に一つの名案が思い浮かんだのだ。
『使えない存在になれば良いのだ。兄様達から邪魔者だと思われるようなそんな存在になろう!』
こうしてアルスは一つの存在を目指すことにした。兄達からだけではなく国民からも嫌われる存在。
『ちょい悪徳領主』になってやると。
異世界から元の世界に派遣された僕は他の勇者たちとは別にのんびり暮らします【DNAの改修者ー外伝】
kujibiki
ファンタジー
異世界で第二の人生の大往生を迎えた僕は再びあの場所へ飛ばされていた。
※これは『DNAの改修者』のアフターストーリーとなります。
『DNAの改修者』を読まなくても大丈夫だとは思いますが、気になる方はご覧ください。
グラティールの公爵令嬢
てるゆーぬ(旧名:てるゆ)
ファンタジー
ファンタジーランキング1位を達成しました!女主人公のゲーム異世界転生(主人公は恋愛しません)
ゲーム知識でレアアイテムをゲットしてチート無双、ざまぁ要素、島でスローライフなど、やりたい放題の異世界ライフを楽しむ。
苦戦展開ナシ。ほのぼのストーリーでストレスフリー。
錬金術要素アリ。クラフトチートで、ものづくりを楽しみます。
グルメ要素アリ。お酒、魔物肉、サバイバル飯など充実。
上述の通り、主人公は恋愛しません。途中、婚約されるシーンがありますが婚約破棄に持ち込みます。主人公のルチルは生涯にわたって独身を貫くストーリーです。
広大な異世界ワールドを旅する物語です。冒険にも出ますし、海を渡ったりもします。
侍と忍者の記憶を持ったまま転生した俺は、居合と忍法を組み合わせた全く新しいスキル『居合忍法』で無双し異世界で成り上がる!
空地大乃
ファンタジー
かつてサムライとニンジャという理由で仲間に裏切られ殺された男がいた。そして彼は三度目の人生で『サムジャ』という天職を授かる。しかし刀や手裏剣を持たないと役に立たないとされる二つの天職を合わせたサムジャは不遇職として扱われ皆から馬鹿にされ冷遇されることとなる。しかし彼が手にした天職はニンジャとサムライの長所のみを引き継いた最強の天職だった。サムライの居合とニンジャの忍法を合わせた究極の居合忍法でかつて自分を追放し殺した勇者や賢者の剣術や魔法を上回る刀業と忍法を手にすることとなり、これまでの不遇な人生を一変させ最強への道を突き進む。だが彼は知らなかった。かつてサムライやニンジャであった自分を殺した賢者や勇者がその後どんどんと落ちぶれていったことを。そしてその子孫が逆恨みで彼にちょっかいをかけ返り討ちにあってしまう未来が待っていることを――
中年はチートなしでもなんとかなる -異世界に来たので欲望のまま生きてみる-
ながれ
ファンタジー
高卒中年のシュウイチ・サカイはどこにでもいる普通の中年だ。
変な酒を飲んで電車で寝込んでしまったら、素っ裸で異世界に来ていた。
特にチート的なスキルはないのだが、あるのは現代社会で得た知識と経験だけ、
『まずは生き抜こう!』と引きこもりコミュ障を封印し、必死に生きてみる。
化学や科学とは無縁の魔法が存在する異世界で、堂々と生きていく。
しかし、人間とは慣れるもの、いつしか彼は
『好きなことして生きていく!』のキャッチフレーズにたどり着いていく。
悠々自適な転生冒険者ライフ ~実力がバレると面倒だから周りのみんなにはナイショです~
こばやん2号
ファンタジー
とある大学に通う22歳の大学生である日比野秋雨は、通学途中にある工事現場の事故に巻き込まれてあっけなく死んでしまう。
それを不憫に思った女神が、異世界で生き返る権利と異世界転生定番のチート能力を与えてくれた。
かつて生きていた世界で趣味で読んでいた小説の知識から、自分の実力がバレてしまうと面倒事に巻き込まれると思った彼は、自身の実力を隠したまま自由気ままな冒険者をすることにした。
果たして彼の二度目の人生はうまくいくのか? そして彼は自分の実力を隠したまま平和な異世界生活をおくれるのか!?
※この作品はアルファポリス、小説家になろうの両サイトで同時配信しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる