独裁者サマの攻略法

観月 珠莉

文字の大きさ
上 下
38 / 95
【05】 応戦

*038* 二人の距離 (★)

しおりを挟む
一條は、気を良くしてそのまま悠李を弄ぶ。

「あぁ…ッ…。」

悠李が声を発する度に、快感に呼ばれ、少しずつ意識が戻って来る。

「ぃ…い…ッ……もっ…とぉ……!!」

自身の声にビックリして、目を丸くしたタイミングで一條が話し掛ける。

「お姫様、お目覚めか?」
「ッ~~~~~!!」

意識が戻った途端、自分の発した言葉の意味を理解して、顔を真っ赤にする。
一條は、その表情を一人楽しむとそのまま次のアクションへと移っていく。
既に隆々と誇張している赤黒い陽物を悠李の蜜口に当てるとそのままグイッと一気に奥まで腰を進めた。

「クッ……。」

充分に潤っているとは言え、悠李のそこは相変わらず狭く、一條のそれをギュッと締め付ける。
サイズが合っていないそれを受け入れる悠李は、何時も裂けるのではないかという恐怖と快感への期待という表裏一体の想いを抱えながらコトに及ぶ。
蜜壺が奥へと突き入れられた一條を離すまいと締め付ける。
そして、更に奥へ奥へと導くように蠕動運動しているように動く。
一條は、持っていかれないように力強く腰を揺すり始めた。
動きに合わせてグジュグジュと結合部が水音を立てる。

「ビチャビチャになってるな…。」
「ひゃあ…ッ……んんッ……。」

一條に与えられる快楽に少しずつプライドが削られていく…。
この甘い時間に酔ってしまいそうな、溶けてしまいそうな…感覚の中にただただ身を委ねる。

「すご……い…ぃ……よぉ……あぁんッ……!!」

悠李は、もっと肌と肌が触れ合うように、一條の身体を抱き締める。
一條も、シーツと腰の間に手を入れ、悠李の身体を強く抱き寄せ更に結合を深めた。

「もぉッ…もぉ…イきそ……ッ…!!」

耳元で囁くと、そのまま一條の耳朶をカプリと甘噛みする。

「おま……なぁ……クソッ…!!」

一條は、唸るような声で吐き捨てると、そのままガンガンと力強く子宮を突き上げた。

「ぁ…ぁ…ぁ…あッ……!!!!!!」

悠李が快感に全身を震わせると、同じタイミングで一條のそれが更に膨張した。

「…ッ…ぁ!!」

低い声で小さく声を漏らした一條は、そのままドクリと激しく白濁を吐き出す。
白い濁流は、子宮に向かって叩きつけられる。

「ぁあッ……スゴイの…ク…る…ッ……!!」

悠李は、子宮に白濁が叩きつけられる勢いに背を仰け反らせ、また、身体を震わせる。
何かに縋りたくて、先程、一條の背中に廻していた手で彼の背中に爪を立てた。
一條は、特にそれを責めるでも無く、甘んじて受け入れている。
白濁を吐き出した逸物を入れたままの一條は、そのまま悠李を抱き締め、身体の力を抜いた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

おもらしの想い出

吉野のりこ
大衆娯楽
高校生にもなって、おもらし、そんな想い出の連続です。

JKがいつもしていること

フルーツパフェ
大衆娯楽
平凡な女子高生達の日常を描く日常の叙事詩。 挿絵から御察しの通り、それ以外、言いようがありません。

男子中学生から女子校生になった僕

大衆娯楽
僕はある日突然、母と姉に強制的に女の子として育てられる事になった。 普通に男の子として過ごしていた主人公がJKで過ごした高校3年間のお話し。 強制女装、女性と性行為、男性と性行為、羞恥、屈辱などが好きな方は是非読んでみてください!

♡蜜壺に指を滑り込ませて蜜をクチュクチュ♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショート♡年末まで毎日5本投稿中!!

My Doctor

west forest
恋愛
#病気#医者#喘息#心臓病#高校生 病気系ですので、苦手な方は引き返してください。 初めて書くので読みにくい部分、誤字脱字等あると思いますが、ささやかな目で見ていただけると嬉しいです! 主人公:篠崎 奈々 (しのざき なな) 妹:篠崎 夏愛(しのざき なつめ) 医者:斎藤 拓海 (さいとう たくみ)

お嬢様、お仕置の時間です。

moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。 両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。 私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。 私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。 両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。 新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。 私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。 海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。 しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。 海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。 しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。

処理中です...