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【08】 捕獲
*094* 分かち合う絶頂 (★)
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二人の動きが…鼓動が連動して、一つのリズムを刻んでいく。
一つになった二人の身体は、溶けあってまるで一つになるような錯覚を起こしていた。
「も……ホントに…ダメ…。」
悠李は、完全降伏な状態を迎えた。
「イく……ッ!!!!!」
悠李のその言葉に合わせて、最後の追い込みを掛けるように、膣が一條を絞り上げた。
悠李は、その言葉を持って、頭が真っ白になり、全てを手放した
「クッ……。」
一條も悠李に絞り上げられた感覚に誘発されて、子宮に向けて激しい量の白濁を長時間かけて出し続けた。
悠李の膣の蠕動運動に合わせて、搾り取られるままに吐き出し続けた。
クッタリと力が抜けて、一條の方へと倒れ込んでくる悠李の身体が痛くないように支えながら、抱き留める。
お互いの体温が感じられる距離は、束の間、それぞれをホッとさせるのだった。
激し過ぎた快感は、二人の呼吸を元に戻すのに時間を要した。
「花村、辞めないのは構わないが、オニイチャンは大丈夫なのか?」
ようやく二人の呼吸が戻った頃、一條は静かな声で確認した。
「う~ん……。」
悠李は、後回しにしていた問題を戻されたような感覚に、顔を顰める。
「取り敢えず、後で考える。」
結局、今は答えが出ないので、後回しにし続ける事にしたらしい。
「まぁ…俺は、一向に構わないけどな。」
一條は、フッと笑った。
「ここは、訓練は厳しいけれど、命を落とす心配は無いでしょ?」
「確かにな。」
訓練所は自分達の命の守り方を教えてくれる守られた環境だ。
悠李が言っている事に間違いは無い。
「だから…今、直ぐには結論は出せないかもしれないけれど、残りの期間でしっかりと訓練を受けながら、考えてみる。」
「解った。」
一條は、ムダな事を言うでも無く、悠李の言葉を受け入れた。
そんな一條の返事は、二人の未来を確固たる時間にしているようで、とても安心出来た。
「そうは言っても、訓練はもっともっと厳しくなるぞ!! 手を抜いたら、考える時間さえも無くなるんだからな。」
最後にクギを刺す辺り、一條らしい。
「うん。」
悠李は、一條の言葉に頷きながらも、脱落しないよう決意を新たにする。
暫し、一條の体温を確認するように腹の上でまどろんでいた。
一條も、それを許している。
二人が作り出す時間は、何処までも甘かった。
一條の体力的には、悠李一人くらいが腹の上に何時までも乗っていようと全く問題無いのだが、悠李の方には多少の気遣いがあるらしい。
ノソノソと一條の腹の上から降り、チョコンと横に張り付いた。
一つになった二人の身体は、溶けあってまるで一つになるような錯覚を起こしていた。
「も……ホントに…ダメ…。」
悠李は、完全降伏な状態を迎えた。
「イく……ッ!!!!!」
悠李のその言葉に合わせて、最後の追い込みを掛けるように、膣が一條を絞り上げた。
悠李は、その言葉を持って、頭が真っ白になり、全てを手放した
「クッ……。」
一條も悠李に絞り上げられた感覚に誘発されて、子宮に向けて激しい量の白濁を長時間かけて出し続けた。
悠李の膣の蠕動運動に合わせて、搾り取られるままに吐き出し続けた。
クッタリと力が抜けて、一條の方へと倒れ込んでくる悠李の身体が痛くないように支えながら、抱き留める。
お互いの体温が感じられる距離は、束の間、それぞれをホッとさせるのだった。
激し過ぎた快感は、二人の呼吸を元に戻すのに時間を要した。
「花村、辞めないのは構わないが、オニイチャンは大丈夫なのか?」
ようやく二人の呼吸が戻った頃、一條は静かな声で確認した。
「う~ん……。」
悠李は、後回しにしていた問題を戻されたような感覚に、顔を顰める。
「取り敢えず、後で考える。」
結局、今は答えが出ないので、後回しにし続ける事にしたらしい。
「まぁ…俺は、一向に構わないけどな。」
一條は、フッと笑った。
「ここは、訓練は厳しいけれど、命を落とす心配は無いでしょ?」
「確かにな。」
訓練所は自分達の命の守り方を教えてくれる守られた環境だ。
悠李が言っている事に間違いは無い。
「だから…今、直ぐには結論は出せないかもしれないけれど、残りの期間でしっかりと訓練を受けながら、考えてみる。」
「解った。」
一條は、ムダな事を言うでも無く、悠李の言葉を受け入れた。
そんな一條の返事は、二人の未来を確固たる時間にしているようで、とても安心出来た。
「そうは言っても、訓練はもっともっと厳しくなるぞ!! 手を抜いたら、考える時間さえも無くなるんだからな。」
最後にクギを刺す辺り、一條らしい。
「うん。」
悠李は、一條の言葉に頷きながらも、脱落しないよう決意を新たにする。
暫し、一條の体温を確認するように腹の上でまどろんでいた。
一條も、それを許している。
二人が作り出す時間は、何処までも甘かった。
一條の体力的には、悠李一人くらいが腹の上に何時までも乗っていようと全く問題無いのだが、悠李の方には多少の気遣いがあるらしい。
ノソノソと一條の腹の上から降り、チョコンと横に張り付いた。
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