神の居ぬ間に…。

＊20＊ 誘導 (★)

ブランは、リュクレールが深く考えられないように、執拗に蜜口を舐め回す。
時に、舌先を蜜路へと延ばし、中へ捩じ込む。
もっと奥へと刺激を求めるリュクレールは、ブランの腰の動きに合わせ、自身も腰を使い舌を奥へと誘おうとしていた。

クチュクチュとお互いを舐め合う音が徐々に大きくなる。
ブランは、早々に言質を取る為に、舌で執拗に花芽を刺激しながら、手はリュクレールの蜜口に埋め込み掻き混ぜた。
勿論、彼自身も腰を揺すり、リュクレールの口に本懐を遂げる為の準備も忘れない。

「リュクレール、一緒に行きましょう。」
「あぁ…ブラ…ンさま……私…私、イきますッ!!」

リュクレールの言葉に合わせて、ブランは喉奥に向けて、ドクンッと強く白濁を叩きつけた。

「ぅ…んーーーーーッ!!!!!!」

リュクレールは舌で彼の熱杭を外へ送り出そうとするが、剛直で蓋をし続けた。

「リュクレール、一滴も零さず全て飲み干しなさい。」

ブランは、彼女が飲み干すまで、遠慮なく腰を振り続け、白濁を五臓六腑に沁み渡らせるかの如く、ポンプで押し込む役目を果たした。
やがて、全てを飲み干したリュクレールは、ケホケホと咳き込む。

「リュクレール、上手に言えましたね。もっと、気持ち良くして差し上げましょうね。」

ブランは優しい表情で、彼女の頭を撫で続けた。
やがて、ブランは、リュクレールの上に乗り、グジュグジュに溶けた蜜を掻き分け、一度出しても猛り続ける剛直で、蜜路を突き進んだ。

「あぁ…あ…あ…あ…ふぅん…ブランさまぁ…ッ!!」

猛々しい彼自身をキュムキュムと締め付け、二度と離さないようにと蜜路が蠕動運動する。

「リュクレール、気持ち良いですか?」
「はい…とても…気持ち…良ぃ……です…。」

彼女の言葉に気を良くしたブランは、熱心に腰を振り続ける。

「あ…あぁん…良い…良ぃ…ぁんッ…ふぁっ…。」

彼女が、快感で意識が朦朧としてきた頃に、ブランは重要な事を言った。

「リュクレール…私は、明日、還俗します。」

そんな大切な事を言っているのに、彼の腰の動きは留まる事を知らない。

「あぁ…あ…還……俗……?」

ブランは、リュクレールの思考が働かないように、更に腰をガンガンと蜜口へと打ち付けた。

「そう…リュクレールも一緒に、来るでしょう?」

ブランの表情は、砂糖菓子のように甘く蕩けるような恍惚とした表情だった。

「あぁ…あ…ん…一緒に……?」
「そうです。これからもずーっと一緒ですよ。」

ブランは、これからの未来を想像し、ウットリとした表情で彼女に告げる。

「リュクレールは、これが欲しいでしょう?」

そう言いながら、凶暴な剛直で子宮をゴリゴリと突いたまま腰をグラインドさせる。

「あぁぁぁぁッ…ブランさま…スゴいの……来るッ……。」

何時もならば、直ぐに与えられる快感を、今日は与えられなかった。

「これが欲しく無いのですか?」
「あぁぁあッ…あぁっんッ…。」

正しく答えられるまで、甘い拷問は続けられた。