52 / 58
異界の国のアリス
解決への道筋
しおりを挟む
「ミニミ……?」
今の台詞から導き出される結論。それはあまりにも残酷だ。
私が初めて会った人たちのうちの1人。それがまさか。
「貴方が、主犯ってこと……?」
「くくく……当然違うさ。だがな、仲間ではある」
「なんで⁉」
「オウガの地位向上の為だ」
「えっ……」
「お前は知らないだろう。オウガは、その見た目と性質故に魔族の中では地位が低い。単純労働しか仕事先がない程にな」
オウガ。相手を威圧する顔面と、体力面に特化した肉体。魔力は低く、手先もあまり器用ではない。
それがオウガの魔族としての特徴だ。素早さや正確さを必要とする作業には向かず、魔法を使用するような仕事も出来ない。そんな種族が、高い地位にいけるはずもない。
結果として鉱山労働や冒険者などに限定され、魔族の中の下層民として生きていくことを半ば強制されているのがオウガという種族だ。
そう説明するミニミに、私は思う。これはきっと、言葉ではどうにもならない問題だ。だから、何も言えはしない。
「これ自体はもうどうしようもない。ないが……これを変えられるとすればどうする?」
「変えられる……?」
「まさか、それは……」
呟くリーゼロッテに、ミニミは視線を向けて。
「そこの魔女は知っているようだな。そう、変えられるのだ。必要なものはもはや、ほとんど揃っている。あとは……」
「ちょっと待って!」
鉄格子を握り、リーゼロッテは叫ぶ。
「その魔法……転生の魔法は古より分割秘匿されているんですわよ⁉ まさか、貴方たちは……!」
―その通りだねえ―
私たちを此処に転移させた声が、響く。
ミニミの隣に、ゆらりと影のようなものが生まれ出る。
黒っぽい闇の塊のようなソレは、一部分があまりにも特徴的だ。
そう、まるで……アレは。
「鉤鼻の、魔女……!」
―ほっほっほ。わしを知っとるのかい若い魔女よ。そうさ、わしが『鉤鼻』さ―
「貴方は遥か昔に死んだはずですわ!」
―分霊など容易なこと。お主らには無理かもしれんがのう、ひょほほ!―
鉤鼻。そうか、あれが鉤鼻の魔女、なのか……。
「で、その鉤鼻の魔女はなんで転生の魔法とかが欲しいの? まさか慈善事業じゃないでしょ?」
―む? おうおう、そりゃ当然じゃよ。わしの目的のついでにオウガ共に手を貸してやるという契約じゃからのう―
「そう。で、なんで? あと何で黒っぽいの? 実は身体が無かったり?」
―くくく! 半分当たりかのう。わしは、自分の理想の肉体を求めておる。今の肉体は、少々足りなくての―
肉体あるんじゃん。半分じゃないじゃん。いいけどさ。
「それで理想の肉体に転生ってわけだ。で、私達をさらったのはなんで? どうも見張ってたっぽいけど」
―質問が多いのう。ま、見張ってたのは正解じゃよ。理由は……お主らで完成するからじゃな。のう? 最後の欠片を持つ魔女よ―
言われて、リーゼロッテは顔を真っ青にして後ずさる。
最後の欠片って……さっきの転生魔法のことだよね?
「な、何のことだか分かりませんわ」
―隠さずとも良い。可能性は考えておったのじゃろう? 転生魔法が狙われている……とな―
「くっ……!」
うーわ、マジかあ。でもまあ、私も隠し事してるしなあ。初対面にそこまで話すはずもないか。
でも、それはそれとして……「お主ら」って言ったよね?
「ちょっと、お主らって。私は関係ないじゃん」
―ん? あるとも―
「何処に。私魔女じゃないけど」
―お主の身体じゃよ。その極めて理想的な肉体……お主にはもったいない―
……ん? それってもしかしなくても私の身体目当てか?
うーわ、信じられない。私が美少女すぎるせいで狙われている……!
―そこのオウガの報告では、かなり厄介そうな装備を持っておるそうじゃが、それも今はないしのう。くくく、まあさほど時間はかけぬ。すぐに……―
「変身!」
一瞬で私の装備が切り替わる。鉄の鎧はダイヤアーマーへ、鉄の剣はスペードソードへ。
―……はあ?―
「てえりゃああああ!」
振り回したスペードソードがギンギンギン、と音を立てて鉄格子を切断する。
そして出来たのは、私たちが通れるくらいの穴。
「な! こ、この!」
「弱キック!」
「ぐは!」
「弱キック中キックジャンプキイイイイック!」
「ぐおああああああ⁉」
膝を狙った前蹴り、横蹴り、そして軽いジャンプからのサマーソルトキック。
吹き飛んだミニミが壁にぶつかり、ズルズルと崩れ落ちる。
「正義の勝利!」
―な、ななな……―
「ついでにドーン!」
スペードソードを振るうと、黒い魔女の姿は大きく揺らぐ……けど、それだけだ。
ちぇっ、やっぱり本体じゃないとかそういうやつかー。
―なんという素晴らしい肉体……! 欲しい、欲しいぞ!―
「あげない。私の身体は私のだし」
―くくく、そんなものはもはや関係ない! 貴様らはここから逃がさぬ!―
そう言い残して魔女の影は消えていく。うーん、でも帰れると思うんだよなあ。
試しに立ち尽くしているリーゼロッテの手を握る。反応がない。寂しい。
「えーと……リターンホーム」
―妨害されています。リターンホームは現在使用できません―
む、そうくるかあ……。
「リーゼロッテ」
「な、ななな……なんですの⁉」
「あの魔女ムカつくから、ぶっ飛ばしてハーヴェイに突き出そう。それで解決よね」
「そ、それは……そうかもですけれど」
「よし、じゃあやるよ!」
今の台詞から導き出される結論。それはあまりにも残酷だ。
私が初めて会った人たちのうちの1人。それがまさか。
「貴方が、主犯ってこと……?」
「くくく……当然違うさ。だがな、仲間ではある」
「なんで⁉」
「オウガの地位向上の為だ」
「えっ……」
「お前は知らないだろう。オウガは、その見た目と性質故に魔族の中では地位が低い。単純労働しか仕事先がない程にな」
オウガ。相手を威圧する顔面と、体力面に特化した肉体。魔力は低く、手先もあまり器用ではない。
それがオウガの魔族としての特徴だ。素早さや正確さを必要とする作業には向かず、魔法を使用するような仕事も出来ない。そんな種族が、高い地位にいけるはずもない。
結果として鉱山労働や冒険者などに限定され、魔族の中の下層民として生きていくことを半ば強制されているのがオウガという種族だ。
そう説明するミニミに、私は思う。これはきっと、言葉ではどうにもならない問題だ。だから、何も言えはしない。
「これ自体はもうどうしようもない。ないが……これを変えられるとすればどうする?」
「変えられる……?」
「まさか、それは……」
呟くリーゼロッテに、ミニミは視線を向けて。
「そこの魔女は知っているようだな。そう、変えられるのだ。必要なものはもはや、ほとんど揃っている。あとは……」
「ちょっと待って!」
鉄格子を握り、リーゼロッテは叫ぶ。
「その魔法……転生の魔法は古より分割秘匿されているんですわよ⁉ まさか、貴方たちは……!」
―その通りだねえ―
私たちを此処に転移させた声が、響く。
ミニミの隣に、ゆらりと影のようなものが生まれ出る。
黒っぽい闇の塊のようなソレは、一部分があまりにも特徴的だ。
そう、まるで……アレは。
「鉤鼻の、魔女……!」
―ほっほっほ。わしを知っとるのかい若い魔女よ。そうさ、わしが『鉤鼻』さ―
「貴方は遥か昔に死んだはずですわ!」
―分霊など容易なこと。お主らには無理かもしれんがのう、ひょほほ!―
鉤鼻。そうか、あれが鉤鼻の魔女、なのか……。
「で、その鉤鼻の魔女はなんで転生の魔法とかが欲しいの? まさか慈善事業じゃないでしょ?」
―む? おうおう、そりゃ当然じゃよ。わしの目的のついでにオウガ共に手を貸してやるという契約じゃからのう―
「そう。で、なんで? あと何で黒っぽいの? 実は身体が無かったり?」
―くくく! 半分当たりかのう。わしは、自分の理想の肉体を求めておる。今の肉体は、少々足りなくての―
肉体あるんじゃん。半分じゃないじゃん。いいけどさ。
「それで理想の肉体に転生ってわけだ。で、私達をさらったのはなんで? どうも見張ってたっぽいけど」
―質問が多いのう。ま、見張ってたのは正解じゃよ。理由は……お主らで完成するからじゃな。のう? 最後の欠片を持つ魔女よ―
言われて、リーゼロッテは顔を真っ青にして後ずさる。
最後の欠片って……さっきの転生魔法のことだよね?
「な、何のことだか分かりませんわ」
―隠さずとも良い。可能性は考えておったのじゃろう? 転生魔法が狙われている……とな―
「くっ……!」
うーわ、マジかあ。でもまあ、私も隠し事してるしなあ。初対面にそこまで話すはずもないか。
でも、それはそれとして……「お主ら」って言ったよね?
「ちょっと、お主らって。私は関係ないじゃん」
―ん? あるとも―
「何処に。私魔女じゃないけど」
―お主の身体じゃよ。その極めて理想的な肉体……お主にはもったいない―
……ん? それってもしかしなくても私の身体目当てか?
うーわ、信じられない。私が美少女すぎるせいで狙われている……!
―そこのオウガの報告では、かなり厄介そうな装備を持っておるそうじゃが、それも今はないしのう。くくく、まあさほど時間はかけぬ。すぐに……―
「変身!」
一瞬で私の装備が切り替わる。鉄の鎧はダイヤアーマーへ、鉄の剣はスペードソードへ。
―……はあ?―
「てえりゃああああ!」
振り回したスペードソードがギンギンギン、と音を立てて鉄格子を切断する。
そして出来たのは、私たちが通れるくらいの穴。
「な! こ、この!」
「弱キック!」
「ぐは!」
「弱キック中キックジャンプキイイイイック!」
「ぐおああああああ⁉」
膝を狙った前蹴り、横蹴り、そして軽いジャンプからのサマーソルトキック。
吹き飛んだミニミが壁にぶつかり、ズルズルと崩れ落ちる。
「正義の勝利!」
―な、ななな……―
「ついでにドーン!」
スペードソードを振るうと、黒い魔女の姿は大きく揺らぐ……けど、それだけだ。
ちぇっ、やっぱり本体じゃないとかそういうやつかー。
―なんという素晴らしい肉体……! 欲しい、欲しいぞ!―
「あげない。私の身体は私のだし」
―くくく、そんなものはもはや関係ない! 貴様らはここから逃がさぬ!―
そう言い残して魔女の影は消えていく。うーん、でも帰れると思うんだよなあ。
試しに立ち尽くしているリーゼロッテの手を握る。反応がない。寂しい。
「えーと……リターンホーム」
―妨害されています。リターンホームは現在使用できません―
む、そうくるかあ……。
「リーゼロッテ」
「な、ななな……なんですの⁉」
「あの魔女ムカつくから、ぶっ飛ばしてハーヴェイに突き出そう。それで解決よね」
「そ、それは……そうかもですけれど」
「よし、じゃあやるよ!」
0
お気に入りに追加
16
あなたにおすすめの小説
愚かな父にサヨナラと《完結》
アーエル
ファンタジー
「フラン。お前の方が年上なのだから、妹のために我慢しなさい」
父の言葉は最後の一線を越えてしまった。
その言葉が、続く悲劇を招く結果となったけど・・・
悲劇の本当の始まりはもっと昔から。
言えることはただひとつ
私の幸せに貴方はいりません
✈他社にも同時公開
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
冷宮の人形姫
りーさん
ファンタジー
冷宮に閉じ込められて育てられた姫がいた。父親である皇帝には関心を持たれず、少しの使用人と母親と共に育ってきた。
幼少の頃からの虐待により、感情を表に出せなくなった姫は、5歳になった時に母親が亡くなった。そんな時、皇帝が姫を迎えに来た。
※すみません、完全にファンタジーになりそうなので、ファンタジーにしますね。
※皇帝のミドルネームを、イント→レントに変えます。(第一皇妃のミドルネームと被りそうなので)
そして、レンド→レクトに変えます。(皇帝のミドルネームと似てしまうため)変わってないよというところがあれば教えてください。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
【本編完結】さようなら、そしてどうかお幸せに ~彼女の選んだ決断
Hinaki
ファンタジー
16歳の侯爵令嬢エルネスティーネには結婚目前に控えた婚約者がいる。
23歳の公爵家当主ジークヴァルト。
年上の婚約者には気付けば幼いエルネスティーネよりも年齢も近く、彼女よりも女性らしい色香を纏った女友達が常にジークヴァルトの傍にいた。
ただの女友達だと彼は言う。
だが偶然エルネスティーネは知ってしまった。
彼らが友人ではなく想い合う関係である事を……。
また政略目的で結ばれたエルネスティーネを疎ましく思っていると、ジークヴァルトは恋人へ告げていた。
エルネスティーネとジークヴァルトの婚姻は王命。
覆す事は出来ない。
溝が深まりつつも結婚二日前に侯爵邸へ呼び出されたエルネスティーネ。
そこで彼女は彼の私室……寝室より聞こえてくるのは悍ましい獣にも似た二人の声。
二人がいた場所は二日後には夫婦となるであろうエルネスティーネとジークヴァルトの為の寝室。
これ見よがしに少し開け放たれた扉より垣間見える寝台で絡み合う二人の姿と勝ち誇る彼女の艶笑。
エルネスティーネは限界だった。
一晩悩んだ結果彼女の選んだ道は翌日愛するジークヴァルトへ晴れやかな笑顔で挨拶すると共にバルコニーより身を投げる事。
初めて愛した男を憎らしく思う以上に彼を心から愛していた。
だから愛する男の前で死を選ぶ。
永遠に私を忘れないで、でも愛する貴方には幸せになって欲しい。
矛盾した想いを抱え彼女は今――――。
長い間スランプ状態でしたが自分の中の性と生、人間と神、ずっと前からもやもやしていたものが一応の答えを導き出し、この物語を始める事にしました。
センシティブな所へ触れるかもしれません。
これはあくまで私の考え、思想なのでそこの所はどうかご容赦して下さいませ。
【完結】言いたいことがあるなら言ってみろ、と言われたので遠慮なく言ってみた
杜野秋人
ファンタジー
社交シーズン最後の大晩餐会と舞踏会。そのさなか、第三王子が突然、婚約者である伯爵家令嬢に婚約破棄を突き付けた。
なんでも、伯爵家令嬢が婚約者の地位を笠に着て、第三王子の寵愛する子爵家令嬢を虐めていたというのだ。
婚約者は否定するも、他にも次々と証言や証人が出てきて黙り込み俯いてしまう。
勝ち誇った王子は、最後にこう宣言した。
「そなたにも言い分はあろう。私は寛大だから弁明の機会をくれてやる。言いたいことがあるなら言ってみろ」
その一言が、自らの破滅を呼ぶことになるなど、この時彼はまだ気付いていなかった⸺!
◆例によって設定ナシの即興作品です。なので主人公の伯爵家令嬢以外に固有名詞はありません。頭カラッポにしてゆるっとお楽しみ下さい。
婚約破棄ものですが恋愛はありません。もちろん元サヤもナシです。
◆全6話、約15000字程度でサラッと読めます。1日1話ずつ更新。
◆この物語はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆9/29、HOTランキング入り!お読み頂きありがとうございます!
10/1、HOTランキング最高6位、人気ランキング11位、ファンタジーランキング1位!24h.pt瞬間最大11万4000pt!いずれも自己ベスト!ありがとうございます!
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
転生したら赤ん坊だった 奴隷だったお母さんと何とか幸せになっていきます
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
転生したら奴隷の赤ん坊だった
お母さんと離れ離れになりそうだったけど、何とか強くなって帰ってくることができました。
全力でお母さんと幸せを手に入れます
ーーー
カムイイムカです
今製作中の話ではないのですが前に作った話を投稿いたします
少しいいことがありましたので投稿したくなってしまいました^^
最後まで行かないシリーズですのでご了承ください
23話でおしまいになります
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる