アンドロイド

会うために

あれからなん時間が過ぎたのだろうか。

椋に少し出かけてくるね。と言い、椋の部屋を去ってから1時間がたった。

周りにはたくさんの死者がいる。

ちなみに今いる所は墓地だ。
ずっと部屋にいるのもあれだったから出てきたのだ。

(´Д｀)ﾊｧ…これからどうしよう。。

落ち込んで下を向いていた時、靴が目の前に見えた。

「お困りかい？」

その声を聞いて、顔を上げると死者ではないと確信した。

「僕はこれでも科学者なんだ。お望みなら大好きな人に会える方法を教えしよう。」

俺はその言葉を聞いてすぐに教えてくれ！と言った。
科学者は俺の言葉を聞いて少し微笑み着いておいでと言った。

科学者の車に乗って何時間か経った。
すると小さな家が出てきて、車が止まった。

「さぁ。着いたよ。僕の家だ」

小さな家に入ると色んな器具で部屋を埋めつくしていた。

「さぁ。ここに座りたまえ。今から実験を始めるよ」

「博士。成功確率は？」

博士は俺の質問に対し、静かに落ち着いてこう言った。

「40%。。」

俺が生まれ返り、椋に会えるためには40%の確率の実験に合格しなければいけない。。

…怖い。

でも、これでもしかしたら椋に会えるかも。

俺は、その実験を受けることを決心した。