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プロローグ 〜朝日奈 ヒナタ〜 〜シャルロッテ・ブラウン〜

プラチナブロンド留学生との交友 6そのせいで彼女はノーパンになってしまい、少年が見守る前でーー

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(うおおおおお~~!!)

 ショルロッテがスカートの前方を捲り上げる。
 ビッツは、心の中で雄叫びを上げる。
 位置取りゆえ、捲り上げられたところでスカートの中は覗き見えない。
 だが、意中の相手が、ノーパン状態でスカートを捲り上げてる姿に興奮を禁じ得ない。
 射精をしたばかりでそのことに罪悪感を感じていながら、ビッツの股間には再び熱がこもる。

(ヤバい、また、大きく……見えないのに、見えないのに!!)

 このまま階段から飛び出せば、お目当てのモノは見えるだろうが、ビッツはうさぎの如く臆病。
 飛び出せないーー。顔は完全に飛び出していて、シャルロッテが横を向けば見えてしまう位置取りだが。

「こんなことになるのでしたラァ~。剃らなければヨカッタですヨ~……」

(剃る? パイパン!? シャルちゃん、パイパン!!)
(☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆)

 言葉にならない歓喜が、ビッツの中で湧き起こる。
 布地越しながら、シャルロッテの股間に恥毛を解さずに触れたのが嬉しかったのだ。
 なんのこともない違いでしかないものでも、童貞少年には歓喜的な事案だった。
 興奮から身体が前後に揺れて。階段で斜めになった姿勢なのも相まり、股間の膨らみが階段の段差に擦れる。

(や、ヤバい……これ、気持ちがいい。シャルちゃんのパイパン、シャルちゃんのパイパン!!)

 心の中の祭りに突き動かされるように、つま先を器用に屈伸させるように動かし、階段オナニーに興じてしまう。
 ビッツ自身、何が自分をそこまで興奮させているのか分からない。
 だが、脳内ではスッカリパイパン祭りが最高潮だった。
 記憶に新しい、美少女の芳しい体臭に。柔らかかった唇と秘部の感触。
 感じるのは硬い階段の段差の刺激ながら、脳内では如実にシャルロッテの存在を感じていた。
 精嚢の昂りは再び臨界に近づき。
 シャルロッテのスカートを捲り上げた後ろ姿しか見えないというのに。ビッツは脳内の情報も加えながら射精に向かい登っていく。
 息が荒くなり、兎より犬のようになった時。シャルロッテの背後のドアが開く音がした。

「オオゥップスッ!?」

「あら? 貴女は?」

 シャルロッテは突然物音に驚いたが、結果的にスカートは元の位置に。
 ショーツも咄嗟にポケットにしまわれた。
 ビッツは射精しかけながらも慌てて身を引いて、身を隠した。
 直前に見覚えのある女教師らしき横顔が見えた。

「今は授業中でしょ? こんなところで何をしているのかしら?」

「メルドゥッ!! え~とですネ~。お友達がウッとなりしましてェ~。保健室ヘ~。お手洗いに行きましたヨッ!!」

「? 保健室へ友達を連れて行こうとしたら、そのお友達はトイレに行った……と言いたいのかしら?」

 顔を覗かせるのが怖く耳を澄ませば。女教師らしき女性に、射精のことを伏せて状況説明をしているようだった。

(ひ、ひとまず逃げるべきか? で、でもシャルちゃんが疑われて……てか、イキそうっ)

 会話の内容から、女性の方はシャルロッテに疑念を抱いている様子だ。クラスと名前を聞いていることから、サボりを疑われているのかもしれない。
 ビッツは誤解を解くために出ていく決意をするが、別のモノまでもが出てイキそうだった。
 下手に立ち上がるだけで、再び肉棒が暴発しかねない状況。
 額には汗が浮かび、なんとか呼吸を整えて平静になろうよ試みる。
 しかし、緊張状態の射精感は早々には収まらない。

(早く、早く収まって!!)

「ーーゴメンナサイでしたヨッ!!」

 ビッツが焦る間に、何も悪くないシャルロッテが頭を下げる事態に。
 ビッツが内心で土下座をしていれば、駆け足の音が近づいて来る。
『まずい』と、考え身体を起こそうと慌てるも、それよりも早く人影が。

「廊下は走らない!!」

「ゴメンナサーーセパヴィッ!?」

 よりによって階段側に曲がって来たシャルロッテが。一瞬女性の注意に気を取られた後、ビッツに気づいた。
 咄嗟に壁と手すりに手を伸ばして急ブレーキをかけたものの、上半身が倒れ込んで来そうになる。

「クオっプス!?」

 しかし、体幹と筋力があるためか。重心を後ろに向ければ、上半身は持ち直し、足も階段を踏み外す直前で静止された。

「あっ……」

 しかし、スカートはそうはいかない。
 前方に向かう力が急に後方へと真逆になれば。軽い布地は前方に向かいフワリと広がる。
 ローアングルから見上げる格好のビッツの頭上では、シャルロッテの股間が丸見えに。
 恥毛は綺麗に剃られ、恥丘は見事なパイパン状態。
 ムッチリとした太ももの間には、少しだけプックラした可愛らしいモリマンがあった。
 ビッツの鼻奥と股間が急速な熱の上昇を覚える。

「あうっゥゥ!!」

 シャルロッテから逃げるように反射的に身を引いたことから、肉棒は再び強く段差に擦れた。
 魅惑の花園を見上げながらのその刺激は、早漏なビッツにはあまりに刺激的。
 スカートが秘所を隠すまでの時間は、教室でのパンチラタイムよりも短い時間であったが。ビッツの身体は小さく震え、再び射精してしまう。
 ビッツとシャスロッテは、互いに見つめあった。
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