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プロローグ 〜朝日奈 ヒナタ〜 〜シャルロッテ・ブラウン〜

とある幼馴染少女の朝 4 おじさんの上に乗ってしまったら、オチンチンを刺激してしまいーー

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「あっ……やっ……これ…は……うおっ!?」

 なんとか妻への弁明を試みようにも、言葉はまともに出てこなかった。
 万事休す。
 もはやどうしてよいか分からず、何もできなかった家長の腰に、強い重みがかかった。
 視線を向ければ、ヒナタが家長の腰に座るようにしている。

「実は、あたし、階段で足を滑らせちゃって……おじさんは、ちょうどその時に階段上がって来てて」
「おじさんは、受け止めようとしてくれたんですけど、こんな感じに……あはは」

「ああ、そうだったのかい……それにしても、あんた……情けない格好だねー、ちゃんと、受け止めてあげなよ」

「い、いやー、面目ない……」

「とうさん、なにしてんだよ……」

 乗られる側であるものの。
 ヒナタが差し伸べてきた助け舟に乗ったことで、ひとまずは助かったようだ。
 ヒナタは、家長の股間部分にお尻を乗せたまま、伸ばした足は家長の頭を跨ぐ姿勢をとっている。
 それとなく上半身を後ろに傾け、体全体で家長の腰回りを覆うようにしているため。
 部屋から出てきて上の階から見下ろす息子にも、股間の露出は隠し通せているようだ。

「それで、おばさん……おじさん、あたしを受け止めてくれた拍子に、頭とか腰とか打っちゃったみたいでーー」

(お、お尻が……乗ってっ……)

 慌てていたからか、スカートも使って隠そうとしたからか。
 家長の丸出しのペニスの上には、ミニスカからショーツを覗かせながら。
 ショーツに包まれたお尻が、そのまま乗っている。
 恐らくは、綿の生地であろうそれは、とても柔らかくくすぐったさを感じるもので。
 敏感な肉棒の上に乗られては、喉元に乗られた時以上に強く質感を感じた。
 ペニスはちょうど臀裂の谷間に挟み込まれる形で。
 柔らかな布地と尻肉の脂質、加えて鍛えられた筋力の張りに包まれる。
 ヒナタはその状態で身動ぐものだから。
 ペニスを巡る血流はその感触を受けて、何度も跳ねるように脈打ち続ける。

 妻と話しながらも、ヒナタの視線はチラチラと家長のことを見ている。
 そこに、強い羞恥と抗議の念を感じたものの、家長は興奮を禁じ得なかった。
 周りでどんな話の進み方がされているのかも分からない程に、意識は肉棒へと注がれる。

「ーーこのままだと、公も降りてこれないですしーー」

「ーーああ、じゃあーー準備しとくーー」

「公も!! 早く、着替えーー」

「ーーたく、こっちはーー」

 一歩間違えば家庭内の立場が終わるというのに。
 若い美少女のショーツを眺めながら、尻コキされるという状況は、家長にこの上ない興奮を与えた。

「お、おじさん、今のうちにっ!!」

「え、あ、ああ……」

 いつまでも、こうされていたいという感触は、残念ながら長くは続かなかった。
 温かく柔らかな感触が腰から離れたかと思えば、ヒナタは手早く身体を回転させてズボンに手をかけた。

「おじさん、なんとか、腰を少しだけでも浮かせてください……これは、その……先に、隠さないと」

「あ、ああ……分かってるよ……いつつ……!!」

 家長が何とか少しだけ腰を浮かせれば、途中まで上がっていたズボンはあっさりと穿けた。

「……おじさん……少し、力を抜いてくれませんか?」

「い、いや、すまない……その、こればっかりは、自分の意思ではどうもならないんだ…あつつっ!!」

 しかし、勃起したペニスだけは容易に姿を隠し切ってくれなかった。
 ズボンのゴム部分を引っ張れば、一時隠れはするものの。
 元気な先端は、ゴムが戻ると共に顔を覗かせてくる。
 家長の股間には、未だ先程の感触が残っている上、今でもヒナタのパンチラ状態は続いている。
 その上、ヒナタの視線は度々外されながらも、ペニスへ注がれているのだ。
 年端も行かぬ少女に視姦される羞恥心として、何ともいえぬ昂りを感じる。
 興奮状態は継続されて、鎮めることなどできそうにもなかった。
 家長も何とか手をズボンにかけて手伝うも、焼け石に水で痛みが酷くなるだけだった。

「……仕方がないよね……失礼します……ね?」

「ヒナタちゃん? おおう!!」

 断りの言葉を述べたヒナタの手が、遠慮がちにペニスを握った。
 力加減は弱いものの、柔らかくしなやかな手に握られた感触で、ペニスは一段と脈打ちを強める。

「や、やだ!! 力を入れないでください!!」

「す、すまない…それも……」

 ペニスを握る手際は、おっかなびっくりといった様子で、とても手慣れているとは思えない。

「す、凄い……ビクビクって、脈打って……それに、大きい……」

 ペニスを握る手に力がこもり、見つめる視線も完全に釘付けになった凝視するものに。
 頑張ってズボンの中へ納めようとしていた動きは、いつの間にか止まって。
 気のせいかもしれないが、手はわずかに上下して扱いているようにも思えてくる。

(きゃ、興味があるのか……男のものに……)

 与えられる刺激は僅かなもので、本来早漏ではない家長にとっては大したことのない刺激ながら。
 興奮の坩堝に呑まれながら危機感を感じる。
 この背徳的なシチュエーションは、今にも暴発しかねない程に精嚢を活性化させていった。




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