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プロローグ 〜朝日奈 ヒナタ〜 〜シャルロッテ・ブラウン〜

とある幼馴染少女の朝 3 おじさんの上に乗ってしまいながら、身体を触られてーー

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 主人家の階段は手すりがなく、横の広さは人一人分な上に段差が急だ。
 一度足を踏み外せば、容易く滑り落ちるように落下をしてしまう。

「ぐえっ!! おォゥ……ぐっ~~ーー!!」

「きゃぁぁぁぁ~~!!」

 家長の口から潰れた蛙のような、無様な呻き声が沸き起こり。
 その上から、ヒナタの可愛らしくも甲高い悲鳴がこだまする。
 
 立ち上がろうと身を起こしていた時に、ヒナタが股座から落ちてきたことで。
 家長の身体は腰から後方に折れ、尻餅を着くとそのまま強く頭を打ちつけた。
 そのままヒナタの体重がかかったことで、二人は重なり合ったまま滑り落ちている状態に。

(く、くるし……)

 咄嗟にヒナタが開脚をしたことで、最悪の事態こそ免れたものの。
 股座はちょうど、首の辺りを挟み込むような形になってしまった。
 体重プラス左右から首を圧迫される状況下で、断続的に訪れる背面への衝撃。
 視界に水色のストライプが入ったが、それを楽しむ余裕などなかった。
 頭を打った拍子に眼鏡も外れてどこかへ飛んでいて、視界はぼやけて目が回る。
 痛みと意識の薄れを感じながら、救いを求めるように手を伸ばし何かを掴んだ時ーー。

「あん!!」

 可愛らしい悲鳴が聞こえると共に、掌に柔らかな感触が内包されていた。
 
「い……つ、つ~……!!」

「ぃ……ぁっ……おっ……おじ……さん」

 およそ階段の3分の2以上を落下したところで、ようやく二人の落下は止まった。
 家長は身を起こそうと試みるも、体全体に重みがかかっている上、痛みもあって起き上がれない。

「……す、すまなかった、ヒナタちゃん、大丈夫かい?」

「う、うん……ぅ……んっ!! 大丈夫、おじさんが、下になってくれたから…それより、おじさんは?」

「うっ……? あ、ああ!! メガネは、どこかに行ってしまったが、大丈夫だよ?」

「よ、よかった……その…ぅっ」

 実際には強烈な痛みが背面全体を襲っていて、しばらくは立ち上がれそうにない。

「いや~、本当に……い!?」

 ヒナタに心配をかけまいと、何とか頭を起こそうとするも、首元が押さえつけられるように苦しい。
 それでも何とか顔をあげれば、ようやく今の状況を把握する。
 首を挟むようにヒナタの股座が乗っていることで、顎先には少しふっくらした感触が。
 鎖骨の辺りには、小ぶりながら丸みの強いお尻が乗り。
 柔らかくも若々しい、強い張りと弾力を内包した柔らかさを伝えてくる。
 顔は左右からムッチリした太ももにサンドされていて。
 少し窮屈なものの、下顎を引けば、水色ストライプの逆三角形がゼロ距離で視界に入る。
 その上両手は、しっかりとヒナタの両胸を鷲掴みしていて。
 服越しではあるものの掌に収まりきらないバストは、巨乳と呼べる位のサイズであることが分かる。
 手には自然と力が入り、少し力を込めるだけ形は変わるものの反発して指を押し返してくる。

「あっ……ふぅっ!! お、おじさん…動かしちゃ…だめ」

 その上、ヒナタが小さく何度も身悶えすれば、尻肉や盛り上がり気味な秘部はグリグリ押し付けられて。
 石鹸の香りと洗剤の清涼な香りに混じって、少女の生々しい熱を帯びた芳香までブレンドされ。
 写真越しでは感じられない、生々しい感触らが、ダイレクトに五感を刺激してくる。
 家長の鼻息は完全に荒くなって、口から漏れ出し。
 興奮の吐息を薄布越しの秘部へ吹きかけてしまう。
 同時に、ここ数年感じたことがない程の、下半身への血流の流れを感じながら。
 痛みと血流の巡りが不可思議な合わさり方をしたのか。
 下半身には、解放感にも近い楽な感覚も感じる。
 
「胸…揉んじゃってる……ふぁ~!? 息、かけないで……」

「はっ!? す、すまない!! 直ぐに退くっ!? イッ!!」

 慌てて手の動きを止めて、下敷きになっているというのに自らが退こうと体に力を込める。
 その瞬間に、全身には鈍い痛みが鋭く駆け巡った。

「あっ……ったぁ~~!!」

「お、おじさん!? やぱり、痛めて……あ、あたしが、直ぐに退くからっ!!」

 ヒナタは慌てて腰を浮かせると、狭い空間で身を捻って、仰向けのような体勢になろうともがき始める。

「あ、ああっ……すまないね……おう!?」

「あっ、ごめんなさ……い?」

 強烈な痛みを感じる中。
 開放感のある下腹部に重りを感じると共に、心地よい刺激が与えられた。
 次いでその刺激は、何かに包み込まれたかのような感覚に。
 二人の視線が同じ場所を見つめた時、そこにあったのは肉棒。
 フル勃起して、へそに届く程に長く太い肉の棒が、ヒナタの掌の中にあった。
 
「ちょっと! 今、凄い音がしたけど?」

「おい! どうしたんだよ」

 階段落ちの前からズレていたズボンは、膝の辺りまでズレ落ちていて。
 恐らくは、階段から落ちる際にそうなったのだろうが、今はそんなことはどうでもよかった。
 上下から聞こえる家族達の案ずる声。
 まずいと思い手を伸ばすも、腰に鈍い痛みが響き、手が痙攣するように止まった。

「あずッ!! ズ、スボンッ……を!!」

 あまりの状況に固まっていたヒナタも、苦悶の声を上げながら伸ばした手を見て察っし。
 急いでスボンに手を伸ばして引き上げにかかる。
 しかし、姿勢に無駄に大きな中年の臀部とが合わさって。
 ろくに腰も浮かせられない状況では、なかなか上手くいかない。
 体栽だけでも整えようと、前の方だけ引き上げペニスを隠そうとしても。
 長すぎるそれは、先っぽがはみ出してしまっている。

「ちょっ!! アンタ、なにしてんのさ? 階段から落ちたのかい?」

(終わった……)

 妻と目が合った。
 階段横から、妻がエプロンで手を拭きながら顔を覗き込ませてきたのだ。
 幸にして、妻はまだ、夫の下半身の状況には気づいてない。
 しかし、上手くヒナタが背を壁にしたところで、上から駆けつけるであろう息子にはバレてしまうだろう。
 いつの間にかスマホも手から離れており、ちゃんと画面を消せているかも分からない。
 下半身丸出しで完全な勃起を晒した状態で、あの隠し撮り紛いのモノを見られたらーー。
 家長は全てを諦めて、額に脂汗を滲ませながら、薄ら笑い浮かべるのだった。
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