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1章 実験内容もわからないまま、とりあえずは様子見を
特別マッサージの後遺症と、初めてのパーティー結成? 3
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『もしもし。朝日?』
『あ、こんばんはー。雪菜姉様、今大丈夫ですか?』
(朝日ちゃんか。そういえば、前、上級生に虐められた時、雪菜さんが助けて……姉様って慕ってるんだったっけ?)
モニターからは、通話相手の声まで聞こえてきた。どうやら、盗聴しているようだ。
立花 朝日。
庶民ながら優れた運動の能力を買われ、入学してきた特待生。
一学年ながら二年生への編入をした戦人にとっては、先輩とも言える後輩であり。
同じ庶民ということもあり、戦人と対等に接してくれる数少ない友好的な人物だ。
後輩だが。
雪菜達は軽く挨拶を交わし合っているが、雪菜の指はゆっくり己が秘部へと伸びていた。
直接秘部を弄ってはいないが、太ももや鼠蹊部など周辺を撫でている。
(すっごいオナニーの続きしたそう!! そんなに!! そんなに!!)
戦人は、会話に耳を傾けながら自慰を続行した。
雪菜達は取り止めのない会話をした後本題に入る。
『そういうわけで……雪菜姉様!! あたしと、ファナファルでパーティー組んでください!!』
ファナファルというのは、戦人達が初体験に及んだゲーム『ファナティック・ファルナ』の略称だ。
『そうね……いいわ、そういうことならわたくしがパーティーを組んであげる』
『それで、何人ぐらいのパーティー規模のつもりなのかしら?』
『……それなんですけど、正直知らない人と組むのは抵抗があって……雪菜姉様と、只野先輩の三人パーティーはどうでしょうか』
予想外の候補者に、戦人と雪菜の手が止まる。
『バ、バトラー君!?』
「僕!?」
一拍遅れで、二人が驚愕する。
『ハイ!! 以前お話ししたと思いますけど、あたし、只野先輩には良くしていただいてて……』
『雪菜姉様、同じクラスで名前で呼び合う程仲がいいんですよね?』
『え、ええ、まあ……』
歯切れが悪い雪菜。流石に、同級生を召使扱いしてるとは言いづらいのだろう。
名前呼びも、下の名前が執事的なのが雪菜側の理由で。
戦人の方は、苗字をド忘れして周囲が呼ぶ名前呼びで恐る恐る呼んだら。そのことを見透かされ、からかい半分にそう呼べと定着したのが理由。
名前で呼ぶ時、わずかだが緊張してしまう様が面白いそうだ。
何かと話はするが、親しいからというわけではなかった。
『……でも、いきなり男子を呼ぶというのは……朝日も抵抗があるんじゃない?』
そも、提案したのは朝日の方。雪菜の返答は聡明な彼女にあるまじきモノだった。
(あ~、雪菜さん、この一週間、顔も合わせてくれないからなー……)
ゲーム内での出来事以降。挨拶こそしてくれるが、目も合わせてくれない。
余程堪えているのか、ゲームへのログインもない状況。
今の段階でパーティーを組んで少人数で行動するのには抵抗があるのだろう。
『? いえ、むしろお話も合いますし。この間、街に遊びに行った時も、凄く楽しかったですーーあ、もちろん、雪菜姉様と一緒に居る時もーー』
『……一緒に遊び?』
朝日の言葉の途中で、雪菜がボソリと呟いた。
声音は低く、戦人に悪寒が走る。
「デートっすか?」
「いやいや、そんな大それたものじゃ……学園内はなんでも高いから、日用品とか外に買いに行くついでに、ゲーセンで少し遊んだだけだよ」
『パシャクラも撮ったんですよ!!』
『パシャクラ?』
「あ、雪菜姉様は知らないんですね。パシャッと倶楽部っていう、写真を撮ってシールにするのが、ゲームセンターにあってーー」
「ほう? リア充っすか?」
「いや、その、流れで……」
『そう、ずいぶんとお楽しみだったようね。二人で写ったお揃いのシールを作るだなんて』
「ハッ!! 朝日さんは、牛みたいにデカイ乳してますからね~。どうせ、狭い筐体内で、何かにつけて乳くりあったんっしょ?」
なぜか、後輩と雪菜二人に詰問を受けているような状態に。
やましいことはなくとも、いたたまれない。
『まあ、朝日がいいなら、いいんじゃないかしら?』
『ありがとうございます!! 只野先輩の連絡先は知ってるんで、先輩にはあたしの方から声をかけますね』
『……いえ、戦人の連絡先はわたくしも知ってるし、教室でも会うから、わたくしの方から誘うわ』
『セッティングしてあげるのも、わたくしだしーー』
(呼び捨て? ってか、連絡交換なんかしてないよ?? てか、雪菜さん、顔怖ッ!!)
雪菜の口元は薄く引き攣っており、絶対零度的冷淡な笑みが浮かんでいた。
戦人の肉棒が縮こまる。
「セッテイング? とにかく、了解です!! そういうことなら、お任せしますね!!」
その後、二、三言会話をして、通話は切れた。
『そう、あの召使君……人の処女を、ゲーム内とはいえ無理やり奪って置いて……』
『可愛くて……む・ね・の!! 大きな後輩にも粉をかけてお遊びしていたのね? わたくしとは、連絡交換すらしないどころか、ここ最近は口も聞かないクセに!!』
「理不尽な!!??」
「い~や、雪菜嬢が正しいっす」
「理不尽だよ!!」
雪菜はキレ、戦人もキレた。
『ふふ、パーティーが楽しみね。どんな催しにしようかしら』
薄く笑みを浮かべる雪菜の姿に、戦人はわたわたと下半身丸出しで慌てている。
戦人も後輩も、もちろん朝日の方も気づいていなかった。
ゲームなどを嗜む一般庶民が、ゲームを指して連想する『パーティー』と。令嬢でゲームに疎いお嬢様が連想する『パーティー』には、致命的な齟齬があることに。
『そうだわ、パーティーの前に、バトラー君のことをからかうのも悪くないわね』
『マッサージでもさせて、バッティングでもさせてあげれば……どんな顔をするかしら?』
雪菜は黒い笑みを浮かべながら、肝が冷えるプランを口にする。内装だの料理だのをどうするかブツブツ言い始めた。
「……あれ? これ、雪菜さんなんか勘違いしてない? 朝日ちゃんが言ってたパーティー組むって、チーム組んでクエストするって感じのことだよね?」
自慰にかまけていてよく聞いていなかったが、お茶会的なのを開くような会話ではなかった。
「ああ、雪菜嬢、ゲーム慣れしてなそうっすからね~」
後輩も戦人と同じ認識の様子だ。
「まあ、よかったじゃないっすか? 雪菜嬢、最近は膜ブチ破られたショックで、飼い犬にかまうゆとりもないみたいでしたし」
「一緒にクエストなんて、知ってたら了承しなかったんじゃないっすか? そういうの興味ないみたいっすから」
ファナファルを行なっている生徒は大勢ながら、冒険面を楽しんでいる生徒は少数。
後輩の推察通り、普通に誘っても断られる可能性は高かった風に思えた。
(てか、飼い犬って……)
「それに、さっきの様子から見るに、朝日さんが仲良いのに嫉妬してたみたいっすから、コレを機に、リアルでも親睦深めたらどうっすか?」
「そうだよね!! さっきのは嫉妬だよね!!」
戦人のテンションが高まる。
(よし!! 頑張るぞ!! 僕だって、やる時はやるぞ!!)
戦人は、ゲーム内とはいえ童貞を捨てられて、少し前向きだった。
童貞を捨てたいという思いは人並みにあったが、以前よりもその思いは強い。
「そうだ!! 頑張って雪菜さんと……雪菜さんだって……そのつもりかもしれないし!!」
後輩は、その光景を溜め息を吐きながら眺めていた。
「まだ早い気もしますが……まあ、こっちとしては、リアルでも雌犬ども堕としてもらうつもりだったからいいすっけど……キヒヒ」
後輩の呟いた言葉は、戦人の耳には入らなかった。
『あ、こんばんはー。雪菜姉様、今大丈夫ですか?』
(朝日ちゃんか。そういえば、前、上級生に虐められた時、雪菜さんが助けて……姉様って慕ってるんだったっけ?)
モニターからは、通話相手の声まで聞こえてきた。どうやら、盗聴しているようだ。
立花 朝日。
庶民ながら優れた運動の能力を買われ、入学してきた特待生。
一学年ながら二年生への編入をした戦人にとっては、先輩とも言える後輩であり。
同じ庶民ということもあり、戦人と対等に接してくれる数少ない友好的な人物だ。
後輩だが。
雪菜達は軽く挨拶を交わし合っているが、雪菜の指はゆっくり己が秘部へと伸びていた。
直接秘部を弄ってはいないが、太ももや鼠蹊部など周辺を撫でている。
(すっごいオナニーの続きしたそう!! そんなに!! そんなに!!)
戦人は、会話に耳を傾けながら自慰を続行した。
雪菜達は取り止めのない会話をした後本題に入る。
『そういうわけで……雪菜姉様!! あたしと、ファナファルでパーティー組んでください!!』
ファナファルというのは、戦人達が初体験に及んだゲーム『ファナティック・ファルナ』の略称だ。
『そうね……いいわ、そういうことならわたくしがパーティーを組んであげる』
『それで、何人ぐらいのパーティー規模のつもりなのかしら?』
『……それなんですけど、正直知らない人と組むのは抵抗があって……雪菜姉様と、只野先輩の三人パーティーはどうでしょうか』
予想外の候補者に、戦人と雪菜の手が止まる。
『バ、バトラー君!?』
「僕!?」
一拍遅れで、二人が驚愕する。
『ハイ!! 以前お話ししたと思いますけど、あたし、只野先輩には良くしていただいてて……』
『雪菜姉様、同じクラスで名前で呼び合う程仲がいいんですよね?』
『え、ええ、まあ……』
歯切れが悪い雪菜。流石に、同級生を召使扱いしてるとは言いづらいのだろう。
名前呼びも、下の名前が執事的なのが雪菜側の理由で。
戦人の方は、苗字をド忘れして周囲が呼ぶ名前呼びで恐る恐る呼んだら。そのことを見透かされ、からかい半分にそう呼べと定着したのが理由。
名前で呼ぶ時、わずかだが緊張してしまう様が面白いそうだ。
何かと話はするが、親しいからというわけではなかった。
『……でも、いきなり男子を呼ぶというのは……朝日も抵抗があるんじゃない?』
そも、提案したのは朝日の方。雪菜の返答は聡明な彼女にあるまじきモノだった。
(あ~、雪菜さん、この一週間、顔も合わせてくれないからなー……)
ゲーム内での出来事以降。挨拶こそしてくれるが、目も合わせてくれない。
余程堪えているのか、ゲームへのログインもない状況。
今の段階でパーティーを組んで少人数で行動するのには抵抗があるのだろう。
『? いえ、むしろお話も合いますし。この間、街に遊びに行った時も、凄く楽しかったですーーあ、もちろん、雪菜姉様と一緒に居る時もーー』
『……一緒に遊び?』
朝日の言葉の途中で、雪菜がボソリと呟いた。
声音は低く、戦人に悪寒が走る。
「デートっすか?」
「いやいや、そんな大それたものじゃ……学園内はなんでも高いから、日用品とか外に買いに行くついでに、ゲーセンで少し遊んだだけだよ」
『パシャクラも撮ったんですよ!!』
『パシャクラ?』
「あ、雪菜姉様は知らないんですね。パシャッと倶楽部っていう、写真を撮ってシールにするのが、ゲームセンターにあってーー」
「ほう? リア充っすか?」
「いや、その、流れで……」
『そう、ずいぶんとお楽しみだったようね。二人で写ったお揃いのシールを作るだなんて』
「ハッ!! 朝日さんは、牛みたいにデカイ乳してますからね~。どうせ、狭い筐体内で、何かにつけて乳くりあったんっしょ?」
なぜか、後輩と雪菜二人に詰問を受けているような状態に。
やましいことはなくとも、いたたまれない。
『まあ、朝日がいいなら、いいんじゃないかしら?』
『ありがとうございます!! 只野先輩の連絡先は知ってるんで、先輩にはあたしの方から声をかけますね』
『……いえ、戦人の連絡先はわたくしも知ってるし、教室でも会うから、わたくしの方から誘うわ』
『セッティングしてあげるのも、わたくしだしーー』
(呼び捨て? ってか、連絡交換なんかしてないよ?? てか、雪菜さん、顔怖ッ!!)
雪菜の口元は薄く引き攣っており、絶対零度的冷淡な笑みが浮かんでいた。
戦人の肉棒が縮こまる。
「セッテイング? とにかく、了解です!! そういうことなら、お任せしますね!!」
その後、二、三言会話をして、通話は切れた。
『そう、あの召使君……人の処女を、ゲーム内とはいえ無理やり奪って置いて……』
『可愛くて……む・ね・の!! 大きな後輩にも粉をかけてお遊びしていたのね? わたくしとは、連絡交換すらしないどころか、ここ最近は口も聞かないクセに!!』
「理不尽な!!??」
「い~や、雪菜嬢が正しいっす」
「理不尽だよ!!」
雪菜はキレ、戦人もキレた。
『ふふ、パーティーが楽しみね。どんな催しにしようかしら』
薄く笑みを浮かべる雪菜の姿に、戦人はわたわたと下半身丸出しで慌てている。
戦人も後輩も、もちろん朝日の方も気づいていなかった。
ゲームなどを嗜む一般庶民が、ゲームを指して連想する『パーティー』と。令嬢でゲームに疎いお嬢様が連想する『パーティー』には、致命的な齟齬があることに。
『そうだわ、パーティーの前に、バトラー君のことをからかうのも悪くないわね』
『マッサージでもさせて、バッティングでもさせてあげれば……どんな顔をするかしら?』
雪菜は黒い笑みを浮かべながら、肝が冷えるプランを口にする。内装だの料理だのをどうするかブツブツ言い始めた。
「……あれ? これ、雪菜さんなんか勘違いしてない? 朝日ちゃんが言ってたパーティー組むって、チーム組んでクエストするって感じのことだよね?」
自慰にかまけていてよく聞いていなかったが、お茶会的なのを開くような会話ではなかった。
「ああ、雪菜嬢、ゲーム慣れしてなそうっすからね~」
後輩も戦人と同じ認識の様子だ。
「まあ、よかったじゃないっすか? 雪菜嬢、最近は膜ブチ破られたショックで、飼い犬にかまうゆとりもないみたいでしたし」
「一緒にクエストなんて、知ってたら了承しなかったんじゃないっすか? そういうの興味ないみたいっすから」
ファナファルを行なっている生徒は大勢ながら、冒険面を楽しんでいる生徒は少数。
後輩の推察通り、普通に誘っても断られる可能性は高かった風に思えた。
(てか、飼い犬って……)
「それに、さっきの様子から見るに、朝日さんが仲良いのに嫉妬してたみたいっすから、コレを機に、リアルでも親睦深めたらどうっすか?」
「そうだよね!! さっきのは嫉妬だよね!!」
戦人のテンションが高まる。
(よし!! 頑張るぞ!! 僕だって、やる時はやるぞ!!)
戦人は、ゲーム内とはいえ童貞を捨てられて、少し前向きだった。
童貞を捨てたいという思いは人並みにあったが、以前よりもその思いは強い。
「そうだ!! 頑張って雪菜さんと……雪菜さんだって……そのつもりかもしれないし!!」
後輩は、その光景を溜め息を吐きながら眺めていた。
「まだ早い気もしますが……まあ、こっちとしては、リアルでも雌犬ども堕としてもらうつもりだったからいいすっけど……キヒヒ」
後輩の呟いた言葉は、戦人の耳には入らなかった。
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