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【あらすじ動画あり】3話

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■お忙しい方のためのあらすじ動画はこちら↓
https://youtu.be/7jZpotIPWwE

■作品の中に出てきた映画のテーマソング
+執筆中にきいていた雨の日のポップスを集めたプレイリスト↓
https://youtube.com/playlist?list=PLcGqgSzuhUwkACM5KUhe4_PRGMbsAPEKy&si=zF2w84pdHU_WDt_g
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上総との二回目の話し合いは、一回目より警戒した面持ちで始まった。流れる空気は店のガラスから見える空よりどんよりとして重たい。
ようやく一通り確認作業が終わったあと、崇はコーヒーを飲むふりをしてちらりと向かいを盗み見る。

上総は作業着ではなく、スーツを着ていた。シャドーストライプのグレイスーツで、一目見ただけでも高級品とわかる。いや、たとえ安物だとしても、体格のいいこの男が着れば、王室御用達ばりに洗練されてみえるだろう。

(これから、何かあるのだろうか……)
もちろん聞くような真似はしない。
その後の息苦しくなるような沈黙も、携帯をチェックするふりをして何とかやり過ごす。

「じゃ、今回はこれで」
上総が足早に店から出て行くと、肺の奥から大きな息がもれた。予想以上に疲れている自分に気がつく。緊迫した会話もさることながら、極力相手を見ないようにするのにも相当な気力がいる。

上総の表情はいつ見ても一緒だった。苛立たしげに眉を顰めているか、冷たい無表情を浮かべているか。

高校の時は、崇のほんのちょっとした皮肉でも、簡単に笑っていた男とは思えない。今や、あの頃の穏やかな面持ちは固く冷たい氷に覆われ、繊細だった雰囲気は甲冑のような肉体に押し込められ、面影一つすら残してはいない。

何もかもが変わってしまったのだ。あの時とは。
もう昔の、自分が憧れた少年は、どこにもいない。あの車とともに醜く潰れ、ガラスのように粉々に砕けて散ってしまった。元に戻ることはない。永遠に。


リハビリ室を覗くと、作業療法士の山崎やまざき大輔だいすけが歩行運動用のバーの前で、患者の訓練を見ていた。相手は中学生くらいの少年で、二本のバーに掴まりながら、一歩一歩ゆっくりと進んでいる。

病院の八階にあるリハビリ室の窓は一面ガラス張りになっていて、オレンジ色の薄暮がいっぱいに差し込んでいる。夕飯の時間帯のためか、室内には他に誰もおらず、大輔と少年の影だけがくっきり長く伸びている。

崇が室内に入ると、気がついた大輔がちょいと手を上げる。崇は頷くと、二人の邪魔をしないよう、バーから少し離れた複数人用の青いスツールに座った。

リハビリ室は一見、ジムのような見た目だ。広いワンフロアに柔軟体操用のマットレスや、ウォーキングマシン、壁側のラックには大小様々なバランスボールやダンベルが置いてある。しかしリノリウムの床には淡い木目調のクッションシートが張られ、壁には患者たちが描いたと思われる色とりどりの絵が飾られていた。

「そう、その調子だ。いいぞ」
大輔がゴール間近の少年に声をかける。相手は額から玉のような汗を流しながら、根気よく進んでいく。両手の拳の間接は真っ白になるくらいきつく握りしめられていた。

汗がびっしりにじんだその背中を見ていたら、崇は自分が入院していた頃のことを思い出した。
前の病院にいた時を含めて、入院生活は本当に辛く厳しいものだった。繰り返される手術、術後の強烈な痛み、じれるほど長いリハビリ──。

だが、それらを乗り越えてきたからこそ今の自分がいる。そのプライドだけが、今の自分を支えていると言っていい。

「崇さん?」
はっと気づくと、大輔が目の前に立っていた。人好きのする柔和な顔が気遣わしげに顰められている。いつの間に終わったのか、少年の姿はなかった。目を何度か瞬かせ、過去から現実へとピントをすり合わせる。

「ごめん、ちょっと考え事してて。あの子は? 怪我、ひどいのか?」
「いえ、サッカーの練習中に靱帯を切ってしまって。でも来月の練習試合には何が何でもでたいって、リハビリ頑張っていますよ」
「そうか、強い子だな」
「あなたもね。強い子でしたよ」
「おい、いつまでも患者扱いするな」

左足で相手の足を蹴ると、いてっと大輔は笑いながら、器具の片づけに向かった。

山崎大輔は、作業療法士で崇の元リハビリ担当だ。前の病院の理学療法士から引き継いで、完全に元の生活に戻れるまで面倒を見てもらった。年が近い──確か、崇より二三つ上、ということもあってか、リハビリが終ったあとも、何となく親交は続いている。今日も診察ついでに夕飯に行こうと約束をしていたのだ。

崇は立ち上がり、片づけをしている大輔を振り返った。

「まだ仕事あるんだろう? ロビーで待っているから、終わったら──」
「崇さん」
通りすがり際、大輔が腕を掴んできた。

「何かあったんですか?」
真剣な表情に、どきりと心臓が跳ね上がる。

「……何って、何が?」
「足ですよ。変に引きずっていませんか?」

大輔の視線が右足に移動したのを見て、崇は思わずほっと息をついた。
「たいしたことじゃない。最近、ちょっと痛むようになっただけ。先生にも言ったし、レントゲンでも何の異常もないって。季節の変わり目にはよくあることらしい」
「そうですか。でも一応、マッサージしますから、座って下さい」
「え、いいよ。まだ勤務中だろう?」
「もう五分前に終わりましたから」

腕時計を指し示され、崇は渋々スツールに戻る。入院生活──自分の一番惨めな時期を知っている大輔相手に虚勢を張ったところで何の意味もない。

大輔はスツールの前に膝をつくと、崇の右足をとった。スーツのスラックス越しに、ふくらはぎから膝までを時間をかけて丹念に揉みほぐしていく。手慣れた力加減に張っていた筋肉がほぐれていくのがわかって、崇はほおっと長い息をついた。

「確かに、ちょっと硬くなっていますね。前に教えたマッサージは? やっていますか?」
「一応。でも昨日は……ちょっと疲れてて……」
「構いません。義務ではないので気乗りしない時は休んでもらって。とにかく気長にやることが重要ですから」

大輔は右足に手を這わせながら、見上げてきた。
「で、何があったんですか? 足以外で」
ふいをつかれて、崇は思わず聞いてしまう。

「……どうしてわかったんだ?」
「僕はプロですよ? さっきも今も『何かあった?』と聞いた時、腕の筋肉が一瞬、緊張しましたから」

崇はおどけたように視線を宙にやって、肩を竦める。
「さすがだな。メンタリストもびっくりのマッスリストだ」
「患者さんの心と身体をケアする。それが僕の仕事ですから。それに貴方の身体はこれまで何度も触ってきましたから、だいたいのことはわかりますよ」
「足だけだろう?」
「だと思います? 歩行訓練中に何度、転んだ貴方を支えたと思っているんですか?」

冗談かどうかわからず、降参と両手を上げると、大輔はくすくすと笑った。
「冗談はおいといて、本当は何があったんですか?」
ここまできては隠し通すことはできない。右足も人質にとられていることだし。

「それが……小原上総と会ったんだ。偶然。うちの会社の移転を請け負う建設会社の現場監督で」
「小原上総って、あの小原上総ですか?」
大輔が驚きに顔を上げる。

「あの、貴方と一緒に事故に巻き込まれた?」
「あぁ」
こくりと頷くと、大輔はまるで患者の生死を問うような深刻な口調で聞いてきた。

「……貴方が好きだった?」
長い沈黙のあと、自分の足元を見る。
「……あぁ」

大輔には何もかも話していた。もちろん話す気などはなかったのだが、あの時はそうするしかなかった。
手術後、ぶり返してくる猛烈な痛みと、永遠に続くかと思うほどのリハビリで神経は完全に参っていた。

ついに限界を迎えた崇は、気がついたらリハビリ室の一角で、大輔の胸に顔を埋め、何もかもぶちまけていた。今思うと、あの時、周りに誰もいなかったのが唯一の幸いだ。

しばらく何かを考えるように床を見ていた大輔が、ゆっくりと立ち上がる。
「ここでは何ですから、違うところで話しましょうか?」

行った先は、スペイン料理のバルだった。全席個室で、洞穴のような店内の天井からカラフルなモザイクランプがかかっている。一面赤の壁にはレトロなスペイン映画のポスターや白黒写真、赤と黄の国旗が飾ってある。

客は男女半々といった感じだ。激辛のアヒージョが何種類もあるためか、辛いもの好きが集まる店としても有名だった。それを目当てに、崇たちもたまに一緒に来ている。

「他の人に変わってもらうことはできないんですか?」
ドリンクを運んできたスタッフが去ったあと、向かいに座る大輔が聞いてきた。ビールを片手に、じっと答えを待っている。
崇は考えるふりをしてジンジャーエールを一口飲む。だが、答えはもう数日前に出ていた。

「無理だよ。忙しい時期だし、こんな足のせいで普段から迷惑かけているから」
「こんなって言わないで下さい。その足は、貴方が生きている証拠なんですから」

苦笑する。
確かに、この足だけで済んだのは不幸中の幸いだった。

深夜、無人の飲食店に猛スピードでつっこんだ車は見る影もなく半壊し、ボンネットなどは初めからなかったように押し潰されていた。

運転席と助手席にいた、崇の同級生と彼の元先輩である少年は即死。前部座席の潰れ具合から見ても、遺体の状態は推して測れる。

崇は運転席の座席に足を挟まれ、出血多量で一時生死の境をさまよったため、肉団子のようになった彼らの死体を見なくて済んだ。三日後に目を覚ました時は、何もかもが終っていて、両親も警察が持ってきた現場写真を断固として息子には見せようとしなかった。たとえ今は半分縁が切れていようが、彼らのその気遣いには感謝してもしきれない。

だが自分を幸運とするのなら、上総などは奇跡に近い。車が運転席側からつっこんだおかげで、助手席の後ろにいた上総は軽傷で済んだ。警察との事情聴取と弁護士との示談のあと一ヶ月後には大学に復帰していたし、六年も経った今では、あの事故などなかったみたいに普通の生活を送っている。

崇のように大きな音にもびくつかず、車にも乗れて、希望通りの充実した仕事にもついている。きっと痛む古傷を抱えながら眠ることも、悪夢に脅えて眠れなくなることもないのだろう。
そう考えたら虫酸が走った。世の中とは、本当にアンフェアにできているものだ。

「大丈夫ですか?」
気遣わしげな声に、はっと顔を上げる。大輔のビールはまだ一口分も減っておらず、泡もほとんど消えていた。

「やっぱり、この前から少しおかしいですよ。気づいたらぼおっとしてて。ちゃんと眠れていますか?」

もちろん、眠れてはいない。当たり前だ。眠りにつく度に毎晩、あの事故の時の夢を見るのだ。眠れるはずがない。
叫び出したい衝動を押しとどめて、口端でにやりと笑ってみせる。

「どうやら集中治療室にいた時に一生分寝ちゃったみたいでね。顔色の悪さもデフォルトだ。ハロウィーンにはぴったりだろう?」
「また、そういう趣味の悪い冗談を言う」

大輔はふっと顔を和ませたが、その瞳にはまだ気遣わしげな影が残っていた。
「そんなに心配しなくて大丈夫だよ。あいつとは仕事の話以外しないって約束してあるんだ。お互い、関わり合いになりたくないのは一緒みたいだ」
「……でも、彼のことまだ好きなんでしょう?」

崇は、ブハッとジンジャーエールを吹き出しそうになった。ぶんぶんと手を振る。

「まさか、そんなことある訳ない」
即答。もちろん本心だ。
「確かにあの時は好きだったけど、それだってただの憧れっていうか。よくあるだろう? あの時期って。なんか年上の同性がかっこいいって思っちゃう時期って」
「はぁ、そんなものですかね?」

よくわからないとでも言うように大輔は首を傾げた。激辛アヒージョと漁師風パエリアが運ばれてきて、一時、しんと沈黙が降りる。

「じゃ、大丈夫なんですか?」
パエリアを取り分けながら、大輔が聞いてきた。

「大丈夫だよ。俺はもう大人だ。あの時みたいなバカな子どもじゃない」
相手を安心させるように微笑むと、しばらく疑うように見ていた大輔がふっと息をついた。ようやくビールに口をつける。

「わかりました。でも、何かあったらすぐ言って下さいね。いつ昔の状態に戻ってしまうかわかりませんから」
「心配しなくても、警察沙汰になるようなことだけはしないよ。もう十分お世話になったし」
「いえ、そういうことではなく……」

大輔は何か言おうとして思いとどまったのか、ふるふると首を振った。神妙な顔をして、最強レベルのアヒージョをパクパクと食べていく。
この大輔という男が、崇は不思議でたまらなかった。

彼は自分がゲイ──少なくとも、男である先輩を好きだったという過去を知ったあとも、変わらない態度でリハビリに付き合ってくれた。それはひとえに彼の仕事に対するプロ意識なのだと思っていたが、担当を外れた今でも、こうして会ったり食事にいったり、プライベートで足の具合を見てくれたりするのは、一体どうゆう意味があるのだろうか。

……いや、特に意味などないだろう。
大輔は自分のモットー──人とは深く付き合わない──を知っているし、この六年間友人としての境界を踏み越えたことは一度もない。療法士と患者だった頃の敬語が未だに抜けていないことからみても、彼にとってこれは仕事の延長のようなものなのだろう。面倒見が良い性格というのも大変だ。

何はともあれ、大輔は地元の友人とも親交が絶たれ、新しく作る気もない崇にとっては、唯一の友人といえる存在だった。

しばらく激辛アヒージョと口直しのパエリアを交互に食べていると、

「あ、そういえば」
と、大輔が財布から二枚のチケットを取り出した。

「今日、映画のチケットを看護師長からもらったんですけど、良かったら行きませんか?」
「今から?」
「期限が今週の金曜日までなんですよ。平日早く上がれるのは今日くらいだし。もし遅くなっても良ければなんですけど……」
「いいよ。行こう」

どうせ帰っても部屋で一人、眠れない夜を足の痛みとともに過ごすだけなのだ。それを少しでも先延ばしにできるものがあるのならありがたい。

「ただし、カーチェイスと人が死なない映画なら。あと純粋にホラーはムリ」
「そしたら、あとは恋愛ものか動物ものしかないじゃないですか」
くすりと笑い、大輔は携帯を取り出し調べ始めた。

「あ、今、名画座で『めぐり逢い』のリバイバル上映がやっているみたいですよ。俺、昔、観ましたけど、確かカーチェイスも人が死ぬシーンもなかったはず」
「え……恋愛映画、よく観るのか?」

やはりゲイなのかとも思ったが(ラブロマンスが好きな男=ゲイだということは安直すぎるとは思ったが)、大輔は笑って手を振っただけだった。

「姉に無理矢理観させられたんです。『めぐり逢い』から始まって『カサブランカ』に『シェルブールの雨傘』、『哀愁』、『ある愛の詩』とか色々。これで女心を学びなさいとか言われたんですけど、さっぱりわかりませんでした。だいたいが悲恋だったし」
「ふうん。じゃ、悲劇再び、といこうか」

アヒージョの最後の一口を放り込むと、崇は杖を持って立ち上がった。

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4/16(土)
見てくださって、ありがとうございます!

更新頻度は動画の再生数が、
前話から5ビュー増えたタイミングで行う予定です(^^)

※もしPV数があまり動かない場合は、
3日1回くらいのペース?で更新させていただきます(*^-^*)    

◆本作品のあらすじ動画はこちら→https://youtu.be/7jZpotIPWwE  
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