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騎士団十傑編

真・覚醒への道筋「クリプスシューター」

「淳二さん！大丈夫ですか！？」
返事は返ってこない。
どうやら魔力を使い果たして眠ってしまったようだ。
私は身体再構築のおかげで疲れは感じない。
念のため淳二さんに結界を張って、その場を後にした。

いくつか戦っている塔があるようだ。
「ミーツケタ！」
突然、誰かが飛んできて、殴ってきた。
「衝撃反転！」
咄嗟に跳ね返す。
「遅イゾォ！」
ﾊﾞﾝ!ﾊﾞﾝ!
ものすごい速度のパンチを放ってくるそいつは、どうやら人間ではないようだ。
「死ネェ！死ネェ！！」
狂ったように殴り続ける。
近距離戦闘能力では劣っているかもしれない。
破壊状態デストロイモードになれば押し切れるかもしれないが、通用しなかった場合のリスクが大きいしがする。
「ヒャッホーウ！」
ﾊﾞﾝ！ﾊﾞﾝ!ﾊﾞﾝ！ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ！
どんどん速度が上がる拳を見て、危険を感じた。
「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ！！！！！」
うわっ！？
うるさい！
脳のネジ30本ぐらい抜けたんじゃないか？
「死ネェ！アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ！！！！！」
つ、強い。
不規則な攻撃と脅威的な速度。
おそらく長剣ロングブレードで受けたら折れるレベルの威力。
ヤバい。
負けるかも。
その後も何十分と避け続けた。
相手は全く疲れない。
技を打とうにも並行演算じゃ遅すぎる。
どうすれば…
〈　解　原始獣ー人影の権能から　スキル:魔法回路　を会得。同時に、　スキル:魔法回路　にスキル:詠唱破棄(自己使用限定)   及びスキル:並行演算(魔法演算部のみ)   を統合。3種スキルは、　超上級レジェンドスキル:魔法系統自動構成回路　に、統合進化しました。〉
成る程！これで打てる！
「サンd」
「オラァァ！」
食い気味！
まあいい。
腕先からサンダーを3発放つ。
「アッツ!」
あれ？意外と効いてるぞ？
その時、頭の中にいい打開アイデアが降りてきた。
近距離が相手に劣っているなら、遠距離で戦えばいいよね。それも魔法で。
〈　了　スキル:破壊状態デストロイモード    の派生スキルとして、　魔法特化射撃スキル:崩壊射撃クリプスシューター    を会得可能です。なお、このスキルは素体であり、　スキル:破壊状態デストロイモード   との一部干渉のよる魔法戦闘派生をさせることが可能です。〉
自由度もあっていいね！
というわけで早速使用。
スキル:破壊状態デストロイモードで適応からのサンダーとフレアの組み合わせまでを回路に組み込む。
並行演算よりめっちゃ早い。
〈　完了しました。〉
おけい。
じゃ早速発動！
「崩壊射撃クリプスシューター-サンダーフレア！」
そう叫ぶと、レールガンのような黒い巨大な魔法銃が4丁出現し、体の周りに浮き出した。
それと同時に全身にレールガンと同じようなデザインになった鎧が装着される。
魔力を流すと銃口あたりがバチバチという音と共にチャージし出した。
「発射！」
声と共に放たれたそれは、音よりも何倍も早く相手の鳩尾を貫いた。
「ゲホッ！マサカ…コノワタシガ………ウソダァァ！」
「セメテ最後ニ貴様ダケデモ！」
相手はどうやら自爆するようだ。
まあけど、食えば問題ないんだけどね。
「捕食者-竜族プレデタードラゴン！
いつもの如く食う。
食ったつまり、
私の勝ちだ。
〈　告　吸収個体:狂人竜が吸収されたことにより、肉体系全種究極アルティメットを会得。続けて、精神攻撃完全無効、及び肉体支配完全無効を会得しました。肉体系全種究極アルティメットの会得により、全種攻撃耐性を会得。また、狂人竜の肉体支配により全体能力が3000%向上しました。〉
〈特別-魔王超越級スキルを会得。　スキル:無限変化　スキル:無限可能性会得　スキル:法則操作　スキル:時間操作　スキル:反転　スキル:能力上書き　体質:無限改変　を会得しました。この変化によって、仮魔王級から魔王(不完全)級へと進化しました。魔王進化条件-狂人竜3体の捕食、もしくは魔王の捕食。　おめでとうございます。〉
ありがとうございます。
なんか色々すごいな…各種攻撃耐性会得ってことは魔王になると各種攻撃無効になったりすんのかな？
流石にないかvなったらチートだし。
時間停止か…ザ！ワールド！って叫びながらやりたいな。
あとその他もろもろやばいのばっかだな。
使いきれないかも。