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4話 素敵な少女アリシアさん

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「それで貴方は何をしている人なんですか?」
「はい。私も将来のために色々な勉強をしてるんですけど……正直何が自分に合っているのか分からなくて……」

そう言って彼女はため息をつく。
確かにそれは悩ましいことだと思う。

「何か好きな事はないんですか?」

私はアリシアに訪ねてみる。

「そうですね……私は絵を描くのが好きです」
「絵ですか……」
「はい。自分の好きなように自由に描けるのは凄く楽しいんですよ」
「へぇ……」
「興味ありますか?」
「はい! ぜひ教えてください」
「もちろん構いませんよ。よろしければ私の家に来られますか?」
「はいっ! 是非ともお願いします!!」
「ふふ。ミスティさんは元気な方ですね」

こうして私は彼女の家に行くことになった。
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