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初仕事
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二階堂の卵焼きは甘い派らしい。もう一度言う、甘い派らしい。このほのかな甘みに白米が進む。
まさか二階堂と桜木の手作り料理を食べられるなんて、この学校でも俺くらいなもんじゃないか。2人とも料理がお上手で。そりゃぁ、一人暮らしをしてるくらいなのだから、自炊もお手の物なのだろう。
俺はタコさんウインナーの足を一本ずつ食べていく。流石にウインナーは買ってきた物だろうが、二階堂が焼いたせいか、三つ星フレンチにも引けをとらない。
「ふふふ、村瀬君の食べ方面白い」
「ハムスターみたいね」
ウインナーの食べ方が可笑しかったようで、2人は俺を見ながら軽く笑い始めた。
「2人とも料理上手いな、びっくりした」
「私は料理に自信なかったから、美味しく食べてくれて安心した」
「愛莉って、昔は目玉焼きも作れなかったし、本当に上手くなったよね」
目玉焼きすら作れなかったというのは興味深い。てか、どうしたら目玉焼きを失敗するのだ? 逆に難しいだろう。
「モモちゃん! そ、それは言わない約束でしょ!」
「ははは、ごめんごめん」
その料理下手だった話、かなり興味ある。めちゃくちゃ聞いてみたい。しかし、その話は触れられたくないのか、二階堂はかなり恥ずかしそうに怒っているし、今度桜木にこっそりと聞いてみるか。
「この蓮根の挟み揚げも美味しいな。お母さんの味って感じ」
「ふふ、モモちゃん、お母さんだって」
「褒めてるのよね?」
「もちろんもちろん、マジで美味しいから!!」
お母さんの味は俺的にはかなりの褒め言葉だったのだが、少しニュアンスが変だっただろうか。二階堂がクスリと笑ったこともあって、桜木は俺をジトリと睨んでくる。
桜木に関しては、野菜が多い弁当で、かなり健康に気を遣っているようだ。こうやって健康まで考えて食事を作るなんて大変だろう。口には出さないが、確実に良いお嫁さんになるだろう。
対して二階堂のお弁当は、卵焼きにタコさんソーセージ、ミートボールなど、子供が大好きなおかずがてんこ盛りだ。小学校の運動会でこのお弁当が出てきたら絶対にテンションが上がる。
2人の料理は甲乙付け難い。どちらにも別々の良い点があるのだ。どちらが優れているなんて考えるのは野暮というものだろう。
「ふぅ、お腹いっぱい。で、打ち合わせの話になるけど、うちのグループのもう1人の子には了解を得たから、正式に村瀬はマネージャーね」
桜木は食べ終わったようで、弁当を片付けながら、事も無げにそう言い放った。
二階堂も彼女の言葉に、うんうんと頷きながら、パクパクとご飯を食べている。
「そ、そんな簡単に決めて良いのか?」
「グループの3人が決めたことだから良いのよ」
「そんなものなのか?」
「それとも、村瀬は簡単に決められたら不味い理由でもあるのかな?」
俺の答えが芳しくないからか、桜木はこれまた小悪魔な笑みを浮かべながら、そう言ってくる。
「いえ、もちろんマネージャーを引き受けさせていただきます」
嫌な予感がした俺は、すぐ様マネージャーを引き受けるという旨を述べた。その答えに満足したようで、お弁当をしまい終わった桜木は、胸を張り少し見下ろすように言葉を発した。
「よく言えました」
ワンワン、ご主人様ぁ。うっ、おっと危ない危ない、桜木の毒牙にかかるところだった。
「それで桜木さん、動画編集とか宣伝活動とか、いつからやれば良いの?」
「動画編集はまだ大丈夫だけど、Pwitterの活動は今からでも始めてほしいわ」
「それは急だな」
「私が代表で管理してたんだけど、毎日配信予定まとめたり、DM管理したりって面倒だったのよね。DMとか、たまに変な奴くるし、閉じようとも考えてたけど、村瀬が管理するなら大丈夫そうだしね」
桜木は配信しながら、宣伝活動も行っていたなら、かなり大変だったに違いない。
別に今日からでも明日からでも、やる事は変わらないだろうし、急ではあるが、早めに始めるに越したことはない。
だが、少し気になったこともあった。それは変な奴という言葉だ。確かに面倒くさい、所謂厄介オタクと言われる部類の輩もいるし、そういう人達のことだろうか。
「ちょっと怖いんだけど、変な奴ってのは?」
「まぁ、簡単な話、リアルで会おうとしてきたり、下ネタ送ってくるとかかな」
「あぁ、なるほどね」
リアルで会おう系はただ無視すれば良いが、女性からしたら下ネタはキツそうだ。確かに男である俺が管理した方が賢明そうだ。
もっと有名になれば、DM以外の他の連絡手段を使って、コラボや仕事の案件も募集できるだろう。今は俺が頑張って捌くしかなさそうだ。
こうして俺はPwitterの管理を承諾し、IDとパスワードを教えてもらった。これからは俺を含めた4人で管理し、主に俺が広報を担当していく事になった。
その他の連絡事項や、守ってほしいことなどを綿密に打ち合わせ、お昼のミーティングは終了した。
今後は二階堂と桜木、そしてもう1人のメンバーとはDMでやり取りをすることになっている。そして帰宅後さっそく、桜木から指示が送られてきた。
内容としては、もう1人のメンバー、『九条凛花』というキャラクターを担当する方に、配信開始の予定時間を聞くついでに、自己紹介しとけということだった。
二階堂と桜木の配信開始時間は既に聞いている。残りの九条から配信時間を聞き、予定表にまとめ、予定表をPwitterに投稿するのが初仕事だ。
誰かと初めて連絡を取るときって、めちゃくちゃ緊張するが、頼まれた仕事ならやるしかない。俺はDMを開き、九条宛の言葉を考える。
自己紹介の文と、配信時間を尋ねる内容の文を作り、何度か読み返す。そして誤字脱字が無い事を確かめて、思い切って送信した。
するとその3分後、俺の連絡を待っていたのではないかと思えるような早さで、改まった長文が送られてきたのだ。
『村瀬様、私達のマネージャーになっていただきありがとうございました。これからよろしくお願いいたします。私は20時から配信を開始しようと思っております。村瀬マネージャー様、お忙しいところとは存じますが、ご確認よろしくお願いいたします。』
九条凛花というキャラクターは、見た目だけ見れば、優等生タイプの生徒会長という容姿をしている。
その見た目に相応しい、礼儀正しく、少し堅苦しさも感じる文章が送られてきたのだ。
俺はこの九条凛花というキャラクターが何者なのか、非常に好奇心が湧いてきた。それでも俺は予定表をまとめ、Pwitterに投稿し、無事に初仕事を終えたのだった。
まさか二階堂と桜木の手作り料理を食べられるなんて、この学校でも俺くらいなもんじゃないか。2人とも料理がお上手で。そりゃぁ、一人暮らしをしてるくらいなのだから、自炊もお手の物なのだろう。
俺はタコさんウインナーの足を一本ずつ食べていく。流石にウインナーは買ってきた物だろうが、二階堂が焼いたせいか、三つ星フレンチにも引けをとらない。
「ふふふ、村瀬君の食べ方面白い」
「ハムスターみたいね」
ウインナーの食べ方が可笑しかったようで、2人は俺を見ながら軽く笑い始めた。
「2人とも料理上手いな、びっくりした」
「私は料理に自信なかったから、美味しく食べてくれて安心した」
「愛莉って、昔は目玉焼きも作れなかったし、本当に上手くなったよね」
目玉焼きすら作れなかったというのは興味深い。てか、どうしたら目玉焼きを失敗するのだ? 逆に難しいだろう。
「モモちゃん! そ、それは言わない約束でしょ!」
「ははは、ごめんごめん」
その料理下手だった話、かなり興味ある。めちゃくちゃ聞いてみたい。しかし、その話は触れられたくないのか、二階堂はかなり恥ずかしそうに怒っているし、今度桜木にこっそりと聞いてみるか。
「この蓮根の挟み揚げも美味しいな。お母さんの味って感じ」
「ふふ、モモちゃん、お母さんだって」
「褒めてるのよね?」
「もちろんもちろん、マジで美味しいから!!」
お母さんの味は俺的にはかなりの褒め言葉だったのだが、少しニュアンスが変だっただろうか。二階堂がクスリと笑ったこともあって、桜木は俺をジトリと睨んでくる。
桜木に関しては、野菜が多い弁当で、かなり健康に気を遣っているようだ。こうやって健康まで考えて食事を作るなんて大変だろう。口には出さないが、確実に良いお嫁さんになるだろう。
対して二階堂のお弁当は、卵焼きにタコさんソーセージ、ミートボールなど、子供が大好きなおかずがてんこ盛りだ。小学校の運動会でこのお弁当が出てきたら絶対にテンションが上がる。
2人の料理は甲乙付け難い。どちらにも別々の良い点があるのだ。どちらが優れているなんて考えるのは野暮というものだろう。
「ふぅ、お腹いっぱい。で、打ち合わせの話になるけど、うちのグループのもう1人の子には了解を得たから、正式に村瀬はマネージャーね」
桜木は食べ終わったようで、弁当を片付けながら、事も無げにそう言い放った。
二階堂も彼女の言葉に、うんうんと頷きながら、パクパクとご飯を食べている。
「そ、そんな簡単に決めて良いのか?」
「グループの3人が決めたことだから良いのよ」
「そんなものなのか?」
「それとも、村瀬は簡単に決められたら不味い理由でもあるのかな?」
俺の答えが芳しくないからか、桜木はこれまた小悪魔な笑みを浮かべながら、そう言ってくる。
「いえ、もちろんマネージャーを引き受けさせていただきます」
嫌な予感がした俺は、すぐ様マネージャーを引き受けるという旨を述べた。その答えに満足したようで、お弁当をしまい終わった桜木は、胸を張り少し見下ろすように言葉を発した。
「よく言えました」
ワンワン、ご主人様ぁ。うっ、おっと危ない危ない、桜木の毒牙にかかるところだった。
「それで桜木さん、動画編集とか宣伝活動とか、いつからやれば良いの?」
「動画編集はまだ大丈夫だけど、Pwitterの活動は今からでも始めてほしいわ」
「それは急だな」
「私が代表で管理してたんだけど、毎日配信予定まとめたり、DM管理したりって面倒だったのよね。DMとか、たまに変な奴くるし、閉じようとも考えてたけど、村瀬が管理するなら大丈夫そうだしね」
桜木は配信しながら、宣伝活動も行っていたなら、かなり大変だったに違いない。
別に今日からでも明日からでも、やる事は変わらないだろうし、急ではあるが、早めに始めるに越したことはない。
だが、少し気になったこともあった。それは変な奴という言葉だ。確かに面倒くさい、所謂厄介オタクと言われる部類の輩もいるし、そういう人達のことだろうか。
「ちょっと怖いんだけど、変な奴ってのは?」
「まぁ、簡単な話、リアルで会おうとしてきたり、下ネタ送ってくるとかかな」
「あぁ、なるほどね」
リアルで会おう系はただ無視すれば良いが、女性からしたら下ネタはキツそうだ。確かに男である俺が管理した方が賢明そうだ。
もっと有名になれば、DM以外の他の連絡手段を使って、コラボや仕事の案件も募集できるだろう。今は俺が頑張って捌くしかなさそうだ。
こうして俺はPwitterの管理を承諾し、IDとパスワードを教えてもらった。これからは俺を含めた4人で管理し、主に俺が広報を担当していく事になった。
その他の連絡事項や、守ってほしいことなどを綿密に打ち合わせ、お昼のミーティングは終了した。
今後は二階堂と桜木、そしてもう1人のメンバーとはDMでやり取りをすることになっている。そして帰宅後さっそく、桜木から指示が送られてきた。
内容としては、もう1人のメンバー、『九条凛花』というキャラクターを担当する方に、配信開始の予定時間を聞くついでに、自己紹介しとけということだった。
二階堂と桜木の配信開始時間は既に聞いている。残りの九条から配信時間を聞き、予定表にまとめ、予定表をPwitterに投稿するのが初仕事だ。
誰かと初めて連絡を取るときって、めちゃくちゃ緊張するが、頼まれた仕事ならやるしかない。俺はDMを開き、九条宛の言葉を考える。
自己紹介の文と、配信時間を尋ねる内容の文を作り、何度か読み返す。そして誤字脱字が無い事を確かめて、思い切って送信した。
するとその3分後、俺の連絡を待っていたのではないかと思えるような早さで、改まった長文が送られてきたのだ。
『村瀬様、私達のマネージャーになっていただきありがとうございました。これからよろしくお願いいたします。私は20時から配信を開始しようと思っております。村瀬マネージャー様、お忙しいところとは存じますが、ご確認よろしくお願いいたします。』
九条凛花というキャラクターは、見た目だけ見れば、優等生タイプの生徒会長という容姿をしている。
その見た目に相応しい、礼儀正しく、少し堅苦しさも感じる文章が送られてきたのだ。
俺はこの九条凛花というキャラクターが何者なのか、非常に好奇心が湧いてきた。それでも俺は予定表をまとめ、Pwitterに投稿し、無事に初仕事を終えたのだった。
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