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アイドルな俺たち♪
Pvの俺がすごく美人過ぎる件②
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「なんで、俺なんかが採用されたんだろ・・・」
ガチャ
「それは鈴が可愛いからじゃない?」
「鈴を見てて飽きないからだよ」
楽屋に突然入ってきた二人はそう言った。
「翔さん・・・・・・に東雲?」
「・・・・・・」
「まぁまぁまぁ、いーちゃん?どうどうどう」
「私は家畜やペットの分類ではないのですが・・・あと、『いーちゃん』などと呼ばないで下さい」
なんで・・・?俺が・・・可愛い?
は?
俺は頭の中が絶賛混乱中。なんで二人がここに来たのかも。この二人が何を言っているのかも分からない。
「それに、happeningれいん♪はカッコいいでは売ってないからねー。どちらかと言えば可愛い系アイドルグループだし」
へ?
「あれ・・・・・・その顔、、しゃちょーさんから聞いてない?」
「いえ、私たちのグループ命名の際に仰ってましたよ・・・・・・ただ、単に鈴が聞いていなかっただけでは?」
・・・・・・happeningれいん♪は可愛い系アイドルグループ?
(゜ロ゜)!!
思い出した!!確かに社長言ってた!!
<回想>
『はーい、皆ちゅーもーく!!』
『・・・社長!!遅いですよー『はいはい、鈴ちゃんあ~ん『あ~ん♪もぐもぐ『翔さん、あまりその人を甘やかさない方が『えー、だって鈴可愛いんだもんなー・・・あ、依音も甘やかして欲しいのか?このこの~可愛いやつめっ『ちっ違いますよ!』
『はーい、皆~楽しいのは良いけど僕の話も聞いて欲しいな~』
『『『はーい(はい、すみません)』』』
『はい、鈴依音が煩いから俺が残りも食べさせてやりたいけどね(プリンを渡される)』
『いえいえ、美味しかったれす♪』
『はぁ・・・鈴は可愛いなぁ・・・(なでなで)』
ってなってる内になんか社長と依音が
『・・・happeningれいん♪・・・・・・・で・・・・と・・・・・・だから・・・と
『はい・・・・・・それで・・・・・あ、分かりました
『うん・・・で・・・・・・な・・・・・・と言うことで・・・・・・・・で売って行きたいと・・・・・・・』
とかなんとか言ってた気がする!!
<回想終わり>
「まったく、あなたって人は・・・・・・」
「鈴たらお茶目さん♪・・・そこも可愛いくて尚良ろし!」
「それにあなたは特に『可愛い系』です。私はクール&ビューティ、翔さんはムードメーカーや優しいお兄さん・・・といったそんな感じに構成してると社長さんは言ってました。あなたがそんなに気を病むことは無いんですよ。とにかくはっちゃけて下さい」
翔さんもうんうんと頷いて俺を優しく見つめた。
やっぱりイケメンだなぁ。
翔さんも東雲も・・・・・・。
・・・そっか、そっか。
じゃあ・・・俺がhappeningれいん♪をカッコよくとか俺が考えなくても良いんだ。もっと自分を魅せてくってのは考えすぎなくて良いってことかな?
「分かった・・・。ありがとうございます、翔さん」
「いえいえどーいたしまして♥️」
「・・・・・・・・・・・・」
やっぱり・・・依音にもお礼・・・恥ずいな・・・💦
「・・・東雲・・・も、あ、ありがと」
「っ、・・・・・・どういたしまして?」
「なんで疑問だよっ!!人がせっかく恥ずいのに・・・言ったのにっ!!・・・・・・もう知らないっ!!」
俺は顔が赤くなるのを自覚しながら楽屋を出て撮影場所に向かった。
・・・俺のせいで迷惑かけちゃったから、スタッフさんたちに謝らなくちゃ。
足が自然と早くなる。
早く、早く、今までのこと。俺の全部。
お世話になってた人たちに『もう、俺は大丈夫』って伝えたい。俺の動きで、俺の体で、全部全部・・・。
「アイドルって・・・・・・なに?」
冒頭に戻ります。俺はまだそう呟いてる。
まぁ、5分おきになったのは落ち着き始めてるんだろう。
俺が混乱している原因。
それは昨日撮ったPvについて。
・・・・・・誰なんだこれと思うほどの美人。が画面に映っている。桃色の頬とキラキラ光ってる瞳をこちらに向けて手を広げてる。
『味気ないな 飛び込んで sign』
『なんてキラキラ 僕らは夢を見てる?』
『想いを伏せて 冷静に』
『もっと情熱的に 求め会いたい heart』
『似合わないね = 場違い』
『引き寄せようぜっ!! 心の架け橋』
歌詞が頭の中に入ると同時に動く艶かしい身体、上気した肌、サビの息の合った動きの中央。
・・・これ、俺?
色気むんむんなんだけど!!そのせいでなんか色んなファンが増えたんだけど!!しかもFC会長って人会いに来たし!!CMのオファーあったよ!?翔さんと依音にじゃなくて俺に!!
「おーい」
うわーん。嬉しいけどなんかうわーん。
「聞こえてないね~・・・まぁ忙しいのは良いことだよー」
「鈴のスケジュール・・・・・・これだと、休みないよ」
そう。
忙しい=良いこと。俺たちの良さを知ってもらう良い機会なんだよ!!でも・・・でも!!
休みがないのは辛いよ!!
「ふふっ、これから大変だね~」
そう言って頭を撫でてくれる翔さん。
う~、嬉しい!!元気でそう!!
「・・・・・・これ、頑張ってるので」
へ
目の前にプリンが置かれた。
しかも期間限定のチョコレートパフェプリン!!
「東雲・・・・・・お前、良いやつだな。初めて見直した!!お前だって忙しくなるのに・・・」
「私たちは三人でhappeningれいん♪なんですから・・・当たり前です」
うっすら頬に朱をうつした東雲。
にこにことそんな俺たちを見つめる翔さん。
・・・俺たち、三人ならまだ・・・もっと、もっと遠くに行けるかもしれない。
「うん!!じゃ、いただきまーす♪」
ガチャ
「それは鈴が可愛いからじゃない?」
「鈴を見てて飽きないからだよ」
楽屋に突然入ってきた二人はそう言った。
「翔さん・・・・・・に東雲?」
「・・・・・・」
「まぁまぁまぁ、いーちゃん?どうどうどう」
「私は家畜やペットの分類ではないのですが・・・あと、『いーちゃん』などと呼ばないで下さい」
なんで・・・?俺が・・・可愛い?
は?
俺は頭の中が絶賛混乱中。なんで二人がここに来たのかも。この二人が何を言っているのかも分からない。
「それに、happeningれいん♪はカッコいいでは売ってないからねー。どちらかと言えば可愛い系アイドルグループだし」
へ?
「あれ・・・・・・その顔、、しゃちょーさんから聞いてない?」
「いえ、私たちのグループ命名の際に仰ってましたよ・・・・・・ただ、単に鈴が聞いていなかっただけでは?」
・・・・・・happeningれいん♪は可愛い系アイドルグループ?
(゜ロ゜)!!
思い出した!!確かに社長言ってた!!
<回想>
『はーい、皆ちゅーもーく!!』
『・・・社長!!遅いですよー『はいはい、鈴ちゃんあ~ん『あ~ん♪もぐもぐ『翔さん、あまりその人を甘やかさない方が『えー、だって鈴可愛いんだもんなー・・・あ、依音も甘やかして欲しいのか?このこの~可愛いやつめっ『ちっ違いますよ!』
『はーい、皆~楽しいのは良いけど僕の話も聞いて欲しいな~』
『『『はーい(はい、すみません)』』』
『はい、鈴依音が煩いから俺が残りも食べさせてやりたいけどね(プリンを渡される)』
『いえいえ、美味しかったれす♪』
『はぁ・・・鈴は可愛いなぁ・・・(なでなで)』
ってなってる内になんか社長と依音が
『・・・happeningれいん♪・・・・・・・で・・・・と・・・・・・だから・・・と
『はい・・・・・・それで・・・・・あ、分かりました
『うん・・・で・・・・・・な・・・・・・と言うことで・・・・・・・・で売って行きたいと・・・・・・・』
とかなんとか言ってた気がする!!
<回想終わり>
「まったく、あなたって人は・・・・・・」
「鈴たらお茶目さん♪・・・そこも可愛いくて尚良ろし!」
「それにあなたは特に『可愛い系』です。私はクール&ビューティ、翔さんはムードメーカーや優しいお兄さん・・・といったそんな感じに構成してると社長さんは言ってました。あなたがそんなに気を病むことは無いんですよ。とにかくはっちゃけて下さい」
翔さんもうんうんと頷いて俺を優しく見つめた。
やっぱりイケメンだなぁ。
翔さんも東雲も・・・・・・。
・・・そっか、そっか。
じゃあ・・・俺がhappeningれいん♪をカッコよくとか俺が考えなくても良いんだ。もっと自分を魅せてくってのは考えすぎなくて良いってことかな?
「分かった・・・。ありがとうございます、翔さん」
「いえいえどーいたしまして♥️」
「・・・・・・・・・・・・」
やっぱり・・・依音にもお礼・・・恥ずいな・・・💦
「・・・東雲・・・も、あ、ありがと」
「っ、・・・・・・どういたしまして?」
「なんで疑問だよっ!!人がせっかく恥ずいのに・・・言ったのにっ!!・・・・・・もう知らないっ!!」
俺は顔が赤くなるのを自覚しながら楽屋を出て撮影場所に向かった。
・・・俺のせいで迷惑かけちゃったから、スタッフさんたちに謝らなくちゃ。
足が自然と早くなる。
早く、早く、今までのこと。俺の全部。
お世話になってた人たちに『もう、俺は大丈夫』って伝えたい。俺の動きで、俺の体で、全部全部・・・。
「アイドルって・・・・・・なに?」
冒頭に戻ります。俺はまだそう呟いてる。
まぁ、5分おきになったのは落ち着き始めてるんだろう。
俺が混乱している原因。
それは昨日撮ったPvについて。
・・・・・・誰なんだこれと思うほどの美人。が画面に映っている。桃色の頬とキラキラ光ってる瞳をこちらに向けて手を広げてる。
『味気ないな 飛び込んで sign』
『なんてキラキラ 僕らは夢を見てる?』
『想いを伏せて 冷静に』
『もっと情熱的に 求め会いたい heart』
『似合わないね = 場違い』
『引き寄せようぜっ!! 心の架け橋』
歌詞が頭の中に入ると同時に動く艶かしい身体、上気した肌、サビの息の合った動きの中央。
・・・これ、俺?
色気むんむんなんだけど!!そのせいでなんか色んなファンが増えたんだけど!!しかもFC会長って人会いに来たし!!CMのオファーあったよ!?翔さんと依音にじゃなくて俺に!!
「おーい」
うわーん。嬉しいけどなんかうわーん。
「聞こえてないね~・・・まぁ忙しいのは良いことだよー」
「鈴のスケジュール・・・・・・これだと、休みないよ」
そう。
忙しい=良いこと。俺たちの良さを知ってもらう良い機会なんだよ!!でも・・・でも!!
休みがないのは辛いよ!!
「ふふっ、これから大変だね~」
そう言って頭を撫でてくれる翔さん。
う~、嬉しい!!元気でそう!!
「・・・・・・これ、頑張ってるので」
へ
目の前にプリンが置かれた。
しかも期間限定のチョコレートパフェプリン!!
「東雲・・・・・・お前、良いやつだな。初めて見直した!!お前だって忙しくなるのに・・・」
「私たちは三人でhappeningれいん♪なんですから・・・当たり前です」
うっすら頬に朱をうつした東雲。
にこにことそんな俺たちを見つめる翔さん。
・・・俺たち、三人ならまだ・・・もっと、もっと遠くに行けるかもしれない。
「うん!!じゃ、いただきまーす♪」
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