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江戸時代。彼らと共に歩む捜査道
原因不明な火災
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「っ!?水を!!」
それは突然であった。目の前が赤く染まる。燃えている家を、呆然と見ていた私の隣で、焦ったようにまわりの男性たちに指示を出す一郎さん。なぜ、こうなったのか。
「なぜ・・・っ!?燃えるものなど、なにもなかったはずだ!!」
一郎さんは目を見開き言う。
そう、なにもわからないのだ。突然、町を玉藻前と歩いていたら、一郎さんに会い、世間話をしていた。すると、真横にあったお屋敷が爆発したのだ。突然。
「っ、おい、怪我は!」
一郎さんは私を庇うように立ち、そう聞いてくれた。大丈夫だと告げると、ほっとしたように玉藻前にも安否を聞いた。みると、玉藻前も私を庇うように立っており、屋敷を睨み付けていた。
「すまん。驚いただろう。」
店でモンブランケーキをたべながら、一郎さんは言った。まさか、急にあんなことが起きるなんてな、とため息を付きながら。
「よい。一郎殿の仕業ではないのだろう?ならば謝るのは筋違いというものだ。」
玉藻前も、チョコバナナパフェをたべながら言った。
「まって、パフェなんてあったかしら?出した覚えないのだけれど。」
「わたしが出した。ほら、新作と書かれておるだろう?」
ショーケースの左端に、
新作・ちょこばななぱふぇ
と書かれた名札と、たくさんのパフェが並べてあった。
「・・・そうみたいね。」
勝手に増えてるのがなぞ過ぎる。今さらだけれど。
さて、気を取り直して、一郎殿はなにか悩みごとがありそうだな
と、玉藻前はパフェをスプーンで掬いながら言う。
「おおかた、さきほどの火の元がわからないのだろうが。」
「ああ。摩訶不思議だと思っている。どうやら、倉庫で起きたようだが、あそこまでの威力がでる焙烙玉(爆弾)なぞ置いてないだろう。」
「ほう、知らなかったな。倉庫で起きたことなのか。」
「・・・っ!ごほん・・・そう、近所の輩が言っていたのでな。真だと思ったんだ。」
慌てて咳き込む一郎さんに、玉藻前は意地悪そうに、にやにやとしている。
「それで?続けてくれて構わないぞ?床にはなにがあった?壁には?火は使っていたのだろう?」
「まぁ、な。暗い倉庫だ、火を灯す松明は使っている。床には・・・白い粉があった。どうやら、米や、小麦粉、塩、砂糖などを大量に置いていたみたいだ。」
「まるでみてきたことのように言うな?」
「げっほ、ごほっ、ごっほ、知り合いに、あの屋敷の使用人がいてな!!」
またもや、先程よりもひどく咳き込む一郎さん。喉がとても心配である。甘いものをたべてよいのか。ケーキをお下げしますよと言うと、いい、これはすぐなおる発作だ、と言われた。
「ほう、発作、か。そういうことにしておこう。さて。そんなことをわたしたちに話してよかったのか?」
「・・・けぇきとやらの礼だ。どうやら、玉藻前殿は興味があるようだからな。まぁ、なにか進展があったら知らせてくれ。目の前の屋敷に来てくれれば、すぐにでも対応しよう。」
店主、会計をと言われ、わたしはお金を受け取る。
「はぁ、本当によい店だな。こんな美味なものがこんな端金で買えるなんて。」
「満足いただけたなら、私にとっても、店にとっても嬉しい限りです。」
にこりと笑うと、またくる、と撫でられた。
そしてその手を玉藻前ははたき落とす。
「いっ・・・いや、悪いのはこちらか。すまない、女にこのようにみだりに触るなど。」
「次はないぞ??」
「こ、こらっ!一郎さん、わたしは別に嫌ではないですから・・・!」
わたしはまたのお越しをお待ちしております、と玉藻前を諌めながらそう告げた。
「気になるよな?どう思う?」
「・・・粉塵爆発だと思うわ。小麦粉があったんでしょ?小麦粉がなんらかの要因で舞って、松明がきたから、爆発したんだと思うの。」
「ふむ。いい線をいっている。よし、現場に行ってみよう。」
突然の現場捜査。呆然としている間に、わたしは担がれてしまった。口を閉じてろ、噛むぞと言われ、口を閉じる。すると、彼は飛びはね、いつの間にかわたしたちは空中にいた。
「っえ、きゃっ・・・いっ!?」
「だから口を閉じてろと言ったのにな。」
そして、シュタっと天井の空いた、燃えカスのたくさんある部屋へと降りた。
「まってまってまって、こんなことできるなんて聞いてないわよ~~!!」
あまり大声を出すなと叱られるが、突然あんなことをした彼が悪いと思う。玉藻前は、私をそっとおろすと、ぐるりとあたりを見渡した。
「ふむ。どうやら、いくつもの粉があるようだな。」
「あっ、ほら、小麦粉だってあるわよ、小麦粉による粉塵爆発で間違いないようね。」
ふふ、とどや顔で言うも、否定される。
「本で読んだが、粉塵爆発では中心部が不完全燃焼となる。」
玉藻前は、このあたりが中心部だな、と粉等の荷物がつまれている棚があっただろう、倒れた棚のあたりに行くので、私もついていく。。
「どうやら、小麦粉はないようだが?それにみろ、吹っ飛んでいる方向にある粉に、小麦粉も混ざっている。小麦粉が原因ではないな。」
「そんな・・・。」
はぁ、とため息をつき、家に帰りましょうと言う。歩き出そうとすると、私はジャリ、とおとがすると同時にこけてしまった。
「・・・っ、と。危ないな。怪我は?」
「だい、じょうぶ。だけど、なんで・・・?」
「おおかた、なんらかの粉を踏んだのだろう。この部屋には・・・部屋と言っていいのかわからんが。いろいろな粉が散っているからな。」
そうね、とぐるりと見渡し、足元の粉をみる。
「ふむ、どうやら、砂糖のようだな。この時代で、こんなにあるとは。かなりの大富豪のようだ。」
それがどうしたの、とはんばあきらめて帰ろうとする。
「って、私あなたに連れてこられたじゃないの。ほら、跳び跳ねて・・・」
そんな話をしていると、遠くから足音と話し声が聞こえた。
「っ!!隠れるところなんて、」
「おい、お前はわたしをなんだと思っている?」
お狐さまだーーーそう言い、彼は小さな狐へと変化した。
「って、貴方が隠れられるサイズになっても、私はどうしろって言うのよ!?」
「・・・まぁ、なんとかなるだろう。やつが来るだろうしな。」
奴?誰のことかと思っていると、バン、と音を立て扉が開けられ、すぐに閉まった。
「あ、あー、ここまででいい。」
「ハァ、旦那。それなら、そうしますが、急にどうしたんですかい。汗だくですよ。」
「い、いや!気のせいだ、ほら、あないな(あのような)無惨な光景でな、これ以上現場を荒らされてはかなわん、わしにぐあひ(都合が悪い)と思ってな。」
「嬰児さん(少女)でも見たような反応ですなぁ。」
どちらも、男の声である。一人は、からかうなと言い、もう一人はそれに、ハッハッハッ、と笑っている。
(というか、どこかで聞いたような声・・・)
一人文の足音が遠ざかっていき、聞こえなくなると、スパンっと扉が開けられた。
「けったい(忌々しい)なことをするな!面倒なことが起きたらどうするんだ!」
「なんでここに・・・一郎さん。」
私の言葉に、はっとしたように、事情があるんだ、と目をそらしながら言われる。
「間者と疑われたら、わしにはなんもできんぞ!?」
「ごめんなさい。」
私がきたくてきたんじゃないけどね!?
しかし、飛んできたなんて言ったら、頭の心配をされるだろう。素直に謝っておく。
「ほら、帰るぞ。店まで送ってやる。」
そのまま、私は家まで連行されてしまったのだ。
それは突然であった。目の前が赤く染まる。燃えている家を、呆然と見ていた私の隣で、焦ったようにまわりの男性たちに指示を出す一郎さん。なぜ、こうなったのか。
「なぜ・・・っ!?燃えるものなど、なにもなかったはずだ!!」
一郎さんは目を見開き言う。
そう、なにもわからないのだ。突然、町を玉藻前と歩いていたら、一郎さんに会い、世間話をしていた。すると、真横にあったお屋敷が爆発したのだ。突然。
「っ、おい、怪我は!」
一郎さんは私を庇うように立ち、そう聞いてくれた。大丈夫だと告げると、ほっとしたように玉藻前にも安否を聞いた。みると、玉藻前も私を庇うように立っており、屋敷を睨み付けていた。
「すまん。驚いただろう。」
店でモンブランケーキをたべながら、一郎さんは言った。まさか、急にあんなことが起きるなんてな、とため息を付きながら。
「よい。一郎殿の仕業ではないのだろう?ならば謝るのは筋違いというものだ。」
玉藻前も、チョコバナナパフェをたべながら言った。
「まって、パフェなんてあったかしら?出した覚えないのだけれど。」
「わたしが出した。ほら、新作と書かれておるだろう?」
ショーケースの左端に、
新作・ちょこばななぱふぇ
と書かれた名札と、たくさんのパフェが並べてあった。
「・・・そうみたいね。」
勝手に増えてるのがなぞ過ぎる。今さらだけれど。
さて、気を取り直して、一郎殿はなにか悩みごとがありそうだな
と、玉藻前はパフェをスプーンで掬いながら言う。
「おおかた、さきほどの火の元がわからないのだろうが。」
「ああ。摩訶不思議だと思っている。どうやら、倉庫で起きたようだが、あそこまでの威力がでる焙烙玉(爆弾)なぞ置いてないだろう。」
「ほう、知らなかったな。倉庫で起きたことなのか。」
「・・・っ!ごほん・・・そう、近所の輩が言っていたのでな。真だと思ったんだ。」
慌てて咳き込む一郎さんに、玉藻前は意地悪そうに、にやにやとしている。
「それで?続けてくれて構わないぞ?床にはなにがあった?壁には?火は使っていたのだろう?」
「まぁ、な。暗い倉庫だ、火を灯す松明は使っている。床には・・・白い粉があった。どうやら、米や、小麦粉、塩、砂糖などを大量に置いていたみたいだ。」
「まるでみてきたことのように言うな?」
「げっほ、ごほっ、ごっほ、知り合いに、あの屋敷の使用人がいてな!!」
またもや、先程よりもひどく咳き込む一郎さん。喉がとても心配である。甘いものをたべてよいのか。ケーキをお下げしますよと言うと、いい、これはすぐなおる発作だ、と言われた。
「ほう、発作、か。そういうことにしておこう。さて。そんなことをわたしたちに話してよかったのか?」
「・・・けぇきとやらの礼だ。どうやら、玉藻前殿は興味があるようだからな。まぁ、なにか進展があったら知らせてくれ。目の前の屋敷に来てくれれば、すぐにでも対応しよう。」
店主、会計をと言われ、わたしはお金を受け取る。
「はぁ、本当によい店だな。こんな美味なものがこんな端金で買えるなんて。」
「満足いただけたなら、私にとっても、店にとっても嬉しい限りです。」
にこりと笑うと、またくる、と撫でられた。
そしてその手を玉藻前ははたき落とす。
「いっ・・・いや、悪いのはこちらか。すまない、女にこのようにみだりに触るなど。」
「次はないぞ??」
「こ、こらっ!一郎さん、わたしは別に嫌ではないですから・・・!」
わたしはまたのお越しをお待ちしております、と玉藻前を諌めながらそう告げた。
「気になるよな?どう思う?」
「・・・粉塵爆発だと思うわ。小麦粉があったんでしょ?小麦粉がなんらかの要因で舞って、松明がきたから、爆発したんだと思うの。」
「ふむ。いい線をいっている。よし、現場に行ってみよう。」
突然の現場捜査。呆然としている間に、わたしは担がれてしまった。口を閉じてろ、噛むぞと言われ、口を閉じる。すると、彼は飛びはね、いつの間にかわたしたちは空中にいた。
「っえ、きゃっ・・・いっ!?」
「だから口を閉じてろと言ったのにな。」
そして、シュタっと天井の空いた、燃えカスのたくさんある部屋へと降りた。
「まってまってまって、こんなことできるなんて聞いてないわよ~~!!」
あまり大声を出すなと叱られるが、突然あんなことをした彼が悪いと思う。玉藻前は、私をそっとおろすと、ぐるりとあたりを見渡した。
「ふむ。どうやら、いくつもの粉があるようだな。」
「あっ、ほら、小麦粉だってあるわよ、小麦粉による粉塵爆発で間違いないようね。」
ふふ、とどや顔で言うも、否定される。
「本で読んだが、粉塵爆発では中心部が不完全燃焼となる。」
玉藻前は、このあたりが中心部だな、と粉等の荷物がつまれている棚があっただろう、倒れた棚のあたりに行くので、私もついていく。。
「どうやら、小麦粉はないようだが?それにみろ、吹っ飛んでいる方向にある粉に、小麦粉も混ざっている。小麦粉が原因ではないな。」
「そんな・・・。」
はぁ、とため息をつき、家に帰りましょうと言う。歩き出そうとすると、私はジャリ、とおとがすると同時にこけてしまった。
「・・・っ、と。危ないな。怪我は?」
「だい、じょうぶ。だけど、なんで・・・?」
「おおかた、なんらかの粉を踏んだのだろう。この部屋には・・・部屋と言っていいのかわからんが。いろいろな粉が散っているからな。」
そうね、とぐるりと見渡し、足元の粉をみる。
「ふむ、どうやら、砂糖のようだな。この時代で、こんなにあるとは。かなりの大富豪のようだ。」
それがどうしたの、とはんばあきらめて帰ろうとする。
「って、私あなたに連れてこられたじゃないの。ほら、跳び跳ねて・・・」
そんな話をしていると、遠くから足音と話し声が聞こえた。
「っ!!隠れるところなんて、」
「おい、お前はわたしをなんだと思っている?」
お狐さまだーーーそう言い、彼は小さな狐へと変化した。
「って、貴方が隠れられるサイズになっても、私はどうしろって言うのよ!?」
「・・・まぁ、なんとかなるだろう。やつが来るだろうしな。」
奴?誰のことかと思っていると、バン、と音を立て扉が開けられ、すぐに閉まった。
「あ、あー、ここまででいい。」
「ハァ、旦那。それなら、そうしますが、急にどうしたんですかい。汗だくですよ。」
「い、いや!気のせいだ、ほら、あないな(あのような)無惨な光景でな、これ以上現場を荒らされてはかなわん、わしにぐあひ(都合が悪い)と思ってな。」
「嬰児さん(少女)でも見たような反応ですなぁ。」
どちらも、男の声である。一人は、からかうなと言い、もう一人はそれに、ハッハッハッ、と笑っている。
(というか、どこかで聞いたような声・・・)
一人文の足音が遠ざかっていき、聞こえなくなると、スパンっと扉が開けられた。
「けったい(忌々しい)なことをするな!面倒なことが起きたらどうするんだ!」
「なんでここに・・・一郎さん。」
私の言葉に、はっとしたように、事情があるんだ、と目をそらしながら言われる。
「間者と疑われたら、わしにはなんもできんぞ!?」
「ごめんなさい。」
私がきたくてきたんじゃないけどね!?
しかし、飛んできたなんて言ったら、頭の心配をされるだろう。素直に謝っておく。
「ほら、帰るぞ。店まで送ってやる。」
そのまま、私は家まで連行されてしまったのだ。
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