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沖縄の蛇と病の神(玉藻前との甘い旅行?)

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「しばらく、この店に通うことが難しくなった。こんどうさ……知り合いに頼まれ、蝦夷地に向かわねばならん。」
「鬼と呼ばれる男がそれでいいのか?もう少し言葉を巧みに使え…?」
店にきた一郎さんは、そう発する。そして、ばかなのかという目で一郎さんをみる玉藻前。
「玉藻前っ、お客さんにそんな目をしちゃダメでしょっ!あっ、ごめんなさい、コンドウサさんというお知り合いがいるんですね。」
江戸時代って、不思議な名前が多いわよね、と思いながら営業スマイルを向ける。
「そうなのだ、少し頼まれてしまってな。蝦夷地に買い出しを…。」
「いや蝦夷地に買い物を頼むとは、どんな知り合いだ?」
蝦夷地ってなに?と首をかしげると、北海道だと耳元で囁かれる。
「とっ、とてもユニークなかたなんですねっ!?あっ、ユニークじゃ伝わらないわ、面白いかた…!?」
「ゆにぃく…?とやらは分からんが、よくいって穏やか、悪くいって大雑把な方だからな。歩けば7日と少しかかるが、馬で行くから、5日ほどだろう。そのため、14日ほどこの店にはこれぬ。店主殿の顔をこんなに長い時みれないのは、だいぶ心に来るが…致し方ない。そのため、その分の売り上げを今日貢献したい。14ほど、このしょうとけえきとやらをくれ。安心してくれ、無駄にはせん。仲間…友人に差し入れをする。」
「マシンガントークだな。毎日来る計算で、いない14にち分か?犬は毎日暇なのだな。」
「まし…?分からぬことばばかりだな。それに、いい女の元に男が通うのは、自然なことだろう?」
「……わたしの方がいい男だがな。」
ケーキを入れた箱を4個渡す。これで14個分だ。
「14日後、また来る。」
そういい、一郎さんは歩いていった。
「…14日…二週間ね。」
「旅行するか?わたしたちも。」
「いいわねぇ…どうせなら、沖縄とか…」
「思い立ったが吉日だな。」
「…え?」
玉藻前に抱え込まれたと思い、気づいたら目の前には海。晴天であり、太陽が輝いている。
「沖縄に到着だ。」
いつのまにか、玉藻前は水着を着てサングラスをつけていた。
「い、いやいやいや!?店はどうするのよ!?」
「しばらく休業と書いた看板をぶら下げておいたぞ。」
「有能…っ!?いや、でも私も現代の方の仕事が…!!」
「どうやらお前の勤め先でコ○ナが出て、しばらく休みらしいぞ。リモートワークだが、わたしが代わりにやっておいた。」
「あなた……最高ね…!?」
「ふっ、言われるまでもない。もとより、わたしは最高で至極の男だ。
ああ、そういえば。まだこの時代、海で遊ぶものどもはいないだろうからな。水着などないだろうし、わたしが着せてやる。」
そういわれた瞬間、私は煙に包まれる。そして、煙が晴れると、私はピンクのかわいいビキニを着ていた。
「なんで玉藻前はこんな水着知ってるのよっ!?」
「ふっ、レディース雑誌で見た。やはり、お前に似合うな。ああ…安心しろ。クラゲやサメなどの有害なものは、わたしの妖術で近づかないようにしてある。さぁ、思いきり遊ぶぞ!」

沖縄観光を満喫し、最終日にはまた海へと戻ってきた。玉藻前が、ボールをどこからかだし、一緒にバレーボールをしたり、砂で遊んだりしていたわたしのことを、じっとみる黒い影に、気づけなかった…と思ったのは、わたしだけだったようだ。
「うぎゃっ!?」 
「きゃあっ!?」
玉藻前は、バレーボールを山の方に投げた。すると、呻き声が聞こえてくる。どうやら、山にいた誰かに当たったようだった。
「誰だ?そんなところでこちらをみるのは。」
「…すまないね。」
とても美声だった。でてきた男は、そう………
いうならば、江戸美人。
頭頂部は青く、目は細い。色白で、眉がとてつもなく濃い。
「わしは与力でな。……なんて肌色の多い女だ…!?今の女子はこういうのが流行りなのか?」
「役人だと…?こんなところにいるのは変だな。」
「……こほんこほん。そこのお嬢さん、金もあり権力もありおまけに美しいわしとそこでお茶でもせぬか?」
キメ顔で私にそういう江戸美人。わたしの腕をつかもうとしたそのとき、玉藻前が蹴り飛ばした。
「おい、頷くなよ、近づきもするな。こいつは妖怪だぞ。女を惑わせ交わり、子ができれば三日で堕胎させるいわばど屑だ。」
「なぜ知ってるっ!?」
「ちなみに名前はアカマターだ。こいつはたまたま妖怪になったようだが、ふつうの蛇は、無毒だがそれゆえ気性が荒く、よく噛みつくのだ。あと、与力、火消しの頭など金持ちの職業を名乗ることが多い。」
「だからなぜ知ってるっっ!?!?詳しすぎやしないかっ!?」
膝をつき顔をおおうアカマター。女と遊ぶ(意味深)計画が台無しじゃないか、とぶつぶつ呟いていた。玉藻前がいなければ、強引に連れ去られていたのかしら、と思うとゾッとする。私、蛇と夜の運動会なんてしたくないわ。せめて人型であれ。あとイケメン。そして財力あるのと性格いい人。
「で、なぜわざわざこの女を引っ掛けようとした?しかも、海に近づくなどする慎ましげもなにもない不審な女だ。人里に降りた方が、よっぽど女がいると思うが。」
「かなり聞き捨てならない言葉が聞こえたのだけれど💢」
拳を握った私をスルーし、アカマターは話す。
「楽しそうだったからだ!!」
「ふむ、なるほど。バカだったか。」
感心したように頷く玉藻前。
「その女を惚れさせれば、わし、共に遊べるかと…女も美味そうだし、おいしく頂けるしな…。」
「ほう……処す。」
小さく呟いたかと思えば、その手には輝く剣。サファイアのように深い青の持ち手に、銀の刃を持つそれは、比喩でもなんでもなく、実際に光を発していた。
「なによそれっ!?」
「エクスカリバーだ。もっとも、アーサー王の持っていたものはまだ石に刺さったままで、抜くのがめんどくさいから、似たものを術で作っただけだがな。切れ味は本物と変わらん。」
「えくす…??いや、なぜ刀が光っているっ!?」
「刀ではない。エクスカリバーはツルギ、ケンと呼ばれる英国…イギリスのものだ。」
「いぎりすとはなんだ???そもそも、お前はどこからそんなものを…!?懐に入らぬだろうっ!?」
「それは…お前は知らなくてよいことだ。」
一瞬でアカマターに近づき、切り裂く。血が飛び散ると思いきや、無念…と呟き、霧となった。
「ふっ、つまらぬものを斬ってしまった。」
「それル○ン三世の五右衛門でしょ!?え、いつのまにルパ○三世見たのっ!?」
「あれは面白い。特に、五右衛門はよく店にくる犬も気に入ると思うぞ。時代的に、それに国柄合うのだろうな。まぁ、そんなことはおいておけ。あれに、これからとある娘と恋に落ちるように仕向けなければだからな。」
「え…!?でも、あの人斬ったわよね!?」
「話があるのだ。夜な夜な、とある男がある娘のもとへ通う。話しはするが、自分については口をつぐんでしまう。そして、いつのまにか女が身ごもった。母親があの男は誰か聞くが、女は知らないと答えるだけ。不審に思った母親は、1つの策を講じた。
 針に糸を通し「男の髪に、この針を刺しなさい」と言って、それを娘に渡す。その日の夜も男は娘を訪れてきた。娘は言われた通り、男に気づかれぬよう針を髪に刺した。
男はいつものように、夜明け前には娘の家を離れ、どこかへと帰って行く。
 作戦は成功。母と娘は、その糸をたどって行く事で、男のすみかを突き止めた。糸が伸びていた先にあったのは、遠く離れた山の洞窟。2人はゆっくりと洞窟の中へ入っていき、中を見渡した。

 すると、洞窟の奥にはアカマタがいたのだ。あの男がいないと首をかしげたが、何とそのアカマタの首には娘が刺した針が光っていた。そのアカマタこそが、あの男の正体だった。2人は一度洞窟を離れ、どうすればよいかを考えました。母親は「そうだ、ユタに相談しよう」と思い、ユタの家へアドバイスを聞きに行く。
相談を受けたユタは次のようにアドバイスを施すんだ。
『3月3日、潮がひく頃に海へ行きなさい。浜に下りて(浜下り)砂を踏むのです。そして、潮水で娘の体を清めなさい。それで、アカマタのけがれを落とすことが出来ます』
2人は言われた通り、3月3日に海へ向かい、浜辺へ下りていく。娘は海の中へと入っていき、体を清めた。
すると娘の体から7匹の小さなヘビが流れ出て、海の底へと沈んでいった。こうして娘はけがれを落とすことができ、元の生活に戻る事が出来ました、めでたし、めでたし。だが」
 この話では、アカマターを退治できていない、と言った。
「考えても見ろ、ユタが」
「まって、ユタって誰?」
「ああ…そこからか。沖縄の、霊界や凡人が見えないものを見通すもの…つまり、霊能力者だ。その霊能力者が、退治をするという案を出さなかった。ヤマタノオロチでさえ、殺されたというのに。つまり、殺しても復活する、または死ぬことがないということだろう。霧となったということは、前者だ。復活するのに時間がどれくらいかかるのかは個大差があるが…おおよそ一時間もすれば戻ってくるのではないか?」
「いや、話は理解できたわ、でもどうして恋に落ちさせるの?え、もしかして私を餌に何かたくらんで…」
「だれが貴様に惚れさせると言った。蛇は執着がひどい。まるでストーカーだ。一度お前に目を付けたようだからな。群馬までついて来られては困る。ならば、別の女に擦り付けてしまえというわけだ。話道理なら、やつは女を孕ませるが、蛇の子は海に流れるというし、海近くに来た時にでもアカマターが見つけて育てるだろう。見つけなくても、妖怪の子だ。強かに生き延びる。つまり、わたしたちのするべきことは、やつが好みそうな女を探しやつを擦り付けることだ。」
「え、でも…」
「絶対に娘が腹の蛇に食い殺されるなんてことはない。なぜなら、歴史に組み込まれているようだからな。……まぁ、すこし脚色されているのだろうが。先程話した話があるということは、そのような出来事が起こっているはず。しかし、どうやら今までそんなことは起きたことがないと鎌鼬が言っていた。高速に通り過ぎていったから、お前は気づかなかったかもしれんが。」
「えっ、鎌鼬いたの!?」
「空中散歩していたところを、すこし引き留めてな。すぐに逃げてしまったが。」
「なんで哺乳類に空中散歩できるのよ!?」
突っ込みどころ多すぎて喉が痛む。玉藻前が気遣うようにガラスのコップにはいった水を空中でポンッという音と共にだし、渡してくれる。カオス。
「それで、店まで付きまとわれるか?やつはわたしが飛んで帰っても、気力で見つけ出すだろうな?」
「……それはいや。」
「ならば作戦実行だ。たしか、鎌鼬の言う、近くの良家の子供が、独り身だったな。よし、ならば奴に酒を飲ませ酔わせ、娘を襲わせるぞ。」
「……ねぇ、とんでもなくゲスいこと言ってるってことわかってる?」
「安心しろ、その子供は特殊で、とんでもない色男好きらしいからな。」


「………?」
(なんだ、ここは…。)
辺りは暗くなり、焚き火の炎だけが辺りを照らす。
「あっ、起きました?ごめんなさい、起こしてしまって。」
慎ましく隣に座る女。それは、見たこともない美しい女だった。
「わ、たしは…そうだ!あの男は…っ!?斬りつけられ…」
「男…?だれですか?あなたを見つけたときに、一人でしたが…。だれかお連れ様でも?」
「そうじゃない!!小綺麗な女といた男だ!!黒髪の、あり得ないほど長い髪の!!」
「……?夢でも見ていたんですか?この時代に、そんな人がいるわけがないじゃあありませんか。ふふ、おかしな人。」
(夢…だった、のか?復活したのではなく、寝ていただけ…か?)
ならば、と隣に座る女を見る。
疲れているときには、女の体をまさぐり、楽しむことが一番だ。
「お嬢さん……助けてくれたのですね。お礼に、極上の一時を…」
唇を近づけるが、人差し指で止められる。
「その前に…少し、酔ってからのほうが、楽しめると思いませんか?」
器をわたしに渡し、とぷとぷと注いでくれる。
(たしかに、最高であるな…女を傍らに、酒を飲むというのも、興がある。酒のあとに、女を頂けば…)
口許を緩ませ、酒を喉に流し込む。目の前が真っ白になり、バタンと倒れるわたしを、女は、傍らに、微笑んだ。



「ふっ、男とは、まっこと愉快なものだなぁ?」
茂みに隠れていた私にそう言葉を投げ掛ける玉藻前。美人な女性が、煙に包まれ麗しい男となる。
「ねぇ、あなた性別どっちなの?」
「♂だが。だが、同じ男がバカなことをしていて見下すのは楽しくてしょうがない。ああ、恋愛対象は女、お前だけだから安心しろ。男に興味はない。」
「っ……!?」
さらりと口説くからたちが悪いのだ。
顔の熱い私を傍目に、ニヤリと笑うと、照れてるのかとわかりきったことを聞く。ついそっぽを向けば、大笑いされた。
「ふっ!笑わせてくれるな。お前のそばにいるのはだから楽しいのだ。さて、運ぶか。」
パチン、と指を鳴らしたかと思えば、肩をつかみわたしを引き寄せる。そして、気がつけば豪華絢爛ともいえる、畳の部屋へと移動していた。アカマターは、部屋の中心に。私たちは、部屋の隅で、障子に隠れるようにいた。
「さて、そろそろくるな。静かにしていろよ。」
わたしを抱き込み、耳元でそうささやく。顔から火が出そうになったとき、低い声が聞こえた。
「やぁっだぁ~!なぁに、
このい・い・オ・ト・コ!美しいわぁ~!この力こぶ、鍛えられた体!はかなく散る雪のように喰べてしまいましょう~!」
「……?なんだここはっ!?また夢か…?って、うわぁぁぁ!?なんだこの女、いや男か!?なぜ女の格好をして…まて、近づくな、なんだその手は…だれか助けてくれぇぇぇ!!!」
悲鳴に、驚いていると、玉藻前が小さな風を起こし始める。
「よし、帰るぞ。ちゃんと見届けたからな。あとはあの女?がうまく調教してくれるだろう。」




ぐるりと視界が回れば、元の店のなかにいた。
「まってまって、子供無理じゃない!?そもそも、オカマってこの時代にいたのね!?」
「子供は無理だが、親は不審に思い、霊能力者に相談するだろう。話のラストと似たような結果となる。それを聞いた周りのやつらが元の話にしてくれるだろう。アカマターはあのオカマが体を調教して通うように仕向けるだろうし、お前からも意識がそれる。一石ニ鳥だ。」
「………。」
言葉がでない。なんというか、ハッピーエンドというか、トュルーエンドというのか。
一気に疲れが起きたのか、私は気絶してしまった。

「久しぶりだな、店主殿……!!会いたかった……!!」
店がはじまるすこし前に、一郎さんは駆けてきた。
「まてまてまてまて」
私に抱きつこうとする一郎さんを、玉藻前は必死に止めている。理由は明確だ。はだの色があからさまに人間ではない色の頭にターバンをしたおじさんが、一郎さんを、なんども矢で撃っているからだ。しかし、つまずいたり、ケーキを見たり、急に別の方向に動いたりとするため、一郎さんには矢が刺さっていない。それにおじさんはイライラしているようだ。下手に近づけば、こちらが矢に刺さってしまいそうだ。
「ねぇ、あれ。妖怪よね?」
「そうだ。だが、どこで引っ付けて…北海道か。」
引いたように一郎さんをみる玉藻前。私も、あまり近づきたくないわ。
「引っ付ける…やはり、気がついているか。わしは、どうやら間者を引っ付けてしまったようでな。」
なんでやねんっという突っ込みが心でおきる。
「ほう、魔物。いやまて、犬は間者のことをいってるのか?」
「間者は間者だろう??それで、時々矢をいられるというか、殺気を感じることが多くてな。その方を見ても、なにもないのが不気味だが…。この類いはお前たちだと思うてな。」
「間者だとしたら連れてくるな!?店や店主に被害が出るだろうっ!?」
「わしが店主殿を守るから安心しろ。なんだか、人とは思えなくてな。人ではない間者を人が雇えるのかという疑問はあるのだが…。」
「………。」
玉藻前が懐から扇子をだし、おじさんを叩くと、それは消えた。
「?殺気が消えた?」
「間者……命を狙った、人が雇った者でもなんでもない。あれはパイカイカムイという魔物だ。」
わたしが首をかしげると、詳しく教えてくれる。アイヌの伝説によく登場し、天然痘などはやり病を司る病の神。キューピッドのように矢で射るが、もたらすのは恋ではなく病。
「天然痘…?」
「この時代ならば、疱瘡ともいう。急激な発熱や頭痛、悪寒で発症したことがわかる。 一時的に解熱するが、口腔や咽頭粘膜に発疹が出現し、顔面や四肢、そして全身に発疹がひろがる。 水痘の発疹に似ているが、天然痘の発疹はすべて同じ形態で経過するのが特徴的だ。死に至らす恐ろしい病で、犬が避け続けなければ、確実に悪い結果となっていただろうな。」
「こわいのねっ!?」
「まて、疱瘡!?そんな恐ろしいもたらす神に取り憑かれていたのかわしは!?」
助かった、と小さく呟く一郎さんの顔は、真っ青となっていた。
「はぁ……安心したら腹が減ったな。このちょこれぇとばななぱふぇとやらをひとつ頼む。」
「まて、それはわたしが目を付けていたものだ。」
わちゃわちゃといつも道理の空気のなか、アカマターには悪いことしたかも、とちょっぴり罪悪感を抱いたまま、店を開けたのだった。
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