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2022年 6月
アランとベルのこと・その1
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トーヤとシャンタルの仲間、アランとベル兄妹についてです。
トーヤが過去の話を仲間に話して聞かせるというスタイルを決めた時、
「シャンタル以外に仲間に語る」
という形にしようと思いました。
その仲間、最初は何人にするかも決めてなかったんですが、確か初期には、
「双子にしよう」
と、思っていたとおぼろに記憶しています。
なぜかと言いますと、私が双子が好きだからです。
気がつけば双子キャラというものが好きでした。いや、現実でも好きです。今でも双子の赤ちゃんとか見るとうれしくなります。
これはかなり幼い時からのことだと言い切ることができます。
小学校2年生の時同じ学年に双子のこれはお姉ちゃんと弟がいました。1年から2年には持ち上がりで、私は弟の方と同じクラスだったんですが双子の一人だとは知らなくて、2年になったときにどうしてだったか他のクラスにお姉ちゃんがいると知り、興奮した記憶があるからです。
おそらく、もっと小さい頃に読んだマンガとか、ドラマとか、何かの影響ではないかと思いますが、その頃にはもう双子に憧れがあり、自分も双子、それもできれば一卵性に生まれたかったなあと思っていました。
それで双子を軽く設定していたんですが、なんとなくまとまらなくて、いっそ血の繋がらない数人とかいくつか考えていったものの、おぼろにスタイルが浮かぶだけでしっかりとした形にはなっていませんでした。
それがある時、今ではトーヤのほんの一部になったあるマンガのキャラ、その仲間のこれは他人の2人なんですが、冷静な男性と、少し年下の元気な女の子を見て、
「あ、こういう感じにしよう」
と決めたら、そこからなんだかすいすいと先が浮かんできました。
それで名前は決めずに話だけまとめて言って、結果的には名前もその2人から拝借してアレンジして使っています。ベルの一人称が「おれ」なのもその影響です。もしもその元キャラが「あたし」とか「私」とか「あたい」と言っていたとしても、今となったら結果的に「おれ」になった気はしますが、まあ最初はそうでした。
一度決めたらあれよあれよと二人共自己主張していって、特にベル、妙に人気が出たためかも知れませんが、一回りも年上の強面、時に「死神」と呼ばれる傭兵トーヤにタメ口で、はたかれてもはたかれてもめげずに相手になりに行って、痛い目見ながらも懲りずに漫才を繰り広げています。
そしてアランは「やれやれ」と思いながら、そんな二人を見守って、時にビシッとしめて「アラン隊長」と怖がられたりもするようになりました。
トーヤが過去の話を仲間に話して聞かせるというスタイルを決めた時、
「シャンタル以外に仲間に語る」
という形にしようと思いました。
その仲間、最初は何人にするかも決めてなかったんですが、確か初期には、
「双子にしよう」
と、思っていたとおぼろに記憶しています。
なぜかと言いますと、私が双子が好きだからです。
気がつけば双子キャラというものが好きでした。いや、現実でも好きです。今でも双子の赤ちゃんとか見るとうれしくなります。
これはかなり幼い時からのことだと言い切ることができます。
小学校2年生の時同じ学年に双子のこれはお姉ちゃんと弟がいました。1年から2年には持ち上がりで、私は弟の方と同じクラスだったんですが双子の一人だとは知らなくて、2年になったときにどうしてだったか他のクラスにお姉ちゃんがいると知り、興奮した記憶があるからです。
おそらく、もっと小さい頃に読んだマンガとか、ドラマとか、何かの影響ではないかと思いますが、その頃にはもう双子に憧れがあり、自分も双子、それもできれば一卵性に生まれたかったなあと思っていました。
それで双子を軽く設定していたんですが、なんとなくまとまらなくて、いっそ血の繋がらない数人とかいくつか考えていったものの、おぼろにスタイルが浮かぶだけでしっかりとした形にはなっていませんでした。
それがある時、今ではトーヤのほんの一部になったあるマンガのキャラ、その仲間のこれは他人の2人なんですが、冷静な男性と、少し年下の元気な女の子を見て、
「あ、こういう感じにしよう」
と決めたら、そこからなんだかすいすいと先が浮かんできました。
それで名前は決めずに話だけまとめて言って、結果的には名前もその2人から拝借してアレンジして使っています。ベルの一人称が「おれ」なのもその影響です。もしもその元キャラが「あたし」とか「私」とか「あたい」と言っていたとしても、今となったら結果的に「おれ」になった気はしますが、まあ最初はそうでした。
一度決めたらあれよあれよと二人共自己主張していって、特にベル、妙に人気が出たためかも知れませんが、一回りも年上の強面、時に「死神」と呼ばれる傭兵トーヤにタメ口で、はたかれてもはたかれてもめげずに相手になりに行って、痛い目見ながらも懲りずに漫才を繰り広げています。
そしてアランは「やれやれ」と思いながら、そんな二人を見守って、時にビシッとしめて「アラン隊長」と怖がられたりもするようになりました。
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