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強めドジっ子18歳
好き
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河合さんが戻って来て、難波さんの隣に座ろうと腰をかがめた。
「河合さん、そっち多いからこちら側に来たらいいんじゃないですか?」
「いえ、ここで。おしぼりありがとうございました。洗ってきました」
なっちゃんの提案をバッサリ斬った河合さんが難波さんへとおしぼりを差し出す。
「わざわざ洗ってくれたんですか? ありがとうございます」
「新しいのもらった方が清潔ですよ! 難波さん!」
それはそうだ、と気付いたんだろう。
河合さんがおしぼりを引っ込めようとして、難波さんが素早く手に取る。
「せっかくなんで、これ使わせてもらいます」
ナチュラルに女たらしなんだよなあ、難波さん……。
ため息が出そうで、残りわずかだったチューハイを飲み干した。
いや、女だけじゃなくて男にも好かれるから、人たらしか。
「あの、お名前覚えてなくて、教えてもらっていいですか?」
「はい。あ、ちょっと待ってください。すみませーん」
河合さんをさえぎって、難波さんは店員を呼ぶと、メニューを広げて私へと差し出した。
「おかわりチューハイですか? 違うのいきます? 遠山さん、結構チャレンジャーですもんね」
「えっと……じゃあ、何かチャレンジを」
「僕ビール党なんであんま酒分かんないんですけど、芋焼酎って香りがいいらしいですよ」
「じゃあ、それで」
店員さんが来ると、難波さんは「芋焼酎のお湯割りとビール」と注文して、河合さんに「僕は難波と言います」と言って、まだ半分くらい残ってたビールを飲み干した。
河合さんと何やら話し込んでいたけれど、お湯割りとビールを持った店員さんが来ると「こっちです」と両方受け取った。
「遠山さん、どうぞ」
「……ありがとうございます」
……その笑顔、罪すぎる。
その笑顔をつまみに、焼酎5杯はいけちゃう。
難波さんの人たらしレベルはすごい。
難波さんとほとんど話せてないのに、この店に来る前よりもっと、難波さんが好き。
「河合さん、そっち多いからこちら側に来たらいいんじゃないですか?」
「いえ、ここで。おしぼりありがとうございました。洗ってきました」
なっちゃんの提案をバッサリ斬った河合さんが難波さんへとおしぼりを差し出す。
「わざわざ洗ってくれたんですか? ありがとうございます」
「新しいのもらった方が清潔ですよ! 難波さん!」
それはそうだ、と気付いたんだろう。
河合さんがおしぼりを引っ込めようとして、難波さんが素早く手に取る。
「せっかくなんで、これ使わせてもらいます」
ナチュラルに女たらしなんだよなあ、難波さん……。
ため息が出そうで、残りわずかだったチューハイを飲み干した。
いや、女だけじゃなくて男にも好かれるから、人たらしか。
「あの、お名前覚えてなくて、教えてもらっていいですか?」
「はい。あ、ちょっと待ってください。すみませーん」
河合さんをさえぎって、難波さんは店員を呼ぶと、メニューを広げて私へと差し出した。
「おかわりチューハイですか? 違うのいきます? 遠山さん、結構チャレンジャーですもんね」
「えっと……じゃあ、何かチャレンジを」
「僕ビール党なんであんま酒分かんないんですけど、芋焼酎って香りがいいらしいですよ」
「じゃあ、それで」
店員さんが来ると、難波さんは「芋焼酎のお湯割りとビール」と注文して、河合さんに「僕は難波と言います」と言って、まだ半分くらい残ってたビールを飲み干した。
河合さんと何やら話し込んでいたけれど、お湯割りとビールを持った店員さんが来ると「こっちです」と両方受け取った。
「遠山さん、どうぞ」
「……ありがとうございます」
……その笑顔、罪すぎる。
その笑顔をつまみに、焼酎5杯はいけちゃう。
難波さんの人たらしレベルはすごい。
難波さんとほとんど話せてないのに、この店に来る前よりもっと、難波さんが好き。
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