233 / 294
15.5章 魔崩叡者霊興大戦ラスバルム(東)
中野紅葉、大楠巳汝率いる東軍
しおりを挟む
魔王城東。
この魔王城を囲むように分けられた仕切りで、魔王城を中心に4方向に延びたあらゆる魔法を無効化する壁。“魔王壁”に分けられた東側。
この場に呼ばれた連盟同盟は300人。
その中にいる王レベルは『中野紅葉(なかのもみじ)』と『大楠巳汝(おおぐすしなれ)』の女子チームである。
────────────────────────
この300人が鏡に飛び込み、まず最初に見た光景は魔王城の目の前に整列させられている異質で異様な物体や玩具の大軍であった。
その中にある大きな玉座に座っているのは年端も行かぬ小さな少年。
遠目から見ると、年は11才くらいに見える。
金色と赤色の王冠をずれ落ちそうになりながらも頭に被り、翡翠色(ひすい)の髪と猫目で紅紫色の瞳に八重歯が目立ち、少し目の下にクマが出来ている童顔の少年。
彼は連盟同盟を待ち望んでいたかのようにキャッキャとはしゃぎながら玉座の上に立ち上がると、マイクを手にとって舞台の前座でも行うかのような口調で彼らを歓迎し始めた。
「ようこそ~。余のパレードへ!!」
嬉しそうに両手をあげて、天を見上げながらこの祝福を心から喜んでいる。
そして、その側にあったクラッカーのようなイキモノがお祝いをするかのように自分の紐を引っ張ると、パンッという大きな音と共に赤い流血が前のモノにかかる。
主の嬉しさに反応した数体の風船みたいなモノは、
「いやだ。いやだ。いやだ。いやだ」と助けを乞いながら、自分の意思とは反対に空へと飛び立つと、「ギャァァァ」という断末魔と共に割れた。
あまりにも不気味な怪異な光景を見せられる連盟同盟達。
「申し遅れました。キャハッ。
余の名は『恐(おそれ)』。八虐から封印されし十悪の 不睦(むつまじからず)の称号を手にした者。
いや~強そうなモノがあちらこちらにチラチラと見えるのは余も嬉しい限りだよ」
クラッカーと風船で彼らを出迎えた恐と名乗る少年は、自らを十悪の不睦と名乗った。
そして、連盟同盟に向かって丁寧にお辞儀を行うと再び語り始める。
「それじゃあ、設定説明からね。
これからここは余の舞台であり、遊技場であり、玩具箱。君たちはみんな余の動かす通りに動けばいいただの操り人形。配役は守ってよ?」
設定説明?遊技場?玩具箱?配役?
おそらく連盟同盟の全員が彼の言うことが理解できてはいない。
これから戦うというのに、この若き少年はまるで自分が遊戯を始める現場監督のように設定を語り始めたのだ。
「余の正義の軍団は悪の君達を打ち倒す。これが台本。簡単だよね?」
連盟同盟達を無視しながら設定の話を進める恐。
すると、さすがに我慢できなくなったのだろうか。
ようやく連盟同盟のうちの1人がその少年に大声で口を出す。
「なに言ってるんだガキ!!
俺たちは遊びに来たんじゃないぞ!!」
「「「そうだ。そうだー」」」
彼に続けて飛び交う恐への反論。
しかし、恐はマイクをおくこともなく、反論した者達を煽り返す。
「あれれ~? 君達は子供の遊びに付き合ってあげないのォ?
シシシッ、つまらない大人だねぇ~。その想像力を使って考えてみなよ~。あっ子供いないのか……。ごめんね~シシシッ」
子供がいない所か愛人もいないのだろうか。
その反論した者達は急に先程までの大声や反論を言うことをやめてしまった。
そんな彼らが少しかわいそうに思ったのだろうか。
さらに彼らを恐の煽りが襲う。
「─────かわいそうに子供心が社会に消されて無くなってるよ?
かわいそうかわいそう~。シシシッ!!
でも余はそんな君達を見棄てない。玩具は大切に使わなきゃだからね」
言い方からして彼らを慰めているように聞こえるが、その心はこもっていない上っ面の同情。
やはり、彼は連盟同盟達を格下に見ているようだった。
反論勢を黙らせた恐が今度は何をするかというと、自分の軍団達を指差しながら、大人たちに自らの軍団を自慢し始めた。
「こいつらは余の正義の軍団。モデルは百鬼夜行さ。壊れてもいい使い捨ての余の傑作たちさ。すごいだろォ?」
この世の物が崩れ古びたような不気味な道具達。
廃棄処分されかけの所々壊れた付喪神達。
明らかにこの世に恨みを持った黄泉の世界の住人のような見た目であるから百鬼夜行と言われても納得がいく。
「気色悪い………」
「さすがにこりゃ使えんば~い……」
思わず、少年のセンスを疑ってしまい小さな声で愚痴を呟く大楠と紅葉。
しかし、この数十メートルも離れているというのに、恐には2人の愚痴が聞こえたようだ。
「へぇ~そこのおねーちゃん達センスいいね。数百年ぶりにいい人見つけちゃった」
彼は2人の罵倒に何故か嬉しそうに反応してくる。
子どもとは言えども、不気味で奇怪で最低だ。
「──大人をなめてるんですか?」
耐えきれず大楠はこそっと小さな声で呟く。
だが、もちろん恐にはその声が耳に届いている。
その発言を聞いた恐はキャッキャと子供らしく喜びを体で表すと、紅葉と大楠に向かって宣戦布告を行う。
「よし、決ーめた。余の相手はお前ら2人だ。シシシッ……。余が殺してあげる」
「「売られた喧嘩は例え、子どもでも上等!!」」
恐からの宣戦布告を受け取った紅葉と大楠は、そう言いながら恐のいる方角に剣先を向けていた。
「それじゃあ、行けェー!!」
恐が合図を出した瞬間、動き出すモノの百鬼夜行達。
ガタガタギシギシと身体中が痛むような音を出しながら、古びた道具は動き出す。
その軍勢はまさに百鬼夜行。
人外である黄泉からの軍隊は、生気も出さず道具として、合戦での足軽達のように連盟同盟に向かって走り出した。
だんだんこちらへと走ってくるモノの大軍勢。
連盟同盟の戦士達は自らの武器や道具を構えて準備を整えた。
「みんな、かかれぇぇ!!!」
大楠の合図に連盟達は自らの武器を空に掲げながら、
「「「オオオオッーー!!!」」」
……とはち切れんばかりの大声を出して、モノの大群に向かって走り出す。
そう、これはまさに大合戦である。
今まさに百鬼夜行vs付喪人&冒険者の戦いの火蓋が切られたのだ。
この魔王城を囲むように分けられた仕切りで、魔王城を中心に4方向に延びたあらゆる魔法を無効化する壁。“魔王壁”に分けられた東側。
この場に呼ばれた連盟同盟は300人。
その中にいる王レベルは『中野紅葉(なかのもみじ)』と『大楠巳汝(おおぐすしなれ)』の女子チームである。
────────────────────────
この300人が鏡に飛び込み、まず最初に見た光景は魔王城の目の前に整列させられている異質で異様な物体や玩具の大軍であった。
その中にある大きな玉座に座っているのは年端も行かぬ小さな少年。
遠目から見ると、年は11才くらいに見える。
金色と赤色の王冠をずれ落ちそうになりながらも頭に被り、翡翠色(ひすい)の髪と猫目で紅紫色の瞳に八重歯が目立ち、少し目の下にクマが出来ている童顔の少年。
彼は連盟同盟を待ち望んでいたかのようにキャッキャとはしゃぎながら玉座の上に立ち上がると、マイクを手にとって舞台の前座でも行うかのような口調で彼らを歓迎し始めた。
「ようこそ~。余のパレードへ!!」
嬉しそうに両手をあげて、天を見上げながらこの祝福を心から喜んでいる。
そして、その側にあったクラッカーのようなイキモノがお祝いをするかのように自分の紐を引っ張ると、パンッという大きな音と共に赤い流血が前のモノにかかる。
主の嬉しさに反応した数体の風船みたいなモノは、
「いやだ。いやだ。いやだ。いやだ」と助けを乞いながら、自分の意思とは反対に空へと飛び立つと、「ギャァァァ」という断末魔と共に割れた。
あまりにも不気味な怪異な光景を見せられる連盟同盟達。
「申し遅れました。キャハッ。
余の名は『恐(おそれ)』。八虐から封印されし十悪の 不睦(むつまじからず)の称号を手にした者。
いや~強そうなモノがあちらこちらにチラチラと見えるのは余も嬉しい限りだよ」
クラッカーと風船で彼らを出迎えた恐と名乗る少年は、自らを十悪の不睦と名乗った。
そして、連盟同盟に向かって丁寧にお辞儀を行うと再び語り始める。
「それじゃあ、設定説明からね。
これからここは余の舞台であり、遊技場であり、玩具箱。君たちはみんな余の動かす通りに動けばいいただの操り人形。配役は守ってよ?」
設定説明?遊技場?玩具箱?配役?
おそらく連盟同盟の全員が彼の言うことが理解できてはいない。
これから戦うというのに、この若き少年はまるで自分が遊戯を始める現場監督のように設定を語り始めたのだ。
「余の正義の軍団は悪の君達を打ち倒す。これが台本。簡単だよね?」
連盟同盟達を無視しながら設定の話を進める恐。
すると、さすがに我慢できなくなったのだろうか。
ようやく連盟同盟のうちの1人がその少年に大声で口を出す。
「なに言ってるんだガキ!!
俺たちは遊びに来たんじゃないぞ!!」
「「「そうだ。そうだー」」」
彼に続けて飛び交う恐への反論。
しかし、恐はマイクをおくこともなく、反論した者達を煽り返す。
「あれれ~? 君達は子供の遊びに付き合ってあげないのォ?
シシシッ、つまらない大人だねぇ~。その想像力を使って考えてみなよ~。あっ子供いないのか……。ごめんね~シシシッ」
子供がいない所か愛人もいないのだろうか。
その反論した者達は急に先程までの大声や反論を言うことをやめてしまった。
そんな彼らが少しかわいそうに思ったのだろうか。
さらに彼らを恐の煽りが襲う。
「─────かわいそうに子供心が社会に消されて無くなってるよ?
かわいそうかわいそう~。シシシッ!!
でも余はそんな君達を見棄てない。玩具は大切に使わなきゃだからね」
言い方からして彼らを慰めているように聞こえるが、その心はこもっていない上っ面の同情。
やはり、彼は連盟同盟達を格下に見ているようだった。
反論勢を黙らせた恐が今度は何をするかというと、自分の軍団達を指差しながら、大人たちに自らの軍団を自慢し始めた。
「こいつらは余の正義の軍団。モデルは百鬼夜行さ。壊れてもいい使い捨ての余の傑作たちさ。すごいだろォ?」
この世の物が崩れ古びたような不気味な道具達。
廃棄処分されかけの所々壊れた付喪神達。
明らかにこの世に恨みを持った黄泉の世界の住人のような見た目であるから百鬼夜行と言われても納得がいく。
「気色悪い………」
「さすがにこりゃ使えんば~い……」
思わず、少年のセンスを疑ってしまい小さな声で愚痴を呟く大楠と紅葉。
しかし、この数十メートルも離れているというのに、恐には2人の愚痴が聞こえたようだ。
「へぇ~そこのおねーちゃん達センスいいね。数百年ぶりにいい人見つけちゃった」
彼は2人の罵倒に何故か嬉しそうに反応してくる。
子どもとは言えども、不気味で奇怪で最低だ。
「──大人をなめてるんですか?」
耐えきれず大楠はこそっと小さな声で呟く。
だが、もちろん恐にはその声が耳に届いている。
その発言を聞いた恐はキャッキャと子供らしく喜びを体で表すと、紅葉と大楠に向かって宣戦布告を行う。
「よし、決ーめた。余の相手はお前ら2人だ。シシシッ……。余が殺してあげる」
「「売られた喧嘩は例え、子どもでも上等!!」」
恐からの宣戦布告を受け取った紅葉と大楠は、そう言いながら恐のいる方角に剣先を向けていた。
「それじゃあ、行けェー!!」
恐が合図を出した瞬間、動き出すモノの百鬼夜行達。
ガタガタギシギシと身体中が痛むような音を出しながら、古びた道具は動き出す。
その軍勢はまさに百鬼夜行。
人外である黄泉からの軍隊は、生気も出さず道具として、合戦での足軽達のように連盟同盟に向かって走り出した。
だんだんこちらへと走ってくるモノの大軍勢。
連盟同盟の戦士達は自らの武器や道具を構えて準備を整えた。
「みんな、かかれぇぇ!!!」
大楠の合図に連盟達は自らの武器を空に掲げながら、
「「「オオオオッーー!!!」」」
……とはち切れんばかりの大声を出して、モノの大群に向かって走り出す。
そう、これはまさに大合戦である。
今まさに百鬼夜行vs付喪人&冒険者の戦いの火蓋が切られたのだ。
0
お気に入りに追加
17
あなたにおすすめの小説
大陸鉄道の死神 〜【二重人格】で【一時間しか動けない】異世界諜報員は復讐のために暗躍する〜
佐渡の鹿
ファンタジー
ー 勇者が魔王を滅ぼす代償にこの世界から魔力が消滅した ー
異世界の大陸にある『霧江大陸鉄道社』。そこで働く優しい少年「三船春ニ」には本人も知らない秘密がある。
それは彼に二つの魂が宿っている=【二重人格】と言うこと。もう一つの魂は「三船雪一」彼の双子の兄であり、【死神】と呼ばれる大陸最強の諜報員だった。
失ったはずの兄弟が一つの体に宿る奇妙で歪な肉体、その原因を作った男に復讐するために暗躍する。
〜チート無し・転生無しの異世界大正ロマン風スパイファンタジー開幕〜
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
外れスキル《コピー》を授かったけど「無能」と言われて家を追放された~ だけど発動条件を満たせば"魔族のスキル"を発動することができるようだ~
そらら
ファンタジー
「鑑定ミスではありません。この子のスキルは《コピー》です。正直、稀に見る外れスキルですね、何せ発動条件が今だ未解明なのですから」
「何てことなの……」
「全く期待はずれだ」
私の名前はラゼル、十五歳になったんだけども、人生最悪のピンチに立たされている。
このファンタジックな世界では、15歳になった際、スキル鑑定を医者に受けさせられるんだが、困ったことに私は外れスキル《コピー》を当ててしまったらしい。
そして数年が経ち……案の定、私は家族から疎ましく感じられてーーついに追放されてしまう。
だけど私のスキルは発動条件を満たすことで、魔族のスキルをコピーできるようだ。
そして、私の能力が《外れスキル》ではなく、恐ろしい能力だということに気づく。
そんでこの能力を使いこなしていると、知らないうちに英雄と呼ばれていたんだけど?
私を追放した家族が戻ってきてほしいって泣きついてきたんだけど、もう戻らん。
私は最高の仲間と最強を目指すから。
人生初めての旅先が異世界でした!? ~ 元の世界へ帰る方法探して異世界めぐり、家に帰るまでが旅行です。~(仮)
葵セナ
ファンタジー
主人公 39歳フリーターが、初めての旅行に行こうと家を出たら何故か森の中?
管理神(神様)のミスで、異世界転移し見知らぬ森の中に…
不思議と持っていた一枚の紙を読み、元の世界に帰る方法を探して、異世界での冒険の始まり。
曖昧で、都合の良い魔法とスキルでを使い、異世界での冒険旅行? いったいどうなる!
ありがちな異世界物語と思いますが、暖かい目で見てやってください。
初めての作品なので誤字 脱字などおかしな所が出て来るかと思いますが、御容赦ください。(気が付けば修正していきます。)
ステータスも何処かで見たことあるような、似たり寄ったりの表示になっているかと思いますがどうか御容赦ください。よろしくお願いします。
のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
おおかみ宿舎の食堂でいただきます
ろいず
キャラ文芸
『おおかみ宿舎』に食堂で住み込みで働くことになった雛姫麻乃(ひなきまの)。麻乃は自分を『透明人間』だと言う。誰にも認識されず、すぐに忘れられてしまうような存在。
そんな麻乃が『おおかみ宿舎』で働くようになり、宿舎の住民達は二癖も三癖もある様な怪しい人々で、麻乃の周りには不思議な人々が集まっていく。
美味しい食事を提供しつつ、麻乃は自分の過去を取り戻していく。
ギフト争奪戦に乗り遅れたら、ラストワン賞で最強スキルを手に入れた
みももも
ファンタジー
異世界召喚に巻き込まれたイツキは異空間でギフトの争奪戦に巻き込まれてしまう。
争奪戦に積極的に参加できなかったイツキは最後に残された余り物の最弱ギフトを選ぶことになってしまうが、イツキがギフトを手にしたその瞬間、イツキ一人が残された異空間に謎のファンファーレが鳴り響く。
イツキが手にしたのは誰にも選ばれることのなかった最弱ギフト。
そしてそれと、もう一つ……。
転生王子はダラけたい
朝比奈 和
ファンタジー
大学生の俺、一ノ瀬陽翔(いちのせ はると)が転生したのは、小さな王国グレスハートの末っ子王子、フィル・グレスハートだった。
束縛だらけだった前世、今世では好きなペットをモフモフしながら、ダラけて自由に生きるんだ!
と思ったのだが……召喚獣に精霊に鉱石に魔獣に、この世界のことを知れば知るほどトラブル発生で悪目立ち!
ぐーたら生活したいのに、全然出来ないんだけどっ!
ダラけたいのにダラけられない、フィルの物語は始まったばかり!
※2016年11月。第1巻
2017年 4月。第2巻
2017年 9月。第3巻
2017年12月。第4巻
2018年 3月。第5巻
2018年 8月。第6巻
2018年12月。第7巻
2019年 5月。第8巻
2019年10月。第9巻
2020年 6月。第10巻
2020年12月。第11巻 出版しました。
PNもエリン改め、朝比奈 和(あさひな なごむ)となります。
投稿継続中です。よろしくお願いします!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる