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1章
お勉強です
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『じゃー私たち帰るから!』
「あれ本当だったの?!嘘だろ?!俺一人かよ!」
『魔法の勉強するならあそこの部屋入れば一発だし、それ以外も十分設備もしっかりしてるから大丈夫だよ!なんてったってご主人が作った家だもん!なんならまともに住んでなかったからどこもかしこもピカピカよ!』
「それは見たらわかるけど……」
『困ったら私たちが来た時に聞いてくれたらいいし!ご主人助けてくれた恩もあるからそれなりに手助けはするよ!じゃーね!』
「それなら今たすけてくれよー!!!」
無情にも物体X改め妖精は行ってしまった。あんなにいるんだし一匹くらいいてくれてもいいじゃん……。
あまりにも、あっさり行ってしまって、俺は一人寂しく現実を受け止めるのみ……。
アキラ…俺の名前…流石神様ならお見通し……って思うじゃん?これ実は俺のペンネーム。なんでペンネームばれてんの?ていうかなんでペンネームで呼ぶのか?!恥ずかしいだろヤメロ!
俺は今猛烈に地面に転がって叫びたい気分だ。あー!助けてサークルの仲間たちー!!!
そして大事なのがこれ!!
俺は美少年が好きだが俺自身が美少年になりたいわけじゃないっ!!なんでだよ!美少年は二次元の中でモブおじさんに好き勝手されるのがいいんだろ!!あと触手!ハッピーエンドも好きだし即落ちメリバもいい。全部好き。美少年がいれば。だが、今の俺は美少年だが、俺がそうなりたいわけじゃなくて、壁とか天井になって眺めたいだけ……そういうことじゃねぇんだよ!!
はぁ…………魔法でも覚えるか……。
基本って書かれた本を手に取って読み込んだまとめとして、「魔法はだれでも使えるわけではない」「魔力量は人それぞれ」「神への信仰心があつい者ほど強い魔法が使える」こんなもん?信仰心が大事なのはあの呪文で納得だわ。ただ、さっきの手紙のせいで神様不振になりそう。
次に初級魔法と書かれた本を手に取って一旦家の外に出る。
初級魔法は火とか水とかを出すだけだから家の中を荒らさないようにしなきゃなんだよな。よって慎重な俺は外でやる。
「水を出させてください……ぬぅおっ!!」
信仰と見たので試しに両手を組んでやってみると何もないところからドバァっと水が出てきた。こんなにいらん。
次に火。このままだと思いっきり火柱作りそうな気がする。どうすればいいんだろ……祈るのやめるか。そして小さそうな火の玉を思い浮かべて。
「火の玉を出させてください…んぎゃっ!!!あっちい!!み、みず!水を出させてください!!」
爆発を起こすようにボンっと大きな音をあげて火がついた。怖い。俺何してもこうなるの?!火力調節させろよ!!
「あれ本当だったの?!嘘だろ?!俺一人かよ!」
『魔法の勉強するならあそこの部屋入れば一発だし、それ以外も十分設備もしっかりしてるから大丈夫だよ!なんてったってご主人が作った家だもん!なんならまともに住んでなかったからどこもかしこもピカピカよ!』
「それは見たらわかるけど……」
『困ったら私たちが来た時に聞いてくれたらいいし!ご主人助けてくれた恩もあるからそれなりに手助けはするよ!じゃーね!』
「それなら今たすけてくれよー!!!」
無情にも物体X改め妖精は行ってしまった。あんなにいるんだし一匹くらいいてくれてもいいじゃん……。
あまりにも、あっさり行ってしまって、俺は一人寂しく現実を受け止めるのみ……。
アキラ…俺の名前…流石神様ならお見通し……って思うじゃん?これ実は俺のペンネーム。なんでペンネームばれてんの?ていうかなんでペンネームで呼ぶのか?!恥ずかしいだろヤメロ!
俺は今猛烈に地面に転がって叫びたい気分だ。あー!助けてサークルの仲間たちー!!!
そして大事なのがこれ!!
俺は美少年が好きだが俺自身が美少年になりたいわけじゃないっ!!なんでだよ!美少年は二次元の中でモブおじさんに好き勝手されるのがいいんだろ!!あと触手!ハッピーエンドも好きだし即落ちメリバもいい。全部好き。美少年がいれば。だが、今の俺は美少年だが、俺がそうなりたいわけじゃなくて、壁とか天井になって眺めたいだけ……そういうことじゃねぇんだよ!!
はぁ…………魔法でも覚えるか……。
基本って書かれた本を手に取って読み込んだまとめとして、「魔法はだれでも使えるわけではない」「魔力量は人それぞれ」「神への信仰心があつい者ほど強い魔法が使える」こんなもん?信仰心が大事なのはあの呪文で納得だわ。ただ、さっきの手紙のせいで神様不振になりそう。
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次に火。このままだと思いっきり火柱作りそうな気がする。どうすればいいんだろ……祈るのやめるか。そして小さそうな火の玉を思い浮かべて。
「火の玉を出させてください…んぎゃっ!!!あっちい!!み、みず!水を出させてください!!」
爆発を起こすようにボンっと大きな音をあげて火がついた。怖い。俺何してもこうなるの?!火力調節させろよ!!
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