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5章:秘密
25話
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「それは楽しみだな。俺、幸奈の匂いが大好きだから」
私の匂い?シャンプーの香りじゃなくて?
どうしよう。ドキドキが止まらないよ。こんなにも距離が近いと、心臓の音が聞こえていないか、気になった。
「私の匂いが好きなの?」
「大好きだよ」
ここはバスの中。もちろん、周りには他のお客さんもいる。
もし周りの人達に、今の会話を聞かれでもしたら、ただのイチャついてるカップルだと思われたに違いない。
そもそも私が愁の肩に頭を乗せたことが、事の発端の始まりだ。つまり自業自得である。
しかし、好きな人に好きだと言われてしまったら、本気で心臓が保たない。こんなの反則だ。
「この話はこの辺にしよう。他の人もいるから。
こんな話聞かれたら、恥ずかしいもん…」
今はどうしても、周りの人の目が気になってしまう。
狭い空間に数時間も閉じ込められた状態のまま、ずっと周りの視線を気にしながら過ごす。
そんなのとてもじゃないけど、私には耐えられそうにない。
それにバスの中でイチャつかれたら、迷惑に感じる人もいる。周りに迷惑をかける行為は、人としてよくない。
一番の問題は、私がもう限界だ。周りの人はどうでも良い。自分の身を守ることで精一杯だった。
「そうだよな。ごめん。
でもつい、思ったことを言いたくなっちまった…」
つい?愁ってもしかして、天然?
そうやって人を惑わして、何人もの女性が落ちたことであろう。
絶対、勘違いした人もいるはず。
「別にもういいよ。でも、時と場所だけは気をつけてほしいかな。
そろそろ出発するし、朝早くて寝てる人もいるから、今から静かにしましょ」
唇に人差し指を付けて、シーっ…てポーズをした。
愁は首を縦に頷き、そのまま二人共、眠りに落ちた。
◇
数時間かかるため、途中でトイレ休憩を挟む。
今、休憩所に停まり、休憩タイムになった。私達は一旦、目を覚まし、トイレに行った。
トイレからバスへ戻る時、サービスエリアでお茶やお菓子なども購入してから戻った。
最初は軽く食べ物や飲み物をつまんだりしていたが、すぐにまた眠気が襲ってきたため、二人してそのまま眠りに落ちた。
気がついたら、あっという間に京都に着いていた。
「着いた…!」
ようやくバスの中から解放された。
何時間も密室に閉じ込められていたせいか、外の空気がより美味しく感じた。
「京都へ来たって感じがするな」
ちなみにバスツアーで各所へ巡るのもあったが、私達はそれには乗らず、普通の高速バスにした。
さて。ここからが本番だ。まずはどこから回ろうかな…。
「まずは泊まるホテルに行って、チェックインして、荷物を置いてくればいいんだよね?」
「あぁ。まずはホテルだな」
バスの中に長時間座っていたせいか、少し身体が疲れた。
早く荷物を手放して、自由になりたい。
それに今からお土産も買ったりするので、なるべく荷物は減らしておきたい。
「幸奈、こっち」
気づけば、自然と手を繋いでいた。
なんだか愁も楽しそうだ。早く色んな場所を巡りたい。
京都に来てよかったと、心からそう思えた。
こんなに楽しい時間はない。胸が踊る。いつもこんなふうに楽しめたらいいのに…。
なんてことを考えながら、ホテルへと向かった。
◇
ホテルに向かうまでの間、愁がスマホのマップアプリを使いながら、道案内してくれたお陰で、無事に迷うことなく、ホテルに辿り着いた。
「いらっしゃいませ」
受付のお姉さんがこちらに気づき、会釈してくれた。こちらも少し頭を下げた。
「本日、予約した者なんですが…」
「ありがとうございます。お名前をお窺いしてもよろしいでしょうか?」
「岩城です」
「岩城様ですね。ご確認させて頂きますので、少々お待ちください」
そう言って、パソコンをカチカチし、すぐに確認が取れたみたいだ。
「本日、二名様でご予約頂いております。ご帰宅は明後日となっておりますが、ご予約内容にお間違いないでしょうか?」
「大丈夫です。問題ないです」
「畏まりました。岩城様、本日はお越しくださりありがとうございます。二名様、ご案内させて頂きます」
お部屋へと案内されるまでの間、外出時や退室する際の注意点などの説明を受けた。
私は話半分で聞いていたため、全て愁に任せっきりとなってしまった。
こういう時、愁はちゃんと話を聞いているので、とても頼りになるなと感心した。
「それでは、ごゆっくりとお寛ぎくださいませ」
どうやら説明は終わったみたいだ。やっと部屋の中へ入れる。
「ここみたいだぞ」
このホテルは九階まである。私達に用意されたお部屋は、七階の三号室…。
「お邪魔します…」
愁が鍵で開錠し、扉を開けてくれた。
「すごい。綺麗なお部屋…」
お部屋の中へ入ると、そこは広くて、とても綺麗なお部屋だった。
しかも、お風呂やトイレまで付いている。
「喜んでくれてよかった。頑張って綺麗な部屋を探した甲斐があった」
こんなに綺麗なお部屋、きっとお高いに違いない。
当初、ホテル代も割り勘という話になっていた。それなのに突然、ホテル代は全部、自分で支払うと、愁は言った。
最初は遠慮したが、ここは素直に甘えてみようと思い、支払ってもらうことにした。
なので、私は交通費だけしかお金を出していない。もちろん、お土産代などは自腹だが…。
贅沢だよ。こんなに素敵なお部屋に、タダで泊まれるなんて…。
「嬉しい。愁、ありがとう」
嬉しさのあまり、愁に抱きついてしまった。
こんなに素敵なサプライズが用意されていたら、喜ばずにはいられない。
「お礼は身体で払ってもらうっていう約束だから、今夜が楽しみだな」
決して忘れていたわけじゃない。嬉しさのあまり、はしゃぎすぎてしまい、本来の目的を見失っていただけだ。
思い出した途端、抱きついていたことが、恥ずかしくなってしまった。
今夜、好きな人と身体を重ねると考えただけで、身体が熱くなってきた。
どうしよう。この旅行中、夜はたくさんするんだよね?
夜のことを考えただけで、途端に緊張してきた…。
「ゔぅ…。そうでした。ちゃんと身体で払わさせて頂きます」
それがお礼になるのであれば、こちらとしてはお安い御用だ。
「ベッドが二つあるから、広く使えるな。
今夜は色んなことができそうだ」
まだ早い時間だというのに、既に愁の頭の中は、破廉恥なことでいっぱいみたいだ。
「もう。まだ着いて間もないのに、すぐそっちの話?無駄に意識しちゃうじゃん」
せっかく、意識しないようにしていたというのに。
一度意識し始めたら、もう後には引き返せない。
「夜まで待たずに、今からする?」
昼間は夜に比べて明るいため、いつもよりはっきりと見えてしまう。
さすがにそれは、ちょっと恥ずかしい。
もう裸なんて、何度も見られてきたというのに、それでもまだ慣れずにいた。
「明るいから恥ずかしいよ……」
それにもし、大学の講義中に思い出したりでもしたら、講義どころではなくなってしまう。
「今、講義中に思い出したら…とか、考えてただろ?」
心の中を読まれてる?愁はエスパーなの?
こんな時だけ私の心の中を読めるくせに、肝心な時には気づいてくれないなんて、どうして上手くいかないんだろうって思った。
この気持ちに気づいてほしい自分と、気づいてほしくない自分がいる。
面倒くさい女だと思われても仕方ない。それが紛れもない、私の素直な気持ちだから。
「もう!愁のせいだからね!私は何も悪くないもん…」
本当は愁のせいじゃないってことくらい、分かってる。
本当はホテルに着いた時点で、そうなることを期待していたのかもしれない。
「分かってる。俺のせいだ。
だから、幸奈の好きなようにしてくれて構わない。俺は幸奈のいうことなら、何でも聞くから」
私が不機嫌になると、すぐに謝ってくれる。
でも、こんなに優しくされると、胸が締めつけられる。
私にだけ優しかったら…なんて、期待しても仕方のないことを、期待してしまう。
「私の好きなようにしてもいいなら、一つだけお願いがあります。
この旅行中、昼間にそういうことをするのは禁止。以上です」
酷なことを要求していると、自覚している。
わざわざ京都に来たのは、観光目的もあるが、人目を気にせずに、堂々と一緒に過ごすことも目的のうちの一つだ。
つまり、身体を重ねることも目的の一つなわけで。その目的を禁止するのは、愁にとって酷な話なのであった。
「悪い。もしかして、怒らせちゃったか?」
愁は何も悪くない。小さなことで、目くじらを立てる私が悪いんだから。
「怒ってないよ。ただ、京都観光したかっただけ」
どんなに言い訳を取り繕っても、愁には私が怒っているようにしか見えないんだと思う。
本当に可愛げがないなと、自分でもそう思う。もう少し可愛く甘えられたらよかったのに…。
こんな簡単なこともできない自分が、もどかしく感じた。
私の匂い?シャンプーの香りじゃなくて?
どうしよう。ドキドキが止まらないよ。こんなにも距離が近いと、心臓の音が聞こえていないか、気になった。
「私の匂いが好きなの?」
「大好きだよ」
ここはバスの中。もちろん、周りには他のお客さんもいる。
もし周りの人達に、今の会話を聞かれでもしたら、ただのイチャついてるカップルだと思われたに違いない。
そもそも私が愁の肩に頭を乗せたことが、事の発端の始まりだ。つまり自業自得である。
しかし、好きな人に好きだと言われてしまったら、本気で心臓が保たない。こんなの反則だ。
「この話はこの辺にしよう。他の人もいるから。
こんな話聞かれたら、恥ずかしいもん…」
今はどうしても、周りの人の目が気になってしまう。
狭い空間に数時間も閉じ込められた状態のまま、ずっと周りの視線を気にしながら過ごす。
そんなのとてもじゃないけど、私には耐えられそうにない。
それにバスの中でイチャつかれたら、迷惑に感じる人もいる。周りに迷惑をかける行為は、人としてよくない。
一番の問題は、私がもう限界だ。周りの人はどうでも良い。自分の身を守ることで精一杯だった。
「そうだよな。ごめん。
でもつい、思ったことを言いたくなっちまった…」
つい?愁ってもしかして、天然?
そうやって人を惑わして、何人もの女性が落ちたことであろう。
絶対、勘違いした人もいるはず。
「別にもういいよ。でも、時と場所だけは気をつけてほしいかな。
そろそろ出発するし、朝早くて寝てる人もいるから、今から静かにしましょ」
唇に人差し指を付けて、シーっ…てポーズをした。
愁は首を縦に頷き、そのまま二人共、眠りに落ちた。
◇
数時間かかるため、途中でトイレ休憩を挟む。
今、休憩所に停まり、休憩タイムになった。私達は一旦、目を覚まし、トイレに行った。
トイレからバスへ戻る時、サービスエリアでお茶やお菓子なども購入してから戻った。
最初は軽く食べ物や飲み物をつまんだりしていたが、すぐにまた眠気が襲ってきたため、二人してそのまま眠りに落ちた。
気がついたら、あっという間に京都に着いていた。
「着いた…!」
ようやくバスの中から解放された。
何時間も密室に閉じ込められていたせいか、外の空気がより美味しく感じた。
「京都へ来たって感じがするな」
ちなみにバスツアーで各所へ巡るのもあったが、私達はそれには乗らず、普通の高速バスにした。
さて。ここからが本番だ。まずはどこから回ろうかな…。
「まずは泊まるホテルに行って、チェックインして、荷物を置いてくればいいんだよね?」
「あぁ。まずはホテルだな」
バスの中に長時間座っていたせいか、少し身体が疲れた。
早く荷物を手放して、自由になりたい。
それに今からお土産も買ったりするので、なるべく荷物は減らしておきたい。
「幸奈、こっち」
気づけば、自然と手を繋いでいた。
なんだか愁も楽しそうだ。早く色んな場所を巡りたい。
京都に来てよかったと、心からそう思えた。
こんなに楽しい時間はない。胸が踊る。いつもこんなふうに楽しめたらいいのに…。
なんてことを考えながら、ホテルへと向かった。
◇
ホテルに向かうまでの間、愁がスマホのマップアプリを使いながら、道案内してくれたお陰で、無事に迷うことなく、ホテルに辿り着いた。
「いらっしゃいませ」
受付のお姉さんがこちらに気づき、会釈してくれた。こちらも少し頭を下げた。
「本日、予約した者なんですが…」
「ありがとうございます。お名前をお窺いしてもよろしいでしょうか?」
「岩城です」
「岩城様ですね。ご確認させて頂きますので、少々お待ちください」
そう言って、パソコンをカチカチし、すぐに確認が取れたみたいだ。
「本日、二名様でご予約頂いております。ご帰宅は明後日となっておりますが、ご予約内容にお間違いないでしょうか?」
「大丈夫です。問題ないです」
「畏まりました。岩城様、本日はお越しくださりありがとうございます。二名様、ご案内させて頂きます」
お部屋へと案内されるまでの間、外出時や退室する際の注意点などの説明を受けた。
私は話半分で聞いていたため、全て愁に任せっきりとなってしまった。
こういう時、愁はちゃんと話を聞いているので、とても頼りになるなと感心した。
「それでは、ごゆっくりとお寛ぎくださいませ」
どうやら説明は終わったみたいだ。やっと部屋の中へ入れる。
「ここみたいだぞ」
このホテルは九階まである。私達に用意されたお部屋は、七階の三号室…。
「お邪魔します…」
愁が鍵で開錠し、扉を開けてくれた。
「すごい。綺麗なお部屋…」
お部屋の中へ入ると、そこは広くて、とても綺麗なお部屋だった。
しかも、お風呂やトイレまで付いている。
「喜んでくれてよかった。頑張って綺麗な部屋を探した甲斐があった」
こんなに綺麗なお部屋、きっとお高いに違いない。
当初、ホテル代も割り勘という話になっていた。それなのに突然、ホテル代は全部、自分で支払うと、愁は言った。
最初は遠慮したが、ここは素直に甘えてみようと思い、支払ってもらうことにした。
なので、私は交通費だけしかお金を出していない。もちろん、お土産代などは自腹だが…。
贅沢だよ。こんなに素敵なお部屋に、タダで泊まれるなんて…。
「嬉しい。愁、ありがとう」
嬉しさのあまり、愁に抱きついてしまった。
こんなに素敵なサプライズが用意されていたら、喜ばずにはいられない。
「お礼は身体で払ってもらうっていう約束だから、今夜が楽しみだな」
決して忘れていたわけじゃない。嬉しさのあまり、はしゃぎすぎてしまい、本来の目的を見失っていただけだ。
思い出した途端、抱きついていたことが、恥ずかしくなってしまった。
今夜、好きな人と身体を重ねると考えただけで、身体が熱くなってきた。
どうしよう。この旅行中、夜はたくさんするんだよね?
夜のことを考えただけで、途端に緊張してきた…。
「ゔぅ…。そうでした。ちゃんと身体で払わさせて頂きます」
それがお礼になるのであれば、こちらとしてはお安い御用だ。
「ベッドが二つあるから、広く使えるな。
今夜は色んなことができそうだ」
まだ早い時間だというのに、既に愁の頭の中は、破廉恥なことでいっぱいみたいだ。
「もう。まだ着いて間もないのに、すぐそっちの話?無駄に意識しちゃうじゃん」
せっかく、意識しないようにしていたというのに。
一度意識し始めたら、もう後には引き返せない。
「夜まで待たずに、今からする?」
昼間は夜に比べて明るいため、いつもよりはっきりと見えてしまう。
さすがにそれは、ちょっと恥ずかしい。
もう裸なんて、何度も見られてきたというのに、それでもまだ慣れずにいた。
「明るいから恥ずかしいよ……」
それにもし、大学の講義中に思い出したりでもしたら、講義どころではなくなってしまう。
「今、講義中に思い出したら…とか、考えてただろ?」
心の中を読まれてる?愁はエスパーなの?
こんな時だけ私の心の中を読めるくせに、肝心な時には気づいてくれないなんて、どうして上手くいかないんだろうって思った。
この気持ちに気づいてほしい自分と、気づいてほしくない自分がいる。
面倒くさい女だと思われても仕方ない。それが紛れもない、私の素直な気持ちだから。
「もう!愁のせいだからね!私は何も悪くないもん…」
本当は愁のせいじゃないってことくらい、分かってる。
本当はホテルに着いた時点で、そうなることを期待していたのかもしれない。
「分かってる。俺のせいだ。
だから、幸奈の好きなようにしてくれて構わない。俺は幸奈のいうことなら、何でも聞くから」
私が不機嫌になると、すぐに謝ってくれる。
でも、こんなに優しくされると、胸が締めつけられる。
私にだけ優しかったら…なんて、期待しても仕方のないことを、期待してしまう。
「私の好きなようにしてもいいなら、一つだけお願いがあります。
この旅行中、昼間にそういうことをするのは禁止。以上です」
酷なことを要求していると、自覚している。
わざわざ京都に来たのは、観光目的もあるが、人目を気にせずに、堂々と一緒に過ごすことも目的のうちの一つだ。
つまり、身体を重ねることも目的の一つなわけで。その目的を禁止するのは、愁にとって酷な話なのであった。
「悪い。もしかして、怒らせちゃったか?」
愁は何も悪くない。小さなことで、目くじらを立てる私が悪いんだから。
「怒ってないよ。ただ、京都観光したかっただけ」
どんなに言い訳を取り繕っても、愁には私が怒っているようにしか見えないんだと思う。
本当に可愛げがないなと、自分でもそう思う。もう少し可愛く甘えられたらよかったのに…。
こんな簡単なこともできない自分が、もどかしく感じた。
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