25 / 70
5章:秘密
24話
しおりを挟む
とうとう明日は待ちに待った旅行…。
荷物の最終チェックはした。大丈夫。忘れ物はないはず。
クリスマスの時は、私が気絶したせいで、ホテルの退室時間がギリギリになってしまい、もう一回することはできなかった。
時間もなかったため、軽くシャワーを浴び、すぐさま着替えを済ませてホテルを後にし、それぞれの家へと帰宅した。
暫くの間は、バイト終わりの帰り道を一緒に帰るだけ…か。
ちょっぴり寂しいかも…。旅行までお預けか。
あんなに刺激的な夜は、もう二度とないかもしれない。
もしかしたら、寂しさのあまり、物足りないと身体が悶え、疼き出すかもしれない。
いつもならここで寂しさのあまり、涙が溢れ出そうになる。
でも、あの日は違った。先に背を向けて歩き出したはずの愁が、私を追いかけてきてくれた。
「幸奈、俺があげたプレゼント、絶対付けてくれよ。
バイト先にも旅行にも。それじゃ、またな」
もちろん、もらったプレゼントは使わせてもらうし、大事にする。
でも、わざわざそれだけのために、言いに来るのが、気がかりで仕方なかった。
そして、次の日には、何事もなかったかのような顔をしていた。
あれは一体何だったのだろうか。気まぐれだったのかな。
ダメだ。上手く状況を整理できない。
ここは一旦、考えるのを止めよう。きっと深い意味なんてないはずだから。
それから旅行に行くまでの間、ずっとバイトに打ち込んだ。いつもと何も変わらない日々を過ごしていた。
そして、バイト終わりの帰り道も、いつも通り家の前まで送ってくれた。
そんな当たり前の日常も、あっという間に過ぎていき、明日からはいよいよ愁と初めての旅行だ。
クリスマスだけではなく、年末年始も私と一緒に過ごしてくれる。
クリスマスは前日だったとはいえ、一夜を共に過ごしたので、結果的にはクリスマスを一緒に過ごしたようなものだ。
とても幸せな時間だった。好きな人と一緒に過ごす、初めてのクリスマスだったから。
ただ、一つ気がかりなことがある。クリスマス以降、愁の様子がおかしい。
もしかして、彼女と上手くいっていないとか?
いや、さすがにそれはないか。惚気話を聞かされたばかりだから。
もしかして、この旅行を機に私との関係を制裁するつもりとか?
だから、最後の思い出旅行ってことなのかな?
急に優しくしたり、プレゼントしてくれたりしたのは、そういう意味だったのかもしれない。
そう考えると、途端に舞い上がっていた気持ちが、一気に沈んだ。
何度も頭で繰り返し違うと、信じてみようとしたが、私の立場上そう考えるのが妥当だと、どんどん冷静になっていく自分がいた。
セックスをしてしまうと、いつも忘れてしまう。私達の関係がセフレであるということを。
気持ちよくて、それだけで満たされてしまって。愁も同じ気持ちなのでは?と勝手に錯覚してしまう。
満たされる度に虚しくなる。同じ気持ちではないということを思い知らされて。
このままじゃダメだ。心から旅行を楽しめない。今はネガティブ思考は禁止。早く寝よう。明日のために。
明日になれば、楽しみなことが待っていると、自分に何度も言い聞かせて、眠りについた。
◇
朝早くから、携帯のアラーム音が鳴り響いている。何故、こんな朝早くに?と、最初は嫌々ながら目を開けた。
少しずつ目が覚めていき、頭が回転し始め、思い出していく。そうだ。今日は愁との旅行当日だった…と。
旅行のために用意した、新品の洋服に袖を通す。愁にこの服、可愛いって思ってもらえるかな?思ってもらえるといいな。
バスの時間もあるため、あまり時間がない。
このままだと急がなければ、バスに間に合わなくなってしまう。
身支度をササッと済ませて、玄関の鍵をかけて、待ち合わせ場所へと向かった。
いつもより足早になってしまう。愁に早く会いたい。一分一秒でも多く。
そうこうしているうちに、気づけばあっという間に、待ち合わせ場所へと辿り着いていた。
まだ朝も早いというのに、バス停にはたくさんの人で賑わっていた。
年末年始という長期休暇を利用し、帰省する人もいれば、旅行に行く人達もいる。
それでもすぐに人混みの中から、愁を見つけ出すことができた。
好きな人って不思議だ。人混みの中に紛れ込んでいても、簡単に見つけ出してしまうことができるのだから。
「愁、おはよう」
私が声をかけたことで、こちらに気づいてくれたみたいだ。
「おはよう」
満面な笑みで挨拶してくれた。どうやら朝から機嫌が良いみたいだ。
愁も楽しみにしてくれていたのだと思うと、私の表情筋が緩みそうになった。
私はこの旅行を、思い出に残るような素敵な旅にしたいと思っている。きっと愁も同じ気持ちであろう。
こんなに長い時間、愁と二人っきりになれるチャンスなんて、二度とないかもしれない。
だからこそ、今日は日常を忘れて、思いっきり楽しもうと思う。
「ごめんね。もしかして、遅刻しちゃった?」
「いや、大丈夫だ。俺が幸奈よりも、早めに来ただけだから。気にするな」
こういうさり気ない気使いが、愁の好きなところだなと思った。
「間に合ってよかった…」
時間がギリギリだったこともあり、ってきり遅刻したかと思っていたので、間に合っていたという事実に安心した。
好きな人との初旅行で遅刻なんて、絶対にしたくなかった。時間を守れない人間だと、思われたくないから。
「幸奈はいつも絶対に遅刻しない。いつもちゃんと時間通りに来るから」
私は必ず遅刻をしないと決めている。何故なら、相手を待たせたくないからである。
そんなことは人として当たり前の話なので、今更自慢するようなことでもない。
そもそも遅刻なんて、しないのが当たり前だからである。
それよりも今は、好きな人に些細なことであっても、覚えてもらえていたことが嬉しかった。
「うん。そうだよ。絶対に遅刻はしない。愁も遅刻はしないよね。愁のそういうところがす、…」
“好きだよ”と言いかけて、ふと我に返り、言葉に詰まる。
ダメ。好きだなんて言ったら。だって愁には彼女がいて。私はセフレ。これはただの浮気旅行に過ぎない。
間一髪で助かった。危うく好きだと言いかけるところだった。
常に自分の立場を弁えて、行動しなくてはならないというのに、油断していた。
これ以上、気を緩み過ぎないように、気をつけないと。
「す…?」
「そういうところが素敵だなって思ってるの!ほらバス来たよ。早く行こう」
この場を乗り切るために、適当に誤魔化した。
こんな下手な嘘、愁には気づかれてると思うけど。
「あぁ。そうだな」
私の嘘に気づいても、調子を合わせてくれる。
やっぱり愁は優しい。嫌いになれたら楽なのに…。
「意外とバスの中、人多いな…」
バスの中に乗り込むと、殆ど座席が埋まっており、空席の方が少なかった。
高速バスは、途中の停留所で乗り込む人もいるが、既に出発地点でこの混み具合。
やはり時期が時期なだけあり、皆考えることが同じだ。
「そうだね。混んでるね…」
京都に着けば、もっと人が多いはず。
少し不安になってきた。もしかしたら、人混みで人酔いするかもしれない。
あまり人混みに慣れていないため、もし途中で具合が悪くなったりでもしたら、愁に迷惑をかけてしまうことになる。
「幸奈、大丈夫だ。とりあえずリラックスしろ。ほら先に座れよ」
窓際に座らせてくれた。通路側に愁が座ってくれた。
「あんまり気にするなよ。俺が付いてるんだから」
そうだ。私には愁が付いている。それに愁は、私の言動で迷惑に感じたことは一度もない。
そんな愁に対して、迷惑をかけたらどうしようとか、不安に思う方が失礼である。
この際、たくさん助けてもらえばいいんだ。とことん今日は甘えよう。今日以外で甘えられる日なんて、早々ないんだから。
「そうだね。私には愁が付いてるもんね。ありがとう。心配してくれて」
愁の肩の上に、ちょこんと頭を乗せてみた。自分的には結構、大胆な行動に出た方だ。
もしかしたら愁は、肩が重くなるから止めてほしいと、思っているかもしれない。
でもこの旅行中は、そんなことは一々気にしないことにした。
だって、この旅行を楽しむって決めたから。
それに、今だけは彼女の存在を気にせずにいられるから、肩にもたれかかるくらい序の口だ。
こんな時間が永遠に続けばいいのにと、願わずにはいられなかった。
「幸奈。今、香水つけてる?」
「え?つけてないよ?臭う?」
「いや、すごく良い匂いがしたから。違うならいいんだ」
最近、シャンプーとボディクリームと柔軟剤を変えた。
もしかしたら、そのどれかが良い匂いなのかもしれない。
「最近、柔軟剤とシャンプーとボディクリームを変えたばっかりだから、その中のどれかの匂いだと思う」
「そうなのか。…んー、この匂いは、シャンプーの匂いだ」
どうやら良い匂いの正体は、シャンプーだったみたいだ。
シャンプーを変えてよかった。愁に良い匂いと言ってもらえたから。
「実は今日ね、この匂いがするシャンプーを持ってきたんだ。
夜、お風呂に入る時に使うと思うから、もっと良い匂いがすると思う」
何を言ってるんだ、私は。自分でも不思議なくらい、積極的にアピールしている。
私って、こんなに大胆だったっけ?もう少し控えめだったよね?
今からでも、愁を振り向かせることってできるのかな?できたらいいなと思った。
荷物の最終チェックはした。大丈夫。忘れ物はないはず。
クリスマスの時は、私が気絶したせいで、ホテルの退室時間がギリギリになってしまい、もう一回することはできなかった。
時間もなかったため、軽くシャワーを浴び、すぐさま着替えを済ませてホテルを後にし、それぞれの家へと帰宅した。
暫くの間は、バイト終わりの帰り道を一緒に帰るだけ…か。
ちょっぴり寂しいかも…。旅行までお預けか。
あんなに刺激的な夜は、もう二度とないかもしれない。
もしかしたら、寂しさのあまり、物足りないと身体が悶え、疼き出すかもしれない。
いつもならここで寂しさのあまり、涙が溢れ出そうになる。
でも、あの日は違った。先に背を向けて歩き出したはずの愁が、私を追いかけてきてくれた。
「幸奈、俺があげたプレゼント、絶対付けてくれよ。
バイト先にも旅行にも。それじゃ、またな」
もちろん、もらったプレゼントは使わせてもらうし、大事にする。
でも、わざわざそれだけのために、言いに来るのが、気がかりで仕方なかった。
そして、次の日には、何事もなかったかのような顔をしていた。
あれは一体何だったのだろうか。気まぐれだったのかな。
ダメだ。上手く状況を整理できない。
ここは一旦、考えるのを止めよう。きっと深い意味なんてないはずだから。
それから旅行に行くまでの間、ずっとバイトに打ち込んだ。いつもと何も変わらない日々を過ごしていた。
そして、バイト終わりの帰り道も、いつも通り家の前まで送ってくれた。
そんな当たり前の日常も、あっという間に過ぎていき、明日からはいよいよ愁と初めての旅行だ。
クリスマスだけではなく、年末年始も私と一緒に過ごしてくれる。
クリスマスは前日だったとはいえ、一夜を共に過ごしたので、結果的にはクリスマスを一緒に過ごしたようなものだ。
とても幸せな時間だった。好きな人と一緒に過ごす、初めてのクリスマスだったから。
ただ、一つ気がかりなことがある。クリスマス以降、愁の様子がおかしい。
もしかして、彼女と上手くいっていないとか?
いや、さすがにそれはないか。惚気話を聞かされたばかりだから。
もしかして、この旅行を機に私との関係を制裁するつもりとか?
だから、最後の思い出旅行ってことなのかな?
急に優しくしたり、プレゼントしてくれたりしたのは、そういう意味だったのかもしれない。
そう考えると、途端に舞い上がっていた気持ちが、一気に沈んだ。
何度も頭で繰り返し違うと、信じてみようとしたが、私の立場上そう考えるのが妥当だと、どんどん冷静になっていく自分がいた。
セックスをしてしまうと、いつも忘れてしまう。私達の関係がセフレであるということを。
気持ちよくて、それだけで満たされてしまって。愁も同じ気持ちなのでは?と勝手に錯覚してしまう。
満たされる度に虚しくなる。同じ気持ちではないということを思い知らされて。
このままじゃダメだ。心から旅行を楽しめない。今はネガティブ思考は禁止。早く寝よう。明日のために。
明日になれば、楽しみなことが待っていると、自分に何度も言い聞かせて、眠りについた。
◇
朝早くから、携帯のアラーム音が鳴り響いている。何故、こんな朝早くに?と、最初は嫌々ながら目を開けた。
少しずつ目が覚めていき、頭が回転し始め、思い出していく。そうだ。今日は愁との旅行当日だった…と。
旅行のために用意した、新品の洋服に袖を通す。愁にこの服、可愛いって思ってもらえるかな?思ってもらえるといいな。
バスの時間もあるため、あまり時間がない。
このままだと急がなければ、バスに間に合わなくなってしまう。
身支度をササッと済ませて、玄関の鍵をかけて、待ち合わせ場所へと向かった。
いつもより足早になってしまう。愁に早く会いたい。一分一秒でも多く。
そうこうしているうちに、気づけばあっという間に、待ち合わせ場所へと辿り着いていた。
まだ朝も早いというのに、バス停にはたくさんの人で賑わっていた。
年末年始という長期休暇を利用し、帰省する人もいれば、旅行に行く人達もいる。
それでもすぐに人混みの中から、愁を見つけ出すことができた。
好きな人って不思議だ。人混みの中に紛れ込んでいても、簡単に見つけ出してしまうことができるのだから。
「愁、おはよう」
私が声をかけたことで、こちらに気づいてくれたみたいだ。
「おはよう」
満面な笑みで挨拶してくれた。どうやら朝から機嫌が良いみたいだ。
愁も楽しみにしてくれていたのだと思うと、私の表情筋が緩みそうになった。
私はこの旅行を、思い出に残るような素敵な旅にしたいと思っている。きっと愁も同じ気持ちであろう。
こんなに長い時間、愁と二人っきりになれるチャンスなんて、二度とないかもしれない。
だからこそ、今日は日常を忘れて、思いっきり楽しもうと思う。
「ごめんね。もしかして、遅刻しちゃった?」
「いや、大丈夫だ。俺が幸奈よりも、早めに来ただけだから。気にするな」
こういうさり気ない気使いが、愁の好きなところだなと思った。
「間に合ってよかった…」
時間がギリギリだったこともあり、ってきり遅刻したかと思っていたので、間に合っていたという事実に安心した。
好きな人との初旅行で遅刻なんて、絶対にしたくなかった。時間を守れない人間だと、思われたくないから。
「幸奈はいつも絶対に遅刻しない。いつもちゃんと時間通りに来るから」
私は必ず遅刻をしないと決めている。何故なら、相手を待たせたくないからである。
そんなことは人として当たり前の話なので、今更自慢するようなことでもない。
そもそも遅刻なんて、しないのが当たり前だからである。
それよりも今は、好きな人に些細なことであっても、覚えてもらえていたことが嬉しかった。
「うん。そうだよ。絶対に遅刻はしない。愁も遅刻はしないよね。愁のそういうところがす、…」
“好きだよ”と言いかけて、ふと我に返り、言葉に詰まる。
ダメ。好きだなんて言ったら。だって愁には彼女がいて。私はセフレ。これはただの浮気旅行に過ぎない。
間一髪で助かった。危うく好きだと言いかけるところだった。
常に自分の立場を弁えて、行動しなくてはならないというのに、油断していた。
これ以上、気を緩み過ぎないように、気をつけないと。
「す…?」
「そういうところが素敵だなって思ってるの!ほらバス来たよ。早く行こう」
この場を乗り切るために、適当に誤魔化した。
こんな下手な嘘、愁には気づかれてると思うけど。
「あぁ。そうだな」
私の嘘に気づいても、調子を合わせてくれる。
やっぱり愁は優しい。嫌いになれたら楽なのに…。
「意外とバスの中、人多いな…」
バスの中に乗り込むと、殆ど座席が埋まっており、空席の方が少なかった。
高速バスは、途中の停留所で乗り込む人もいるが、既に出発地点でこの混み具合。
やはり時期が時期なだけあり、皆考えることが同じだ。
「そうだね。混んでるね…」
京都に着けば、もっと人が多いはず。
少し不安になってきた。もしかしたら、人混みで人酔いするかもしれない。
あまり人混みに慣れていないため、もし途中で具合が悪くなったりでもしたら、愁に迷惑をかけてしまうことになる。
「幸奈、大丈夫だ。とりあえずリラックスしろ。ほら先に座れよ」
窓際に座らせてくれた。通路側に愁が座ってくれた。
「あんまり気にするなよ。俺が付いてるんだから」
そうだ。私には愁が付いている。それに愁は、私の言動で迷惑に感じたことは一度もない。
そんな愁に対して、迷惑をかけたらどうしようとか、不安に思う方が失礼である。
この際、たくさん助けてもらえばいいんだ。とことん今日は甘えよう。今日以外で甘えられる日なんて、早々ないんだから。
「そうだね。私には愁が付いてるもんね。ありがとう。心配してくれて」
愁の肩の上に、ちょこんと頭を乗せてみた。自分的には結構、大胆な行動に出た方だ。
もしかしたら愁は、肩が重くなるから止めてほしいと、思っているかもしれない。
でもこの旅行中は、そんなことは一々気にしないことにした。
だって、この旅行を楽しむって決めたから。
それに、今だけは彼女の存在を気にせずにいられるから、肩にもたれかかるくらい序の口だ。
こんな時間が永遠に続けばいいのにと、願わずにはいられなかった。
「幸奈。今、香水つけてる?」
「え?つけてないよ?臭う?」
「いや、すごく良い匂いがしたから。違うならいいんだ」
最近、シャンプーとボディクリームと柔軟剤を変えた。
もしかしたら、そのどれかが良い匂いなのかもしれない。
「最近、柔軟剤とシャンプーとボディクリームを変えたばっかりだから、その中のどれかの匂いだと思う」
「そうなのか。…んー、この匂いは、シャンプーの匂いだ」
どうやら良い匂いの正体は、シャンプーだったみたいだ。
シャンプーを変えてよかった。愁に良い匂いと言ってもらえたから。
「実は今日ね、この匂いがするシャンプーを持ってきたんだ。
夜、お風呂に入る時に使うと思うから、もっと良い匂いがすると思う」
何を言ってるんだ、私は。自分でも不思議なくらい、積極的にアピールしている。
私って、こんなに大胆だったっけ?もう少し控えめだったよね?
今からでも、愁を振り向かせることってできるのかな?できたらいいなと思った。
0
お気に入りに追加
24
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる