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第一章
【六話】嫉妬と嚆矢。(1)
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俺とアイシャが、幾度となく吐かれたセリフがある。
「ガキが」だ。
通常、騎士校を卒業して普通の騎士として何年か戦い、試験を受けて入るのが魔特班だ。
自分でこういうことを言うのは好きじゃないのだが
俺たちはそうじゃなかった。
騎士校生の時にその試験に通り、
卒業と共に今の班に入った。
そんな俺たちに向けられた言葉が「ガキが」だった。
親しい人たちは皆「気にすることは無い」と言ってくれた。だが、俺とアイシャは、最初から気にしてなどいなかった。
その言葉を発しているのが誰で、
何なのかを知っていたからだ。
ただただ醜いと思った。
そんな文句を垂れる暇があるなら、その時間を上へ上るために活用すればいいのに、と。そうとだけ思った。
それを吐く人は、総じて試験を通れなかった人たちだ。
騎士として実践を積み、プライドがあった。
その自分は試験に通らなかったのに、
騎士校生のガキ二人が合格した。
「ガキ」という、言われる側が悪者であるかのように聞こえる言葉を使い、上から罵詈雑言を浴びせるように言い放ったそれは、単なる「嫉妬」に過ぎない。
ただの低劣な悋気でしかないんだ。
王都の屋敷に来て、もう四日目。
休暇は昨日で終わり、今日からはまた魔物と戦う日々が続く。
そんな、少しばかり憂鬱な日の朝のこと。
目覚まし時計に叩き起こされ、
いつものように同居人を起こす——
「あれ?」
——居ない。アイシャが早起き……
槍でも降るのだろうか?
などと呑気なことを言っている暇はない。
さっさと着替えて任務の支度をしなければ……。
「アイシャ~?」
部屋の中を捜索するも、やはり彼女の姿はない。
先に食堂に行ったのかもしれない。
そんなことがあるだろうか、と半信半疑のまま向かった。
食堂に到着。どの椅子にもアイシャの姿はない。
お姉ちゃんとリーフさんはもう居るのだが……。
二人に挨拶をし、椅子に座った。
なんだか不安になってきた……。
「ユウさん、おはようございます」
「おはようございます、エリナさん」
「……何かお悩みでも?」
「え、まあ……。どうしてわかったんです?」
「メイドの勘です」
そんな言葉は初めて聞いたが……。
「ユウの隣にアイシャが居ないと違和感がすごいわね……。どうしたの?」
「起きたらもう居なかったんですよ……。どうしたんだろう」
日常的に傍らにあったものが突然消えるとどうなるか。
俺はそれを知って——
「失礼いたします。旦那様、ご飯またはパンのご希望はございますか?」
「そうですね……じゃあ……っ⁈」
──そこに立って俺に質問をしていたのは、メイド服に身を包んだアイシャだった。
「びっくりした?」
「心臓とまった」
「アイシャ、メイド服似合うじゃない」
どう?と見せびらかすアイシャ。
「……似合ってるけど、突然どうした?」
「……だってユウ、メイドさん好きなんでしょ?」
「…………」
「ここにきてからメイドさんばっかり見てたし」
「……あの、暴露大会やめて」
「安心しろ、みんな知ってる」
「え」
「そうね。今更気にしなくても良いんじゃないかしら」
「え」
──これは悪夢か?
「だから、ユウをメイドさんから取り返す作戦よ」
「そんなに見てた?」
「うん。もうね、ガン見」
——ガン見、とまでは言わない(言いたくない)が、思い返してみれば確かに結構見ていた気がする。
「大変申し訳ございませんでした」
「いいよ♡」
「優しい」
そういえば昔、あいつと二人で話しているとよく引き剥がされたっけ。意外なのかどうかは良いとして、アイシャにはそういう面がある。
今回は大人しく反省。
今日の任務は王都の東、ヴァルム地方のさらに奥にあるグリューン森林に現れたトラ型魔物の集団の殲滅だ。
「……ふう、これで三匹。」
たった今倒したトラの血を払い、周囲を見渡す。
とりあえず俺が来た方のトラはこれで全て倒したようだ。
集合指定場所に戻ると、お姉ちゃんが居た。
「おつかれさまです」
「あらユウ、おつかれさま」
「何匹くらい居ました?」
「こっちは四匹だったわ。」
「俺の方は三匹でした。」
「そう。なら私の勝ちね」
にっこりと、謎の笑顔のお姉ちゃん。
「ステーキ――」
「自分で買ってください‼」
なんてことを言い出すんだこの人は。
「良いわねぇアイシャは。」
「え?」
「討伐数で勝ったらユウに奢ってもらえるんでしょ?ずるいな~」
「は、はぁ……。」
お姉ちゃん、それはやっかみですよ。
数分してリーフさん、続いてアイシャが戻ってきた。
「全員そろったわね。まずは簡単に討伐数の報告だけお願い」
「俺は五匹だった」
瞬間移動で即座に追い詰めることが出来るのは遊撃の際にかなり有利だ。
っと、こんな事を言っては「やっかみですよ」の言葉が返ってきそうだ。
「私は四匹。」
「三匹でした。」
さて、最後はアイシャ。
彼女の討伐数は、俺としても気になるところだ。
財布事情的に、ね。
「私は五匹でした」
リーフさんは走るトラを遠くからでも捉えられる。
だけどアイシャは……?
「……合計一七匹、ね。」
トラ型の魔物は、大抵は一匹で行動する。
しかし今回は、十匹弱の大きな群れが二つこの場所で邂逅したようだ。
これはまれな事案と言える。サルを連れたクモといい、今回のトラの群れといい、最近になって特殊な行動が目立ってきている。
任務を終えて屋敷へ帰還。
特に変わったことは無く、いつものように夕飯と風呂を済ませた。
あとはミーティングをして明日の仕事を確認し、寝るだけ。そのはずだが……。
「あの……。私はなぜ呼ばれたのでしょう?」
魔特班のミーティングになぜか参加しているエリナさん。いったい何事だろう……。
「ごめんね、エリナちゃん。あとできちんと説明するから。」
お姉ちゃんのそのセリフに、いつものような悪意や悪乗りといったものは感じなかった。
この人は、真面目な意図でもってエリナさんを呼んだんだ。
「まず明日の任務について。ちょっと面倒なことになったわ。」
面倒……。
ただでさえ明日は……。
「これは今日の帰り、王へ簡易報告をしに行ったときに渡された指令書よ」
そう言ってお姉ちゃんが机に置いたのは一枚の紙。そこにはこう書かれている。
「明日、メーア海にて海洋性の魔物の討伐を目的とした作戦を実行する。船には定員があるため、魔族討伐特別作戦班は、人員を班長含む二名にしぼって派遣すること。」
俺が読み上げ、お姉ちゃんは続けた。
「そう。知ってると思うけど、明日はこれもあるの」
これと言って示したのは、あの奇妙な紙きれ。
ブラウ海岸とヴァルム地方に、強力な魔物が出現することを言い当てているように見える紙だ。
「日付は明日で時間は夕方ごろ……。場所はヴァイス氷山。王の指示と何もかもバラバラだな。」
「そうなの。ね、面倒でしょ?」
「お姉ちゃんはメーア海の方に行かなきゃいけないんですもんね」
「ええ。」
問題がいくつかある。
まず一つは、お姉ちゃんと誰が行くか、だ。
「……。」
「指名、してもいい?」
「それでいいかと思います」
このまま沈黙が続くくらいなら、その方がいい。
「アイシャ、お願いできる?」
「私、ですか?はい、わかりました」
「だけどよ、この前みたいな魔物が出るかもしれないところに、俺とユウだけで突っ込むのはさすがに無茶だぞ?」
二つ目の問題はそれ。人員不足だ。
しかも、いざというときに回復できるお姉ちゃんは不在。
ヴァルム地方の時のように怪我をしたら戦闘は厳しくなる。
「そこで一つ、お願いがるの。」
お姉ちゃんがエリナさんの方を見る。
そして──
「魔特班試験合格者のエリナちゃん、どうか、私たちに力を貸してもらえないかしら」
──と、想定外のさらに外側を突く言葉を発したのである。
「ガキが」だ。
通常、騎士校を卒業して普通の騎士として何年か戦い、試験を受けて入るのが魔特班だ。
自分でこういうことを言うのは好きじゃないのだが
俺たちはそうじゃなかった。
騎士校生の時にその試験に通り、
卒業と共に今の班に入った。
そんな俺たちに向けられた言葉が「ガキが」だった。
親しい人たちは皆「気にすることは無い」と言ってくれた。だが、俺とアイシャは、最初から気にしてなどいなかった。
その言葉を発しているのが誰で、
何なのかを知っていたからだ。
ただただ醜いと思った。
そんな文句を垂れる暇があるなら、その時間を上へ上るために活用すればいいのに、と。そうとだけ思った。
それを吐く人は、総じて試験を通れなかった人たちだ。
騎士として実践を積み、プライドがあった。
その自分は試験に通らなかったのに、
騎士校生のガキ二人が合格した。
「ガキ」という、言われる側が悪者であるかのように聞こえる言葉を使い、上から罵詈雑言を浴びせるように言い放ったそれは、単なる「嫉妬」に過ぎない。
ただの低劣な悋気でしかないんだ。
王都の屋敷に来て、もう四日目。
休暇は昨日で終わり、今日からはまた魔物と戦う日々が続く。
そんな、少しばかり憂鬱な日の朝のこと。
目覚まし時計に叩き起こされ、
いつものように同居人を起こす——
「あれ?」
——居ない。アイシャが早起き……
槍でも降るのだろうか?
などと呑気なことを言っている暇はない。
さっさと着替えて任務の支度をしなければ……。
「アイシャ~?」
部屋の中を捜索するも、やはり彼女の姿はない。
先に食堂に行ったのかもしれない。
そんなことがあるだろうか、と半信半疑のまま向かった。
食堂に到着。どの椅子にもアイシャの姿はない。
お姉ちゃんとリーフさんはもう居るのだが……。
二人に挨拶をし、椅子に座った。
なんだか不安になってきた……。
「ユウさん、おはようございます」
「おはようございます、エリナさん」
「……何かお悩みでも?」
「え、まあ……。どうしてわかったんです?」
「メイドの勘です」
そんな言葉は初めて聞いたが……。
「ユウの隣にアイシャが居ないと違和感がすごいわね……。どうしたの?」
「起きたらもう居なかったんですよ……。どうしたんだろう」
日常的に傍らにあったものが突然消えるとどうなるか。
俺はそれを知って——
「失礼いたします。旦那様、ご飯またはパンのご希望はございますか?」
「そうですね……じゃあ……っ⁈」
──そこに立って俺に質問をしていたのは、メイド服に身を包んだアイシャだった。
「びっくりした?」
「心臓とまった」
「アイシャ、メイド服似合うじゃない」
どう?と見せびらかすアイシャ。
「……似合ってるけど、突然どうした?」
「……だってユウ、メイドさん好きなんでしょ?」
「…………」
「ここにきてからメイドさんばっかり見てたし」
「……あの、暴露大会やめて」
「安心しろ、みんな知ってる」
「え」
「そうね。今更気にしなくても良いんじゃないかしら」
「え」
──これは悪夢か?
「だから、ユウをメイドさんから取り返す作戦よ」
「そんなに見てた?」
「うん。もうね、ガン見」
——ガン見、とまでは言わない(言いたくない)が、思い返してみれば確かに結構見ていた気がする。
「大変申し訳ございませんでした」
「いいよ♡」
「優しい」
そういえば昔、あいつと二人で話しているとよく引き剥がされたっけ。意外なのかどうかは良いとして、アイシャにはそういう面がある。
今回は大人しく反省。
今日の任務は王都の東、ヴァルム地方のさらに奥にあるグリューン森林に現れたトラ型魔物の集団の殲滅だ。
「……ふう、これで三匹。」
たった今倒したトラの血を払い、周囲を見渡す。
とりあえず俺が来た方のトラはこれで全て倒したようだ。
集合指定場所に戻ると、お姉ちゃんが居た。
「おつかれさまです」
「あらユウ、おつかれさま」
「何匹くらい居ました?」
「こっちは四匹だったわ。」
「俺の方は三匹でした。」
「そう。なら私の勝ちね」
にっこりと、謎の笑顔のお姉ちゃん。
「ステーキ――」
「自分で買ってください‼」
なんてことを言い出すんだこの人は。
「良いわねぇアイシャは。」
「え?」
「討伐数で勝ったらユウに奢ってもらえるんでしょ?ずるいな~」
「は、はぁ……。」
お姉ちゃん、それはやっかみですよ。
数分してリーフさん、続いてアイシャが戻ってきた。
「全員そろったわね。まずは簡単に討伐数の報告だけお願い」
「俺は五匹だった」
瞬間移動で即座に追い詰めることが出来るのは遊撃の際にかなり有利だ。
っと、こんな事を言っては「やっかみですよ」の言葉が返ってきそうだ。
「私は四匹。」
「三匹でした。」
さて、最後はアイシャ。
彼女の討伐数は、俺としても気になるところだ。
財布事情的に、ね。
「私は五匹でした」
リーフさんは走るトラを遠くからでも捉えられる。
だけどアイシャは……?
「……合計一七匹、ね。」
トラ型の魔物は、大抵は一匹で行動する。
しかし今回は、十匹弱の大きな群れが二つこの場所で邂逅したようだ。
これはまれな事案と言える。サルを連れたクモといい、今回のトラの群れといい、最近になって特殊な行動が目立ってきている。
任務を終えて屋敷へ帰還。
特に変わったことは無く、いつものように夕飯と風呂を済ませた。
あとはミーティングをして明日の仕事を確認し、寝るだけ。そのはずだが……。
「あの……。私はなぜ呼ばれたのでしょう?」
魔特班のミーティングになぜか参加しているエリナさん。いったい何事だろう……。
「ごめんね、エリナちゃん。あとできちんと説明するから。」
お姉ちゃんのそのセリフに、いつものような悪意や悪乗りといったものは感じなかった。
この人は、真面目な意図でもってエリナさんを呼んだんだ。
「まず明日の任務について。ちょっと面倒なことになったわ。」
面倒……。
ただでさえ明日は……。
「これは今日の帰り、王へ簡易報告をしに行ったときに渡された指令書よ」
そう言ってお姉ちゃんが机に置いたのは一枚の紙。そこにはこう書かれている。
「明日、メーア海にて海洋性の魔物の討伐を目的とした作戦を実行する。船には定員があるため、魔族討伐特別作戦班は、人員を班長含む二名にしぼって派遣すること。」
俺が読み上げ、お姉ちゃんは続けた。
「そう。知ってると思うけど、明日はこれもあるの」
これと言って示したのは、あの奇妙な紙きれ。
ブラウ海岸とヴァルム地方に、強力な魔物が出現することを言い当てているように見える紙だ。
「日付は明日で時間は夕方ごろ……。場所はヴァイス氷山。王の指示と何もかもバラバラだな。」
「そうなの。ね、面倒でしょ?」
「お姉ちゃんはメーア海の方に行かなきゃいけないんですもんね」
「ええ。」
問題がいくつかある。
まず一つは、お姉ちゃんと誰が行くか、だ。
「……。」
「指名、してもいい?」
「それでいいかと思います」
このまま沈黙が続くくらいなら、その方がいい。
「アイシャ、お願いできる?」
「私、ですか?はい、わかりました」
「だけどよ、この前みたいな魔物が出るかもしれないところに、俺とユウだけで突っ込むのはさすがに無茶だぞ?」
二つ目の問題はそれ。人員不足だ。
しかも、いざというときに回復できるお姉ちゃんは不在。
ヴァルム地方の時のように怪我をしたら戦闘は厳しくなる。
「そこで一つ、お願いがるの。」
お姉ちゃんがエリナさんの方を見る。
そして──
「魔特班試験合格者のエリナちゃん、どうか、私たちに力を貸してもらえないかしら」
──と、想定外のさらに外側を突く言葉を発したのである。
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