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Secret Moon 5
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「会長、すごく嬉しそうだったね」
病院からの帰り道――。
朱羽と冷え込む夜道を歩きながら、それまでのことを思い出したあたしは、冷風に凍えた頬を自然と緩めてしまう。
「子供達のために用意したものを、子供達が守ったんだからな。これ以上嬉しいことはないだろう。こんなに上と下が仲がいい会社、他にないと思うよ。だからこそ、一丸となって危機を乗り越えられたんだ」
「そうだね」
災い転じて福となす――。
きっとこの先また危機が訪れても、乗り越えられる自信がある。
これだけの窮状を、皆で乗り越えてこられたのなら。
バックにシークレットムーンを潰そうという悪意を持つ人間はいなくなった。代わりに得たのは、強くて頼もしい援軍。
駆けつけてくれた矢島社長であり、あたしを指導してくれた義母の名取川文乃であり、衣里の自由を許した真下家であり。そして財閥の当主となる渉さんであり、孫の可愛さに覚醒した当主もまた、朱羽になにかあれば黙ってはいないだろう。
失うものはあったが、得られたものの大きさは計り知れない。
「陽菜。名取川さんのこと、お母さんって呼ばないの?」
朱羽が笑いながら尋ねてくる。
「たくさん本当の子供がいるし、あたしが呼んだら問題があるような……」
「だけど女の子はいないんだろう?」
「ん、でもさ……。お母さんって呼んだら、他の子供達が財産目当てに乗り込んできたって思うじゃない? 名取川さんの善意が悪くとられちゃう」
「はは、財産ね。陽菜は万が一のことがあったら、相続したいの?」
「ううん! そこはちゃんと放棄する。財産以上に、たくさん貰った"親の愛情"で満足だから」
始めから思っていた。
名取川家は資産家でもある。
相続に関する法律上の権利はすべて放棄して、実子に譲ろうと念書を書いて渡したいと思う。
それで彼女の実子が納得してくれるかわからないが、罪もない彼らを不安にさせたくはない。
「あの名取川さんは陽菜だから養女にしてくれたんだと思う。誰でもいいっていうわけではない。ふたりの時は、お母さんって呼んであげると、喜ぶと思うよ?」
「ん……。今度呼んでみる」
亡き母に代わって――。
師走ともなれば、夜の七時でも深夜のように暗くなる。
車のヘッドライトが目に眩しい。
「落ち着いたら、陽菜と週末はドライブ行こうと思ってたのに。ごめんね、付き合わせることになっちゃって」
「気にしないで。朱羽も一緒にいるんだから、あたしはなんとも思ってないよ」
――朱羽、カバ。土日だけ本家に来てくれねぇか? 平日は仕事だから解放しろとジジイを説得したから。
――鹿沼、香月。後は俺達に任せて、お前達は今日はもう帰れ。今まで本家で頑張って、今日はあちこち回ってたんだって? その上で仕事までしたんだから、ゆっくり寝ろ。
――そうよ、陽菜。会長も落ち着いてきたし、昼間の病室はひとり体制でいいだろうって話してたの。シフト表、決めておくから、決まり次第LINEするわ。
――明日、また出勤して来いよ。新計画案、お前達と進めたいからさ。
――課長、主任、お疲れ様っす!
――じゃあね、香月ちゃん、鹿沼ちゃん。また明日!!
――お疲れ様でした!
皆に見送られながらまたふたり一緒で帰るのが、なんともこそばゆいけれど、結城までもあたし達に理解を示そうとしてくれているのが嬉しかった。
渉さんは土日もあたし達だけで過ごさせようとしてくれたらしいけれど、当主が寂しがったそうだ。
――ワシはスマホ、買いに行く。沙紀さん忙しそうだし、土曜日、朱羽と陽菜さんが揃ったら教えて貰う。そうだ、美味しいお菓子も用意させよう。どこがいいか銀座にも行ってくる。
当主がひとりで行動する時は、彼がかける携帯ひとつで、どこから湧くのかSPの黒服達が突如現われるらしい。
――ものの五分で病室に迎えに来てよ、物々しい軍団が。あのジジイ、どこぞのヤクザの親分だわ。
あの強面なら確かに組長で通用しそうだ。
……電話ひとつで直ちに動く黒服に、東京湾に沈められないようにしなきゃ!
「土曜日はあさって、ちょうどよかったな。沙紀さんも頑張っているだろうから、せめて土日休ませてあげたいわ」
「……迷惑かけるね」
「朱羽や渉さんに比べたら、全然だよ。協力出来ることはしたいし」
「ありがとう」
「どういたしまして」
いずれ当主となる朱羽の肩に背負うものを、あたしが代わってあげることができないけど、せめて朱羽が落ち着ける環境を作れたらと思う。
きっとそれは沙紀さんも同じ。
頑張る沙紀さんを見て、渉さんも頑張れるはずだ。
吐く息が白い。そんな夜道の寒さも、朱羽のコートのポケットの中に手を握られたまま突っ込まれたから、そこまでの寒さは感じずにいられる。
「あれ、駅は右だけど」
突如右折しようとした朱羽に、あたしは声をかける。
「ちょっとね、寄りたいところがあるんだ」
「どこ?」
「秘密」
行き先は教えてくれなかったけれど、しばし歩くと、通行人で湧く大通りに出た。
「あそこ」
朱羽が教えてくれた先――。
「うわあああ、綺麗~っ!!」
あたしは、目を見開いて感嘆の声を上げた。
大通りの両脇が、色とりどりのイルミネーションで飾られていたのだ。
街路樹にはLEDが星のように無数に散らばり、道脇には定番の花模様だけではなく、雪だるまとかシンデレラが乗るような馬車だとか、わかりやすいオブジェが明るく点灯していて、それを眺めながら通り抜けられるようになっているらしい。
夜空には雲がかかっているのか星が見なかったけれど、見えないのは星が地上に降り注いで形になっているからだと思わせる。
あたしはしばし感嘆の声を上げ続けながら、その美しさに酔い痴れた。
周りには寄り添うカップルが多く、ここはそういう恋人達がやってくる場所なのだと、今更のように実感する。
イルミネーションをバックに、熱烈に抱き合ってキスするカップルを見てしまい、照れてしまったあたしは、それを視界に入れないように身体ごと横を向いて、朱羽を見上げた。
「ん? どうした?」
よかった、朱羽は気づいていないようだ。羨ましいなどと思ってしまったことを気づかれたら、あんなに愛されているのにまで欲求不満を抱えた貪欲な女だと呆れ返られてしまう。
「こんなに綺麗なスポットがあるなんて、あたし知らなかった! 朱羽よく知ってたね!」
「……木島くんに教えて貰って」
「木島くんが!?」
あの、どこまでも残念な木島くんがこんな素敵な場所を!?
だけど彼は、WEBページを作ったりとにかくデザイン的な刺激を得るために、流行に敏感に反応出来るように努力している。
「そう、今年からなんだって。木島くんが三上さんを誘ったら、その電力はどこから流れてくるのか、逆に質問攻めにしたそうで、さらにはなにかそれでプログラムを思いついたらしくて、今日一日試作品を作っていたそうだ」
「あらら。杏奈は難攻不落だねぇ」
「あなたほどではないだろう」
「あたし、難攻不落なの?」
「それ本気で言ってるの? 俺、あなたの横に立つまで十年はかかっているんだぞ? あんなに我慢させられたのに、あなたは簡単に俺に落ちたとでも思ってるわけ?」
「い、いや……。だけど再会してから、僅かな時間だったし……」
「俺、全力でいっててあんなに時間かかったんだぞ? どうしてこっち見てくれないのかな、どうすれば結城さんより意識して貰えるのか、毎日のように悩んでいたんだからな!?」
「ご、ごめんなさい……」
「わかればよろしい」
朱羽は俯いたあたしの頬に、ポケットに入っていない手をあてた。
「陽菜」
そのままあたしの顔自体を上を向けさせると、イルミネーションにキラキラ光るその目を細めて笑う。
「ちょっとね、羨ましかった」
「え?」
光の洪水の中で、朱羽は途端顔を傾け……あたしの唇に、彼の冷たい唇を押しつける。
そしてポケットの中の手を離すと、あたしの腰に手をまき付け、ぐいと彼に押しつけるようにして抱きしめながら、長いキスを続けた。
あたし達に向けて、羨望やら揶揄やら様々な眼差しが向けられるのに、どこか優越感に浸りながら、あたしも朱羽の背中に手を回して、その甘いキスに蕩けていく。
この前は天然の星の中。今はその星が落ちた光の中に佇みながら、寒さなどなにも感じさせない朱羽の唇から伝わってくる熱が心地よく、唇が離れた後も朱羽に抱きついていたくて、朱羽の胸に頬をあて、キスの余韻に酔い痴れた。
朱羽に甘えていたくなる。
朱羽があたしの頭上に唇を落としながら、後頭部をやさしく弄る。
「陽菜……好きだよ」
喧噪をものともしない甘い声が星のように落ちて。
それを受け止めたあたしの胸奥もまた、愛という名の光が瞬き、星になる。キラキラと輝き煌めき続ける。
言葉に出来ないほど愛情が胸に溢れ、泣きそうな顔で朱羽を見る。
「あたしも……」
それだけで涙声になると朱羽は切なそうに微笑み、ちゅっと啄むような軽いキスをしてあたしを見る。
熱に潤んでとろりとした茶色い瞳が、光の残像に色を変える。
その目に魅入られたあたしに、またちゅっと軽く唇が重なって離れた。
絡む視線は熱く、呼吸も乱れ。なにがしたいのか十分にわかっているのに、唇が繋がる時間は短く。
焦れったい。
せがむように、朱羽のコートを掴んで小さく引いた。
「……したい」
「……っ」
やがて堰を切ったかのように荒々しく唇が奪われ、朱羽はあたしの手を掴むと彼の首に巻き付かせた。
熱い視線をかわしたまま次第に深くなる口づけに、周りの視線も気にならなくなるほどに、あたしも夢中になって朱羽が授ける熱を求める。
涙を流すほど、嬉しくてたまらなかった。
・
・
・
・
「陽菜」
「………」
「陽~菜」
「………」
「こっち向いて?」
……唇が離れ、我に返ること数秒。
「照れてるの? 恥ずかしいの?」
「……人前であんなことするなんて……。人目を気にしないでいちゃつくバカップルなんて、ケッと思っていたというのに……よりによってこんなに大勢の前で」
「俺はどこでもあなたといちゃつきたいけど」
「だけどこんな人混みの中で」
「俺達を見て、羨ましいって言われたの、聞いていた?」
「え? し、知らない……」
「言われていたんだよ、俺達も。……羨ましかったんだ、俺。あなたが照れて視線を外した、あのキスしていた恋人達が。俺、どんなところでも好きだと伝え合えるあのふたりが羨ましかった」
「……っ」
朱羽は、ちゃんと見ていたのか。
「俺もあなたとしたかった。誰かに羨ましがらせたかった。……誰もが近づくことが出来ないふたりの世界があるのだと、見せつけたかった」
「………」
「あなたが、好きだよ」
不意打ちのように心に入った朱羽の言葉は、熱すぎて。
あたしは朱羽の腕に抱きついた。
「ふふ、抱きつくなら真っ正面からおいで?」
「……駄目。永遠にキスしていたくなるもの」
「え?」
「……朱羽だけじゃないよ。あのふたりを羨ましいと思ったの。キスをしたいと思ったのは、朱羽だけじゃないよ? ……ありがとう」
「はぁ……」
朱羽はやりきれないというように、頭をがしがしと掻いた。
「あたし、まずいこといった?」
「今夜はあなたと抱き合って寝ようと思ったけれど、ただ寝るだけではすまなくなった。明日、寝不足のまま出勤決定」
「え? 朱羽、連日寝不足で、疲れてる……」
「煽られたから、疲れも吹っ飛んだ」
「べ、別に煽ってないよ、本当のことを言っただけで……」
「それが煽っているって言うの! なんで"ありがとう"なんだよ、それを聞いた俺が、もっとしたくなるの計算していってるのか!?」
「は、はあ!? 計算なんて……」
「くそっ、こんな道中で煽られてどうするんだよ、俺! なんであなたの前でいつも俺は……! 帰るよ!」
「……ちょ、ちょっと待って! 写メ撮りたい!」
あたしの手を引き歩き出した朱羽は振り返り、責めているようないじけているようなそんな表情を向けた。
「ご、ごめん。記念に残しておきたいの、このイルミネーション」
「………」
「ちょっと待っててね。あ、あれも可愛い。やーん、あっちも」
「………」
パシャパシャと写メを撮っているあたしの背後で、朱羽の声が聞こえた。
「……すみません。写真、撮って頂けますか? あ、あなたのスマホで俺を撮るのではなく、彼女のスマホで俺と彼女を。はい、まぎらわしい言い方をしてすみません」
暗闇の中、色を変えるイルミネーションが、朱羽の輪郭を曖昧にさせたのか、さほど朱羽に興味を持たずに、にこやかな笑みで写真を撮ってくれた。
シンデレラの馬車の前に、あたしと朱羽が寄り添った写真。
フラッシュをたいたからよく朱羽の顔を見れて、嬉しくなる。
「俺のところに送って」
「えー、あたし独り占めしたい」
「駄目! 初ツーショットなんだから、俺も欲しい」
「そうか、一緒に写真撮ったことなかったね」
そう言いながら、あたしはLINEで写真を送る。
「これからはいっぱい撮ろう。あなたと俺の思い出を」
点滅していたイルミネーションが長く点灯し、朱羽の美麗な顔を浮き彫りにさせた。
「うん……」
頷くと、朱羽があたしの肩を引き寄せながら歩き始める。
「……結城さんにね、クリスマスのこと話してみたんだ。ちょうどその話題が出たから」
「クリスマス?」
「忘れてないよね、クリスマス予約したこと!」
「お、覚えてるよ!」
忘れかけていただけだってば。
「あの時はあなたと仲がいいからということで了承したけれど、俺自身が結城さんを呼びたいなって。打診してみた」
「来るって?」
「ん……。俺にとってもあなたとの最初のクリスマスだから、ふたりで過ごせって遠慮して遠慮して。陽菜もそう願っているからと言っているのに。まあ、彼の心を思ったら、わからないでもないけど」
「はは……」
「心配無用、夜はふたりで過ごすから大丈夫だって言ったら、怒られた」
……朱羽は真面目すぎるから、冗談では返せないタイプだ。
「そしたらね……、病室でクリスマスをしないかって」
「病室?」
「うん。どうせなら会長も全社員も、そして……じいさんも呼ばないかって。渉さんと沙紀さんの他にも、名取川さんもどうかって」
「ええええ!? あそこに全員が来るの!?」
点滅が始まり、朱羽の顔が半分闇に溶ける。
「……それもいいかなって思うんだ。料理持ち合って、会長を囲んでシークレットムーンの皆とのクリスマスも」
想像するだけで騒がしい。
木島くん、喜んでへんてこ帽子やコスプレしてきそうだ。
……だけど楽しそう。
「朱羽はいいの? いつものクリスマスじゃなくなっちゃうんじゃ?」
「……渉さんも沙紀さんもいるし、なによりあなたがいる。そして俺の大好きなひとと、好きになろうとしている人達と一緒のクリスマス、してみたいなって思ったんだ」
その微笑みは優しくて。
「そうだね。……好きになろうとしてるんだ、当主も」
「うん。発作を起こした俺を見捨てていた昔のことは、俺の中ですぐには消えそうにはないけれど、理解しようとは思う。彼の人間性を」
「……えらいよ、朱羽」
「はは。俺25歳なのに、あそこまで孫馬鹿で金魚のフンになるとは思っていなかった。俺や渉さんにしたことの罪滅ぼしをしようとしているのかもしれないけれどね。じいさんにしてみれば、ちゃっちいパーティーかもしれないけれど、結城さんと仲良しみたいだし、それはそれでいいかなって」
「うん、また看護師さんが怒って来そうだね。あ、それは名取川さん担当にしちゃおうか」
朱羽は笑った。
「俺も、あなたとを引き合わせてくれた会長を混ぜたいと思う。どうだろう、あなたは反対?」
「反対なものですか! あたしの大好きなひとが勢揃いするんだもの。嬉しいよ?」
「じゃあそうしようか。俺、招待状書かないと」
「招待状!? 口約束でいいじゃない」
「いや、だけど集まってくれるのなら」
「律儀だねぇ。あたしも手伝うよ」
「ありがとう。なにか企画考えようか。プレゼント持参にする?」
「いいねぇ! 予算は3,000円まで。くじで誰に当たるかわからないっていうのは?」
「そんなに安くていいの? じいさん卒倒するよ?」
「マンションとかフェラーリとかぽーんとあげちゃうおじいちゃんなんだから、庶民の相場、教えてあげないと」
あたしと朱羽は笑いながら夜道を歩いた。
クリスマスはあたしの誕生日だ。
だったら誕生会を皆で祝って貰うようなもの。
今年は一番楽しいだろうね。
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