ニートの逆襲〜俺がただのニートから魔王と呼ばれるまで〜

芝桜

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第27話 自由

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 ーー  旧米軍横須賀基地  モンドレット子爵軍本部参謀室  レナード・フォースター準男爵  ーー



 《 どういうことだフォースター! 貴族警察が介入ただと!? なぜ私があの成り上がりの下等種と示談などせねばならぬのだ! 》

「モンドレット様が指示をしたニホン総督府が、アクツ男爵を殺害しようとしたのです。管理地にて貴族殺害未遂事件が起これば、管理している貴族の責任も問われます。このことが貴族院に知られれば、モンドレット様の管理能力が疑われる事でしょう。示談とは申し上げましたが、こちらが負担する事は何もございません。モンドレット様の名誉のためにも受け入れるべきかと」

 ナガサキにてアクツ男爵と私が計画をした茶番を行った翌日。

 私は子爵へと今回のことを報告した。すぐに報告をしたのは、子爵は帝都にてロンドメル公爵の取り巻き貴族のパーティに連日出席し忙しく、報告をするならこのタイミングを他を置いてないからだ。またニホンに来られても鬱陶しいだけだからな。

 そして案の定子爵は激怒している。子爵の脳内では、せっかくアクツ男爵を仕留める事ができたチャンスを逃したことになっているからだろう。そのチャンスを狙っていたのはアクツ男爵の方だとも知らずに、なんともおめでたい男だ。

 《 ぐっ……あの馬鹿どもが! あれほど下等種には手を出さず周りを崩せと言っておいたのに使えん! フォースター! 貴様もだ! 貴様が軍をもっと早く出撃させておけば、あの成り上がりの下等種もろとも始末できたものを! このド無能が! 》

「モンドレット様。私は命令通りニホン総督府から救援要請が入ってすぐに軍を出撃させましたが、その頃には既に貴族警察が介入しておりました。アクツ男爵は我々が動くことを読んでおり、いち早く貴族警察へと通報を行なっておりました。責任は貴族に手を出したニホン総督府にあるかと」

 《 黙れ! 言い訳など聞かん! 貴様が無能だから先を越されたのだ! クソッ! よりにもよって貴族警察がたかが成り上がりの下等種のために出てくるとは!なぜこうも邪魔がはいるのだ!   》

「モンドレット様。それで示談の件はいかがいたしましょうか? 跳ね除ければ貴族警察が貴族院へと今回の件の報告をすることになり、ほかの貴族が今後ニホン領のダンジョンを忌避することに繋がります。さらにアクツ男爵からは別途賠償金の請求がなされると思いますが……」

 《 ぐぬぬぬぬ! クソが! あの下等種め! 俺をことごとく馬鹿にしやがって! ……実行しろ! これ以上俺に恥をかかせるな! いいかフォースター! 貴様のような無能にはこれ以上駐留軍を預けておけぬ! 今後貴様と配下の者はニホン領のダンジョンの警備でもやってろ! 軍は本国にいる俺の甥に任せる! 引き継ぎをした後にダンジョンへと向かえ! 俺に恥をかかせた総督府は全てが終わり次第甥に処分させる! 》

「……承知しました。ご命令とあらば従います」

 やれやれ……明らかに貴族に手を掛けた特別警察と総督府の責任だというのに、この私に八つ当たりとはな。完全に頭に血が上っている。しかもあの子爵そっくりの無能な男をここへ呼ぶなどと……これはアクツ男爵へ警告をした方が良いだろう。

 しかし予想通りだ。これで私がアクツ男爵と戦いで矢面に立たされることは無くなった。後はこの無能子爵の甥が馬鹿なことをして、アクツ男爵に殺される際に巻き添えを喰わぬよう行動を監視しておかねばな。しかしダンジョン警備を任命されるとは、そこからどこまで情報を探れるか……これはいざという時の為に準備をしておく必要がありそうだ。

 私は早めに池袋の上級ダンジョン警備所を拠点とし、配下の者をそこへ集めるよう手配をしておくことにするのだった。いつでも子爵という泥舟から逃げれられるよう……





 ーー 皇家直轄領  アルディス湖の畔  屋敷  阿久津 光 ーー



「君で最後だね。じっとしててくれよ? 『ラージヒール』」

「うっ……ぐっ……あ……ああ……足が……」

「オルマ……今までごめんなさい……私のために、私が未熟なせいで足を失ったというのに何もできなくて……本当にごめんなさい」

 俺は40年前にメレスの護衛騎士だったという、30代前半くらいの見た目の赤髪の女性にラージヒールを掛けると1分ほどで失っていた足が生えてきた。

 そしてそれを隣で見ていた、青空に薄っすらと雲が掛かったような青白磁色の長い髪を下ろしたメレスが、俯いた状態で元騎士の女性に詫びていた。メレスは俺がラージヒールで治療をする度に、もう50回は同じことを繰り返ししている。今まで相当気に病んでいたんだろう。それでも身分が下の者をここまで気にしていたのは、それはメレスが優しい子だということの証左に他ならない。

「メレス様……いつも私たちに気を配っていただいた、お優しいメレス様をお守りしたことにより負ったこの傷は私の誇りでした。ですのでどうかお気になさらないでください」

「オルマ……」

「フフッ、それよりもメレス様。少し明るくなられましたね。久しぶりにそのお顔を見た気がします。それにずっとアクツ男爵を目で追っておられてましたね。フフフ……」

 え? そうなの? そういえば背後から視線を感じたような……てっきりフラウとウンディーネがおやつ目当てで、治療が終わるのを見ていたのかと思ってた。

「なっ!? そんなことはしてないわ! コ、光の治療を見ていただけよ! 」

「フフフ……そうですか。アクツ男爵のファーストネームはコウというのですね。そうですか……フフフ」

「ご、誤解しないでちょうだい。治療のお礼に私を愛称で呼ぶことを許可したわ。だから私もそう呼んでいるだけで他意はないわ」

 メレスは少し頬を赤らめながら背筋を伸ばして大きな胸を張ってそう言った。

 いや、俺も最初は驚いた。今朝2週間振りにこの屋敷に来たら、メレスがリリアと玄関で待っていて俺から目を逸らしながらいきなり光って呼び捨てにしてきたんだよ。しかもティナやリズと違い日本語の正しい発音で。ティナや獣人たちは「コ」の発音が少し高い声になるんだけど、メレスのそれは低くて聞き慣れた音程だった。リリアも阿久津様って完璧な日本語だったよ。多分感謝の気持ちで練習したんだろうな。ちょっと嬉しかった。

 俺はメレスのシルクのような生地の白いワンピースの胸元を突き上げている大きな胸をガン見しながら、今朝の出来事を思い返していた。



 特警とのいざこざから1週間ほどが経過した今日。俺はティナと2人でメレスたちの元へと来ていた。約束した過去にメレスに仕えていた人たちの治療と、メレスに精霊の扱い方を教えるためにだ。

 報酬の飛空戦艦と飛空空母と戦闘機に飛空艇は、教練を行う人員と一緒に先日納品された。さっそくあらかじめ島内で募集しておいた、獣人とエルフの乗組員候補たちが教練を受けている。教導を担当するのは宰相の爺さんが手配した帝都防衛軍の教育隊らしい。獣人やエルフたちにふざけた態度を取らないよう、宰相とオリビアが最初に厳しく言ったそうだが、念のためギルド警察から監視の人間を付けている。差別がそう簡単に無くなるとは思えないからな。


「フフフ、メレス様が照れる姿を見ることができるとは……アクツ男爵、全て貴方のおかげです。私もまた歩くことができるようになりました。そしてまたメレス様をお守りすることも……心から感謝致します」

「いいさ、メレスとの約束だからな」

「ですが私だけではなく、これほど多くの旧雪華騎士の者と侍女たちまで治していただいて、どう御礼を申し上げればよいのか……」

「オルマさんがさっき言っていた、メレスを守って受けた名誉の負傷を無かったことにしたんだ。余計なことをしたんだから感謝されるいわれはないさ」

「余計な事などとは……フフフ、優しいのですねこの世界の人族は……帝国のプライドばかり高い男どもとは大違いです」

「魔人が優しかったら気味が悪いだろ? 」

「ご存知なのですね……確かにそうですね。ですが女は男ほど腐っていませんので、くれぐれも誤解なきよう」

 オルマは少し驚いた顔をして、俺に念を押すように言った。

 メレスの護衛や身の回りの世話をしていた者は、ほとんどが公爵家の縁者らしい。それゆえに皆が自分たちが人族だとは思っていない。だからか神の末裔だとか変な驕りがなく、魔人であることを受け入れ逆にそう見られないよう気を付けている感じがする。

 俺もある日突然『実は魔族なんだよ君』とか言われたら、そう見られないようにしようとすると思う。まあ逆にならばより魔人らしくしようとする者もいるだろうけど。聞いた感じだと、ロンドメル公爵とかオズボード公爵がそういうタイプっぽいし。

「そうだな。魔人の女性は強い者には従順だな」

 オリビアとか従順で献身的で可愛くて仕方ない。この間うちに泊まりに来た時にティナとお風呂に入っていたら、タオル一枚の巻いて顔を真っ赤にして背中を流しに来てくれた時は超興奮した。ティナが笑ってたから、ティナの仕込みだったんだろう。そのあとそそくさと出て行く時のあの尻がもう……

「それも魔人ゆえですね」

「なるほど、納得した」

「フフフ、ご納得いただけて何よりです」

 その辺はやっぱ本能的なものなのかもな。獣人の女性の場合は強い男に興奮するらしいけど、魔人の女性は従属するってことか。しかも全員見た目は美人。最高な特性なはずなんだが命の危機に陥るとやっぱり魔人なんだよな。でも俺も以前ほど忌避感が湧かなくなっている。オリビアと長く接していたせいかも。

 もともとマジックテントにあった写真集にお世話になってたし、世の中にはラミアとかモンスター娘に興奮する男もいるしな。うん。俺は変じゃないな。オリビアの従順さとあの尻がいけないんだ。男って業が深い生き物なんだよ。

「それじゃあこれで全員治療完了だ。オルマは仲間が待ってるみたいだから、歩いていって見せてあげなよ」

「ええそうします。本当にありがとうございました」

 オルマは胸に手を当てて帝国式の敬礼をしつつ、目を伏せて俺に礼を言ってから仲間のもとへと歩いていった。40年振りに自らの足で歩くせいかぎこちない歩き方だが、その先で待つ仲間の声援を受けて嬉しそうに歩いているようだった。

「さて、メレスはティナのところへ行って、フラウに精霊魔法を行使させるための術を教わっておいで。俺は少し休ませてもらうよ」

「ええそうするわ。でもその前にお礼に私が光に紅茶をいれてあげるわ」

「リリアがさっきいれてくれるって言ってたからいいよ。それよりティナがウンディーネとフラウに手を焼いてるから早く行ってあげてくれ」

 さっきリリアの母親を治療した時に、終わったらお茶をいれてくれるって言ってくれたんだよな。メレスとゆっくり話すのも魅力だけど、ティナが湖に大波を作ったりそれを凍らせたりして遊んでいるウンディーネとフラウに手を焼いてるからな。早くそっちをなんとかしてもらわないと、湖の魚が全滅しそうだ。

「そう……リリアが……わかったわ……」

「あっ、そうだった。これをあげるよ。中に魔力水を50本入れておいた。これでフラウを釣れば言うことを聞くから」

 俺はそう言って空間収納の腕輪から、メレスの髪と同じ白磁色のマジックポーチを取り出して渡した。
 これはダンジョンで手に入れたマジックポーチの上から、SS-ランクの水竜王の皮を加工して葉と蔦のをミスリルで刺繍した特製品だ。狸獣人で手先の器用なのがいたからメレス用に造ってもらったんだ。

「……これを私に? 」

「ああ、耐久性は抜群だからフラウがイタズラしても壊れないよ。保証する。メレスのその綺麗な髪に合わせて作ってもらったんだ。その刺繍はティナがデザインしたんだ。いい感じだろ? 」

「ええ……とても……とても嬉しいわ。その……ありがとう」

 メレスは俺から手渡されたマジックポーチを見つめながら嬉しそうに、そして少し恥ずかしそうにそう言った。

「これから外に出る機会も増えると思ってね。喜んでもらえたなら良かったよ」

「外に……でも私は精魔人だから……」

「桜島に遊びに来るといいよ。あそこには帝国人は少ないし、俺の言うことを皆聞く。それにこの世界の人間には精魔人とエルフの見分けはつかないさ。だからメレスを傷付ける者はいない。日本で買い物や観光を楽しむといいよ」

 帝国じゃその少し長い耳や髪の色は目立つだろうけど、日本じゃそれほど目立たない。エルフ種だと思われるんじゃないかな? こんな湖に200年以上閉じこもってたんだ。フラウと仲直りできたみたいだし、もう自由になってもいいと思う。魔帝が邪魔するなら俺が無力化するし。

 実は初めてメレスにあったあの時。フラウが凍らせた部屋を滅魔で元に戻した時に、制御ミスって魔帝の腕の魔力も吸収しちゃったんだよね。あの時は一瞬やべっ! って焦ったけど契約魔法は発動しなかった。恐らく魔帝を攻撃したと認識されなかったからだと思う。

 ならば魔帝に魔石を投げて、その魔石を狙って少し広範囲で滅魔を放てばあのクソ魔帝から魔力を抜けるってことになる。攻撃の意思を持たず、あくまでも事故としてやって殺さなきゃ大丈夫だと思うんだ。これを思い付いた時は、これであのクソ魔帝を黙らせることができると歓喜したね。

「私がこの湖から外に? 今まで考えたことも無かったわ……私がこの土地から出るなんて……」

「いいんだよ。ここを出てもっと好きなことをしていいんだ。メレスを縛る者なんていない。メレスがやりたいと思ったことをしていいんだ。メレスがもう誰かを傷付けることはないんだよ、君はもう自由なんだ」

「私がしたい事……自由……」

「200年もここにいたんだ。出たくても出れなかったんだろ? でも今は帝国以外の土地がこの世界にはあるんだ。いきなり自由と言われても戸惑うかもしれない。けどよく考えおいてよ。自分が何をしたいのかをさ。メレスはもうなんだってできるんだよ。もし外でメレスを差別する奴がいれば俺がぶっ飛ばしてやるし、メレスの自由を魔帝が邪魔するなら俺がぶっ飛ばしてやる。俺はメレスのあの脳筋親父に勝った男だ。メレスにやりたいことがあるなら俺が全部やらせてやる」

 魔帝に愛情を注がれていたとはいえ、200年以上も監禁されてたんだ。いきなり自由と言われても今は何も浮かばないかもしれない。けど長年苦しんだメレスには外に出て楽しいことを見つけて欲しい。そしてあまり表情が変わらないメレスの満面の笑顔を見てみたい。魔帝が邪魔するなら俺がぶっ飛ばしてやるさ。いや、むしろぶっ飛ばしたい。

「光が……私を自由にしてくれるの? 」

「違うよ、メレスはもともと自由なんだ。それを邪魔する奴を俺が排除してやるってだけさ」

「お父様に逆らえるなんて光だけよ」

「そうかな? 魔帝の前で桜島に行きたいって泣いてみ? 多分行かせてくれると思うよ? アイツ親バカだからさ」

 絶対オロオロして最終的には許可すると思うんだよな。

「お父様にわがままは言えないわ」

「親ってのはたまには子供にわがままを言われたいらいしよ? その方が親であることを実感できるし、子供に頼られてると思えて嬉しいらしい」

「そんなものなのかしら? 」

「そんなもんじゃないか? 」

 俺の聞き齧った知識にメレスは少しだけ首を傾げているが、俺もティナやリズシーナにわがままを言われたら嬉しいしな。同じだと思うんだよな。

「なら光にも……わがままを言ってもいいかしら? 」

「美人のわがままなら聞かないわけにはいかないかな? 」

「ふふっ……私を美人だなんて変わった人……その……あの時みたいに……もう一度触れてくれないかしら? 」

「ん? フラウの精霊魔法を解除した時のこと? 」

「ええ、特別にもう一度触れることを許すわ」

「ははは、それは光栄だね」

 俺は恥ずかしそうに触れて欲しいと言っておいて、聞き直すと急に胸を張り偉そうに言い出したメレスに笑ってしまった。メレスの表情はあまり変わらないんだけど、微妙に照れているのがわかったからだ。

 そしてその突き出された胸に手を伸ばそうとして……それをぐっと堪え、初めて会った時と同じくメレスの細く長い首を優しく両手で包み込んだ。

「あ……温かい……これが光の温もり……あの時と同じ……その……もっと上も……」

「ん? ほっぺも? こうかな? 」

「ええ……大きな手……光……私は……私も温かいかしら? 」

「ああ、メレスも温かいよ。氷の精霊と契約してるとは思えないくらいだ」

 初めて会った時はあんなに冷たかったメレスの肌は、今はとても温かい。

「そう……毎日寝る時も起きる時も温かいの……フラウともよく話すようになったわ」

「そうか。ちゃんと仲直りできたんだね」

「ええ……たくさん謝ったわ。フラウは光から貰った魔力水一年分で許してくれるって言ってたわ」

「あははは、さすが精霊だな。みんな食いしん坊だ。知ってる? ウンディーネも風の精霊のシルフもそうなんだぜ? 」

「ふふふ……それは知らなかったわ。魔力水はフラウに取られてしまうのだけど、光から貰ったこのマジックポーチを大切にするわ。」

「それは作った甲斐があったかな。魔力水はまた作って持ってくるさ」

「また来てくれるのね」

「ああ」

「ありがとう光……私貴方のこと……その……」

 《 メレスー! ちょっと助けてよ! フラウとウンディーネがはしゃいじゃって、湖を凍らせるのをやめないのよ! 》

「あははは、メレス行ってあげてよ。ティナがギブアップだってさ」

 俺は遠くから叫ぶティナの困った声を聞いてメレスの頬から手を離し、ティナのところへ行くように促した。

「あっ……ええ、わかったわ。また後で……」

「ああ、また後でな」

 メレスは少し残念そうな顔をしてから、ティナの元へと小走りで向かっていった。

 これはもしかして脈ありなんじゃなかろうか? でもエルフ補正がメレスには無いしな。でもあの反応は……いや待て。学生の頃にそう言って何度勘違いして撃沈したことか……でもいい女だよなぁ。

 俺はメレスの後ろ姿を見つめながら、メレスの態度が過去のトラウマと比較して脈ありなのか勘違いなのか特定できないでいた。





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