『刻の輪廻で君を守る』

ぜのん

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02章『続きましてのスリッピィな水汲役』

02章-19

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***02-19-26

「え!? 何それ? アッシュ、どうしちゃったの。あれだけ怪談話で怖がってた私を小馬鹿にしてたのに……」

「いや……アレは昔の小っちゃな頃の話だろ…………」

「本当に怖かったんだから! 私が苦手なこと知ってながらアッシュは笑ってるしー」

「…………」

 いかん、バルのヤツめ。余計なことを。

 焦って手元の飲み物を一口。

「あ! …………ぅぅ……」

なんだ? 急にレイチェルが黙り込む。

「あー、アシュ氏、それ、レイチェル氏のレモネードだよー」

 焦ったのと、ハムサンドの塩辛さで、思わず手元の飲み物を間違えて飲んでしまった……。 

⭐︎⭐︎⭐︎
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