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シーズン1
第17話 前編
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キケンなバディ! 第一期
第三章 最強コンビ誕生
5
「…帰るか」
俺たちは武中たちと別れた後、愛車に乗り込んで、ひとまず引き揚げた。
夏女は事務所に帰ると、電話番や内務に従事するが、どうも浮かない顔であった。
「…それでこれからどうするの、解決の糸口は?」
夏女は少々不機嫌そうに頬杖をつきながら、真部に質問した。
「焦るなって言ってるだろ…今夜、ケリをつけるつもりだ」
「え?轢き逃げした犯人が分かったの?」
真部は夏女の驚愕した姿を見て、不敵な笑みを浮かべるのであった。
それから時が流れて、場所は変わり、<神戸港警察署> 捜査課。
署内二階、受付を抜けると、交通課、少年課と並び、奥には捜査課のスペースがある。
捜査課の取調室は一室使用中で、そこで取り調べを受けているのは、武中たちが逮捕した傷害事件の加害者、暴力団組織<越山会>を出入りしているチンピラだと判明した。
「…揉めた原因は何だ?」
「車の接触事故です、それで口論となった挙句、手が出てしまったみたいで…被害者も堅気ではないようですが…」
「チンピラ同士の喧嘩か…今、良いか?」
「どうぞ、取り調べ中です」
夏美は斎藤を取調室まで先導した。
「…邪魔するよ、代わってくれないか?」
「はい、どうぞ」
斎藤は武中と交代して、チンピラの取り調べを引き継いだ。
「…何だよ、まだ帰してくれないのか?」
「お前に訊きたいことがある…この男性、知っているか?」
「…し…知らねえな…」
斎藤はチンピラに一枚の写真を見せた。それには亡くなった重塚が写っていた。チンピラは重塚の写真を見た途端、動揺し始めて、単純な性格だと分かった。斎藤はさらにそんな彼を追いつめようとしたが…
「お前を雇った組織は<重塚商事>と仲が良いようだな…そこの社長は…会社の近くで轢き逃げされて死亡した…」
「…何でそんな話するんだ?俺は関係ねえよ」
「そうかな?犯行時に使用された車は盗難車だった…一週間くらい前に届け出があったが…偶然にも、轢き逃げ事件が起きた日と同じだ、その車は犯行現場付近に乗り捨ててあった…」
「…だから何なんだよ?」
チンピラが運転した車を調べると、車内には煙草の臭いが充満していて、吸い殻入れは、床に灰が落ちるほど満杯だった。
「…お前、重度の喫煙者だな?…」
「ああ…そうだよ、だから?」
チンピラは斎藤にきつく当たろうとせず、急に大人しくなった。
「…盗難車とお前の車の中の様子が似ていてな…所有者は禁煙中だから…吸っていたのは盗んだ犯人ということになるわけだが…」
「………」
チンピラは顔色を悪くして、無言のままであったが、斎藤は容赦せず、止めを刺そうとしていた。
「…発見された盗難車の中に、これが落ちていたぞ、お前のだろ?」
斎藤がチンピラに見せた物は、使い捨てライターであった。チンピラはそれを見た途端、大量の汗を噴き出した。足がつかないよう、他人の車を使用するまでは良かったが、犯人の習慣があだとなった。
「さすがですね、こいつ、どうします?」
「…被害者の怪我は大したことないんだろう?」
「ええ…被害者側も騒ぎを大きくされると困るみたいで…治療費も請求しないとのことです」
チンピラは気持ちが落ち着かないまま自由の身となった。
「泳がせるつもりですか?」
「ああ、あんな下っ端より大物を釣らないとな…」
斎藤は自信に満ちた表情を浮かべて、武中たちと別れた。
ちなみに、チンピラに見せたライターは斎藤の私物で、自白させるために利用した。嘘は犯罪者の心理を突くのに有効であった。
斎藤は長年の経験と勘で轢き逃げ犯を挙げるが、<越山会>にはまだ秘密があり、捜査は続くのであった。
その一方で、真部も動き出した。
その夜、何も知らない稲辺は、いつものように部下を連れて、<ジャフダン・デ・フラーア Jardin de fleurs>に入店するわけだが…
「いらっしゃいませ~お待ちしておりました」
梓やホステス嬢は稲辺たちを出迎えるが、どうも愛想がないように思えた。また、店内は異様な光景が広がり…
「…やけに静かだな、他の客はどうした?…!」
稲辺が店内の異変に気づく中、奥に居る人物と目が合った。
「…昨夜はどうも、俺のこと覚えているか?」
「お前は確か…何故そこに座っている?」
稲辺の予約席には、足を組んで偉そうにしている真部と、行儀よく座っている夏女の姿があった。
「俺たちとあんたらの貸切だ、一緒に飲もうじゃないか」
「どういうことだ?説明しろ!」
「いいから座れよ、あんたのために待っていたんだぞ」
稲辺が困惑する中、彼の秘書や部下は何か知っている様子で、無言のままであった。これで役者は揃い、禁断の宴が始まろうとした。
「誰か指名しないのか?」
「え?指名していいのか?…じゃあ、あの娘を…」
稲辺は一切迷わず、ミナ(浪子)を指名した。ミナもまた顔色一つ変えず、彼の隣に座って、彼好みの酒を作った。
そして、真部と夏女は稲辺とミナを挟むようにして席に着いた。
「彼女が作った酒、よく味わっておけ、もう飲めないかもしれないぞ」
「どういう意味だ?用件は何だ?」
「あんたの悪事を暴きに来た、俺は私立探偵をやっている、おたくの裏の顔を調査するよう、そこのミナって娘に頼まれたんだ」
「何だと!?」
ミナは稲辺の前で依頼人だとバラされても、涼しい顔のままであった。
「…昨夜、あんたが爆睡している間、部下から話を聞いてね…」
「…まさか、酒に何か仕掛けていたのか?」
「ああ、これも店のためだ…ママや客も迷惑している」
「俺は楽しく酒を飲んでいただけだ…それのどこが悪い?」
「部下はそう思っちゃいないぞ、新社長について行く気はなく、訴えて法廷で証言する覚悟があるようだ…あんたは社長に…経営者に向いていないってことだ」
「…貴様ら!!」
「仕事中も暴言や暴力が酷いらしいな…ここでは言い逃れはできんぞ」
「俺に楯突くとはいい度胸だ、あまり怒らせない方が良いぞ」
「刃向うとどうなる?まるで強い味方がいるような物言いだな」
「どういう意味だ?言っている意味が分からんが…」
「とぼけても無駄だ、あんた、悪い友達がいるな…今頃、警察署に連行されているはずだ、幹部もグルなんだろ?」
俺は稲辺のとぼけた顔に苛立ち、つい感情的になって立ち上がった。
「…貴様は<越山会>という暴力団とつるんで、悪徳商法を始めようとした、それで邪魔になった重塚社長を殺させた!」
稲辺は急に怒鳴り散らす真部に圧倒されて、反論する余裕がなかった。そして、彼は親に叱られた子供のように泣きじゃくるのであった。が…
「……黙れ!!!うああああああああ!!!!!!!」
稲辺は真部の言葉で逆上して、独り暴走しだした。彼は卓上を散らかした後、隣に居たミナに襲い掛かろうとするが…
真部と夏女はミナを助けようとするが、その必要はなかった。
気づけば、八十キログラム以上の醜い体は、宙を舞って床に叩きつけられていた。稲辺はあまりの衝撃で気絶していた。衝撃シーンを目撃した周りの者は驚きのあまり、しばらく体の自由が利かなかった。
第三章 最強コンビ誕生
5
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俺たちは武中たちと別れた後、愛車に乗り込んで、ひとまず引き揚げた。
夏女は事務所に帰ると、電話番や内務に従事するが、どうも浮かない顔であった。
「…それでこれからどうするの、解決の糸口は?」
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真部は夏女の驚愕した姿を見て、不敵な笑みを浮かべるのであった。
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捜査課の取調室は一室使用中で、そこで取り調べを受けているのは、武中たちが逮捕した傷害事件の加害者、暴力団組織<越山会>を出入りしているチンピラだと判明した。
「…揉めた原因は何だ?」
「車の接触事故です、それで口論となった挙句、手が出てしまったみたいで…被害者も堅気ではないようですが…」
「チンピラ同士の喧嘩か…今、良いか?」
「どうぞ、取り調べ中です」
夏美は斎藤を取調室まで先導した。
「…邪魔するよ、代わってくれないか?」
「はい、どうぞ」
斎藤は武中と交代して、チンピラの取り調べを引き継いだ。
「…何だよ、まだ帰してくれないのか?」
「お前に訊きたいことがある…この男性、知っているか?」
「…し…知らねえな…」
斎藤はチンピラに一枚の写真を見せた。それには亡くなった重塚が写っていた。チンピラは重塚の写真を見た途端、動揺し始めて、単純な性格だと分かった。斎藤はさらにそんな彼を追いつめようとしたが…
「お前を雇った組織は<重塚商事>と仲が良いようだな…そこの社長は…会社の近くで轢き逃げされて死亡した…」
「…何でそんな話するんだ?俺は関係ねえよ」
「そうかな?犯行時に使用された車は盗難車だった…一週間くらい前に届け出があったが…偶然にも、轢き逃げ事件が起きた日と同じだ、その車は犯行現場付近に乗り捨ててあった…」
「…だから何なんだよ?」
チンピラが運転した車を調べると、車内には煙草の臭いが充満していて、吸い殻入れは、床に灰が落ちるほど満杯だった。
「…お前、重度の喫煙者だな?…」
「ああ…そうだよ、だから?」
チンピラは斎藤にきつく当たろうとせず、急に大人しくなった。
「…盗難車とお前の車の中の様子が似ていてな…所有者は禁煙中だから…吸っていたのは盗んだ犯人ということになるわけだが…」
「………」
チンピラは顔色を悪くして、無言のままであったが、斎藤は容赦せず、止めを刺そうとしていた。
「…発見された盗難車の中に、これが落ちていたぞ、お前のだろ?」
斎藤がチンピラに見せた物は、使い捨てライターであった。チンピラはそれを見た途端、大量の汗を噴き出した。足がつかないよう、他人の車を使用するまでは良かったが、犯人の習慣があだとなった。
「さすがですね、こいつ、どうします?」
「…被害者の怪我は大したことないんだろう?」
「ええ…被害者側も騒ぎを大きくされると困るみたいで…治療費も請求しないとのことです」
チンピラは気持ちが落ち着かないまま自由の身となった。
「泳がせるつもりですか?」
「ああ、あんな下っ端より大物を釣らないとな…」
斎藤は自信に満ちた表情を浮かべて、武中たちと別れた。
ちなみに、チンピラに見せたライターは斎藤の私物で、自白させるために利用した。嘘は犯罪者の心理を突くのに有効であった。
斎藤は長年の経験と勘で轢き逃げ犯を挙げるが、<越山会>にはまだ秘密があり、捜査は続くのであった。
その一方で、真部も動き出した。
その夜、何も知らない稲辺は、いつものように部下を連れて、<ジャフダン・デ・フラーア Jardin de fleurs>に入店するわけだが…
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梓やホステス嬢は稲辺たちを出迎えるが、どうも愛想がないように思えた。また、店内は異様な光景が広がり…
「…やけに静かだな、他の客はどうした?…!」
稲辺が店内の異変に気づく中、奥に居る人物と目が合った。
「…昨夜はどうも、俺のこと覚えているか?」
「お前は確か…何故そこに座っている?」
稲辺の予約席には、足を組んで偉そうにしている真部と、行儀よく座っている夏女の姿があった。
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「いいから座れよ、あんたのために待っていたんだぞ」
稲辺が困惑する中、彼の秘書や部下は何か知っている様子で、無言のままであった。これで役者は揃い、禁断の宴が始まろうとした。
「誰か指名しないのか?」
「え?指名していいのか?…じゃあ、あの娘を…」
稲辺は一切迷わず、ミナ(浪子)を指名した。ミナもまた顔色一つ変えず、彼の隣に座って、彼好みの酒を作った。
そして、真部と夏女は稲辺とミナを挟むようにして席に着いた。
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「どういう意味だ?用件は何だ?」
「あんたの悪事を暴きに来た、俺は私立探偵をやっている、おたくの裏の顔を調査するよう、そこのミナって娘に頼まれたんだ」
「何だと!?」
ミナは稲辺の前で依頼人だとバラされても、涼しい顔のままであった。
「…昨夜、あんたが爆睡している間、部下から話を聞いてね…」
「…まさか、酒に何か仕掛けていたのか?」
「ああ、これも店のためだ…ママや客も迷惑している」
「俺は楽しく酒を飲んでいただけだ…それのどこが悪い?」
「部下はそう思っちゃいないぞ、新社長について行く気はなく、訴えて法廷で証言する覚悟があるようだ…あんたは社長に…経営者に向いていないってことだ」
「…貴様ら!!」
「仕事中も暴言や暴力が酷いらしいな…ここでは言い逃れはできんぞ」
「俺に楯突くとはいい度胸だ、あまり怒らせない方が良いぞ」
「刃向うとどうなる?まるで強い味方がいるような物言いだな」
「どういう意味だ?言っている意味が分からんが…」
「とぼけても無駄だ、あんた、悪い友達がいるな…今頃、警察署に連行されているはずだ、幹部もグルなんだろ?」
俺は稲辺のとぼけた顔に苛立ち、つい感情的になって立ち上がった。
「…貴様は<越山会>という暴力団とつるんで、悪徳商法を始めようとした、それで邪魔になった重塚社長を殺させた!」
稲辺は急に怒鳴り散らす真部に圧倒されて、反論する余裕がなかった。そして、彼は親に叱られた子供のように泣きじゃくるのであった。が…
「……黙れ!!!うああああああああ!!!!!!!」
稲辺は真部の言葉で逆上して、独り暴走しだした。彼は卓上を散らかした後、隣に居たミナに襲い掛かろうとするが…
真部と夏女はミナを助けようとするが、その必要はなかった。
気づけば、八十キログラム以上の醜い体は、宙を舞って床に叩きつけられていた。稲辺はあまりの衝撃で気絶していた。衝撃シーンを目撃した周りの者は驚きのあまり、しばらく体の自由が利かなかった。
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