32 / 43
32.フットワーク軽過ぎで賞あげる。
しおりを挟む
「ちょ、あれ『SIX RED』じゃん!」
「えっ何かの収録かな?」
飛行機はやはり最終便だった。しかしそれでもそこそこ乗客が居て、もう開き直ったメンバー達はあえてファンサービスに従事していた。
「Souくん可愛い~女の子みたい~!」
「Izumiさん美人過ぎない?ナマで見ると肌えぐいって!」
時折手を振ったりしたら、黄色い歓声が沸いた。それでも下手に注意されないように、最小限には留めていたが。
「で、問題はこれだよ。Naokiくんのプレゼントどうすっかだよ」
「Naokiの時間が空くのは13時頃か。くっそ、意外と時間ねえな」
「せっかくだし何人かに分かれてそれぞれ探す?撮れ高いけんじゃない?」
「サブリーダーちょっと口を慎んで。でも名案」
そういった会話の中、約2時間のフライトを終えた。ホテルはIzumi達が確保しており、すぐさま中に入る事がで来た。ちなみに、女性陣と男性陣でホテルは分かれている。ギリギリの予約だったため仕方なかったのだが。
シャワーを終え、ひと段落ついた頃。
「あれ、Hijiri何やってんの?」
同室のIzumiが、スキンケアをしながらひじりを見た。ひじりはずっと、スマートフォンを操作している。
「今日『IC Guys』の生配信がこの後あるんだけどね。それに合わせて曲を聴いて高めてる」
「何を?」
そう言いつつも、興味を引かれたのかIzumiがベッドにのぼってきた。そんなIzumiに、ひじりがイヤホンの片方を渡す。
「これ2年前に出た曲なんだけど、本当に良くてさ……2分12秒のところの玲雅様の吐息部分とんでもないよ。トぶよ」
「えっ、結局まだ様付けなの?もう彼女になって長くない?」
「本人いないところではまだ抜けないんだよね……」
以前出演したバラエティでも、そこはいじられた。
玲雅の恋人になった、とはいえ玲雅を崇拝する気持ちが減ったわけではない。何なら、『IC Guys』の番組観覧にまで応募している。それを聴いた、未だに荒れていたファン達も「それでこそHijiri」と少し鎮静化していたようだった。
そもそも『IC Guys』は、音楽的なファンの方が圧倒的に多い。そしてひじりからすれば不思議なのだが、玲雅に対して恋愛感情まで陥っているファンは案外少ない。その面はどちらかといえば雪斗が担っているようだった。そのためか、玲雅との熱愛発覚に関してはそこまで大ごとにはならなかった。
「っかー……本当にいい……声がいい……メロい……」
「毎日聴いてるんじゃないの……?」
時計は、23時30分を差そうとしていた。慌てて、画面をファンクラブサイトに切り替える。すると、少し混み合っているようだった。なので間に合った。
イントロと共に、映像が始まる。最初は、タクヤの自撮りからだった。
『こーんばーんみー!「IC Guys」でーす!』
「声でっか」
『タクヤ、もう日付回りそうなんだから。声落として。あ、今玲雅ちょっと席外してるけどすぐ戻ってきますー』
確かに、玲雅の姿は無かった。しかし、どうも服装がタクヤも雪斗もラフだ。休日仕様なのだろうか。
「えっこれまさか玲雅様も私服くるんじゃ!?」
「落ち着きなよ、あんたしょっちゅう見てるでしょ」
やはりこうなると、反応がヲタクに戻ってしまう。玲雅はやや呆れ気味というか、いつもそんなひじりに「今はプライベート」と説き伏せてくるのだが。ただ、この推し活こそがプライベートでもあるのだが。
やがて、扉が開いた。どうやら、どこかの室内のようだった。
『ただいま』
「私服!!!!!」
「はい隣に迷惑だからね!」
恍惚とした表情で画面に見入ってしまうひじりの頭に、Izumiの手刀が落ちる。それなりの威力だったが、それどころではなかった。
「あわわぁ……かっこよ……あまりにもかっこよ……」
『遅かったね。で、いたの?』
『うん。今皆急いでヘアメとかするって』
『まあアイドルだもんなー。俺達なんかこんなTシャツ姿なのになー』
「……ん?」
3人はベッドに並んで座っていた。しかし、備え付けの椅子も3つある。そして部屋の風貌からして、どこかホテルの一室のようだった。
「……まって、この部屋」
Izumiのつぶやきなど、今一切ひじりには聞こえていない。ただ、カメラに無表情を向ける玲雅に集中している。
『で、今日なんだけど。このクソわがままボーカルの要望でとある場所に来てまーす』
『ワガママかなあ、俺』
「そんなところも可愛いからいいです!!」
『僕は嬉しいけどね。せっかくだし楽しもうよ』
『雪斗ここ好きだもんね、先月も撮影来てなかったっけ』
「……先月?」
必死に、脳内を漁る。玲雅だけでなく、ひじりは『IC Guys』全員の公表スケジュールは把握している。雪斗は最近の件があったため余計にだ。
画面の向こうの、扉が開いた。
『どうもこんばんはー!「SIX RED」のReoぴでーす!』
『Souぴでーす』
『た、Takaぴでーす!』
「……。……。……はあああ!!!?」
Izumiの叫びより先に、ひじりの目が見開かれる。そして、Izumiの肩を掴んだ。
「どどどどどどどういう事!?なんであいつらいんの!?えっちょっIzumiちゃんがホテルとったんだよね!?」
「う、うん。3人部屋取れるのがあのホテルしかなくて。私たちの部屋も取ろうとしたんだけど、こっちの方が2人部屋が安かったから……」
「うわーーーーあいつらマジ●×▲▪️※!!!!」
「ちょっアイドルとして言ってはいけない事言うの禁止!」
画面の向こうで椅子をすすめられた3人は、早速腰かけていた。そうか、玲雅が席を外していた理由はこれか。というか、玲雅は今日から3日間オフだったはずなのに。そして、本当はひじりと明日会う予定にするつもりだった。
……まさか。
『いやーでもびっくりした!まさか「IC Guys」まで沖縄来てるなんてさ!もしかして飛行機一緒だった?』
『いや、多分俺達が一本分前の飛行機じゃないすかね?』
『うん。でもホテルまで一緒ってさすがに偶然がすごいよね。玲雅が予約したんだっけ?』
『そう。でも俺もびっくりしてる』
びっくりなど全然していなさそうで頷く玲雅に、Reoがへらへら笑ってこづく。その様子に「玲雅様に気安く触れるなヤリ●ン!」と声を荒げた。そんなひじりの頭に、もう一度Izumiの手刀が落ちる。玲雅自身はまんざらでもなさそうだった。
『僕達もそろってオフだったから、玲雅の沖縄行きに乗っかったんだよね』
『うん。というか俺が誘った』
Izumiの目線が、ひじりに向く。ひじりも頷いた。
「……追っかけてきちゃったねえ……?」
「きちゃったねえじゃないのよ」
玲雅の目が、カメラに再び向いた。そして、彼の口が動く。
『せっかくオフが被ったのに、自分だけどこか行こうなんてさ。ひどいね、俺の恋人サンは』
「声がいい!!!!!」
「なんかどっちもどっちな気がしてきた……」
「えっ何かの収録かな?」
飛行機はやはり最終便だった。しかしそれでもそこそこ乗客が居て、もう開き直ったメンバー達はあえてファンサービスに従事していた。
「Souくん可愛い~女の子みたい~!」
「Izumiさん美人過ぎない?ナマで見ると肌えぐいって!」
時折手を振ったりしたら、黄色い歓声が沸いた。それでも下手に注意されないように、最小限には留めていたが。
「で、問題はこれだよ。Naokiくんのプレゼントどうすっかだよ」
「Naokiの時間が空くのは13時頃か。くっそ、意外と時間ねえな」
「せっかくだし何人かに分かれてそれぞれ探す?撮れ高いけんじゃない?」
「サブリーダーちょっと口を慎んで。でも名案」
そういった会話の中、約2時間のフライトを終えた。ホテルはIzumi達が確保しており、すぐさま中に入る事がで来た。ちなみに、女性陣と男性陣でホテルは分かれている。ギリギリの予約だったため仕方なかったのだが。
シャワーを終え、ひと段落ついた頃。
「あれ、Hijiri何やってんの?」
同室のIzumiが、スキンケアをしながらひじりを見た。ひじりはずっと、スマートフォンを操作している。
「今日『IC Guys』の生配信がこの後あるんだけどね。それに合わせて曲を聴いて高めてる」
「何を?」
そう言いつつも、興味を引かれたのかIzumiがベッドにのぼってきた。そんなIzumiに、ひじりがイヤホンの片方を渡す。
「これ2年前に出た曲なんだけど、本当に良くてさ……2分12秒のところの玲雅様の吐息部分とんでもないよ。トぶよ」
「えっ、結局まだ様付けなの?もう彼女になって長くない?」
「本人いないところではまだ抜けないんだよね……」
以前出演したバラエティでも、そこはいじられた。
玲雅の恋人になった、とはいえ玲雅を崇拝する気持ちが減ったわけではない。何なら、『IC Guys』の番組観覧にまで応募している。それを聴いた、未だに荒れていたファン達も「それでこそHijiri」と少し鎮静化していたようだった。
そもそも『IC Guys』は、音楽的なファンの方が圧倒的に多い。そしてひじりからすれば不思議なのだが、玲雅に対して恋愛感情まで陥っているファンは案外少ない。その面はどちらかといえば雪斗が担っているようだった。そのためか、玲雅との熱愛発覚に関してはそこまで大ごとにはならなかった。
「っかー……本当にいい……声がいい……メロい……」
「毎日聴いてるんじゃないの……?」
時計は、23時30分を差そうとしていた。慌てて、画面をファンクラブサイトに切り替える。すると、少し混み合っているようだった。なので間に合った。
イントロと共に、映像が始まる。最初は、タクヤの自撮りからだった。
『こーんばーんみー!「IC Guys」でーす!』
「声でっか」
『タクヤ、もう日付回りそうなんだから。声落として。あ、今玲雅ちょっと席外してるけどすぐ戻ってきますー』
確かに、玲雅の姿は無かった。しかし、どうも服装がタクヤも雪斗もラフだ。休日仕様なのだろうか。
「えっこれまさか玲雅様も私服くるんじゃ!?」
「落ち着きなよ、あんたしょっちゅう見てるでしょ」
やはりこうなると、反応がヲタクに戻ってしまう。玲雅はやや呆れ気味というか、いつもそんなひじりに「今はプライベート」と説き伏せてくるのだが。ただ、この推し活こそがプライベートでもあるのだが。
やがて、扉が開いた。どうやら、どこかの室内のようだった。
『ただいま』
「私服!!!!!」
「はい隣に迷惑だからね!」
恍惚とした表情で画面に見入ってしまうひじりの頭に、Izumiの手刀が落ちる。それなりの威力だったが、それどころではなかった。
「あわわぁ……かっこよ……あまりにもかっこよ……」
『遅かったね。で、いたの?』
『うん。今皆急いでヘアメとかするって』
『まあアイドルだもんなー。俺達なんかこんなTシャツ姿なのになー』
「……ん?」
3人はベッドに並んで座っていた。しかし、備え付けの椅子も3つある。そして部屋の風貌からして、どこかホテルの一室のようだった。
「……まって、この部屋」
Izumiのつぶやきなど、今一切ひじりには聞こえていない。ただ、カメラに無表情を向ける玲雅に集中している。
『で、今日なんだけど。このクソわがままボーカルの要望でとある場所に来てまーす』
『ワガママかなあ、俺』
「そんなところも可愛いからいいです!!」
『僕は嬉しいけどね。せっかくだし楽しもうよ』
『雪斗ここ好きだもんね、先月も撮影来てなかったっけ』
「……先月?」
必死に、脳内を漁る。玲雅だけでなく、ひじりは『IC Guys』全員の公表スケジュールは把握している。雪斗は最近の件があったため余計にだ。
画面の向こうの、扉が開いた。
『どうもこんばんはー!「SIX RED」のReoぴでーす!』
『Souぴでーす』
『た、Takaぴでーす!』
「……。……。……はあああ!!!?」
Izumiの叫びより先に、ひじりの目が見開かれる。そして、Izumiの肩を掴んだ。
「どどどどどどどういう事!?なんであいつらいんの!?えっちょっIzumiちゃんがホテルとったんだよね!?」
「う、うん。3人部屋取れるのがあのホテルしかなくて。私たちの部屋も取ろうとしたんだけど、こっちの方が2人部屋が安かったから……」
「うわーーーーあいつらマジ●×▲▪️※!!!!」
「ちょっアイドルとして言ってはいけない事言うの禁止!」
画面の向こうで椅子をすすめられた3人は、早速腰かけていた。そうか、玲雅が席を外していた理由はこれか。というか、玲雅は今日から3日間オフだったはずなのに。そして、本当はひじりと明日会う予定にするつもりだった。
……まさか。
『いやーでもびっくりした!まさか「IC Guys」まで沖縄来てるなんてさ!もしかして飛行機一緒だった?』
『いや、多分俺達が一本分前の飛行機じゃないすかね?』
『うん。でもホテルまで一緒ってさすがに偶然がすごいよね。玲雅が予約したんだっけ?』
『そう。でも俺もびっくりしてる』
びっくりなど全然していなさそうで頷く玲雅に、Reoがへらへら笑ってこづく。その様子に「玲雅様に気安く触れるなヤリ●ン!」と声を荒げた。そんなひじりの頭に、もう一度Izumiの手刀が落ちる。玲雅自身はまんざらでもなさそうだった。
『僕達もそろってオフだったから、玲雅の沖縄行きに乗っかったんだよね』
『うん。というか俺が誘った』
Izumiの目線が、ひじりに向く。ひじりも頷いた。
「……追っかけてきちゃったねえ……?」
「きちゃったねえじゃないのよ」
玲雅の目が、カメラに再び向いた。そして、彼の口が動く。
『せっかくオフが被ったのに、自分だけどこか行こうなんてさ。ひどいね、俺の恋人サンは』
「声がいい!!!!!」
「なんかどっちもどっちな気がしてきた……」
0
お気に入りに追加
36
あなたにおすすめの小説
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
お見合いから始まる冷徹社長からの甘い執愛 〜政略結婚なのに毎日熱烈に追いかけられてます〜
Adria
恋愛
仕事ばかりをしている娘の将来を案じた両親に泣かれて、うっかり頷いてしまった瑞希はお見合いに行かなければならなくなった。
渋々お見合いの席に行くと、そこにいたのは瑞希の勤め先の社長だった!?
合理的で無駄が嫌いという噂がある冷徹社長を前にして、瑞希は「冗談じゃない!」と、その場から逃亡――
だが、ひょんなことから彼に瑞希が自社の社員であることがバレてしまうと、彼は結婚前提の同棲を迫ってくる。
「君の未来をくれないか?」と求愛してくる彼の強引さに翻弄されながらも、瑞希は次第に溺れていき……
《エブリスタ、ムーン、ベリカフェにも投稿しています》
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
お知らせ有り※※束縛上司!~溺愛体質の上司の深すぎる愛情~
ひなの琴莉
恋愛
イケメンで完璧な上司は自分にだけなぜかとても過保護でしつこい。そんな店長に秘密を握られた。秘密をすることに交換条件として色々求められてしまう。 溺愛体質のヒーロー☓地味子。ドタバタラブコメディ。
2021/3/10
しおりを挟んでくださっている皆様へ。
こちらの作品はすごく昔に書いたのをリメイクして連載していたものです。
しかし、古い作品なので……時代背景と言うか……いろいろ突っ込みどころ満載で、修正しながら書いていたのですが、やはり難しかったです(汗)
楽しい作品に仕上げるのが厳しいと判断し、連載を中止させていただくことにしました。
申しわけありません。
新作を書いて更新していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
お詫びに過去に書いた原文のママ載せておきます。
修正していないのと、若かりし頃の作品のため、
甘めに見てくださいm(__)m
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
隠れ御曹司の手加減なしの独占溺愛
冬野まゆ
恋愛
老舗ホテルのブライダル部門で、チーフとして働く二十七歳の香奈恵。ある日、仕事でピンチに陥った彼女は、一日だけ恋人のフリをするという条件で、有能な年上の部下・雅之に助けてもらう。ところが約束の日、香奈恵の前に現れたのは普段の冴えない彼とは似ても似つかない、甘く色気のある極上イケメン! 突如本性を露わにした彼は、なんと自分の両親の前で香奈恵にプロポーズした挙句、あれよあれよと結婚前提の恋人になってしまい――!? 「誰よりも大事にするから、俺と結婚してくれ」恋に不慣れな不器用OLと身分を隠したハイスペック御曹司の、問答無用な下克上ラブ!
転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる