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再開
再開(4)
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響の通う大学では、3年後期からゼミに参加し初めは研究の手伝い、4年になると自分で卒業研究を行う。
今日から4年になる響は、ゼミのミーティングがあるということでゼミの研究室に向かっていた。
「ひびきーー!」
「あ、ひろ。」
後からの声に振り向くと幼馴染の紘が後から走ってきた。
「ひびき、今日はバイト?遅くなる?」
「うん。バイトだから先食べてていいよ。」
「りょーかーい!じゃ、ゼミとバイト頑張って!」
「うん。ひろも部活頑張れよ。」
「おう!」
紘はスポーツ推薦で入学しており、スポーツ学科の学生だ。
身長が高く、幼い頃からバスケをしていた紘は才能があったようで何度も全国大会に出場し、全日本ユースに選ばれていた。
高校卒業後プロの誘いがあったにも関わらず大学まで出ると言って聞かず、大学卒業後にはプロ入りを期待されている選手だ。
その選択が、響のことを心配した結果であったこもを知らないのは響だけである。
今日から4年になる響は、ゼミのミーティングがあるということでゼミの研究室に向かっていた。
「ひびきーー!」
「あ、ひろ。」
後からの声に振り向くと幼馴染の紘が後から走ってきた。
「ひびき、今日はバイト?遅くなる?」
「うん。バイトだから先食べてていいよ。」
「りょーかーい!じゃ、ゼミとバイト頑張って!」
「うん。ひろも部活頑張れよ。」
「おう!」
紘はスポーツ推薦で入学しており、スポーツ学科の学生だ。
身長が高く、幼い頃からバスケをしていた紘は才能があったようで何度も全国大会に出場し、全日本ユースに選ばれていた。
高校卒業後プロの誘いがあったにも関わらず大学まで出ると言って聞かず、大学卒業後にはプロ入りを期待されている選手だ。
その選択が、響のことを心配した結果であったこもを知らないのは響だけである。
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