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271.コンマ、カンマ、どっちが正しいの?
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「パパ~、私のパジャマと私服もパパの新居に持って行ってくれる?」
「俺の参考書も、お願い」
「ええ? どっちもこの家に置いておいた方がいいんじゃない?」
段ボール箱を玄関に運ぶ蓮さんの後を、同じく段ボール箱を持ちながら追いかける夢子と明。
「だって、パパの所に泊まる度に持って行くの、めんどいし」
「俺、勉強に集中したい時は父さんの家って決めてるし」
「おい二人共、今日は蓮さんの引っ越しなんだから、自分らの荷物は後にして、蓮さんの分を運べよ。新居っつっても、同じフロアの別の部屋に移るだけなんだし」
子供達にそんな小言を言いながら、俺もまた段ボール箱を運んで行く。
「悪いな仁、引っ越しまで手伝ってもらって。本当は、皆で凛のとこにお祝いに行く予定だったんだろ?」
「いいっすよ。斎藤は生まれてすぐ連絡くれたから、お祝い送っておきましたし。あんまり大人数でおしかけても、迷惑でしょ?」
「……唯と、会いたく無いし?」
図星を容赦なくつかれて……マンションの廊下を歩く足を、止めてしまう。
「会いたくないっつーか……合わす顔が無いんですよ。結局、あの騒動は唯に収めてもらったようなもんですし」
「守りたいと思っている相手に守られて、不甲斐なく思う気持ちはわかるけど。ありがとう、助かったよって言ったほうが、唯も喜ぶんじゃないか。大切な人の役に立ちたい想いは、唯だって同じなんだから」
いつだかも、似たような事言われたな。
なんて思いながらも、俺は素直に『はい、わかりました』と応じれない。
「感謝は勿論してるんです。でも……ありがとうって言ったら、良い感じの雰囲気になっちゃうじゃないですか」
「いいじゃないか。俺と唯はもう別れるんだし」
「そうなんですけど……ほら、唯が家出した時、社長に言われたでしょ。二頭の狼に追われて、どっちかを選ぶしか生きる道が無いみたいな。アレ、結構こたえてるんですよ。だから、蓮さんと別れたからって、はいじゃあ今度は俺のトコに来てって……なんだかな……って……」
「……成程」
唯と子供達が暮らす家の、3つ隣の部屋。その扉を、段ボールを片手に持ち替えて開けようとする蓮さん。
『持ちますよ』『ううん、大丈夫、ありがとう』ってなやりとりをしてたら、エレベーターホールの影から2,3人の若い女性がこちらを覗いているのが見えた。
「あれって……」
「ああ、このマンションの若奥様達かな? 夢子が言ってた。なんか俺達、注目されてたみたい。唯が家出して、仁が同居してくれるようになってから……もしやBL? って、噂になってたんだって」
「はぁあ!?」
大声で驚く俺に、蓮さんは少し慌てた様子で新居の玄関扉を閉めた。
「おもしろいよね。他人から見ると、思いもよらない映り方をしていて」
「……唯も、そうなんですかね」
マンション内の噂話と、大事なあの子の心情とを、勝手にリンクさせる。
社長や今の俺には、哀れな兎に見えているけれど……実際は、違うのか?
「あのさ……俺も母さんに言われた事、後で改めて考えてたんだけど……あれって、唯を舐めすぎてると思わないか?」
「え?」
お上品な顔に似合わない言葉を使う蓮さんに、目を瞬かせてしまう。
「だって、二人の男の間でフラフラするしかない人生を強いられたって……唯はそんな弱い人間じゃないよな? 食糧を買うお金がないからって、種から野菜を育てるような子だよ? 自分で世界と選択肢を広げる位、ちゃんと出来たと思うんだ」
「そうですね。それは確かに……」
「だからさ。俺と仁、ていう二つの選択肢だって、唯自身がピックアップしたものだと思うんだよ。一つの道を選ぶのも選択。でも、第二第三の道を選択肢としてあげるのも、立派な選択。誰かに制限されたわけれでも強制されたわけでもない、唯はちゃんと自分の自由意志で道を選んで、生きて来れてたんじゃないかな」
そう言われると、そうかも? と思えて来るような。でもやっぱり俺のせいで、という罪悪感はぬぐい切れないような。
「本当の所はわからないけどね。というか……人の気持ちなんて、わからないのが普通だよな。だからこそ、きちんと話し合う必要があるわけで」
「そうっすよね……じゃあまずは唯にどうしたいかをきいて、それから」
段ボール箱を抱えたまま、玄関で思考を巡らせる。すると蓮さんはそれを遮るように、俺の手から箱を奪い取って。
「唯もだけど、仁も、ね」
「え?」
「仁がどうしたいのかも、大事だろ。唯の希望をきこう、それを叶えよう……それだけじゃ、二人の選択にならない」
二人の、選択。
蓮さんの言葉で、俺の中の何かが吹っ切れた。
「ですね。ちゃんと、選びます。二人で」
「……うん。じゃあ、マンションの前で待っててあげて。もうすぐ帰宅するってさっきメッセージ来てたから。残りの荷物は俺と子供達で運べるからさ」
段ボール箱を足元に置き、ポン、と背中を押してくれる蓮さん。
「……ありがとうございます。同じ相手を好きになったのが、蓮さんでよかったです」
完璧人間すぎて、ライバルとしては正直、強敵だったけど。
長い時間の中で、ダメダメな一面を見たり、見られたり。そうして生まれた信頼や絆は、確かにあるわけで。
「ふふ、よかったです。って、勝手に締めくくるなよ。今度は俺が見張る番だから。油断してると、知らないぞ」
「え、怖い事言わないでくださいよ」
そんな軽口で笑い合いながら、俺は蓮さんの新居を後にした。
蓮さんの言う通り。まだまだ締めくくれない。
人生のピリオドは、まだまだ先。それまでは、ずっとカンマで繋がっていくんだから。
「俺の参考書も、お願い」
「ええ? どっちもこの家に置いておいた方がいいんじゃない?」
段ボール箱を玄関に運ぶ蓮さんの後を、同じく段ボール箱を持ちながら追いかける夢子と明。
「だって、パパの所に泊まる度に持って行くの、めんどいし」
「俺、勉強に集中したい時は父さんの家って決めてるし」
「おい二人共、今日は蓮さんの引っ越しなんだから、自分らの荷物は後にして、蓮さんの分を運べよ。新居っつっても、同じフロアの別の部屋に移るだけなんだし」
子供達にそんな小言を言いながら、俺もまた段ボール箱を運んで行く。
「悪いな仁、引っ越しまで手伝ってもらって。本当は、皆で凛のとこにお祝いに行く予定だったんだろ?」
「いいっすよ。斎藤は生まれてすぐ連絡くれたから、お祝い送っておきましたし。あんまり大人数でおしかけても、迷惑でしょ?」
「……唯と、会いたく無いし?」
図星を容赦なくつかれて……マンションの廊下を歩く足を、止めてしまう。
「会いたくないっつーか……合わす顔が無いんですよ。結局、あの騒動は唯に収めてもらったようなもんですし」
「守りたいと思っている相手に守られて、不甲斐なく思う気持ちはわかるけど。ありがとう、助かったよって言ったほうが、唯も喜ぶんじゃないか。大切な人の役に立ちたい想いは、唯だって同じなんだから」
いつだかも、似たような事言われたな。
なんて思いながらも、俺は素直に『はい、わかりました』と応じれない。
「感謝は勿論してるんです。でも……ありがとうって言ったら、良い感じの雰囲気になっちゃうじゃないですか」
「いいじゃないか。俺と唯はもう別れるんだし」
「そうなんですけど……ほら、唯が家出した時、社長に言われたでしょ。二頭の狼に追われて、どっちかを選ぶしか生きる道が無いみたいな。アレ、結構こたえてるんですよ。だから、蓮さんと別れたからって、はいじゃあ今度は俺のトコに来てって……なんだかな……って……」
「……成程」
唯と子供達が暮らす家の、3つ隣の部屋。その扉を、段ボールを片手に持ち替えて開けようとする蓮さん。
『持ちますよ』『ううん、大丈夫、ありがとう』ってなやりとりをしてたら、エレベーターホールの影から2,3人の若い女性がこちらを覗いているのが見えた。
「あれって……」
「ああ、このマンションの若奥様達かな? 夢子が言ってた。なんか俺達、注目されてたみたい。唯が家出して、仁が同居してくれるようになってから……もしやBL? って、噂になってたんだって」
「はぁあ!?」
大声で驚く俺に、蓮さんは少し慌てた様子で新居の玄関扉を閉めた。
「おもしろいよね。他人から見ると、思いもよらない映り方をしていて」
「……唯も、そうなんですかね」
マンション内の噂話と、大事なあの子の心情とを、勝手にリンクさせる。
社長や今の俺には、哀れな兎に見えているけれど……実際は、違うのか?
「あのさ……俺も母さんに言われた事、後で改めて考えてたんだけど……あれって、唯を舐めすぎてると思わないか?」
「え?」
お上品な顔に似合わない言葉を使う蓮さんに、目を瞬かせてしまう。
「だって、二人の男の間でフラフラするしかない人生を強いられたって……唯はそんな弱い人間じゃないよな? 食糧を買うお金がないからって、種から野菜を育てるような子だよ? 自分で世界と選択肢を広げる位、ちゃんと出来たと思うんだ」
「そうですね。それは確かに……」
「だからさ。俺と仁、ていう二つの選択肢だって、唯自身がピックアップしたものだと思うんだよ。一つの道を選ぶのも選択。でも、第二第三の道を選択肢としてあげるのも、立派な選択。誰かに制限されたわけれでも強制されたわけでもない、唯はちゃんと自分の自由意志で道を選んで、生きて来れてたんじゃないかな」
そう言われると、そうかも? と思えて来るような。でもやっぱり俺のせいで、という罪悪感はぬぐい切れないような。
「本当の所はわからないけどね。というか……人の気持ちなんて、わからないのが普通だよな。だからこそ、きちんと話し合う必要があるわけで」
「そうっすよね……じゃあまずは唯にどうしたいかをきいて、それから」
段ボール箱を抱えたまま、玄関で思考を巡らせる。すると蓮さんはそれを遮るように、俺の手から箱を奪い取って。
「唯もだけど、仁も、ね」
「え?」
「仁がどうしたいのかも、大事だろ。唯の希望をきこう、それを叶えよう……それだけじゃ、二人の選択にならない」
二人の、選択。
蓮さんの言葉で、俺の中の何かが吹っ切れた。
「ですね。ちゃんと、選びます。二人で」
「……うん。じゃあ、マンションの前で待っててあげて。もうすぐ帰宅するってさっきメッセージ来てたから。残りの荷物は俺と子供達で運べるからさ」
段ボール箱を足元に置き、ポン、と背中を押してくれる蓮さん。
「……ありがとうございます。同じ相手を好きになったのが、蓮さんでよかったです」
完璧人間すぎて、ライバルとしては正直、強敵だったけど。
長い時間の中で、ダメダメな一面を見たり、見られたり。そうして生まれた信頼や絆は、確かにあるわけで。
「ふふ、よかったです。って、勝手に締めくくるなよ。今度は俺が見張る番だから。油断してると、知らないぞ」
「え、怖い事言わないでくださいよ」
そんな軽口で笑い合いながら、俺は蓮さんの新居を後にした。
蓮さんの言う通り。まだまだ締めくくれない。
人生のピリオドは、まだまだ先。それまでは、ずっとカンマで繋がっていくんだから。
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