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2回目の射精をディリオが動かすオナホの中にして、ナイルはすっかり理性がどこかへ家出してしまっていた。アナルが酷く疼く。今すぐ指を入れて前立腺をぐりぐりして、お気に入りの『いぼいぼ君3号』をアナルに突っ込みたい。
射精を終えて萎えたナイルのぺニスから、ディリオがオナホを引き抜いた。アナルが疼いて堪らない。ナイルが思わず腰をくねらせると、ディリオがナイルの様子に気づいた。


「あ、もしかして。ちんこだけじゃ物足りないですか?」

「…………」

「ナイルいっつもちんこだけじゃないですもんね。じゃあ、アナルも弄りますか」

「…………」


『別にいい』と言わなければいけないのに、どうしてもその一言が自分の口から出てこない。ディリオが仰向けに寝転がったナイルの腰の下に自分の枕を敷いた。ナイルの尻が自然と少し浮く。腰に手を当てられて直腸に浄化魔術をかけられた。そこまでディリオにさせるわけにはいかないのに、ナイルは更なる快感への期待で、荒い息を吐いていた。
うっかり手に力を入れたり握りしめたりしないよう意識をしながら、ローションのボトルを手にとって自分の掌に垂らすディリオを見た。よくよく見れば、ディリオの寝間着の股間が膨らんでいる。なんとなく喉の渇きを覚えて、ナイルはごくっと唾を飲んだ。
はっ、はっ、と浅くて速い呼吸をしながら、ナイルは自分から膝を立てて脚を大きく開いた。


「じゃあ触りますけど、絶対に手に力入れたりしないでくださいよ」

「…………あぁ」


ディリオの指がナイルのアナルに触れた。ローションを馴染ませるようにアナルの表面をぬるぬるマッサージしてから、ディリオの長い指が入ってくる。まずは1本。ゾクゾクゾクッと背筋を快感と興奮が走る。


「……あっ」

「前立腺ってどこ?」

「は、は、もうちょい、奥、は、あっ!」

「あ、ここ?」

「あ、あっ、あ、あっ、あぁ」

「前立腺みーっけ」


すぐにディリオに見つけられた前立腺を優しく指で擦られる。強い刺激に目の裏がチカチカする。気持ちいい。気持ちいい。もっと。
自分の指でする時とは全然違う、予測がつかない動きをするディリオの指が気持ちよくて堪らない。中にローションを馴染ませるように抜き差しされて、前立腺をぐりぐりされて、アナルを拡げるように中を掻き回されて、ナイルはディリオの指の動きに翻弄されて、腰をくねらせて喘いだ。2回出した後だが、もうナイルのぺニスは再び勃起している。
いい。でも足りない。早くもっと太いものが欲しい。狭いナイルの中を満たして、中を掻き回して、前立腺を擦りあげ、奥を突き上げるものが。


「あっ!あ!あ、ディリオッ」

「んー?」

「はやく、はやく」

「まだ指2本入れたばっかだからダーメ。3本は入るようにならないと。この張り型太いし、アナル使うの久しぶりでしょ」

「そ、んな……あ、あ、あ」

「限界ギリギリまで我慢した方が気持ちいいんでしょ。我慢我慢。あ、手には気をつけてよ」

「ん、ん、ん、んんっ」


ナイルのアナルの中をディリオの指が動き回っている。前立腺を弄られる時だけではなく、内壁を擦る動きも括約筋を拡げる為に指を回すようにされる動きも気持ちよくて堪らない。
だらしなく涎を垂らして喘ぐナイルのアナルを弄りながら、ディリオが空いている片手で自分の寝間着のズボンと下着をずらし下ろした。ぶるんっと完全に勃起しているディリオの大きなぺニスが現れる。ディリオがナイルのアナルに指を抜き差ししながら、自分のぺニスをしごき始めた。何だかその光景にゾクゾクして、思わずディリオの指をアナルできゅっと締めつけてしまった。ディリオが小さく笑って、ナイルのアナルに入れている指の動きを激しくする。


「あっ!あ!あっ!あぁっ」

「はっ、はっ、ははっ!あーー、やっべぇ。もう無理っ」


ディリオがナイルのアナルに指を突っ込んで激しく動かしながら、ナイルのぺニスや下腹部に向かって精液を吐き出した。ディリオの熱い精液がかかる感覚に、またディリオの指をアナルで締めつけた。精液なんぞをかけられたというのに、何故だか酷く興奮する。自分の身体について、重力に従いゆっくり垂れていく白い精液をじっと見ながら、ナイルはゾクゾクする堪らない興奮のままに口角を上げた。
ナイルのアナルを弄りながら射精したディリオと視線が絡む。ディリオも口角を上げて目を細め、ナイルのアナルから指を引き抜いた。
ディリオがナイルの精液がついた下腹部を撫で回す。ディリオが自分の精液がついた方の掌にローションのボトルを傾け、ローションをたっぷり垂らし、『いぼいぼ君3号』を手にとって、掌の精液混じりのローションを『いぼいぼ君3号』に塗りつけた。期待で自分のアナルがひくついているのがよく分かる。


「まだ正直早い気がするけど」

「……いいから早く」

「痛かったら、ちゃんと言ってくださいよ」


ナイルのアナルにディリオが『いぼいぼ君3号』の先っぽを押し当てた。ゆっくりと『いぼいぼ君3号』がアナルの中に入ってくる。確かに少しキツいし、軽い痛みもある。でもそれ以上に興奮して堪らない。狭いナイルの中が太くて長い、いぼいぼが前立腺や内壁を刺激する張り型で拡げられ、みっちり満たされる。


「あ、あ、あぁぁぁ……」

「わぉ。すっげぇ。入れただけでイッちゃった。わー。わー」


ディリオの楽しそうな声が耳を素通りする。気持ちよすぎて、それどころじゃない。ナイルは張り型を根元までゆっくりアナルに押し入れられる感覚だけで我慢できずに射精してしまった。腰を中心に身体がガクガク震える。


「スイッチいれますよー」

「あぁぁぁぁ!」


ディリオの言葉と共にウィンウィンと小さな音を立てながら、アナルの中で張り型が動き始めた。いぼいぼに前立腺も内壁も絶妙な具合に刺激されて頭が真っ白になる程気持ちがいい。喘いで、腰をくねらせながら、ナイルはディリオを見た。ディリオもまた勃起していた。
ディリオが自分のぺニスをしごきながら、ナイルのアナルに入れている張り型を動かし始めた。自分でする時とは全然違う予測のつかない動きに益々興奮してしまう。


「あぁ!あぁ!あ、あぁっ!」

「ははっ、さっきからずっと腰揺れてる。気持ちいい?」

「いいっ!いいっ!もっとっ!」

「はははっ!りょーかい」


ディリオが動かす張り型の動きが激しくなった。脳天を突き抜けるような強い快感によがって喘ぎ、気づけばまたナイルのぺニスは勃起していた。
夢中でディリオから与えられる快感に溺れていると、再び下腹部に熱い液体がかかる。目を向ければ、ディリオの精液だった。
ディリオが張り型を動かしながら、ナイルの2人分の精液まみれの下腹部を撫でる。ゾクゾクして堪らない。もっと。もっと。もっとよくなりたい。いつか感じた熱がアナルに欲しい。
ナイルは大きく喘ぎながら腰をくねらせた。

ディリオが目を細めて笑いながら、ナイルの中を掻き回す張り型を緩急をつけて動かしたり、かと思えば激しく抜き差しする。快感がどんどん高まって、今にも弾けてしまいそうだ。
ナイルは完全に頭の中が蕩けていた。


「いいっ!すげぇ!あぁっ!あ!あ!あぁっ!」

「はははっ!すっげぇ!」


ディリオが楽しそうな笑い声をあげた。よがって身体をくねらせながらディリオを見れば、張り型を動かしながら、ディリオがまた自分の勃起したぺニスを激しくしごいている。

ナイルはディリオから与えられる快感に完全に溺れ、ディリオに何度も精液をかけられながら自分も何度も射精し、殆んど気絶するようにして眠りに落ちた。
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