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50:家族になろう
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マーサ達が産まれた精霊を連れていって3日が過ぎた。
ニーファは、なんとなく寂しくて気落ちしたまま過ごしていた。一週間は安静にしろと言われているので、未だにベッドの住人である。しょんぼりしているニーファを気遣って、クリスが家事をしていない間はずっと側にいてくれた。頭を優しく撫でてくれるクリスに甘えて抱きつく。クリスがニーファの額に優しくキスをした。
「ねぇ、ニーファ君」
「なんです?」
「……本当に俺と家族になってくれないかな」
ニーファは突然のクリスの発言に驚いて、バッとクリスの顔を見た。クリスはどこか緊張しているような表情をしている。
「ずっと考えていたんだ。もう君が側にいない人生を思い描けない。……ニーファ君にずっと側にいて欲しい」
「…………」
驚き過ぎて言葉が出てこない。ニーファはポカンとした顔のまま、クリスをじっと見つめた。
「俺と結婚してくれないかな?」
ニーファの言葉を待つクリスは、とても真剣な顔をしていた。ニーファはじわじわとクリスの言葉の意味を理解して、顔が赤くなっていった。
(嘘でしょ!嬉しい!)
嬉しすぎて言葉が中々出てこない。徐々にクリスの顔が不安げになっていく。ニーファは勢いよくクリスに抱きついた。
「……本当に?」
「うん」
「俺でいいの?」
「ニーファ君がいい」
クリスがニーファを強く抱きしめた。その腕の強さにニーファは感極まった。自然と涙が出てくる。ニーファは本格的に泣き出した。嬉し過ぎて言葉が出てこない。そのかわり、クリスの肩に顔を埋めながら、何度も頷いた。
「……結婚してくれる?」
「……はいっ!」
ニーファは涙で揺れる声でクリスに返事をした。クリスがニーファの涙で濡れる顔を両手で包んだ。唇にそっとキスをされる。
クリスが2人の額同士をコツンと触れあわせた。
「幸せになろう」
「……はい」
「まだ先の話だけど、君との子供が欲しいな」
「……できたら2人がいいです」
「そうだね。2人で頑張ろうか。……ずっと一緒に」
「……っはい!」
涙がどんどん溢れ落ちるニーファの顔にクリスが何度もキスをする。
「ニーファ君」
「はい」
「愛してる」
「……俺もです」
2人で至近距離で目を合わせて、優しいキスをした。
ーーーーーー
冬の最中。
ニーファは買い物から帰宅すると、台所に荷物を置いて、居間を見回した。いない。
風呂場を見てもいない。2階の一室を見てもいない。寝室のドアが開いていた。中を覗くと、クリスと2人の小さな姿がベッドに並んでいる。
静かにベッドに近づくと、3人ともくっついて穏やかな寝息を立てていた。
ニーファがクリスと結婚して30年以上経った。
ニーファが卵を産んだ翌年に復職すると同時に結婚式をあげた。大勢の人がニーファとクリスの結婚を祝福してくれた。
クリスと2人で教員として働き、貯金をかなり頑張った。
その甲斐あって、6年前に長女のアイリを、3年前に長男のウルフを作ることができた。
サンガレアには男同士でも子供をつくることができる施設がある。子供をつくるにはかなりの額のお金が必要な為、2人で必死に頑張った。幸い子供は2人とも無事に産まれてくれて、元気にスクスクと育っている。
ウルフが蹴り飛ばしている毛布をかけ直してやる。ニーファは、すやすやと眠るウルフの額にキスをした。すると、クリスが目を覚ました。子供達2人をくっつけたまま、クリスが顔だけでニーファを見た。
「おかえり」
「ただいまです」
「外寒くなかった?」
「少し。でも平気です」
「おいでよ」
「はい」
ベッドの中のクリスが手招きするので、比較的スペースが空いているアイリ側に回って、もそもそベッドの布団の中に潜り込んだ。アイリを潰さないように、片手で自分の身体を支えながら、クリスの唇にキスをする。
「いつから寝てるんですか?」
「ニーファ君が買い物に出てすぐかな」
「あ、じゃあ結構寝てますね」
「うん。そろそろ起こさないと、夜が寝られなくなるね」
「そうですね。起こしてお茶にしましょうか。買い物の途中でマール君の店でケーキを買ってきたんです」
「あ、やった。2人を起こして食べようか」
「はい。珈琲も分けてくれたので、淹れますね」
「いいねぇ。お願いします」
「はい」
子供達の名前を呼びながら、優しく肩を揺すって子供達を起こす。アイリは寝起きがいいが、ウルフは少し寝起きが悪い。クリスが起きたくないとぐずるウルフを抱き上げた。ウルフの柔らかい頬にクリスがキスをする。
「ママがケーキ買ってきてくれたって」
「けーき?」
「そう。食べる?」
「たべる」
アイリがニーファに抱きついてきた。ニーファはアイリの頬にキスをして、ベッドの上に胡座をかいて座り、膝にアイリをのせた。
「ママ。イチゴのケーキある?」
「あるよ」
「マール君のケーキ?」
「そうだよ」
「やったぁ!早く食べたいっ!」
アイリのはしゃぐ声を真似するように、ウルフもはしゃぎ出した。
「パパはやく!」
「ママ!私、温かいミルクがいい!蜂蜜いっぱいのやつ」
「ぼくも!」
騒ぎだした子供達に、クリスと目を合わせて笑う。ニーファがアイリを、クリスがウルフを抱っこして寝室から出て、階段を降りて居間に向かう。
居間で子供達を待たせて、台所でケーキと珈琲、子供達には蜂蜜入りのミルクを用意して運ぶと、子供達が歓声をあげた。
美味しそうにケーキを食べ出す子供達を穏やかな目でクリスが見ていた。そんな3人を見て、ニーファも自然と穏やかに笑った。
あぁ。本当に本当に幸せだ。
(おしまい)
ニーファは、なんとなく寂しくて気落ちしたまま過ごしていた。一週間は安静にしろと言われているので、未だにベッドの住人である。しょんぼりしているニーファを気遣って、クリスが家事をしていない間はずっと側にいてくれた。頭を優しく撫でてくれるクリスに甘えて抱きつく。クリスがニーファの額に優しくキスをした。
「ねぇ、ニーファ君」
「なんです?」
「……本当に俺と家族になってくれないかな」
ニーファは突然のクリスの発言に驚いて、バッとクリスの顔を見た。クリスはどこか緊張しているような表情をしている。
「ずっと考えていたんだ。もう君が側にいない人生を思い描けない。……ニーファ君にずっと側にいて欲しい」
「…………」
驚き過ぎて言葉が出てこない。ニーファはポカンとした顔のまま、クリスをじっと見つめた。
「俺と結婚してくれないかな?」
ニーファの言葉を待つクリスは、とても真剣な顔をしていた。ニーファはじわじわとクリスの言葉の意味を理解して、顔が赤くなっていった。
(嘘でしょ!嬉しい!)
嬉しすぎて言葉が中々出てこない。徐々にクリスの顔が不安げになっていく。ニーファは勢いよくクリスに抱きついた。
「……本当に?」
「うん」
「俺でいいの?」
「ニーファ君がいい」
クリスがニーファを強く抱きしめた。その腕の強さにニーファは感極まった。自然と涙が出てくる。ニーファは本格的に泣き出した。嬉し過ぎて言葉が出てこない。そのかわり、クリスの肩に顔を埋めながら、何度も頷いた。
「……結婚してくれる?」
「……はいっ!」
ニーファは涙で揺れる声でクリスに返事をした。クリスがニーファの涙で濡れる顔を両手で包んだ。唇にそっとキスをされる。
クリスが2人の額同士をコツンと触れあわせた。
「幸せになろう」
「……はい」
「まだ先の話だけど、君との子供が欲しいな」
「……できたら2人がいいです」
「そうだね。2人で頑張ろうか。……ずっと一緒に」
「……っはい!」
涙がどんどん溢れ落ちるニーファの顔にクリスが何度もキスをする。
「ニーファ君」
「はい」
「愛してる」
「……俺もです」
2人で至近距離で目を合わせて、優しいキスをした。
ーーーーーー
冬の最中。
ニーファは買い物から帰宅すると、台所に荷物を置いて、居間を見回した。いない。
風呂場を見てもいない。2階の一室を見てもいない。寝室のドアが開いていた。中を覗くと、クリスと2人の小さな姿がベッドに並んでいる。
静かにベッドに近づくと、3人ともくっついて穏やかな寝息を立てていた。
ニーファがクリスと結婚して30年以上経った。
ニーファが卵を産んだ翌年に復職すると同時に結婚式をあげた。大勢の人がニーファとクリスの結婚を祝福してくれた。
クリスと2人で教員として働き、貯金をかなり頑張った。
その甲斐あって、6年前に長女のアイリを、3年前に長男のウルフを作ることができた。
サンガレアには男同士でも子供をつくることができる施設がある。子供をつくるにはかなりの額のお金が必要な為、2人で必死に頑張った。幸い子供は2人とも無事に産まれてくれて、元気にスクスクと育っている。
ウルフが蹴り飛ばしている毛布をかけ直してやる。ニーファは、すやすやと眠るウルフの額にキスをした。すると、クリスが目を覚ました。子供達2人をくっつけたまま、クリスが顔だけでニーファを見た。
「おかえり」
「ただいまです」
「外寒くなかった?」
「少し。でも平気です」
「おいでよ」
「はい」
ベッドの中のクリスが手招きするので、比較的スペースが空いているアイリ側に回って、もそもそベッドの布団の中に潜り込んだ。アイリを潰さないように、片手で自分の身体を支えながら、クリスの唇にキスをする。
「いつから寝てるんですか?」
「ニーファ君が買い物に出てすぐかな」
「あ、じゃあ結構寝てますね」
「うん。そろそろ起こさないと、夜が寝られなくなるね」
「そうですね。起こしてお茶にしましょうか。買い物の途中でマール君の店でケーキを買ってきたんです」
「あ、やった。2人を起こして食べようか」
「はい。珈琲も分けてくれたので、淹れますね」
「いいねぇ。お願いします」
「はい」
子供達の名前を呼びながら、優しく肩を揺すって子供達を起こす。アイリは寝起きがいいが、ウルフは少し寝起きが悪い。クリスが起きたくないとぐずるウルフを抱き上げた。ウルフの柔らかい頬にクリスがキスをする。
「ママがケーキ買ってきてくれたって」
「けーき?」
「そう。食べる?」
「たべる」
アイリがニーファに抱きついてきた。ニーファはアイリの頬にキスをして、ベッドの上に胡座をかいて座り、膝にアイリをのせた。
「ママ。イチゴのケーキある?」
「あるよ」
「マール君のケーキ?」
「そうだよ」
「やったぁ!早く食べたいっ!」
アイリのはしゃぐ声を真似するように、ウルフもはしゃぎ出した。
「パパはやく!」
「ママ!私、温かいミルクがいい!蜂蜜いっぱいのやつ」
「ぼくも!」
騒ぎだした子供達に、クリスと目を合わせて笑う。ニーファがアイリを、クリスがウルフを抱っこして寝室から出て、階段を降りて居間に向かう。
居間で子供達を待たせて、台所でケーキと珈琲、子供達には蜂蜜入りのミルクを用意して運ぶと、子供達が歓声をあげた。
美味しそうにケーキを食べ出す子供達を穏やかな目でクリスが見ていた。そんな3人を見て、ニーファも自然と穏やかに笑った。
あぁ。本当に本当に幸せだ。
(おしまい)
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